ポケットモンスター・アカデミアアイランド 〜バトルジャンキーガールの学園島生活〜 【旧題 ポケットモンスターUNI】   作:可笑し屋ジャック

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えー、色々と予定があったとはいえ1週間を過ぎてしまい、本当に申し訳ない。orz

次は1週間超えないよう頑張ります!(正直自信は無い)

ではどうぞ


10話 超えろ!スカタンクvsキテルグマ

「やった!メランちゃんアブソル倒せたよ!」

「あぁ、始まる前はどうなるかと思ったが、天敵みたいなやつに勝てるんだ。次も行けるだろ!」

「調子のんなよ、クソガキ共!実力は姐御の方が上だ!」

「そーだよ!逆に天敵だからこそ気が緩んだり、あのナマコブシが初見殺しばっかりしてきたから引き分けになったんじゃん!それにそんなことをしても引き分けににしか出来なかったんだから、次のポケモンで終わりだよ!」

 

ザロスとヒナはメランの勝機を見出し、タンデムとリアはまだアキレアの方が強く、メランに勝ち目は無いと言う。

 

「そうですね、確かにメランさんは強いですが、新入生ですからね。まだ、実力はアキレアの方が上ですね。」

「でしょでしょ!!やっぱり姐さんの勝ちで決まりだよ!メランちゃんも思ってたよりも強かったけど、喧嘩を売る相手が悪かったね!」

「ですが、今有利なのは間違いなくメランさんの方ですね。」

「「「・・・え?」」」

「おい会長!あんたが強くてこの学校でも上の地位にいるってぇことは知ってるが、変な冗談言ってるとただじゃ済ませねぇぞ!!」

 

マルベリー会長もアキレアの方が実力があることに同意し、リアが調子に乗りかける。だが、その後にマルベリー会長はこのバトルで有利なのはメランの方だと言う。この言葉に3人は惚け、タンデムはキレて、マルベリーに詰め寄った。

 

「嘘でも冗談でも無いですよ。アキレアは今のバトルは初めから勝つ気だったのに、あれ以上バトルを引き伸ばすと負ける可能性が高かったから引き分けに持ち込むしか無かった。対してメランさんは勝てれば良し、駄目でも引き分けに持ち込む事を算段に入れてた。だから、今のバトルの流れはメランさんの方に流れてる。しかも、アキレアは本気だけど手持ちは全力のメンバーではない。下手するとバトル経験数も負けてる可能性がある。つまりこのバトルは流れを引き寄せたメランさんがそのまま勝つか、実力で巻き返してアキレアが勝つか。勝負はまだ分からないけどどうなるかしら?」

 

マルベリー会長はバトルを想定通りに終わらせたのはメランの方であり、それにより流れを掴んでるのはメランであると言う。勝負はまだ分からないが、現状だけで判断するならばメランの方が有利であると考えた。

 

「戻りな、アブソル。クク、なぁメラン。この結果はお前さんの想定通りかい?」

「お疲れ様、ナマコブシ。まぁ、想定の内の1つだね。ナマコブシはいい仕事をしてくれたよ。」

 

互いのポケモンを戻しながら!先の一戦の結果に関して言葉を交わした。

そして、アキレアは言葉を紡いだ。

 

「さっきの引き分けは私のせいだね。別にあんたを舐めてた訳じゃあない、ただ私が腑抜けてただけだ。ただのバトルだからって楽しむことだけ考えてた。だが、コイツラに黒星を付けるのはムカつくんでね。認めるよ、お前さんは強い。だから認識を変えさせてもらうさ。メラン、あんたは私の・・・敵だ!」

 

アキレアは先程までの己を恥じた。高い地位故に気楽に出来なかった【ただのバトル】を楽しもうと。気楽、というよりも気が抜けていた。相手は全力なのに、自分は心の奥底で、負けないだろうと、コイツラに実践経験を積ませるいい機会だろうと、気楽になり過ぎていた。

その言葉に対してメランは

 

「何を当たり前のこと言ってんのさ!友人、家族、ライバル、大人、子供、男、女、悪人、善人、島キングにチャンピオン!バトルをするならどんなやつでもその時は敵でしょ!バトルの前とか後に仲良くなるでも、結局敵対するでも好きな方すればいいよ。でも、バトルの時は誰が相手でも倒すべき敵!そんなことも知らないの?」

 

メランはバトルジャンキーらしい自分本位で自由な、それでいてバトルの真意をついた言葉を返す。

 

