Atelier lirica~アースランドの錬金術士~   作:ねり金術師

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構想が頭にあるだけでプロットもねぇ、ネームもねぇ、書き溜めももちろんあるはずねぇ!
の状態なので不定期更新です

そういえばフェアリーテイルのゲームが最近出てたんですね開発にガストが関わってるやつ
アトリエシリーズの最新作『ライザのアトリエ2』の情報が続々来てるしやりたいゲームが多くて積みゲー増えるる(白目)
公式でクロスオーバー来ないかな(ヨクバリス


【あとがきを書く前に誤投稿したため再登校してあります。】


旅する錬金術士と浪漫の探求者『フェアリーテイル』たち

[妖精の尻尾(フェアリーテイル)]ギルドにて

 

港町ハルジオンからルーシィを伴って帰還したナツとハッピーはルーシィを正式にギルドメンバーとして向かいいれたあと

 クエストを受けたきり戻ってこないというギルドのメンバーであるマカオの捜索にまたルーシィと一緒に向かった。

 所々で危ないこともあったものの、無事助け出すことに成功し、いまはギルドの酒場で英気を養っていた。

 

 

「それにしてもやっぱり凄いなぁ妖精の尻尾(フェアリーテイル)は。ちょっとやっていける自信なくなってきたかも」

 

 出会ってからいままでなんとなく旅を共にしてきたナツや、先程助け出されいま療養中のマカオを思いだし

 ルーシィは少しだけ気落ちしていた。

 

 その強さを実感しているナツはもちろんのこと、助け出される前のマカオも、バルカンと呼ばれる依頼の討伐対象モンスターを2()0()()()()も討伐に成功している。

 20体目のバルカンが魔法を扱う変異種だったらしく、不意を打たれて負傷。

 辛くも変異種を討伐したマカオは負傷した足で撤退を開始。

救助隊がくるまで追いすがるバルカンたちを相手取っていたのだ。

 それを証明するかのように近くに転がっていたバルカンの死体は軽く10体を越えていた。

 雪を染める血痕が奥へと続いていたことも事実の証明に拍車をかけていた。

 

 そんなギルドメンバー達の勇姿に当てられて、ルーシィはなけなしの自信をごっそり持ってかれていたのである。

 そんな彼女を元気付けようとする女性が一人

 

「ルーシィちゃんあんまり落ちこむ必要はないわよ。あなたはまだ若いんだから」

 

 今はギルドで受付嬢のような役割を受け持っているミラジェーンだ。

 仕事の小休止なのかルーシィのとなりの席に座ってはなしを続ける。

 

「みんながみんな最初から強かった訳じゃないわ。いろんな経験をして、ときには悔しい思いもしてここまで強くなれたの。だからあなたが強くなれない道理はないわ。」

「そうですよね、でもやっぱり先は長そうだと思うと若干へこむなぁ」

 

 

 そんなとき、ギルドのとある一角―ちょうどルーシィの視界隅っこに入るくらいの所で、ナツがテーブルの上に上りなにかを始めようとしていた。

 

「いよぉし!第…………何回めか忘れたけどリリカ捜索会議をはじめるぞぉ!」

 

 威勢よく張り上げた声とともに、男女入り乱れた歓声が上がる。

 そこには、今ギルドにいる主要メンバーはもちろんのこと、安静と言われていたマカオの姿まであった。

 

 いきなり音頭を取りはじめたナツにも驚きだが、周りの熱狂具合にもドン引きしている。

 

 

 

「えぇ…………、ミラさんなんですかあれ?」

「あれはね、リリカっていう、昔このギルドに顔を出していた子の情報交換会みたいなものよ。有志のね。」

「リリカ…………ちゃんですか?そういえばハルジオンのときにもナツが竜探しと一緒に人探しもしてるっていってたような…………」

「そう、リリカーたぶんルーシィと同い年ねーあ

の子が三年前にここを出てって以来ずっと続いてるの。」

「そんなことがあったんだ…………、いつか見つかるといいですね。」

「うーん、実は見つけてはいるというか、無事は確認できてるのよね。」

「へ?」

 

