未成年の飲酒や喫煙は法律で固く禁じられています。
また18歳未満の風俗、雀荘、パチンコ屋などの
入店も法律で固く禁じられています。
更には賭博、アルコールの強要や暴飲、
作中での破廉恥な行為・発言などについても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお楽しみ下さい。
side 昂哉
やっと優子に言えた。自分の変化した気持ちを。彼女を救える言葉を。
姫路「やっと言えたのですね♪」
秀吉「全く、お主は待たせ過ぎじゃ!」
島田「優子がどれだけ待ったことか………」
昂哉「そうだね。」
明久「おせえよ、クズ!」
昂哉「否定しないわ。」
雄二「そうだぞ、クズ!」
ムッツリーニ「………雄二は人のこと言えなくね?」
昂哉「似たもの同士やな。」
雄二「ま、まあな…………」
自分の気持ちの変化に自分で自信を持てなかった。これが優子をどれだけ疲弊させたことか。
高橋「個人的にはもっと見てたいのですが、次鋒戦があるので一旦止めてください。」
昂哉「は〜い!優子、また放課後に!」
優子「うん…………っ!」ポロ、ポロ
こうして俺は泣き止まない優子をAクラスの陣営に戻した後、Fクラスの皆がいるところに戻った。そして、次は次鋒戦だ!
ーーーーー次鋒戦ーーーーー
高橋「それでは次鋒の人、前へ。」
姫路「Fクラスからは私が出ます!」
久保「Aクラスからは僕が出るね。科目は古典で。」
高橋「分かりました。」
次鋒もあの時と同じメンツか。ただ科目は久保が得意な文系科目。果たして、どうなるかな?
姫路・久保「「
古典
Fクラス 姫路瑞希 401点
VS
Aクラス 久保利光 764点
つっよ…………
姫路「流石です、久保君………」
久保「文系科目では高天原以外の誰にも負けたことないからね。」
まあ、結果は目に見えてるよな。
総合科目
Fクラス 姫路瑞希 0点
VS
Aクラス 久保利光 321点
高い点数で殴る、久保らしい戦法だった。
姫路「雲雀丘君みたいな逆転は無理でした………」
久保「まあ理系科目では、姫路さんに分があると思うよ。」
姫路「ですね。それで、命令は何です?」
前までならかなりピンチだった状況。久保が明久を奪いかねなかったからだ。でも今は違う。久保には蕨がいる。さて、奴はどんな命令を下すんだ?
久保「では姫路さん、僕&千華姉と吉井君&姫路さんのダブルデートをしよう!」
おお、そういうことか‼︎それならすごくいい‼︎姫路も安心したような表情を見せる。
姫路「それはいいですね!」
久保「なんせ、僕の可愛い千華姉を自慢したいからね。」
いや、そういうことかよ!行きたいとこがあるとかじゃないんだ。
姫路「私も可愛い明久君を自慢したいんで、丁度良かったです!」
明久「ちょっと姫路さん⁉︎かっこいいなら分かるけど、可愛いって何⁉︎」
姫路瑞希、お前もか。というか明久に女装でもさせるつもりか?それならアイツが黙ってないぞ?
玉野「アキちゃんの気配を察して‼︎」
明久「嘘でしょ⁉︎」
鉄人「玉野、授業に戻れ。」
玉野「はい…………」
ってマジで来んのかよ‼︎コイツのアキちゃんセンサーはどうなってるんだ⁉︎
side 夏川
俺たちは自由登校期間なので、今は学校ではなく高城の家で皆で勉強している。
夏川「あ〜、だりぃ〜。」
常村「それな。」
正直勉強に飽きてきたが、やるしかない。大学に受かるためにはな。
千華「今とっくんがアタシのこと褒めてくれた気がする‼︎」
高城「私も姫路瑞希嬢が私のことを褒めてくれた気がします‼︎」
小暮「2人とも変なことを言ってないで、勉強の続きをしますよ。」
こんな風に気が狂う奴も出始めるが、仕方あるまい。
side 昂哉
ということで、次鋒戦も終わり、
久保「では後ほど打ち合わせを!」
姫路「はいっ!」
次は中堅戦だ‼︎
ーーーーー中堅戦ーーーーー
高橋「それでは中堅の人、前へ。」
島田「Fクラスからはウチが出ま〜す!」
工藤「Aクラスからはボクが出るね。」
まあイベントバトルだから、同じメンツでやるのも面白いよね。さて、科目は何だろう?
