戦姫絶唱シンフォギア~光と影の選択~   作:のんびりマスター

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楽しんで行ってね〜


第3話 また会ったな

「はぁ……‼︎はぁ……‼︎もう、なんでいつも私が追われるのよ⁉︎」

 

アルカ・ノイズは依然としてシャルルの方についてくる。現像の方には目もくれずまるでシャルルを狙っているかのように。

こいつらに触ったら死んでしまう。触れたらこんな奴ら倒せるのに‼︎

 

「……ひーちゃん達はうまく逃げれたかな?」

 

おじいちゃんがいるとはいえ、あの人数を抱えて走るのは流石にしんどいと思う。年も年だし。

 

「って、今は自分の心配‼︎でも、お腹減ってあんまり力が出ない……ご飯食べたい‼︎」

 

 

###

 

 

S.O.N.G本部

 

S.O.N.Gの全司令を担当している風鳴弦十郎は腕を組みながら今起きている現状に頭を悩ませている。

 

「……アルカ・ノイズが実現したのに関わらず、警報が鳴らない。これで何度目だ?」

 

「分かりません。でも今月に入ってもう2度目です」

 

モニターを操作している藤尭朔也そう言うと、もう1人モニターを操作している友里あおいはアルカ・ノイズの場所を特定する。

 

「司令、アルカ・ノイズの場所を特定しました!!」

 

「そうか!!では今すぐ響くん達に……」

 

「司令、響ちゃん達はもう既にシンフォギアを纏っています!!しかも場所を近いです!!」

 

「近くにいたのか。では各自民間人の避難誘導をさせろ!!」

 

「「了解!!」」

 

それにしても、何だこの胸騒ぎは……

弦十郎謎の胸騒ぎを感じつつモニターに映るアルカ・ノイズの反応を見る。

 

 

///

 

 

「響さん!!あそこにアルカ・ノイズが!!」

 

「でも、シャルちゃんが居ないデス!!」

 

「畜生、あいつどこに行きやがったんだよ!?」

 

「そう遠くには行ってないはずだよ!!とにかく、今はあそこにいるノイズを!!」

 

「いや、ここは二手に別れるぞ!!お前ら2人はあそこにいるノイズを。私とバカはシャルを探す!!」

 

クリスと響はシャルルを探しに、調と切歌はアルカ・ノイズの殲滅の二手に別れるように提案する。すると、響達は即答で首を縦に振る。

 

「わかったよクリスちゃん!!」

 

「わかった」

 

「了解なのデース!!」

 

調と切歌は直ぐに街にいるアルカ・ノイズを自身のアームドギアで殲滅していく。

 

「それじゃあ私達はシャルを探すぞ!!もしかしたらまだあいつの方にノイズ共がいるかもしれねえ!!」

 

「じゃあ急がないと!!」

 

そう言って2人は出力を最大にしてシャルを探しに行く。

 

 

♪♪♪

 

 

「……また追い詰められた」

 

逃げ道を間違えてしまい行き止まりの場所に着いてしまう。またあの時と同じ展開だ。

ビルとビルの間に挟まれ、目の前には大量のアルカ・ノイズ。後ろは高いコンクリートの壁。逃げ道が限りなくゼロに近い。

 

「……またあのお姉さん達が来てくれたらナーンてね。そんな上手い話は無いよね……全く、運が悪すぎないかい?」

 

だが、シャルルは一つだけ逃げれる場所を確認している。しかし、その逃げ場所はあまりにも格好の的。逃げるには相当のリスクがある。

 

「ここまで来たら生き残れる道はあそこだけよね」

 

やってやろう。ここで死んだらおじいちゃんに墓の前でも説教されてしまう。

 

「行くぞ!!うりゃあ!!」

 

そう言ってシャルはビルとビルの壁を蹴って、壁キックでビルの屋上まで飛ぶ。

だが、このビルを登っている時、シャルは無防備になってしまう。そんな状態をアルカ・ノイズは見逃すはずも無く、攻撃してくる。

 

「やっぱり!?」

 

空中では避けられない。食らってしまう!?そう思ったその刹那、シャルルは何者かに掴まれ、アルカ・ノイズの攻撃を回避する。

 

「……?」

 

「お前はやる事が地味だ。だが、もっと派手にいけ」

 

「その声は……もしかしてあん時のお姉さんかな?てことは……」

 

「勿論、私もいますわ」

 

隣には剣を持ったお姉さんもいた。助かった……のか?

