ポケットモンスター・アカデミアアイランド 〜バトルジャンキーガールの学園島生活〜 【旧題 ポケットモンスターUNI】   作:可笑し屋ジャック

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想定より長くなりそうだったので分割しました。

では、どうぞ


13話 処分決定!驚愕の内容!?

「ねぇ、そういえば聞いてなかったけど何処行くの?」

「ん?そういや言ってなかったか。ここの最上階は大体が教員専用の場所だが、一部だけ生徒も利用してる場所があるからそこに行くんだよ」

「なるほどぉ」

「ほら、さっさとテレポート装置に乗りな」

 

メランが行き先について聞くとセクロはポケモンアカデミア本舎の最上階に行くと言い、全員を乗せたあとにテレポート装置を起動させた。

 

「ほれ、あの真正面にある扉が目的地だ。」

「ふーん、普通だね。」

「ま、本舎は割と普通だな。おい、来たぞ。」ドンドン

「はーい、開けますねー」

「ん?この声って」

「確か生徒会長の声だな」

「ということは、ここは生徒会室とかなのかな?」

 

セクロが扉をノックした時に聞こえた声が生徒会長のマルベリーの声に聞こえたことにより、ここが生徒会室でないかと3人は予想した。

 

「待ってたよ叔父さん、それに3人ともよく来たね!」

「おう、ひとまず茶でも出してくれ」

「あ、じゃあ僕が出しておきますね。」

「頼むわ」

「・・・え?」

「・・・は?」

「おー」

 

セクロは普通に入りお茶を要求し、中にいたホケイはお茶を入れに行った。だが、ここに初めて入った3人は反応の大きさは違うが驚いていた。その原因は生徒会長のマルベリーらしき人物が、何故か、顔にキャタピーを貼り付けていたからである!

 

「え、えーと、お、お邪魔します。」

「お、おう!そうだな!えーと、何処にいればいいんだ?」

「ねぇ会長、何してるの?」

「おい!?」「ちょっと!?」

「ん?どうしたの二人とも?」

「いやいや、普通聞くか!?俺らが折角スルーしようとしてんのによ!」

「いや、だって気になるじゃん」

「いや、気にはなるけど。それにこの人はマルベリー生徒会長さんとは別人かもしれないし」

「反応が酷いけどわたしはマルベリーよ。」

 

顔にキャタピーを貼り付けた人物の事を見ないように行動を再開した2人だが、メランが普通に聞きにいったり、本人に自分は生徒会長その人だと言われてしまい嫌にでも理解させられてしまった。

 

「2人がそのこと聞くの嫌みたいだから別のこと聞くけど、さっき校長の事『叔父さん』って言ってたけど、2人って先生と生徒以外の関係もあるの?」

「そうね、わたしは叔父さん、セクロ校長の弟の娘。つまり、姪っ子ってやつね。」

「へぇ。」

 

メランはひとまず別に気になった事を聞き、2人の関係を知ることが出来た。しかし、やっぱり顔に付けてるキャタピーの事が気になり

 

「うーん、やっぱりそのキャタピーが気になる。」

「まぁそうだよね。うーん、メランちゃんの手持ちだとピカチュウとかキテルグマなんかを抱き締めたり匂い嗅いだりしない?」

「あー、一緒に寝てるからそういう事する時もあるね」

「私はキャタピーとかケムッソみたいなポケモンのブニブニした触感を触ったり、匂い嗅いだり、体を歩き回らせたりするのが好きなんだァ!」

「まぁ、要するに変態だな」

 

メランは結局顔に付けたキャタピーの事が気になり、理由を聞くと芋虫系や幼虫系の触感や匂いが好きだから体に付けていると言い、セクロに変態だとバッサリ切り捨てられた。

 

「酷い!この子達の魅力は先入観さえ取り除ければ絶対誰でも癒やされるよ!ちょっと待ってて!」ガサゴソ

「生徒会長?何やってるの?」

「もう!アキレアの事を呼び捨てにするなら私もマルベリーでいいよ。そして、私がしてたのはこれっ!」ブンッ

「おっ」ピトッ

「何だ!?」ピトッ

「うわっ!?」ピトッ

 

マルベリーはセクロの言い分に文句を言い、青い箱から何かを取り出しメランたち3人に向けて投げた。その正体は

 

