ポケットモンスター・アカデミアアイランド 〜バトルジャンキーガールの学園島生活〜 【旧題 ポケットモンスターUNI】 作:可笑し屋ジャック
それと、心象描写無しの方が書きやすかったのでよほど駄目出しをくらわなければこのまま行こうと思います。今回からバトル描写も書くのにこっちの方が良さげでもありましたので
では、続きをどうぞ
寮を抜け出た先にあったのは一面見渡す限りのバトルフィールドだった。
「さぁ、着いたぞ。寮1つごとに普通のバトルフィールドが3つ、普段はプールなんかにも利用出来る水タイプ用のバトルフィールドが1つある。本来なら予約制なんだが入学式当日にそんなことしてるやつもいないから問題ねぇだろ」
「随分親切に教えてくれるんですね、タンデム先輩!」
「うっせぇなぁ!クソガキがよ!なんだぁ?いきなり先輩呼びしやがって。ハンデでも欲しいのか?」
「いや?せっかく学校来たんだし先輩呼びしてみようかなって。嫌なら呼び捨てにでもするけど?あと、手加減とかしたら承知しないよ!」
「こ、のクソガキが」
タンデムは必要だろうと説明をしてやったら煽られているのか舐められているのか分からないが、まず間違いなく調子に乗っているだろうことを理解した。
「糞っ!調子が狂うぜ全く。そら、最初は俺が相手になってやるよ。どいつが相手だ?」
「そりゃ勿論!・・・誰が行くの?」
「おいコラ」
自分のペースに戻す為にさっさとバトルに進めようとしたらまさかの対戦相手が決まっていなかった。
「別に俺が行ってもいいぞ」
「僕は自信ないから2人でやって貰えないかな?」
「いいや、こういう時はじゃんけんだよ!」
「まぁ、俺はいいが。ヒナがやらないって言うならどっちがやるかでいいんじゃないか」
「そ、そうだよ」
「いーや、ヒナ君にも喧嘩を売った以上参加してもらいます!それにバトルは実際にやってみないと成長出来ないしね。それじゃあ、行くよ!最初はグー!」
「あ、あわわ」
「たく、忙しないやつだ」
「じゃーんけーん、ポン!」
メラン:グー
ザロス:パー
ヒナ:パー
「あちゃー、負けちゃったわ。やりたかったのになー。」
「いや、それなら別に僕はいいよ」
「駄目駄目!そんな勝ちを譲るような真似は許さないよ!それと自身が無いならタンデム先輩の方がいいよ。ザロスも別にいいよね」
「別に俺はいいが、何でだ?」
「だって、リア先輩の方が強そうだからね!」
しかも、対戦相手をじゃんけんで決められた上、弱いだと決めつけられて弱そうなヒナが対戦相手になった。この扱いにはタンデムはキレた。
「おいテメェら」
「へぇ、よく分かったね。確かメランちゃんだっけ?何で分かったの?」
「リアァ!」
「もう、そうカッカしなくていいじゃん。勝てばいいんだよ勝てば!で、何で分かったの?」
「普通に勘です!」
「勘かよ!俺的には男の方が強そうに見えるだが大丈夫だろうな!?」
キレたが幾らキレて怒鳴ってもリアにもメランにも意味はないだろうとタンデムは悟った。
「おい、確かヒナとか言ったな」
「は、はい!」
「配置にさっさと付きな。秒で終わらせてやるよ」
故に敵を叩き潰すことにした。そうすればあいつらの対応も変わるだろう。そう思いながらバトルをするよう促した。
「・・・分かりました。やるからには全力を尽くします。」
「はいはーい、それじゃこのバトルで戦えないアタシが審判するよ!この後も色々予定があるみたいだから、対戦形式は
「ねぇな」
「大丈夫です。」
「では、試合開始!」
メランの合図によりタンデムとヒナのポケモンバトルが始まった。
「ブチのめせズルズキン!」
「お願いトロピウス!」
「ズル!」
「ピィーウ!」