「いいや、知ってるとも。だが、忘れていただけさ。強くなりすぎ、高みからものを見てると色々と忘れちまうのさ。さぁ、バトルを続けようか。私とお前の関係がどうなるのかは未来の話、今はただお前と闘いたい!そして、勝つ!」

「意気込みはいいけど勝つのはアタシだよ!」

 

互いの言葉で闘争心に火がつき、両者共に勝利を渇望する。

 

「へっ、その減らず口をねじ伏せてやるよ!行けっ!スカタンク!」

「スカァウ!」

「そっちこそ負けて泣き出さないようにね!行くよ!キテルグマ!」

「キーーーー!!」

 

両者の闘志を受け繰り出されたのは、スカンクポケモンのスカタンクと、ごうわんポケモンのキテルグマである。

 

「ほーう、いい大きさじゃないか。よく鍛えられてる。」

「そっちこそ、闘気をビシビシ感じるよ!」

 

キテルグマは通常2m弱の所、メランのキテルグマは3mはある巨体を誇る。対するスカタンクも大きさは普通だが、溢れ出る闘争心が強者の風格を漂わせる。

 

「さぁやるぞ!スカタンク!《かえんほうしゃ》!」

「スー、カァ!」

「キテルグマ!《ストーンエッジ》で迎撃!」

「くー、キーー!!」

 

スカタンクの《かえんほうしゃ》をキテルグマの《ストーンエッジ》に当たり、キテルグマには届かなかった。

 

「キテルグマ!岩を乗り継いで接近!」

「キー!」

「へぇ、なら!スカタンク!もっと火力上げて足場を壊しな!」

「スゥ、カァウ!!」

 

キテルグマはかえんほうしゃを防いだストーンエッジの岩を使い接近を試みるが、スカタンクはかえんほうしゃの威力を上げて岩を壊した。

 

「ジャンプして《アームハンマー》!」

「キー!」

「バックして躱しな!」

「スカッ!」

 

キテルグマは足場の岩が完全に壊れる前にジャンプして、スカタンク目掛けて《アームハンマー》をするが、スカタンクにはバックして避けられ、拳が地面にめり込んだだけだった。

 

「ニヒッ、キテルグマ!《ギガインパクト》!!」

「く、キーー!!」

「受け止めなぁ!!」

「スカァ!!」

 

キテルグマがアームハンマーで地面に埋め込ませた右腕だけの力を使い、体をスカタンクの方に飛ばし《ギガインパクト》を放った。威力としては通常時よりも落ちるが、速度もあり奇襲性は高く大ダメージを期待出来る物だった。だが、スカタンクは体の大部分を覆える巨大な尻尾を銀色に光らせて、その尻尾を盾にすることで攻撃を受け止め、爪を地面に突き立てることで吹き飛ばされず完全に受け止めきった。

 

「うっそー!?」

「キ、キィ」

「そう簡単に有効打はやれないな。スカタンク!弾き返して《つじぎり》」

「スカァウ!」

「防御!」

「キー!」モコッ

「スゥーカッ!スカッ!?」モフッ

 

メランが驚いてる間にスカタンクの《つじぎり》でダメージを与えようとしたが、すぐに持ち直して防御を指示した。その結果、キテルグマの毛が増量して防ぐ事が出来、緩やかにスカタンクとの距離を取ることが出来た。

 

「やるね!流石にギガインパクトで吹き飛ばせないとは思ってなかったよ!(受け止めた時、尻尾が銀色に光ってた。てことは多分《アイアンテール》辺りかな?尻尾で体の殆どをカバー出来るスカタンクの特徴を上手く活かしてる。)」

「キー!!」

「そいつはこっちのセリフさ。(特性は十中八九《もふもふ》だと思うが、それにしてもダメージが通らなすぎだ。それにいきなり毛が増えてた。てこたぁ《コットンガード》だろうな。本来キテルグマは《コットンガード》を覚える連中にはいねぇって旦那の話で聞いた記憶があるが、まぁそこはメランだからどうにかしたんだろう。)」

「スカァ!」

 

互いにどうして防がれたのかに気づき、どうするかを考えだした。

 

「ロトム!スカタンクの情報をお願い!」

「了解ロト!マスター!すぐ調べるロト!」

 

メランはアローラでは見かけたことの無いスカタンクの情報をロトムに調べさせることにした。だが、相手はそれを待ってはくれない。

 

「スカタンク!《もうどくガス》!」

「スゥカァ!!」

「え!?その尻尾ってガスも出せるの!?取り敢えず《ストーンエッジ》で防壁作って!」

「くー。くー、キー!!」

 