 

「砂漠の町で汚染された水源の浄化をした女子がいたといたという話を聞いた。確かめにいったときには既にもぬけの殻だったがな!」

「ダメじゃねぇか!」

「農村の流行り病を鎮めた特徴的な帽子の女の子がいたってきいたよ!そのあと首都の方に向かったって。」

「いつの情報だよそれ!首都の展覧会の前だろ!展示作品の協力者のなかにアイツの名前あったぞ!」

「私は一人で樹海に入っていく女の子の話を聞いたわとある地点でこつぜんと姿を消したらしいけど」

「それこそいつのはなし?誰かもっと鮮度のいい情報持ってないの!?」

「ハルジオンでアイツの声聞いたぞ!間違いない!」

「てめぇのは確度がねぇんだよ!」

 

 侃々諤々といった感じにまわる会議を見て、その熱狂具合に後ずさりしつつも疑念が深まる。

 

「えっと、わりと好き放題名を挙げてるんですねリリカちゃん。」

「ええ、貴女はイシュガルの錬金術士って聞いたことないかしら?」

「あ、聞いたことがあります。ってリリカちゃんがその錬金術師で妖精の尻尾のメンバーなんですか!?」

「ええ、と言ってもギルドに関しては仮加入みたいな状態だったの…………3年前までは」

 

 そこで話を区切るとミラジェーンは顔を曇らせる。

 何かあったのだろう、3年前に。

 しかしそこで話を掘り下げようという気はルーシィにはなかった。

 新参ものが軽々しく聞いていい話なのか判断がつかなかったためだ。

 

「なんやかんやあって、一人で出ていっちゃったんだけど別に仲が悪かった訳じゃないの。私たちは仮加入とはいえ家族みたいなものだと思ってたし、たぶん彼女もそう思ってたはず。

みんなギルドから脱退したんじゃなくて子供が家出したみたいに思ってるのよね。それであんな必死なのよ、他にも理由があるけどね

「最後なんて言ったんです?」

「何でもないわ。まぁだから貴女もリリカの情報が回ってきたら教えてね。元気なのはわかるんだけどみんな何だかんだで心配してるから」

「わかりました。なにか聞いたらみんな知らせますね!」

 

 元気のいい返事を聞いたミラジェーンはにっこりと微笑み返して仕事へと戻っていった。

 

 残されたルーシィは色々と話を聞いたことで先程までの落ち込みっぷり忘れたようだ。

 それに人探しなら片手間でも出きるだろうし、間接的にもに頼られたことでギルドに貢献できるのだと気持ちが上向きになったのもあるだろう。

 

 これから遠出するときに旅をする不思議な少女について忘れないよう心がけるのをひっそり胸に誓うのだった。

 

 

 ―ふと、旅をする少女という単語でルーシィは一人の少女を思い出す。

 ハルジオンであったお菓子や薬を売りさばいて日銭を稼ぎ旅をしている少女の話だ。

 一瞬だけその少女と今回の話の少女が重なって見えた

 が、たいそうな肩書が似合わない、友人の朗らかな笑みを思い出してすぐにイメージが霧散していった。

 

「今頃どうしてるのかなぁ、ジェシカ。」

 

 

 

 

「フェックシュンッズズ―風邪引いたかな?」




末尾の設定開設コーナー
《リリカ捜索会議》
3年前ある事件をきっかけに出ていったリリカを探し出して連れ戻すために発足したギルド内の有志の会議。
発起人はその都度の会議によってまちまちだが主にナツ・グレイ・エルザ・エルフマン・リサーナ・レビィ・カナ・リーダスが中心となっていた。
ラクサスやギルダーツその他少なくないメンバーも協力しているが、その中にギルドマスターであるマカロフの名前はない。

またギルドからの正式なクエストとしてリリカの捜索を行ってはいないが、こちらも有志で捜索資金がギルドメンバーだけでなく町の人々からも寄付されていてその資金はリリカを見つけた人に贈る賞金となっている。
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