ポケットモンスター・アカデミアアイランド 〜バトルジャンキーガールの学園島生活〜 【旧題 ポケットモンスターUNI】   作:可笑し屋ジャック

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前のを出した時点で下書きがほぼ終わっていたから、余裕を持って投稿出来るはずが、いざ順調だと他のに目が向いたりやる気が出なかったりで、結局今日完成させる始末。

夏休みの宿題とか学校のレポートとかもそんな感じだったのでこれはもう治りませんね。毎週のは過ぎないように頑張りたいです。

ではどうぞ


15話 セクロとホルト 凸凹中年ライバル

「ホルト、俺が時間になっているでもなく、特にトラブルが起きているわけでもないのにうるさいお前をここに呼ぶ訳がないだろう?」

「だが俺はお前が用があるから来るようにと伝えられたから来たんだぞ!」

「ほぉ、伝えられて、ねぇ?」

 

セクロは呼んでないと言ったがホルトは用があると伝えられたと言い、セクロは伝言を託す事が一番ありそうなマルベリーの方を見た。

 

「叔父さんの予想通り私がホルトさんを呼びましたよ」

「何でそんなことをしたんだ?」

「だって、いつもホルトさんを会議の最後に呼んでるせいでまともな交流を顔合わせの時にとれないようにしてましたので、ちょっと仕組ませてもらいました。」

「ほぉ、つまり呼んだのはセクロの野郎ではなくマルベリーの嬢ちゃんの方だったって訳か!」

「そうなりますね」

 

ホルトを呼んだのはマルベリーであり、顔合わせをきちんと行う為に呼んだと答えた。

 

「こんな穴掘り中年に時間さくなんて、新入生が可愛そうだろ?」

「じゃあお前に時間かけるのはいいのかこの虫取り中年!」

「元から俺の時間も取る気は無かったさ。予定表を見して貰えば分かるはずだぞ」

「何?そうなのか!ちょっと見してくれ!」

「どぞー」

「ありがとよ!ふむふむ、確かに!」

 

セクロは初めから自身とホルトは除外していたと言い、ホルトがメランから借りた予定表を確認して納得した。

 

 

「叔父さんもそうやって逃げようとするから2人纏めてこの生徒会室で簡単にでも新入生に教えようと思い、ゲストに来るよう指示した時間はわざと遅くしてました。」

「ガッハッハ!こりゃやられたなぁ、セクロ!」

「はぁ、面倒な事になったな。が、まぁいいか。マルベリー、どうせ言いたいこととか考えてるんだろ?俺は仕事してるから勝手にやってくれ」

「俺よりも嬢ちゃんの方が上手いだろうから頼むわ!必要なら答えるからよ!」

 

マルベリーは2人のことを紹介する為に今回の事を仕組んだといい、2人はマルベリーに紹介と進行を任せることにした。

 

「分かりました。では、最初はメランちゃんが知ってなかったみたいだから簡単なことからね。」

「はーい!」

「まず、18の頂(エイティーントップス)にはタイプに合った称号と活動に使える建物が与えられます。」

「へー」

「僕も建物の事は知りませんでした。」

 

マルベリーは18の頂全員に称号と活動の為の建物が与えられると言った。そのことをメランは勿論だがヒナも知らなかったようだった。

 

「そうなんだ、ならこれから話して良かったみたいね。で、まずは叔父さんからだね。叔父さんは虫タイプの使い手、《虫の巣(バグズネスト)》という称号と、この学校自体が担当の建物かな?」

「へぇ、学校自体なんだ。どっちも学校の校長だから持ってるの?」

「そうね。それもあるけど普通に肩書関係なく挑戦者も来るから実力で守り続けてる地位よ。」

「おぉ、やっぱり強いんだ!」

 

マルベリーはセクロが1番偉いからだけでなく実力もあると言い、メランは喜んだ。

 

「まぁ、いい加減辞めたいんだがな」

「そうなの?」

「あぁ、もう20年、下準備込みなら30年以上このアカデミアを維持して来たんだ。いい加減校長職と虫タイプの地位を他の奴に渡してぇよ。なぁ、マルベリー」

「私はやりませんよ」

「てことで最有力候補に断られ続けてるから辞められねぇんだよ」

 

セクロは長い事校長をしているからいい加減次の世代に渡したいのだが、マルベリーが断り他にいいものがいない為、校長を続けているという。

 

