IS 適当に転生してはいけない   作:マヨラー戦士

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もう(エタれ)ないじゃん…



前回のあらすじ

綾陥落
学園最強()
そしてデートへ…


ちょろい二人のデート

「むううぅ、んううぅぅ、あぁぁあああ!!」

「鈴、ここまで来たんだから覚悟きめろって」

 

恋する乙女、鳳鈴音は道路の真ん中で頭を抱えながら唸っていた。

私達は今、鈴ちゃんの意中の相手である五反田弾の実家である五反田食堂の前にいた。朝早くからIS学園を出発し、途中何度も逃げ出そうとした鈴ちゃんを抑えながら何とか目的地まで辿り着いた私達だったが、未だに鈴ちゃんが覚悟を決められないまま店の前で立ち往生していたのである。

 

「私だって心の準備って物があるのよ!」

「鈴ちゃん、一つアドバイスよ。女は度胸よ」

「女は度胸…そうね!ありがとう綾!私逝って来るわ!!」

 

私のアドバイスで覚悟を決めたのか遂に鈴ちゃんは店の扉に手をかける。

いってくるの字が違ったような気がするが気にしてはいけない

 

ズバァン!!

「たのもおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

今一人の戦士が戦場に向かっていった。

私はその戦士の後姿に敬礼をし一夏を連れ店の前から立ち去る。

彼女が戦場に向かったように私もこれから戦場に向かうのだ。

今はただ彼女の勝利を祈る事しかできない。

 

「いくわよ、一夏」

「ああ、頑張れよ鈴、俺も頑張るからな…」

 

鈴ちゃんを見送った私達は一夏の案内で女性物の服を取り扱っている店に向かった。

一夏の服装は白いYシャツにジーンズというシンプルな物だが一夏の爽やかさが引き立てられている。これが※ただしイケメンに限るというものなのだろうか

因みに私は転生時に着ていた黒のワンピースで、既にIS学園を出発する際に一夏からのべた褒めを受けている。

一夏も今日という戦いに備え事前に下調べをしていたのか、一夏に連れられて入った店は私の趣味に合わせた落ち着いた雰囲気のブランド店で値段も見たところ学生にも手が届く範囲の物だった。

店に入った後、一夏は店員に声をかけた。

 

「すいません、昨日お電話した織斑という者なんですが」

「織斑様ですね、お待ちしておりました。お求めの洋服はこちらにまとめてありますのでどうぞごゆっくりお選びください」

 

どうやら一夏は事前に連絡をしなにかしらの用意をしていたらしく、店員に奥の個室へと案内される。

 

「これって…」

 

その個室には私の好みである黒色の服が用意されていた。

 

「どうせ綾は黒の服しか着ないだろ?だから店員さんに無理いって用意してもらったんだよ」

「一夏、よくやったわ高評価よ」

「そういってくれると嬉しい」

 

そこからは目に付いた服を片っ端から試着し一夏に評価してもらう。

一夏は自分はファッションには疎いから当てにならないと言っていたがそんな事は関係無い、今の私にとって他の人間からの評価どうでもよく一夏がかわいい、似合っているといってくれればそれでいいのだ。我ながらよくもまぁこの短期間でここまで惚れたものだ

 

「これはどう?」

「か、かわいいぞ」

「よし買うわ」

 

「こっちはどうかしら」

「綾はそういうタイプのは似合わないんじゃないか?」

「これはポイーで」

 

こんな感じで都合二時間弱ほどのファッションショーを終えた頃には、買う予定の服と下着が山のようになっていた。

因みにしっかりと下着も試着し一夏に見せてやった、反応はやはりかわいいものであった。

 

「ちょっと調子に乗りすぎたわね…」

「ギリギリ予算内だから大丈夫だ」

「え、いいわよ私の服なんだから私が出すわよ!」

「こういう時くらいかっこつかせろって」

 

いくら一着の値段が学生の手に届く値段だとしてもこの山を全て買うとなると馬鹿にならない金額になるはずである

 

「綾には世話になってるしこれからも世話になるだろうからな、これくらいなら安いもんだよ」

「そこまで言うなら…」

 

そうして一夏の払いで会計を済ませ、買った荷物はIS学園に郵送をお願いした。

 

「ご飯にはまだ早いし、先に映画見るか?」

「そうねちょうど20分後に私が見たい奴上映されるし」

「因みにどういう映画なんだ?」

「あー…一夏は興味ないかもしれないけど特撮ヒーロー物なのよ、子供向けの」

 