「ハミ」「ハミハミ?」「ハッミィ!」

「その子達はユキハミ。私としては初心者向けにいいと思ってるんだけどどう?」

「おぉ、頭に乗ってると冷たくて気持ちいいかも。」

「うん。これ位なら僕も大丈夫そう。」

「まぁ確かにそうだが、それでも部屋に入って最初に目に入るのがキャタピーを貼り付けた奴とか恐怖でしかねぇよ。」

「あ、あはは」

 

マルベリーがクーラーボックスから投げたのはいもむしポケモンのユキハミだった。メランは良さげに、ヒナは平気そうに、ザロスは多少理解は出来たがそれでもあの場面はやばかったと言った。

 

「どうして出迎えの時とか入学式の時それじゃ無かったの?」

「叔父さんが大事なイベントの時とかよそ行きの時は我慢しろって言うんだよね。残念な事にね。」

「んなの当たり前だろうが。だが、お前が校長になれば、お前がどう振る舞おうと自由自在だぞ?」

「どんなこと言ったってやらないからね」

「チッ!」

 

メランは今のマルベリーの方がイキイキしてるし面白いから何でそれで最初来なかったのか聞いたら、セクロに止められたからだと言い、セクロは校長になれば好きにしていいと言い、マルベリーがそれを断った。その流れが気になったメランはそのことを聞こうとした。

 

「それってどういう」

「ええ加減その子ら座らせて話進めた方がええんちゃいます?ウチらもその子らも暇では無いやろ?」

「それもそうね。それじゃ3人とも適当な椅子に座っちゃって」

「はい。」

「分かった。」

「・・・うん。」

 

が、その前に予想は出来ていたが長引いた生徒会長に関する話に苛つき始めたルピナスが話をするよう言い出し、マルベリーも3人に座るように言った為大人しく座る事にした。

 

「さて、君らの処分の前に、ウチのちょっとしたルールについておさらいしようか。AP(アカデミアポイント)制については知ってるよな?」

「?はい。」

「そりゃ、知ってますけど」

「え?何それ?」

「あー、そういえばまだ言ってなかったロトか。」

「あ、ロトム」

「ちょっとマスターに教えてるんで先に話進めといて下さいロト」

 

セクロは処分の話の前に、この学校にあるAP(アカデミアポイント)と言う物の話をしだすがメランは知らなかった為ロトムが教えようとする。

 

「いや、他の2人にもおさらいがてら俺が教えてやる。簡単に説明するが、APってのはここで使える通貨みたいなもんだ。こいつは講義やバトル、学内・学外活動をしていると貯められる。」

「バトルで稼げるなら平気そうだね!」

「残念だが同じ相手や弱いものいじめ何かは出来ないようになってるからバトルだけじゃ稼ぐには限界があるぞ」

「むー、弱い者いじめなんてしないもん。」

「別にしないならいいさ。お前なら取り敢えずバトルだけじゃ足りないと覚えておいて、必要な時にロトムに教えてもらえ」

「分かった!」

 

だが、セクロは他の2人にもついでに教えることにした。APとはこの島における通貨で、学校で様々な方法で得ることが出来る。

 

「使用用途何かは基本は金と同じと考えて貰っていい。だが、うちは衣食住の最低限は学校側が負担するから、買うのはそれ以外の物資をこの島で買うか通販するかって感じだな」

「ふーん」

「お前、そんぐらい問題ないって思ってるだろ?」

「うん」

 

メランは使用用途を聞いて平気そうと感じて、それをセクロに指摘されたが素直に頷いた。

 

「だが、ここはそんなに甘くは無いのさ。APが普通の金と違う所はここからさ。このAPでお前らには単位、この学校で学び、成績を残した証明を買ってもらう。」

「単位?証明?それを買わないとどうなるの?」

「そりゃそんなやつは卒業させられないな。ここを辞めるか、留年して5年目に突入してもらう。」

「えぇ!?何それ!?」

「いや、確かに生徒に買わせるのは変だが単位自体はわりかし普通だぞ?」

「そうだね。でも、僕はバトル苦手だから足りるか不安だな」

 

セクロはその考えは甘いと言い、生徒はAPで自分の卒業に必要な単位を買う必要があると言った。メランは驚いたが他の2人は元々知っていたのか反応は薄かった。

 