スカタンクが《どくどく》により毒素が増した《どくガス》を尻尾から放ち、キテルグマがストーンエッジで作った防壁で一時的に防いだ。だが、時間をかければ壁を乗り越えて来る。故にメランはどうするかを考えだした。

 

「まさか、口とかからじゃなくて尻尾からガスが出るのか。まぁ、特殊な行動だし多分毒タイプの複合かな?」

「そうロト!スカタンクはどく・あくタイプロト!」

「あ、検索終わった?」

「バッチリロト!聞くロトか?」

「いや、ガスをどうにかしてから、!?」ゾクッ

 

メランはスカタンクの行動からどくタイプがあると判断し、ロトムからも保証された。その上でガスをどうにかしようと思った時、悪寒が走った。

 

「さて、もうガスは十分かね。それじゃ、《かえんほうしゃ》をやっちまいな!」

「スゥ、カァウ!!」

「防御ォ!!」

 

アキレアはガスがある程度行き渡ったのを見てから、スカタンクにかえんほうしゃを撃たせた。一方、自身の勘に従いキテルグマに防御の指示を出した。次の瞬間!

 

ボゴォォン!!!

 

「うわぁあ!?」

「な、なんつー爆発だ!?メランのやつ無事なのか!?」

 

ガスに火が引火して大爆発を起こした。それはトレーナーも巻き込むレベルのものだった。そして、爆煙が消えた跡には

 

「ヌー」

「す、すっご。何今の?それと貴方が助けてくれたの?」

「これはヌケニンの《まもる》ロト!この学校はこんな感じでマスター達を守るために気づかれないように虫ポケモン達が徘徊してるってポケホの情報にひっそりと書いてあったロト!推定として虫ポケモンが苦手な人もいるだろうからひっそりと書いてあって、この学校にいても知らない人もいるんじゃないかと思うロト!」

「なるほど。ありがとね!ヌケニン!」

「ヌー」

「あ、黒いのに潜ってった。」

「今のは《ゴーストダイブ》ロト。こうやっていつもバレないように動いてるロト」

 

メランは学校のヌケニンにより守られていた。一方キテルグマはというと

 

「くー、キーー!!」

「あ、キテルグマ!大丈夫そう?」

「くー」

「よし!じゃあ反撃するよ!・・・その前に情報頂戴。」

「了解ロト!と言ってもタイプは言ったし、体内に溜め込んだ分泌液を尻尾から出せるのはもう見たロトから・・・特に特別なことはもうないロト!」

「OK!そしたら、あれだね」

 

キテルグマも傷ついてはいるが、爆発の規模から考えると大分軽症に済んでいるレベルである。反撃の為に情報を求めたが他に使えそうなものはないという情報が手に入った。それを踏まえてメランは作戦を練った。

 

「メラン!無事に済んでるかい?」

「ヌケニンのお陰でなんとかね!今度はこっちの番だよ!」

「そうかい、それは楽しみだ。(そして、キテルグマも思いの外無事だね。《ストーンエッジ》位しか防御策無いと思ってたが、煙の色が白いのがあったな。てことは水か氷、18番って言ってたから《なみのり》だろうね。で、鎮火も出来るから《コットンガード》も使えると。こりゃ倒すのは骨が折れそうだね)」

 

アキレアはメランは無事だろうとは思っていたが、キテルグマの被害の少なさからキテルグマの防御の豊富さを改めて痛感し攻略の手を考えつつ、メランの攻撃を警戒する。

 

「キテルグマ!《なみのり》!」

「キー!!」

「やっぱ持ってたか!スカタンク!《猛毒ガス》!そして、《かえんほうしゃ》!」

「スゥ、カァウ!」

 

キテルグマは《なみのり》で足元から水が湧き出し、ナマコブシの時程では無いが、充分大きな波を作り出した。それに対してスカタンクは《もうどくガス》を波に向かって放ち、そこに《かえんほうしゃ》を撃つ事で爆発させ、波を壊した。

 

「波は壊したがキテルグマの姿は見えず。てことは、上だな!」

「くー」

「ま、そこはバレるよね」

「スカタンク!《かえんほうしゃ》!」

「スゥカァウ!」

「キテルグマ!《気合玉》で相殺!」

「クー、キーー!!」

 

アキレアは波を壊したのに姿が見えないキテルグマがジャンプして爆発を逃れ上にいることを見抜き、空中で身動き取れない内にダメージを与えようと《かえんほうしゃ》を指示するが、それはキテルグマの《きあいだま》により相殺された。

 

「よっし!キテルグマ!《アームハンマー》!」

「キーー!!」

「ま、そう上手くいかないよな。スカタンク!《アイアンテール》で受け止めろ!」

「スカァ!!」

 