そう、私はロボットアニメや特撮ヒーローが大好物なのである、前世でも仮○ライダーや戦隊物の映画は全て劇場で見ており、調べたらこの世界でも同じものがあると知ったのだが流石にこの年で一人で子供向けの映画を見るのはつらい物がある。因みにプリキ○アもいける。

流石に引かれるかと思ったが一夏の反応は予想と違ったものだった。

 

「今やってる映画でヒーロー物っていうと…もしかして仮○ライダーか!」

「知ってるの!」

「俺も好きなんだよ特撮物。いやーまさか綾が特撮好きだなんてな、いままでこの話題で話せなくてつらかったんだよ」

 

流石、私の旦那になってくれるかもしれない男である趣味もばっちりだ。

そんな話をしているとチケット売り場の列がはけ、私達の番になった。

 

「『劇場版○面ライダー 帰ってきた地獄兄弟』を学生のカップルでお願いします」

「カ、カップル!?」

 

私はカップル割りを使用するため一夏の腕を抱き、カップルであると店員に告げた。

 

「なによ、安いし良い席なんだからいいじゃない。それとも私とカップルは嫌?」

 

一夏はチケットを受け取ってなお動揺しているので私は意地の悪い笑みを浮かべながら一夏に聞く。

 

「いやっ、嫌じゃない、むしろ嬉しいです…」

「かわいいやつめ」

 

その後ポップコーンとコーラという映画館必需品を購入し、開場された劇場に入る。

私は普段はポップコーンの味が混ざるのが嫌なので塩とキャラメル別々に買うのだが今回は映画館デートでありがちなToLOVEるを狙うため二人で一個で仕切りもないLサイズの塩のみを購入する。戦いとは一手二手先を読んでやるものなのだよ。

 

 

 

 

 

 

私達が見ている映画『劇場版○面ライダー 帰ってきた地獄兄弟』は、仮面○イダーカブト本編にて消息不明になった地獄兄弟が主人公であり、様々な世界の主力ライダー達に嫌がらせと八つ当たりをしつつ、本編でかませにされたり不遇な扱いを受けたサブライダーを兄弟として迎え入れ救済する感動巨編である。

 

映画が始まってから2~30分ほどは一夏がこちらをチラ見しながら手を握ろうと頑張っているのを私はスルーしながらそのかわいさを愛でていた。

流石に一夏がかわいそうになってきたのでそろそろ救済したいのだが今更手を握りに行くのは少し恥ずかしい。

そこで役に立つのがポップコーンLサイズである。ポップコーンは二人の間に設置されている。

私は意識を集中し一夏がポップコーンに手を伸ばしたのを見て私も手を伸ばす。

そして映画館デートあるあるToLOVEが発生する。これぞ我が策!

 

「「あっ…」」

 

一夏は少し戸惑いながらも私の計略にかかり優しく手を握ってくる。

その後は一夏を感じながら映画をじっくり楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

「いやー面白かったわねー」

「そうだな、見に来てよかった」

 

映画を見終えた私達は昼食をとるためこれまた一夏がチョイスしたレストランに来ていた。

このレストランもドレスコードこそ無いものの落ち着いた雰囲気で値段もそこそこにお高い。

 

「まさかシザースがあんな活躍をするなんてな…」

「えぇ、あれは流石の私も予想できなかったわ」

 

地獄兄弟の一員として迎え入れられたシザースは、ライダー最強の一角太陽の子と対峙しバイオライダーのチートっぷりの前にまたも蟹=弱いのジンクスを強めてしまうと劇場にいた誰もが思った。

しかし、バイオライダーが止めを刺すためにRXにチェンジしRXキックを放ったときシザースは意地のガードベント、『シェルディフェンス』を発動しこれを命からがら耐えて見せたのである。

その時生じたわずかな隙を元祖地獄兄弟でありシザースの兄、キックホッパー、パンチホッパー、サソードの三人がクロックアップからの必殺技で攻撃し、あの昭和ライダー達をして「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」と言わしめたライダー最強の一角、太陽の子に一矢を報い撃退したのである。

この戦闘の流れは劇場の観客全員が息を飲み、蟹=弱いのジンクスを一気に払拭した。

因みにこの戦闘に意味はなく、ただの嫌がらせ、八つ当たりの一環である。

 

こうして私達は映画の感想を語りあいながら食事を済ませ、一休みしていたのだが、ここで一夏が動いた。

 

「綾、大事な話がある」

 

(仕掛けてきた!?)