「何でやらないの?やっぱり校長の仕事が面倒くさそうだから」

「それも無くは無いですけど、1番の理由はまともに勝ったことも無いのに受け継ぎたくはないってことね。」

「たまには勝ってるだろ?」

「調整とか研究用の時だけですけどね。本気のバトルの時は勝てたこと無いですよ」

「別にいいだろそれでも」

「良くないです!とにかくこの話はお終い!次行きますよ!」

 

メランは面倒くさいからやらないのかと聞いたが、マルベリーはまともに勝てた事が無いからだと言い、話をホルトの紹介に移した。

 

「次は地面タイプ担当のホルトさん。《大地の穴(アースホール)》の称号と地下へ繋がる部屋を持ってます。」

「地下?」

「テレポート装置では地下に行くことは出来なそうだったロトけど、ここには地下があるロトか?」

「おう!俺達が自力で掘ったのがあるぞ!セクロのやつが迷路みたいにしろって言うから普通のやつが入ったら迷うようなやつがな!」

 

マルベリーはホルトが地面タイプの担当であることと、アカデミアの地下を担当していることを教えた。

 

「そういや、ホルトさんの役職は何なんですか?」

「ホルトで構わねぇよ!そうだなぁ、1番大事なのは地下に人が入らないようにする門番的な事と地盤調査だな!」

「他にも色々とやられていて、役職は事務員兼警備員兼用務員兼、・・・後何でしたっけ?」

「面倒だから纏めて雑用って呼んでるから俺は覚えてないぞ」

「ガッハッハ!違いねぇな!」

「まぁ色々とやってもらってる縁の下の力持ちという感じですね。」

 

メランがホルトの仕事を聞いたら、3人とも正確に把握してはおらず、セクロとホルトは雑用、マルベリーは縁の下の力持ちと纏めた。

 

「ねぇねぇ、1つ気になったんだけどさ」

「何ですか?」

「校長とホルトって仲いいよね。だから何かあるのかなって」

「ただの腐れ縁だな」

「ガキの頃はライバルだったが今はそんな所だな!」

 

メランが大人2人の関係を聞くと、セクロは腐れ縁、ホルトは元ライバルと返した。

 

「うーん、そうですね。まだゲストが来るまで時間かかりますから叔父さんとホルトさんの関係とこのアカデミアが出来るまでを軽く話しますか」

「うえ、そんな薄ら寒い話するなら耳栓してていいよな?」

「当事者に補強してもらうかもなので駄目です。」

「ガッハッハ!諦めなセクロ!お前を慕ってくれてるんだから大人しく聞いておけ!」

「はぁ」

 

マルベリーは時間もあるからと大人2人の過去を少し話そうとし、セクロはそれを嫌がったが、それを気にせず話しだした。

 

「では、まず2人の出会いからですね。2人ともカントー地方出身で叔父さんはトキワシティ、ホルトさんはクチバシティで生まれ育ったのよ。」

「へぇ、校長達ってカントーだったのか」

「あぁ。しかし、考えてみると俺らと同世代で有名なのにポケモン博士として名を上げたオーキドに、四天王のキクコがいるからあの頃のカントーって大分やばかったな。」

「だな!だがアイツらを地元に残り、俺達は他の地方に行ったから少し戦ったことがある位の関係だな!」

 

2人の出身地はカントーであり、セクロは自身の世代のカントー地方の偉人を思い出し懐かしんだ。

 

「はいはい、その辺も気になりますけど話を戻しますよ。2人が初めて出会ったのは叔父さんが6歳位でしたよね?」

「そんなもんだろ。ガキの頃の事なんて詳しくは覚えてないが」

「同じく!」

「で、叔父さんは友達とかはいなくて1人寂しくトキワの森で本の図鑑片手にポケモンを見て毎日過ごしてたんですよね?」

「うわぁ、随分寂しい子供時代だね」

「うるせぇ」

 

2人が出会ったのはセクロ6歳、ホルト8歳の頃であり、セクロは自分の子供自体の事を憐れまれたことに文句を言った。

 