島田「それじゃあドイツ語で‼︎」
工藤「えっ⁉︎」
高橋「承認します。」
ってそれありなのかよ⁉︎確かにセンター準拠になったせいで英語以外も出来るけどさ〜!島田、流石にそれは大人気ないだろ‼︎
島田・工藤「「
ドイツ語
Fクラス 島田美波 1043点
VS
Aクラス 工藤愛子 0点
というかもう最初から決着ついてるし‼︎
工藤「美波、酷いよ‼︎」
島田「へっへ〜ん!これも立派な戦術よ!」
昂哉「島田とリンネと高天原以外絶対0点でしょ。」
正直俺だって英語以外は履修すらしてない。工藤なら尚更だろう。
工藤「とにかく、美波はボクに何を命令する気⁉︎まさか、エッチな命令なの〜?ボクはいいけど、清水さんが許さないと思うよ?」
島田「そんなことしないわよ。ウチはただ愛子に、副将戦が終わったら好きな子に告白して欲しいの‼︎」
工藤「なっ⁉︎///」
この瞬間、俺は全てを理解した。
工藤「ちょっと、それずるい‼︎///」
島田「命令だから♪じゃあ愛子、頑張って‼︎」
工藤「もぉぉぉぉぉぉぉ‼︎///」
真っ赤に照れてる工藤を横目に、副将戦が幕を開けた。
ーーーーー副将戦ーーーーー
高橋「それでは副将の人、前へ。」
ムッツリーニ「………Fクラスからは俺が出る。」
優子「赤田、出番だから起きて!」
赤田爺「う〜む、よっこらしょっと……」
またじっちゃんは寝てたのかよ‼︎この人ちゃんと授業聞けてんのかな⁉︎
高橋「科目は?」
ムッツリーニ「………ほけ……」
雄二「いや、ここは赤田に譲る。」
ムッツリーニ「………なっ⁉︎」
そしてムッツリーニの科目選択権を放棄する。普通ならあり得ないことだが、今回だけは特別だ‼︎
赤田爺「それでは政治経済じゃ。」
ムッツリーニ「………くっ…………」
高橋「承認します。」
ムッツリーニ・赤田爺「「
そしてなんともじっちゃんが得意そうな科目。会社の役員を経験してるから、実習経験が豊富過ぎる‼︎対するムッツリーニは保健体育以外壊滅的な成績。
政治経済
Fクラス 土屋康太 4点→0点
VS
Aクラス 赤田敏夫 1076点→1076点
結果は予想通りだった。
ムッツリーニ「………なんで俺が捨て駒に……」
雄二「仕方がなかった、ってヤツだ。」
昂哉「まあ、たまにはいいでしょ?」
明久「いつも捨て駒にされる僕の気持ちが分かったかな?」
ムッツリーニ「………この、裏切り者がぁぁぁぁ‼︎」
赤田爺「それでは儂からの命令じゃ。今から御主の好きな人を言うのじゃ。」
ムッツリーニ「………なっ⁉︎」
島田「ちなみに副将戦が終わったので、愛子もちゃんと言うこと!」
工藤「わ、分かってるよ‼︎///」
そして命令も予想通り。このために雄二が科目選択権を譲ったんだよね。
side ムッツリーニ
とうとう言う時が来たか………。今まで不安で不安で言えなかった想い。玉砕は承知の上で、工藤をどうやってフォローするか。それを考えるんだ‼︎
ムッツリーニ「………俺は工藤愛子が好き………だが気にしなくて………」
工藤「ぼ、ボクはムッツリーニ君が好きでぇぇぇ………えっ?」
嘘…………だろ?
ムッツリーニ「………えっと………///」
工藤「いや、その…………///」
もしやずっと、両片想いだったのか…………?