 

「なにかしら?」

 

平静を装いながら答える

 

「綾、俺はお前の事が好きだ!俺と付き合ってくれ!」

 

(直球勝負で来た!)

 

一夏の性格上、勝負に来るのなら直球勝負で来るのはわかっていたのだが、いざ言われると頭が真っ白になりなにも言えなくなってしまった。

 

「確かに俺はまだお前あってまだ一週間もたっていない、それでも好きになっちゃったんだ!」

 

(やばい!タイミングを逃した!!なんか語り始めてる!!!)

 

「俺はISを動かしたときから"唯一の男"とか"世界最強の弟"としか見られなくなった、けど綾は俺を見てくれている"織斑一夏"を見てくれているそれが嬉しかったんだ。」

 

「綾は俺なんかよりずっと強いし、優しい…俺なんかじゃ釣り合わないかもしれないけどいつか俺が綾を守れるようになるから…」

 

(ええい!話が長い上恥ずかしい!!ここは強引にでもターンを取る!告白の答え?そんなもんOKにきまっとるわぼけ!!)

 

「そうね、確かに一夏は弱いわね」

「…そうだよな」

「でもこれからは私の彼氏になるんだから最低でも生徒会長レベルにはなってもらうわよ、今日から放課後は毎日扱いて上げるわ、覚悟しなさい」

「それって…」

「告白の答えはOKってことよ、私もあなたの事が好きよ。もちろんLOVEの方で」

「ほ、本当か?」

「こんな事で嘘はつかないわよ」

 

一夏は未だに信じられないようで頬をつねったりしている

 

「ほら、そろそろ鈴ちゃん達と合流するわよ。向こうももう終わってるでしょ」

「あ、あぁそうだな」

 

私達は席を立ち、会計を済ませ店をでた。やはりここでも一夏は私に財布を出させなかった。

 

店を出て、私達は腕を組みながら五反田食堂に向かっていたのだが一夏は未だに心ここにあらずといった感じだった。私と一緒にいるのに呆けているとはいい度胸である。

 

(これは教育が必要ね…)

 

私は一夏の腕を無理やり引っ張り込み正面から抱きつき一夏の唇を奪った。

さすがに天下の往来でディープな物をやらかす度胸は私にはないのですぐに離れる。

 

「なっ、な」

「『な』じゃないわよ、いつまで呆けてるのよ。私はあなたの彼女であなたは私の彼氏、それが現実、それがREALよ、OK?」

「ああ、そうだな現実か、夢じゃないんだな」

「分かったらさっさとエスコートしなさい」

「わかったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏を無理やり現実に引き戻す事に成功した私は道中あるものを見つけ立ち止まった。

 

「どうしたんだ、綾?」

「一夏ちょっとここで待っててもらえる?」

「あぁ、わかった」

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせ、はいこれ。」

 

私は一夏の左手を強引に取り、その薬指に指輪をはめる。

 

「こ、これって」

「まぁ、婚約指輪って訳じゃないけど、所謂ペアリングね」

 

私は自分の左手を一夏に見せる、その薬指には一夏にはめた物と色違いの物がはめられていた。

一夏がつけているものは白い羽で、私のは黒い羽である。

 

「大切にしてよね?」

「ああ!ずっと付けっぱなしにする!!絶対に外さない!!」

 

たまには洗って欲しいのだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペアリングを購入しうきうき気分のまま五反田食堂に到着し店内に入る。

 

「こんちわーお久しぶりでーす」

「おお今度はお前か、今日は喧しいガキどもがよく来るな」

 

一夏が慣れ親しんだ口調で挨拶をすると、厨房の奥から渋いダンディなおじ様が出てきた

 

「弾と鈴は上ですか?」

「あいつらなら上で乳繰り合ってるよ」

「乳繰り…って事は告白は成功って事ですか」

「ああ、なかなか清清しい告白だった」

 

一夏とおじ様の話を聞いてみると鈴ちゃんは戦場に突撃したあとすぐさま愛しの弾君を呼び出し

 

『結婚を前提に付き合ってください!!!!!!!!』

 

と告白したらしい、相手の実家という敵地でまさかのプロポーズ込みの告白…鈴ちゃん、いえ、鳳鈴音さんあなたはまさしく戦士だわ。

 

「ところでそっちのお嬢ちゃんはお前の友達か?」

「あー、まぁ俺の彼女です、はい」

 

私の事を聞かれた一夏は照れつつも答える、やはり本人の口から言われると嬉しいものである。

 