タンデムが繰り出したのはあくとうポケモンのズルズキン。対してヒナが繰り出したのはフルーツポケモンのトロピウスだった。
「ズルー、ズラァ!」
「ピィー」
「頑張れトロピウス!《葉っぱカ「《猫だまし》!」
「ズルッ!」パァン
「ピィ!?ピ、ピィウ」
ズルズキンの《いかく》で怯えていたトロピウスに対してヒナは指示を出すことで落ち着かせようとしたが、それをタンデムが指示した《猫だまし》によって阻まれ、トロピウスは怯んでしまった。
「あぁ!?トロピウス!?」
「《かいりき》で吹き飛ばせ!」
「ズーラァ!」
「ピィーア!」
怯んでる隙を逃がすはずも無く、《かいりき》を使った頭突きをもろに受けたトロピウスは吹き飛ばされた。
「ト、トロピウス!空に逃げて」
「ピ、ピィーウ!」
初手から痛手を受けてしまったヒナは態勢を立て直す為に一度、飛行タイプの特権である空に逃げようとした。しかし、
「逃がすか!ズルズキン!《ロッククライム》!」
「ズル!ズールゥ!ズル!ズル!ズルー!」
ズルズキンが地面にこぶしを叩きつけると、突如山の如き大岩がトロピウスの後ろに現れ、ズルズキンはそれをジャンプして登っていくことでトロピウスへの接近に成功した。
「え!?」
「よぉし、《かみくだく》で捕まえろ!」
「ズーラァ!」
「ピィイ!」
「あぁ!?トロピウス!?」
そうして、近づいたズルズキンはトロピウスの首を《かみくだく》でがっしりと噛み付いた。
「こりゃ終いか?ズルズキン!気合を込めて《かいりき》で地面に叩きつけろ!」
「ズラァ!ズルズルズルズル!ズッルゥ!」
「ピィー!!」
噛み付いていたズルズキンは《かいりき》の力でそのまま何ども空中で回転してからトロピウスを地面に叩きつけた。
「トドメの《気合パンチ》ィ!!」
「・・・ズルズル」
「あ?」
タンデムは《気合パンチ》を指示したが、ズルズキンはそれを首を振って拒否した。どうしてかとタンデムは訝しんだが
「ピィウ」
「あぁ?!大丈夫か!?トロピウスゥ!?」
「あぁ、これは決まったね。そこまで!勝者、タンデムとズルズキン!」
「そういうことか。チッ、こんなもんか。こんなんじゃ暴れたりねぇなズルズキン」
「ズル」
勝負は既に付いていて、トロピウスは気絶していた。これにより先輩側の1勝が決定した。
どうも、可笑しなお菓子屋のジャックです。次回もバトルですが自分の表現したいことが書けているか不安しかないですね。上手く伝わっているといいんですが
では今回のオリ設定は技数です。本来ゲームだと4つまでですが、今回ズルズキンが使った技は《ねこだまし》《かいりき》《ロッククライム》《かみくだく》《気合パンチ》の5つです。この世界では技数に一切の制限がありません。
では、色々技を無造作に覚えさせたら強いのか?というとそうではありません。なぜなら、技ごとの経験値である《熟練度》といえるものがあるからです。これはその技の特訓をしたりバトルで使用すると貯まるもので、貯まるほど技の威力や数、スピードが増したり、隙が無くなっていったりします。
なので、この世界では技は4つまでを鍛えるのがスタンダードとなっています。ただし、技数が増えればそれだけ取れる戦術も増えるので一長一短です。
といっても熟練度は目視したり、図鑑などで確認出来る訳ではないのでそういう概念があるというだけです。その辺りの研究と検証はポケモンアカデミアで行われ発表されたものです。
今回のお話はここまで
では、次回をお楽しみに
頂との出会いを必要そうな部分に纏めたダイジェストにしても大丈夫か?
-
大丈夫だ問題ない(ダイジェストOK)
-
一番いいのを頼む(ダイジェストNG)
-
ちくわ大明神(誰だ今の)