キテルグマの高所からの《アームハンマー》を、スカタンクは今度は躱さずに《アイアンテール》で受け止めた。

 

「予想通り!キテルグマ!《ばかぢから》で押さえつけて!」

「キ、キー!!」

「安心しな、端から逃げる気はねぇよ!こっちもお前が近づいてくるのを待ってたんだからな!スカタンク!《かえんほうしゃ》!」

「スゥ、カァウ!!」

「キーー!?」

 

キテルグマは《アームハンマー》で叩きつけた左腕に《ばかぢから》を使いスカタンクを逃げられないよう押さえつけた。対してスカタンクは零距離から《かえんほうしゃ》を当てることで大ダメージを与えてくる。

 

「踏ん張れキテルグマ!スカタンクに直接《じしん》を叩き込め!」

「キ、キ、キーーー!!!」

「スガァア!?」

「スカタンク!?」

 

スカタンクは勿論《アイアンテール》による防御をしたが、それを超える効果抜群の《じしん》の衝撃が叩き込まれ、地面に埋まってしまった。

 

「キテルグマ!《なみのり》の水ですぐに消火!」

「キー!キー!・・・キ〜」

「ふう、これで倒れてくれるといいんだけど」

 

キテルグマの《もふもふ》の体毛に燃え移った炎を《なみのり》の水を使い、何とか消火することが出来た。だが、今の作戦は肉を切らせて骨を断つようなものであり、倒せて無いと厳しくなる。

 

「・・・スカタンク、まだやれるか?」

「ススス、・・・スッ、カウ!スッカァ!!」

「そうか、ならあれやるぞ」

「!スッカウ!!」

 

アキレアはスカタンクの戦闘意思を確認し、スカタンクは埋まった状態から出て戦闘続行の意思を見せる。それを確認したアキレアはメラン達を倒す為の策を使う事を決めた。

 

「もう限界そうだね!キテルグマ!ここで決めるよ!《なみのり》高速機動モード!」

「キー!」

「ほう、そんなのも出来んのか。準備しときなスカタンク。」

「スカァ」

 

ここが攻めどきだと判断したメランはキテルグマに《なみのり》を足元に纏わせて、攻撃には使えない移動のためだけ靴のようなものを作り出した。それを迎撃するようにスカタンクは身構えた。

 

「キテルグマ!かえんほうしゃとかは避けて《じしん》を当てて!」

「キー!」

「まだだ」

「スカ」

 

まるでスケートのように接近するキテルグマをアキレア達は攻撃もせずにただ待ちかまえた。

 

「行けぇ!!」

「キー!!」

「今だ!」

「スカァ!」

 

キテルグマはじしんを放つため腕を振り上げたその瞬間、アキレアの指示によりスカタンクは向きを反転、メラン達に背を向けるように動いた。

一見、意味のない行動だが、メランはスカタンクの肛門が光っていることに気づきゾッとした。

 

「!?防g「てぇーーー!!!」」

「スカァアーー!!」

「キッ!?、」

 

ボッカァァン!!!

 

スカタンクの肛門から爆音と共に放たれた攻撃にキテルグマは呑み込まれた。その爆煙が晴れると

 

「大丈夫!?キテルグマ!?」

「・・・キ、キー」

「スッカァ!ハァハァ」

「・・・耐えられたか。」

 

キテルグマは体はボロボロになり一部は焦げてるようになってはいるが、何とか立っていた。対して、攻撃した側のスカタンクの息を荒げていた。

 

「ねぇ、アキレア。今の何?」

「あぁ、あれは《だいばくはつ》さ。肛門から爆発エネルギーを射出することで使っても瀕死にならないのさ。と言ってもこいつだと元気な時でも2発、バトルなんかだと1発が限界たけどな」

 

スカタンクが使った攻撃は何と瀕死にならない《だいばくはつ》であった。反動でダメージは受けるようだが、メランからすればとんでもないものであった。

 

「大爆発とか一発あれば充分でしょ!?」

「だが、お前達は立ってるじゃないか。」

「まぁね!アタシ達はまだまだやれるよ!」

「キィーー!!」

「当然私達もいけるが、このまま戦ってもどちらが体力切れを起こすかの勝負になるだろう。そんな幕切れにする位なら、互いに最後に出せる全力の一発で勝負を決めないか?」

「ん?何をするの?」

 

互いに戦意はあるが、限界も近いことからアキレアは次の一撃で勝負をつけようと言い出す。

 