「お前が彼女を作ったのか!ガキ共が見ない間に色気づきやがって」

 

そういうおじ様はどこか嬉しそうだった。

 

「それじゃ俺達も上いってますね」

「お邪魔します」

 

私はおじ様にぺこりと頭を下げ一夏についていく

 

 

 

 

 

 

私達は二階に上がり弾君の自室の前で聞き耳を立てていた。

盗み聞きなどをするつもりはないが万が一『事』が起きていたらそれを邪魔する訳にはいかない。

しばらく聞き耳をたて大丈夫そうだと判断してのでノックをする

 

コンコン

「俺だ、一夏だ」

「おう、久しぶりだな入って良いぞ」

 

許可が出たので扉を開けるとそこには先程までの私達ですら到底太刀打ちできないほどのピンクなお花畑オーラを出しているカップルの姿があった。

鈴ちゃんは弾君の膝の上に座って頭をなでられて頬を緩めながらトリップしていた。

弾君の背は高く、鈴ちゃんは言うまでもなく背が低いので微笑ましい兄妹にも見える。

 

「そっちもうまく言ったみたいだな」

「そっちもってどういう意味だ?」

 

弾君のその問いに対し一夏はふっふっふと笑いながら私を紹介した。

 

「紹介しよう弾、俺の彼女、黒羽根綾だ!!」

「始めまして」

 

一夏の謎のテンションに押され私はとりあえず挨拶をする

 

「鈴、俺は今幸せすぎて幻聴が聞こえたんだがお前はどうだ?」

「弾、安心して、私もこの世でもっとも信じられない言葉を聞いたわ、きっと幻聴よ」

 

酷い言われようである、一夏の朴念仁っぷりを知っているなら当然の反応だが

 

「どういう意味だよそれ!」

「二人共、信じられないだろうけど今の一夏の言葉は事実よ、私は一夏の彼女の黒羽根綾よ、よろしくね弾君」

 

流石に一夏が可愛そうなので私からも事実であると伝える。

 

「まさか、本当に一夏のスーパー鈍感朴念仁が直ったのか?」

「そうみたいね…」

「残念だけどそのスーパー鈍感朴念仁は直ってないと思うわ、私が一夏を落としたんだもの。まぁその後すぐに私も落とされたんだけども」

 

私の好意に気づいたのは先に一夏が私に好意を持ち、私の行動や言動を都合よく解釈するようになったからであろう、実際未だに箒とセシリアの好意には気づいていないのだ

 

「一夏を落とした…?あなたが神か」

「嘘…あの一夏が千冬さん以外の女性に好意を持つなんて…」

「黒羽根さん、あんたどうやって一夏を落としたんだ?」

「どうやってって普通に接してただけよ」

「それだな…」

「それね…」

 

私の答えを聞くと二人は納得していた、なるほどこの二人は一夏の事をよく知っているのだろう。

 

「一夏、お前黒羽根さんの事、大切にしろよ。多分黒羽根さん逃したらもうお前が心から好きになれる人は二度と現れないぞ」

「なに言ってるんだよ弾、そんなの当たり前だろ?」

「そうだな、お前なら大丈夫だ」

 

流石の私もこの男同士の会話には入っていけないので黙って聞いている。一夏の大切にしてくれる宣言を受け少し恥ずかしいのだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ帰らないと門限引っかかっちゃうわね」

 

4人で中学時代の話や、Wデートの予定を立てていたらすっかり夕方になってしまっていた。

 

「えーもうそんな時間なのー」

「門限過ぎたら千冬ねぇの説教だぞ」

「あなた達はIS学園でも会えるからいいけど私達は休みでもないと会えないじゃない」

 

確かに一夏と私はIS学園にいる上同室なので好きなだけイチャコラできるが、鈴ちゃんと弾君は休日でなければ会えないのだ。それに鈴ちゃんは代表候補生としての仕事もあるだろう、一年間という期間を乗り越え結ばれた二人にとっては酷な話だ。

 

「まぁまぁ鈴、余り一夏達に迷惑をかけるな、電話でもメールでもしてやるからさ」

「ちゃんとかまってよね」

「はいはい」

 

それにしてもこの弾君は非常に優しい、所謂兄貴分という奴だろうか、前世では17歳で年上なはずの私ですら自然と敬語を使ってしまいそうになる。

 