「お前らが買うのは4年分で40,000AP、つまり1年ごとに10,000APで買って貰う事になっている。そんで大体月毎に1,000AP稼ぐのが普通で、年間12,000ぐらい稼げるから余分なのは2000APだな。もっとも、下手なやつは10,000稼げないし、逆に上手いやつは1年で20,000以上稼ぐことも珍しく無い。」

「そ、そんなの難しくて分からないよぉ!」

「この手のものの使い方は将来役に立つから慣れておけよ。それに最悪お前にはロトムがいるだろうが」

「あ、そっか!」

「マスターの成長の為にもある程度まではやらないロトよ?」

「でも、ロトムがいざって時にはどうにかしてくれるから安心だよ!」

 

セクロは必要なAPと自分で使えるAPに関して教えてくれたが、メランは理解出来る訳無いと慌てたがロトムがいることで何とか持ち直した。

 

「で、だ。お前ら新入生には持ち込んだ荷物だけでは色々と足りなくなることもあるから全員に3000AP配っているんだが、悪さ何かをすると教員権限でAPを減らすことなんかも出来る訳だ。俺の言いたい事が分かったか?」

「あわわ」

「そういう事かよ、くそっ!」

「バッチコイ!」

「何でお前はそんな堂々としてるんだよ?」

「アタシはアタシがした事を間違ってるとは思ってない!だったらどんなにポイントを減らされても知ったことじゃない!」

 

セクロは教師ならポイントを減らせると言い、ヒナは怯え、ザロスは悪態をつき、メランは堂々としていた。

 

「はぁ、まぁいいか。じゃ、ヒナから言っていくぞ」

「は、はい」

「お前は自分のチュリネが関わったからといってトラブルに首を突っ込んで、それを放っておけずバトルまでした。よって」

「あ、あわわ」

「100APを与える」

「・・・え?」

「は?」

「じゃ、次ザロスな。」

「お、おい」

「お前は自分から首を突っ込んで、喧嘩腰に相手と話し、ついでにバトルに買った。諸々を考慮して500APを与える。」

「ちょっと待てよ!」

 

セクロはヒナを処分を言い出しヒナは怯えていたが、言い渡されたのはまさかのポイント贈呈だった。このことに放心してる間にザロスの処分もポイント贈呈と言い、ザロスはセクロに疑問を投げかけた。

 

「何だ?俺もさっさと終わらせたいんだが?」

「いや、何でポイント与えてんだよ!俺らに罰与える為に呼んだんじゃ無いのかよ!」

「うんうん!」

「うーん、別にお前らがした喧嘩ぐらいたまに起こるから大して問題じゃないしな。お前らが悪いのはザロスが喧嘩腰だった事、教員側に連絡しなかったことぐらいだしな。」

「な、なんだよそれ」

「それに、先にトラブル起こしてたのは上級生の方みたいだしな。本心はともかくあいつらが教員呼んでれば防げた事なんだから、今回はあいつらには減点を、お前らには初日故の温情と迷惑料とバトルの成績込みのポイント贈呈だ。次からは両方減点するぞ」

「は、はい!ありがとうございます!」

 

ザロスとヒナは何故ポイント贈呈なのかを聞いたら、セクロはこんくらいはよくあることで、上級生の方が悪いと判断したためだと答えた。

 

「それにお前らをわざわざ呼んだ原因のが残ってるしな。」

「アタシはポイント減点でも贈呈でもどっちでもいいよ!」

「はぁ、もう面倒くさいから結論だけ言うわ。メラン、お前には、10,000APくれてやる」

「おぉ、思ったより貰えた。」

「え?・・・え?」

「い、10,000だと!?それ単位1年分じゃないか!」

 

セクロは1番の原因のメランに10,000ポイント与えると言い、2人を驚かせた。

 

「そうだな。それだけアキレア、18の頂を倒したってのは大きいんだよ。」

「やったね!メランちゃん」

「こりゃ、今日はお前に散々迷惑かけられたんだし、お前のポイントで豪遊パーティだな!」

「いや、別にそれはいいんだけどさ。うーん」

 

セクロは、メランがそれだけのことをしたと言い、ヒナは喜び、ザロスはそのポイントでパーティをしようと言うがメランは少し考えていた。

 