秀吉「やっと気づいたようじゃな。」
雄二「全く、見てて
島田・姫路・美穂・久保・霧島「「「「「作戦大成功!」」」」」
昂哉・明久・優子「「「イエイ‼︎」」」
赤田爺「若人の純愛も、良きものじゃな。」
マジか、他の奴らは知ってて言わなかったのか…………
ムッツリーニ「………そ、その………俺と付き合って下さい……///」
工藤「こ、こちらこそ………///」
まさか俺にも夢のような時間が訪れるとは…………本当に、俺は幸せ者だ。
side 工藤
ずっと隠してた想い。多分ムッツリーニ君はボクのこと恋愛対象にしてないと思ってた。でも違った。実は両想いだった。それが嬉しい!皆、気づかせてくれてありがとね!そしてムッツリーニ君、これからもよろしくね!
side 赤田爺
おお、これが懐かしき、若人の青春…………儂にもあんな時代があったのぅ…………って今もそうか。今も昔も、恋愛の心理は変わってないのじゃな。
赤田爺「1人の女を愛するも良き、複数の女を愛するも良き、か………」
久保「いや、1人に絞らないとダメじゃないか。」
美穂「浮気はダメですよ?」
優子「だからバツ3になるのよ。」
赤田爺「御主ら、辛辣じゃの………」
霧島「…いや、普通だと思う。」
じゃがこの素晴らしきクラスメイトと会えた。それだけでも、73歳でここに入学した甲斐があったわい‼︎
side 雄二
さて、最後は俺の番か…………。もう6年も待たせたんだ。ここで決める‼︎
ーーーーー大将戦ーーーーー
高橋「では大将の人、前に出てきて下さい。」
雄二「Fクラス代表、坂本雄二だ。」
霧島「…Aクラス代表、霧島翔子です。」
高橋「教科はどうしますか?」
雄二「教科は日本史。内容と方式は小学生レベルで百点満点の上限有りだ。」
高橋「分かりました。そうなると問題を用意しなくてはいけませんね。筆記試験ですので視聴覚室で行うことにしましょう。」
方式は前と同じ。皆も分かってることか、前回みたくざわつかない。さて、戦場へと向かう番だ。
明久「雄二、あとは任せた!」
雄二「ありがとう、明久‼︎」
昂哉「俺からも頼んだよ!」
雄二「ああ昂哉、頼まれた!」
ムッツリーニ「………ファイト‼︎」
雄二「お前には随分と助けられたぞ、ムッツリーニ‼︎」
島田「坂本、期待してるわ!」
雄二「島田、ありがとな!」
秀吉「雄二、ファイトじゃ‼︎」
雄二「秀吉、一発かましてやるぜ‼︎」
姫路「坂本君、今までありがとうございました!」
雄二「こちらこそありがとな、姫路。」
皆に送り出されて、俺は視聴覚室へと向かった。
視聴覚室、懐かしき場所。
霧島「…あの時ぶりだね。」
雄二「ああ。今度は負けねえからな。」
霧島「…そう。」
高橋「それでは、試験問題を配ります。」
ずっと考えてた、自分の想いを。俺はコイツの何になりたいのか。コイツとどうなりたいのか。よく昂哉ばっかりずっと木下を待たせたとか言われてるが、それは俺だって一緒だ。自分のやり方にこだわって、ここまで時間が経ってしまった。翔子に勘違いを抱かせたと思って、ずっと断り続けてきた。だがこの際、勘違いでもいい。
高橋「それでは、試験、始め。」
俺はきちんと自分の手で決めるんだ‼︎
side 霧島
雄二から教わったことは絶対忘れない。それが私なりの雄二への愛だから。だから、
()年 大化の改新
たとえ真実は違おうとも、私は曲げない。それで他の全てを失おうが、私は雄二さえ居ればいい。
side 雄二
俺と翔子は問題を解き終わった後、教室に戻って結果を待っていた。果たして、どうなる?