「よしじゃあ帰るか、時間が空いたらまた来るよ団」

「今度は飯をくいに来い、黒羽根さんも一緒にな」

「その時は鈴ちゃんも連れてくるわ」

「よろしく頼む、俺はもう一週間に一度は鈴分を摂取しないとだめな体になってしまったらしい」

「な、なにいってるのよ弾!!」

「あら、私は一日の内最低でも6時間は一夏といっしょにいないと発狂するわ、それから食事は一日一食は一夏の手料理を食べないと死んでしまうわ」

「綾も変に張り合うなよ」

「事実よ」

 

熱い惚気合戦である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮に戻り、部屋で夕食(今日の献立はカレー、今日出かける前に作っていたらしい、当然のごとくルーを使っていなかった)をとった私は今日買った荷物を受け取るためIS学園に受付に向かい部屋に送るよう頼んだ後、お姉ちゃんと遭遇しそのまま寮長室に拉致され話をしていた。

 

「綾、今日外出届けが出ていたがどこに行っていたんだ?」

「一夏とデートしてたのよ」

「どうせからかおうとしたら真顔で買い物に付き合っただけとか言われたのだろう」

「いや、一夏のエスコートでまともなデートだったわよ、告白もされたし」

「ブーーーー!」

 

一夏に告白された事を話すとお姉ちゃんは飲んでいたビールを盛大に噴出した、というかいくら勤務時間外とはいえ教師が生徒の前で酒を飲むのはどうかと思う。

 

「告白?一夏が? 綾、あまりお姉ちゃんをからかうな」

「疑うなら一夏に聞いてみれば?それか一夏の左手見ればわかるわよ」

「左手?」

「これの色違いで白のリングつけてるから」

 

そういいながら私は左手の薬指をお姉ちゃんに見せる。

 

「マジなのか?」

「マジよ」

 

私の言う事を信じたのか残っていたビールを一気に飲み干し次の缶を開ける。

 

「それで綾はどう答えたんだ?まぁそんな物をつけているくらいだ、想像はできるが」

「えぇ、私も一夏の事好きだからね、もちろんOKしたわ」

「つまり綾は、近い将来名実ともに私の妹となるという事だな?」

「まぁ、そういうことになるわね」

「一夏もたまにはいい仕事をする」

 

そういいながらお姉ちゃんは、嬉しそうにしていた。変態的な意味ではなくて、弾君のところのおじ様と同じような感じである。

 

「随分嬉しそうだね、お姉ちゃん」

「そりゃそうさ、はっきり言って私はあいつの最後はniceboatだと思っていたんだぞ。それが私が認めている女を落としてきたんだ、喜ばないわけがない」

「因みにもし一夏が箒かセシリアと付き合うことになっていたらどうしたの?」

「あいつらはだめだ、未熟すぎるし、ただ一夏に依存しているだけではないか」

「手厳しいわね、私もそう思うけど」

「だろう?」

 

箒とセシリアに対する評価は私と大体同じだった

 

「それにしても一夏が彼女か…それにお前とならそのまま結婚まで行くだろうな…」

「そのつもりです」

「一夏を頼んだぞ」

「はい」

 

これではれて私達はお姉ちゃん公認の仲である。

 

「もう行って良いぞ、好きなだけいちゃついて来い、ただし避妊はすること」

「行為自体は止めないのね」

「止めてもするだろお前は」

「ええ!」

「教師の前だぞ否定しろ」

「教師が生徒の前でお酒飲んでていいんですかー?」

「ぐぬぬ…」

 

お姉ちゃんのぐぬぬ顔を脳内保存した私は自室に真っ直ぐ帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に入ると一夏は都合よくシャワーを浴びていた。

 

「私は我慢弱く、落ち着きの無い女なのさ」

 

それを確認した私すぐさま"装甲"をパージし、今日外出した際に隠れて買ってきた明るい家族計画の友である、夜のゴム風船を箱から3つほど取り出し風呂場へ向かった

 

「抱きしめたいな!イチカァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野獣と化した一夏先輩は……凄かった




うわぁ…これはげろ甘カップルですね、間違いない。なんだこれは…たまげたなぁ

五反田家はまったく知らないのでほとんどでっち上げなキャラです




箒「なんだか私の知らない間にどうしようもない遅れをとっているような気がするのだがなんだこの感覚は」

セシリア「奇遇ですね箒さん、わたくしもそんな気がしているのですよ」





蘭「お前達はいいよなぁ作品に出られるんだから…どうせ私なんか作者に忘れられてるんだよ…」
?(この女…瞳の奥に闇が見える。オレと同じ、地獄を見たか? )
?「お前もおれの妹になれ」
蘭「兄貴…」

続かない
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