「確かハウオリシティはアローラだったよな?」

「そうだよ」

「なら、お前さん程の実力なら当然Z技を使えるよな?」

「勿論!」

「で、ノーマルZは持ってるかい?」

「持ってるけど、もしかして?」

「あぁ、都合よく互いに高火力のノーマル技を持ってるんだ。これで終いにしようじゃないか。」

「いいねいいね!大賛成!!」

 

決着のつけかたはノーマルのZ技の一騎打ちにしようとするものだった。メランもそれに賛成した。

 

「これで最後だ。スカタンク!気合入れて行くよ!!」

「スッカウ!!」

「アハハ!ホント楽しいな!ここに来て良かった!さぁ、勝ちも貰ってこの学校生活いい流れにするよ!キテルグマ!!」

「キーーー!!」

 

互いにZリングとノーマルZをはめ込み両手を交差しポーズを取り、技を放った。

 

「アタシ達の全力は海を超え、アローラを超え!全てを押しのけ突き進め!」

「私らの道は何者を止めること出来なき絶対の道よ!さぁ、道を塞ごうとする愚か者を突き飛ばしな!」

「「《ウルトラダッシュアタック》!!!」」

「キーーー!!!」

「スッカァァーー!!!」

 

両者の全力が込められた突撃はフィールド中央でぶつかり、その衝撃は両者を飲み込み煙を巻き上げた。

 

「どっちだ!?どっちが勝った!?」

「姐御に決まってんだろうが!!」

「メ、メランちゃん」

「姐さん」

「・・・(勝ったのは、恐らく)」

 

外野が勝敗を確認しようと、煙立ち込めるフィールドを何とか確認しようとするが、煙が晴れるまでは分からなかった。そしてその煙が、晴れた

 

「あ、見て!キテルグマが!」

「き、キー」

「膝ついて倒れかけてる!」

「てこたぁ」

「・・・スッ、カアァァーーー!!」

「姐御のスカタンクはしっかりと立ってやがる!姐御の勝ちだ!」

「やったー!流石姐さんだ!!」

 

煙が晴れた時に見えた光景は、膝を付き倒れかけているキテルグマと、勝利の雄叫びを上げしっかりと4つ足で立っているスカタンクの姿だった。その光景に外野の4人はスカタンクが勝ったと思った。

 

「・・・こうなったか。スカタンク!お前は充分やってくれた!私のことは気にしなくでゆっくり休んでくれ」

「・・・スッカァ」ドサッ

「・・・あ?」

「姐さんの、スカタンクが、倒れた。」

「てことは」

「もしかして」

「・・・スカタンク!戦闘不能!よって勝者!1年生のメラン!!」

「いーやったー!!」

「キーーー!!」

 

アキレアの言葉により無理をしていたスカタンクは倒れ、審判のマルベリーによりメランの勝利が告げられ、このバトルは幕を閉じた。




はいどうも、可笑しなお菓子屋のジャックです。

前回も言ったけどバトル描写大変でした!けど書いてて楽しかったです。まぁ、予定だと当分バトルは無いというか大分ページを持ってかれるというかするので多少楽になる、筈!何分新米何で全然分からないんですよね。まぁ、未来のことは未来の自分に任せます。

今回のオリ設定は「コットンガード、なみのりが使えるキテルグマ」と「ケツからだいばくはつが出るスカタンクです。」
と言っても前者は特に言うことがないのでスカタンクの方だけ話しますね。

このだいばくはつをしいてゲーム風に言うなら「威力だいばくはつのノーマルタイプの《てっていこうせん》」ですね。反動で大分体力持ってかれます。

普通なら、まぁ普通は出来ないんですが、あの状況だと体力的には瀕死になっていてもおかしくないんですが、《こらえる》みたいなくいしばりで何とか耐えていましたね。《こらえる》は覚えてないので根性だけでやり通しましたね。

そこまではアキレア的にも大丈夫だったのですが、Z技の後に立っていたのに休むよう言ったのはあれ以上無理をすると流石に酷い後遺症になりかねないものだったのでバトルを終わらせました。

もし、仮に最後の場面でキテルグマが倒れていたならば、勝ちになるので無理のしがいがありました。その後すぐボールに入れれば問題ないだろうという見立てでしたからね。ただ、主人公のメランのキテルグマは瞬時に《コットンガード》を使う事を訓練していて本当にタフだったので負けてしまったのです。

次回はバトルの後の交流と後始末です。

では、次回をお楽しみに

頂との出会いを必要そうな部分に纏めたダイジェストにしても大丈夫か?

  • 大丈夫だ問題ない(ダイジェストOK)
  • 一番いいのを頼む(ダイジェストNG)
  • ちくわ大明神(誰だ今の)
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