FAIRY TAIL After the Final 作:ヤシュー
後書きでオリキャラの設定解説をしています。
オズから発された話はギルドのメンバーを震撼させた。
それは、オズ達の仲間である『歌姫』が失踪したと言う話。
そして、それと同時に2人に降りかかる不可解な事件。
その事件には必ずフェアリーテイルが関係していたと言う事。
そして、敵は共通であると言う事。
オズはそれらの経緯を話し、マカロフに協力を仰いだ。
そして、アリスの頭に手を乗せるとアリスに向けて頷いた。
アリスは微笑むと一歩前に出た。
すると無言で右手に炎を灯した。
「私は虹龍の魔法を使います。
この魔法は滅龍魔法ですが
また、2つの滅龍魔法を合成する事も可能です。」
そう言って左手に風を纏わせると胸の前で両手を合わせる。
それと同時に右手には炎とその周りを風が吹く。
風に吹かれ炎が揺るぎ、なんとも不思議な光景だ。
「これが虹龍の力の1つ。
そしてもう1つは・・・」
アリスはそう言いかけてウェンディに抱き着いた。
「ひゃうっ!?」
ウェンディから情けない声が出る。
いきなり抱き着かれればそうなるだろう。
アリスはウェンディに抱き着いたまま、ウェンディの唇を奪い舌を入れる。
それは、愛らしいキスとは違い、ねっとりとした、大人のキス、所謂ディープキスと言われる物だ。
アリスはウェンディの唇から自身の唇を離すと唇をペロリと舐めて微笑んだ。
「
アリスが呟いた。
「これがもう1つの力。
最後に使った合成滅龍魔法を他の滅竜魔導士に転嫁させる事が出来ます。
発動には条件があって1つは舌を絡めたキスでしか移せないと言う事。
もう1つは合成された滅竜魔法でないと移せないと言う事。
そして移す際どちらか片方の属性を扱える滅竜魔導士である事が条件です。
そして、これには大きな弱点があります。」
アリスがそう言って息を飲む。
「弱点?なんだ?」
ナツが聞いた。
「それは、私は兄様以外の殿方とキスをするつもりはないと言う事です。
兄様以外の殿方とキスをするなんて穢らわしいです。
絶対に、生理的に、無理です。
私の体は、心は、魔法は、愛は兄様に捧げる物。
それを穢らわしい雄猿なんかに触れさせる事も嫌な程です。
兄様以外の殿方なんて消えてしまっても良いくらいですから。」
アリスが微笑んで言った。
それと同時にその場にいた皆が心に思った。
『この子はヤベェ。』と。
優れた能力を持つ者が必ずしも優れた人格者では無いと言うが彼女はそれを体現した様な者だ。
超ブラコンであり、兄以外の男に興味を示さず、穢らわしく思う。
彼女にとってはそれが普通の事なのだ。
「アリス、あまり話をそらさないでくれ。目的は違うだろ?」
オズがあきれた顔で言った。
「兄様。そうでしたね。
我々の目的はとある闇ギルドに拉致された私達の仲間である『歌姫』の救出とそのギルドの壊滅。
そのギルドの名は
妖精討伐を専門にしたギルドだそうです。
まぁ、実績はないらしいですけど。」
アリスが言った。
フェアリーテイルのメンバーは聞いたことのない闇ギルドの名前が出てざわっとした。
「フェアリーコフィンはフェアリーテイル討伐の為に結成されたギルドと聞く。
なんでも
そして、我らが仲間である『歌姫』を拉致したのは彼女の力が妖精狩りに必要だからだろう。
彼女の実力はかなりの物。
彼女が味方していたら俺達に勝ち目は無いだろう。
今は彼女が俺達の味方である事を信じて本拠地へ乗り込むしかない。」
オズは静かに告げた。
マカロフはぐぬぬと唇を噛み怒りを顔に表す。
「どこの誰だか知らねぇが妖精狩りだぁ?
クソ喰らえじゃ。
どちらが狩る側か知らしめてやるわい!
ガキ共!戦争じゃあ!!」
マカロフの一言でギルド内はメンバーの声で溢れる。
たった一言でメンバー全員を鼓舞し、従わせる。
流石は聖十大魔導だとオズも感心してアリスと共にその姿を眺めていた。
ルカ・アルトマーレ
16歳 女性
歌姫
使用魔法:歌魔法
身長172cm
容姿
紺色のロングストレートの髪に透き通る碧眼、整った目鼻立ちでしゅっとした顔立ち。
胸はエルザやルーシィと同じくらいだがその高身長ゆえ体型はミラジェーンの様にモデル体系化であり第二のミラジェーンとも言える程のナイスバディ。
服装はノースリーブの黒いブラウスにピンク色のネクタイ、腰までスレッドの入ったロングスカートで裸足に2cmのヒールの黒いベルトサンダル。
左太ももに青い龍の心臓のギルド紋章がある。
特徴
龍の心臓所属の魔導士だが正式に所属している訳ではないらしく、一時的なものらしい。
その為、オズもルカの事を仲間として認めてはいるがギルドのメンバーの頭数には入れていない。
アリスからしたら姉の様な存在。
元ギャルだったらしく、たまにギャルらしい一面を見せるが一応は清楚な大人の女性らしい。
使う魔法は音を使った魔法で歌う事で様々な付与や攻撃をする。
その魔法は自身が届けたい相手にのみ届く特殊な魔法で自由に範囲を設定して歌う。
フェアリー・ロウに近い効果範囲の選択方法の為扱いは難しいが最大で街全体を範囲に出来るほど強力。
しかし、勿論の事声が聞こえなければ魔法の効果は受けず、その為音が出ない環境では魔法は使えない。
龍の心臓に所属している理由は姉である音の滅竜魔導士、ルルを探している為との事。
一部の人間はルルの話をすると死んだ人の話を懐かしむように話す事からルルは既に亡くなっており、それを信じたくないルカがルルを探しているのでは?と言う人もいる。
歌姫の異名通り、かなり歌が上手く聞いた人全てを魅了する歌声とも言われる。