日本史
Aクラス 霧島翔子 97点
VS
Fクラス 坂本雄二 100点
高橋「3対2でFクラスの勝利です。」
良かった。なんとか勝てた。
昂哉「雄二、やふじゃん‼︎めちゃくちゃ凄かったよ‼︎もしや今回のMVPなんじゃない⁉︎」
雄二「お前も充分MVPだろうが。」
明久「100点って、流石だね、雄二‼︎これが雄二の力か!」
雄二「明久の言う通り、いかにも俺の実力だ。」
ムッツリーニ「………お前が全力を尽くしたおかげだ!」
雄二「ああ‼︎」
クラスメイトからも褒められる。あの時とは真逆だ。
島田「それより、いつまで翔子を待たせるのよ!」
姫路「早く言ってあげましょう!」
秀吉「お主の想いを、お主の言葉で‼︎」
雄二「もちろんだ‼︎」
霧島「…ま、まさか………?///」
そしていよいよ言う時が来た。俺は翔子に向かって近づき、アイツの手を取って、
雄二「翔子、約束だ。俺と付き合え。」
今度は自分から、そう言った。
霧島「…ゆ、雄二///」
雄二「待たせて悪かった。どうしても俺から言いたくてな。これでいいか、翔子?」
霧島「…うん‼︎///」ポロ、ポロ
嬉し涙を流す翔子。ようやくここから、俺と翔子の新たな生活が始まる。そう思うと、胸が高鳴ってきた。
side 昂哉
雄二もやっと言えたか〜‼︎俺とは違って、最初っから満更でもなかったのにね〜。全く、いつまで待たせるんだよ‼︎
昂哉・明久「「遅えよ、雄二‼︎」」
思わず明久とも声が合っちゃったし!
さてと、帰りますか!
鉄人「Fクラスの皆、何か忘れてないか?」
高橋「私たちからのお菓子を貰うのが目的だったのでしょう?」
家角「色恋にうつつを抜かすとは、まだまだだな。」
Fクラス男子「「「「「おぉぉぉぉぉ‼︎」」」」」
って忘れてたわ‼︎むしろ他のメンバーからしてみればこれがメインじゃん‼︎
昂哉「すいませ〜ん!それじゃあお願いします‼︎」
高橋「はい。1人ひとつずつになります。」
鉄人「俺も同じだ。」
家角「俺もだな。」
さて、どんなお菓子が来るのかな……………?
高橋女史 渋柿
鉄人 プロテイン
ケツ 自撮り写真
はい?
Fクラス男子「「「「「おぉぉぉぉぉぉい⁉︎」」」」」
昂哉「ちょっと待てぇぇぇ‼︎」
雄二「色々とおかしいだろうが⁉︎」
秀吉「お菓子だけに、の。」
明久「秀吉がダジャレ言うの初めて聞いた………」
どいつもコイツもおかしいだろ‼︎
昂哉「ま、まず主任のは………まあいいでしょう‼︎あんまりお菓子っぽくはないですが、まあそういうお菓子もあるってことでいいでしょう‼︎」
高橋「………なんか私やっちゃいました?」
昂哉「特に何も聞きません‼︎」
この人マジで天然だな‼︎本人は何も気づいてないけど、高校生のお菓子に渋柿あげる奴はお前以外いないだろ‼︎まあこの中だと一番マシだけどさ‼︎
昂哉「次に鉄人‼︎プロテインってなんですか⁉︎」
鉄人「プロテインとはタンパク質のことで………」
昂哉「そうじゃなくて‼︎お菓子にプロテインはどう考えても変ですよね⁉︎」
鉄人「アスリートにとってプロテインはお菓子みたいなもんだからな。」
昂哉「俺たちはアスリートじゃねえ‼︎」
この人マジで脳筋だな‼︎しかも気づいた上で言ってるし‼︎
姫路「プロテインで痩せられるかも………!」
島田「胸も大きくなったりして………!」
鉄人「きちんと運動することも忘れずに。」
姫路・島田「「はい‼︎」」
よりによって女性陣に何故か人気だし‼︎まあ、女だから食っちゃいけないきまりはないけどさ‼︎
そして最後‼︎
昂哉「おい
家角「何を言ってるんだ、雲雀丘?お菓子はおかずの一種とみなせるだろ?」
昂哉「テメェの写真をおかずに使えってか⁉︎」
Fクラス男子「「「「「嫌に決まってんだろ‼︎」」」」」
家角「なんだとお前ら⁉︎俺の写真を冒涜するというのか⁉︎次に補習室送りになるのはお前らだ‼︎」
この人マジでナルシストだな‼︎本人は何も気づいてないけど、誰からも好かれてないぞ、お前‼︎
美穂「なんか負けて良かったですね………」
赤田爺「アレを押し付けただけでも、儲けもんじゃろ。」
久保「勝負に勝って試合に負けたとは、このことか。」
霧島「…うちの担任は天然が過ぎる。」
優子「いや、他の人の方が酷いと思うよ。」
工藤「特に家角先生がね〜。」
負けたはずのAクラスの連中の方が喜んでるし‼︎こんなのおかしいだろ‼︎お菓子だけに‼︎
鉄人「まあとにかくアレだ。4月ではとんでもない問題児だったお前らが、ここまで成長できた。それは誇るべきことであり、担任としても誇らしい限りである。どうかこれから先もこの努力で得た経験を大切にして欲しい。」
昂哉「いいこと言って誤魔化しても、プロテインは消えませんからね⁉︎」
家角「まあ俺には遠く及ばないけどな。」
昂哉「テメェはちょっとくらい誤魔化せや‼︎」
勝ったのに負けた気分になった。そんな試召戦争だった。
side リンネ*1
今日は昂哉の勝負の日。スマホが使えないから結果が分からなかったけど、どうなったのかな?