「そんなある時にホルトさんと会ったんそうです。」

「まぁそうとも言えるな」

「へぇ、2人のいた町って子供でも歩いて行ける場所なの?」

「いや、普通なら厳しいな」

「え?それならどうやって?」

「おう!クチバシティには近くにディグダの穴って名前の洞窟みたいなのがあってな!そこから適当に掘ってったら偶然出た場所がトキワの森で、上手いことセクロの目の前に出たって訳よ!」

「はぁ!?」

 

メランはカントー地方の事をあまり知らない為、普通に隣の街なのかと考えたが、ホルトがディグダの穴から掘ってトキワの森まで行ったと言い驚いた。

 

「あの時はいきなり地面から人が生えてきたもんだから驚いたな」

「ガッハッハ!細かいことは気にすんな!」

「はぁ。で、こいつとなんだかんだあって関わるようになって、その1年後にこいつに引きづられる形で旅に出たんだ」

「大分飛びましたね」

「流石に詳細話してたら長くなるからな。詳しく知りたいなら図書館にその手の本があるから探しな」

 

セクロは当時の状況を言い、ホルトに強引に連れ出されて旅に出ることになったと言った。

 

「で、ジム巡りやポケモンリーグに出たり、別の地方に行ってリーグに出たり、四天王やチャンピオンと戦ったりして10年が経過。」

「速っ!?」

「あ、あの、もう少し詳しく知りたいです。」

「悪いがそんな時間は無いな。だろ?マルベリー。」

「えぇ、申し訳ないんだけどこの後18の頂の所に行ってもらうから、もうそろそろ案内役に来るように言った時間になるのよ。」

「てことだ。知りたいたらさっきも言ったように図書館で借りな」

「は、はい。分かりました。」

 

セクロは旅で色々とあったと言うが、時間も迫ってる為、大まかな内容しか言わず、後は図書館で借りろと言った。

 

「俺は旅の最中で考えていたポケモンアカデミアの計画の為に色々と動き出した。」

「で、俺はそのまま旅を続けることにしたからここで俺達は1度別れたな!」

「へぇー。それまではずっと一緒だったんだ」

「・・・まぁ、こんなんでも実力はあったからな。一人旅より特訓相手がいた方がいいだろ?」

「そうだな!確かにお前がいなかった4年間の旅は少し物足りなかったな!」

 

セクロとホルトはそこで別れたが、それまでの10年間は一緒に旅をしてきたようだった。

 

「あとホルトさんは凄い経歴があるんですよ」

「凄い経歴?」

「ん?おいセクロ!俺にそんなのあったか?」

「いやお前、1年だけとはいえカントーで四天王してただろ」

「「し、四天王!?」」

「おー!最近アローラでも話聞く凄いトレーナー4人組だよね?正直島キングとか島クイーンがなってるから何か変わったのかよく分からないけど」

 

マルベリーがホルトの経歴にすごいものがあると言い、ホルトは忘れていたがせクロが1年だけ四天王をしていたことだと言い新入生を驚かせた。

 

「あー、そういやそんなのもあったな!」

「いやいや!四天王って!?そんな強いのかアンタ!?」

「おう!俺はかなり強いぞ!」

「おー!!いいねいいね!」

「あ、あのー、こういうこと聞いていいか分からないんですけど1年ってことはすぐに他の人と交代しちゃったんですか?」

 

ザロスはホルトがそこまで強くなさそうと思っていたが元四天王という頂点に近いレベルの強さだと知り驚き、メランはまた強い人が増えたことに喜んだ。

 

「おう!そうだな!」

「まぁ、こいつの場合少し特殊だけどな。」

「特殊?」

「あぁ、何せ四天王が自分に合わないからってだけでポケモン協会とかと話し合わず勝手に辞めたとかいう馬鹿だからな。」

「え!?」

「は!?」

 

だがホルトはそんな四天王という地位を自分勝手に辞めたと知り、ヒナとザロスは驚いた。

 

「ど、どうして辞めちゃったんですか?」

「そうだなぁ。勿論挑戦者はどいつもこいつも強かったが、何ていうか四天王って立場は上から目線な感じが嫌だったり、自由にバトル挑みに行けないのがもどかしかったりして、旅の頃の自由さや驚きが無かったからだな」

「うーん、でもホルトって18の頂なんだよね?」

「そうだな」

「だったら今もそんな感じで、嫌に感じないの?」

 

ヒナが何で勝手に辞めたかを聞くと、ホルトは四天王という立場が上からのものであり合わなかったと返す。そのことにメランは18の頂もそうじゃないのかと返す。

 