「どうした?何か気になることでもあるのか?」

「いや、ただアキレアに1回勝っただけでこんな事になるからアキレアは自由にバトル出来ないんだなって」

「・・・ここじゃそういうものだ」

「ねぇ、校長。アタシのこの10,000全部返すからアキレアが自由にバトル出来るようには出来ないの?」

 

メランはアキレアの立場が大きすぎるから自由にバトル出来ないと思い、それでも何とか出来ないかと自分の貰ったポイント全部返すから何とか出来ないかと聞いた。

 

「メランちゃん!?」

「おいおい!正気か!?これ1年分だぞ!?」

「うん」

「ふむ。理由を聞いてもいいか?」

「理由?ただ、アキレアには自由にバトルして欲しいだけだよ?アタシとバトルしてる時、アキレアはホントに楽しそうだった!アキレアもアタシにリベンジしたいだろうし、アタシもアキレアの全力の手持ちとバトルしてみたい!その為には今のままだと叶えられそうに無いんだもん!」

 

2人は驚き、セクロはその理由を聞いた。メランはアキレアのリベンジも受けたいし、自分もアキレアの全力の手持ちで本気のバトルがしたいからと答えた。

 

「メランちゃんにあんなに好かれてるなんてアキレアも罪な女よねぇ」

「つっても会長もわりかし気に入ってんだろ?」

「まぁね」

「アホらし。10,000をドブに捨てようなんてよう考えるわ」

「そうですかね?僕は最終的に良い結果が帰ってくると思いますよ?」

「せやろか?ウチには理解出来ひんわ」

 

生徒会のメンバーはメランの行動を個人個人が判断し、ルピナス以外は好印象を持っていた。

 

「ふ、ふふ、なるほどな。残念だが前にも言った通りお前の意見を通すには、お前は力も地位も無い。」

「むー、またそれ?」

「あぁ、その2つはとても重要な事だ。だが、力はそんな直ぐには身につけられるものではない。」

「む、だったら力がホントに無i」

 

セクロはその返事が面白かったのか笑いを堪えながらだが無理だと言った。そのことにメランが反応しようとして

 

「そこでだ!」

「iカッ!?な、何さ」

「お前、いやお前達3人に俺から提案がある。元から今日の目的はこっちが本命だ。」

「え?」

「俺達も、ですか?」

「あぁ、お前達、生徒会に入らないか?」

「「「・・・へ?」」」

 

その言葉に割り込んで、今日3人を呼んだ本命の要件と言い、メラン、ヒナ、ザロスに生徒会に入らないかと聞いてきた。




どうも、可笑しなお菓子屋のジャックです。

さて、今回のオリ設定は独自通貨の「AP」とも考えたんですが、別に作中に言ったこと以上の事も無いので、この世界における「レベル」というものに関して話そうと思います。

まず、最初に言うとこの世界にレベル100なんてのはほんの僅かしかいません。だけど、その僅かの100レベルの一部はチャンピオンが持っていてなおかつチャンピオンと四天王の手持ちのレベルは軒並み上がっています。

理由としては2つあります。1つ目は経験値です。ゲームでは理論上最初の草むらだけでレベル100にすることも出来なくはないですが、普通に考えたら四天王やジムリーダーレベルのポケモンがそんなのを倒して何の経験にもなりません。よって、この世界線ではきちんと経験値になりそうな経験をしないとレベルが上がりません。

2つ目は個体値です。個体値はいわば生まれ持った才能の数値です。そして、この個体値は才能の限界も表しており、この世界ではレベルの上限にもなります。そのため6Vじゃないとレベル100にはなれません。この世界でレベル100になるためには、膨大な経験、最大限の努力、最高の才能が必要になります。

あと、最初に言った四天王達のレベルですが、ゲームでは50〜60台ですが、普通に考えてその地方の頂点とそれに及ばないまでも圧倒的な強者なので、四天王は70後半〜80台、エースポケモンは90超えてる人もいます。チャンピオンはレベル90台が基本でエース1匹のみがレベル100まで到達しています。

あ、ついでに校長もレベル100を1体だけ持ってます。

では、次回をお楽しみに

頂との出会いを必要そうな部分に纏めたダイジェストにしても大丈夫か?

  • 大丈夫だ問題ない(ダイジェストOK)
  • 一番いいのを頼む(ダイジェストNG)
  • ちくわ大明神(誰だ今の)
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