命がある。これは助かったといってもいい。すると、剣を持ったお姉さんは前と同じように風の力を使いノイズ達を殲滅する。

 

「すごい……」

 

地面に着地した時にはノイズ達は全滅しており、シャルルは丁寧に地面に降ろされる。

 

「ありがと。2回目かな?助けてもらったの」

 

「お礼なんていりませんわ。私達は貴方に興味があって後をつけてたの」

 

「そしたら派手にビンゴ。私達の欲しい情報を手に入れることが出来た」

 

「私の後をつけてたの?私についてきてもいい情報なんてないけど?」

 

「いいえ、とてもいい情報ですわ。貴方には感謝しますわ」

 

なんかよくわかんないけど喜んでるならいいか。

 

「じゃあ私はそろそろ行くね。皆が待ってるから」

 

そう言ってその場から立ち去ろうとしたその瞬間、シャルルは腕を掴まれる。

 

「……?何?」

 

「お前を返すわけにはいかない」

 

「はい?」

 

「状況が変わりました。私達と一緒に来てもらいますわ」

 

「え?ええええええええええええ‼」

 

シャルルはまた、お姫様抱っこされる。

剣を持ったお姉さんは小さなビンを取り出し、地面に叩きつける。すると、地面から謎の文字が浮かび上がりそのまま三人は何処かえ消える。

 

「……チッ」

 

三人が何処かえ消えたのを目撃した黒いローブを着た謎の人物は軽い舌打ちをしそのまま消える。

 

 

 

###

 

 

 

「シャルちゃん‼どこにいるの⁉」

 

「どこにいやがる‼返事しやがれ‼」

 

二人はシャルルを必死に探す。いくら足が速い人でもそう遠くには行っていないはずだ。だが全然見当たらない。

 

「ギアの出力を最大にしてきたんだぞ‼それよりも速いのかあいつ⁉」

 

「なら師匠と同じくらい速いのかな⁉」

 

「あのおっさんと一緒にするなよ⁉身近のとんでもはあのおっさんだけにしてくれよ‼っていまはシャルだろ‼」

 

「そうだね‼まだ一緒にご飯食べてないからね‼」

 

「お前……ほんとそればっかだな」

 

クリスは少し呆れながらもシャルルを探す。が、それらしき人物は見当たらない。

 

「クソ‼見つかんねえ。おい、あいつの連絡先とか聞いてねえのかよ?」

 

「シャルちゃん携帯持ってないらしいよ」

 

「駄目じゃねえか⁉よくあいつ今まで生きてられたな……」

 

「シャルちゃん、見た目によらずタフなところがあるからね……」

 

「お前らがシンフォギア奏者か」

 

「「⁉」」

 

目の前に黒いローブを纏った謎の人物が立っており、二人は一気に戦闘態勢に入る。全然気付かなかった‼

 

「気配がねえ……こいつ、人間か?」

 

「わかんない……けど人間のような気がする……」

 

「勘か?」

 

「うん」

 

「だろうな。でも一応警戒しとけよ。何を持ってるかわかんねえからな」

 

警戒しているとローブを纏った謎の人物はゆっくりと口を開く。

 

「……今からいうことは仲間にも伝えろ。愛明神シャルルにはこれ以上関わるな。これは警告だ」

 

「それはどういう……」

 

「伝えたぞ。次はない」

 

「あ、待て‼」

 

ローブを纏った謎の人物はそれだけを告げ、そのまま消える。

 

「クソ‼なんなんだよあいつ」

 

「シャルちゃんに関わるなってどういうこと?」

 

「わかんねえ。とりあえず本人に聞いたほうが早えんじゃねえか。心当たりぐらいあるだろ」

 

「そうだね‼早くシャルちゃんを見つけないと‼」

 

 

###

 

 

「……ここはどこ?」

 

シャルルはいま、謎の場所に来ていた。いや、連れてこられたのほうが正しいようだ。

とりあえず、なんか変な場所。

周りを見渡すと歯車や目の前には巨大な椅子。多分ここに座るのとてもでかい人が座るんだろうな。

 

「そういえばお姉さんたちがいない。どこに行ったんだろう」

 

「何でここに人間がいるのかしら?連れてきたの誰よ?」

 

「⁉」

 

急に後ろから声が聞こえ、シャルルは飛び上がり急いで距離を取る。後ろにいたのはゴスロリ衣装を着た少女が立っていた。

 

「あら♡そんなに敵意剥き出しちゃって」

 

「あなたもでしょ?意外とそういうのわかちゃうんだよね。悲しいことに」

 

「ふ~ん……そんなことはど~でもいいんだけど」

 

いいのかよ。

 

「どうやって入ったか知らないけど、マスターが来る前に遊んじゃおうかしら?安心しなさいな、楽には殺したりしないわよ」

 

「安心のクソもないわね」

 

「それじゃあ……いっきまーす‼」

 

そう言ってゴスロリ衣装を着た少女はシャルルに襲い掛かる。

 




これはどうなるんだ⁉シャルルがんばれ‼
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