そして放課後、僕は教室の前で、
昂哉・優子・須川「「「お疲れ、リンネ!」」」
昂哉と優子と知らない誰かに声をかけられた。その瞬間、ほぼ全てを理解した。
リンネ「オメデとう、フタリとも‼︎」
昂哉・優子・須川「「「ありがとう‼︎」」」
昂哉「お前のおかげでこうなれたよ!感謝します‼︎」
リンネ「どういたしマしテ‼︎」
そういえば、最近素敵な日本語を覚えたなぁ。今がその使いどきだと思う‼︎だから使っちゃおう‼︎
リンネ「スエナガク、オしあわせニ‼︎」
昂哉・優子・須川「「「もちろん‼︎」」」
僕が万年の笑みでそういうと、2人は同じく万年の笑みで言葉を返してくれた。ただもう1人だけはよく分からなかった。
side 昂哉
俺は須川を無理矢理リンネから引き剥がした後、優子と一緒に歩いて下校していた。
昂哉「それにしても、渋柿とプロテインと自撮り写真ってどうすりゃええねん!」
優子「食べればいいんじゃない?」
昂哉「他2つはともかく、写真は嫌だ‼︎」
ただスポンサーには逆らえない。そんな無力さを感じていると、優子に話題を変えられた。
優子「ところでさ………昂哉はアタシと一緒で良かったの……?」
優子はまだ罪悪感を抱いてるらしい。これはちゃんと晴らしてあげないと!
昂哉「良くなかったら一緒に居ないよ〜。」
優子「で、でも、アタシは…………」
昂哉「優子はどう考えても悪くないでしょ。ただ高天原に擦りつけられただけ。それを優しい優子が受け入れちゃったんだよ。」
優子「そう、かな………」
昂哉「それに、あの時の優子の行動のおかげで、俺は楽しい今の生活を手に入れたのさ!」
優子「えっ…………?」
昂哉「あの時の優子の行動は、何も間違ってなかった。ありがとう。」
優子「うぅ…………」ポロ、ポロ
当時の自分の行動をずっと悔いてきた優子。恩を言われて泣いたのも、それが理由だろう。でもそれが俺にとって最良の結果になった。本当に、沢山の恩を貰ってきたなぁ。
昂哉「だから今度は、俺が優子のために頑張るよ!」
優子「そ、それはもう、い、いっぱいしてきたから……っ!」ポロ、ポロ
昂哉「じゃあこれからもい〜っぱいしちゃう!」
優子「じゃ、じゃあアタシも‼︎」ポロ、ポロ
そしてこれからも頑張ろうとする優子。正直もう充分なんだけど、本人の意思は無視出来ない。だからその分、俺がもっと頑張らないと。そして優子を幸せにするんだ‼︎
昂哉「分かった!それじゃあこれからもよろしくね‼︎」
優子「うん‼︎」ポロ、ポロ
そうして俺は泣きじゃくる優子を宥めながら、夕陽の中を家に向かって一緒に歩いていった。
ということで、「バカとクズと召喚獣」はこれにて完結です‼︎半年間付き合ってくださり、誠にありがとうございました‼︎昂哉と優子の物語は如何だったでしょうか⁉︎感想、評価もお願いします!
さて、次回作ですが、短編の方は「スケベ過ぎる姫路瑞希」で決定です。近日公開予定です。長編の方は現在連載中の「我妻物語」の後にやります。どっちをやるかは引き続きアンケートを取ります。
最後にもう一度言わせていただきます。この作品を読んでくださり、本当にありがとうございました‼︎