「・・・そうだな。嬢ちゃん名前は?」

「アタシはハウオリシティのメラン!」

「そうか。ならメラン。確かに今はそうかも知れないが昔は面白くて大変だったんだぞ?」

「そうなの?」

 

それに対してホルトはメランの名前を聞いたあとに、今はそうだが昔は違ったと語る。

 

「あぁ、俺は四天王辞めてから参加したが、島一つ使ったポケモンの学校、それもスクールに留学生が来るようなレベルでは無い全部の地方から様々なやつを集めたとんでもないものだ。あの頃は大変だった。アカデミアを造るだけでも10年かかったのに、その後も様々なトラブルがあったり、生徒間でとんでもない喧嘩がよく起きてたり、ここの技術や知識、人員を奪い取ろうとよく襲撃も受けていたな。アカデミアが崩壊しそうになる事態も沢山あった。」

「うわぁヤバいね」

「全くとんでもないことだらけだった。

だが!あの頃はすんげぇ楽しかった!そして、そのトラブルの新たな火種はお前さ!メラン!」

「え?アタシ?」

 

ホルトは昔はアカデミアを作るだけでも大変であり、その後もトラブルが絶えなかったがそれが楽しかったと語る。そして、メランの存在が新たなトラブルであると言う。

 

「あぁ!お前がやらかした事もお前の要求も噂で聞いているぜ!俺としても四天王時代の鬱憤が似たようなもんで、いい加減自由にやりたいと考えてたのさ!なぁセクロ!お前はどう考える?」

「はぁ、だからお前ら2人を早くに会わせたくなかったんだ。俺は反対だ、お前も今の状態にどれだけの苦労と時間がかかったか分かってるだろ?やっと安定してきたんだ。俺らも年だ。ならこの安定した状況で次に託すべきだろ。」

「俺は寧ろ安定してるからこそ変えるべきだと思うがな!俺はメランの嬢ちゃんを案を押すぞ!」

 

ホルトはメランの言う通り自由にやれる方がいいと言い、それに対してセクロは今の安定した環境のまま次世代に渡すべきだと返す。

 

「お前のはどうせ理屈じゃなくて直感だろ?」

「おう!」

「はぁ、その直感を実現させるのに苦労するのは俺らなんだがね。それにそいつはまだ生徒会員じゃないぞ」

「何!?そうなのか!?」

「うん、仮で入ってる。」

「流石にただの1生徒の意見で動かせる案件じゃないな。そして、メランが生徒会に入るかどうかはあいつら次第さ。」

 

セクロは長年の付き合いからホルトが具体的な案は無く直感であると理解しており、メランの案を考えるかどうかは生徒会に入るかどうかで決めると言う。

 

ドンドン

「入ってもいいかい?」

「あ!この声って!!」

「来たか。おう、いいぞ」

「邪魔するよ。」

「アキレア!」

「昨日ぶりだな。相変わらず元気そうでなりよりだ」

 

そんな話し合いの中、ノックをしてから入ってきたのは、メラン達と昨日戦った18の頂の1人、悪の道(ダーティロード)のアキレアだった。




どうも、可笑しなお菓子屋のジャックです!

もう、ここで本題前に書くことも思いつかなくなってきたのでさっさといきます。

今回のプロフィールはセクロの元ライバル現在アカデミアの雑用の穴掘り中年ホルトです!

名前:ホルト(ホルト草から)
性別:男
年齢:56
役職:ポケモンアカデミア職員、雑用
使用ポケモン:地面タイプ中心
称号:大地の穴(アースホール)
好きなものこと:穴掘り、旅、バトル、すっぱいもの、酒
嫌いなものこと:頭使うこと、退屈、味の薄いもの
容姿:髭面の方の山男の体を引き締めた感じ。服装はつなぎや作業着。部屋などではジャージを着ている。

このプロフィールも後のキャラのことを考えると大変で気が滅入ります(主に容姿)

けど、あった方がキャラが分かりやすいと思うので頑張ります。

それでは、また次回をお楽しみに

頂との出会いを必要そうな部分に纏めたダイジェストにしても大丈夫か?

  • 大丈夫だ問題ない(ダイジェストOK)
  • 一番いいのを頼む(ダイジェストNG)
  • ちくわ大明神(誰だ今の)
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