転スラ世界に転生して砂になった話   作:黒千

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106話 会談と協定・前編

 

「本日は、お集まり頂きありがとうございます。これより、神聖法皇国ルベリオスとジュラ・テンペスト連邦国の会談を開始いたします」

 

 皆の前に立ち、シオンが開会の宣言を述べる。

 魔国側の席にはリムルと俺、リグルド、ベニマル。そして司法、立法、行政を司る長官であるルグルド、レグルド、ログルドが並ぶ。ヴェルドラは後ろのソファで読書中。

 その対面側には、ヒナタにルイ、レナード、アルノー、バッカス、リティス、フリッツ。その背後にもう一つ用意されたソファには、ルミナスが悠々と腰掛けていた。

 

「本会談は両国間に起こった出来事について情報を共有し、そして和解に向けた条件等の提案、決定を目的としています。お手元の用紙は今朝お渡ししたのと同じく、両国の状況をまとめたもので──」

 

 本日はこちらを元に話を進めさせて頂きます、と説明を終えたシオンは、やり切った顔をして着席する。あれ、今日の仕事はもう終わ……いやいや、完璧な出来だったと思う! 

 

 ということで、まずは現状把握からだ。こうしてお互いの持つ情報を一つ一つ照らし合わせて行けば、事件の裏側に潜む第三者の存在がはっきりしてくる。

 書面に目を落としたヒナタが短い黒髪を耳に掛けながら、確認するように尋ねた。

 

「ルミナス様が魔王達の宴(ワルプルギス)へ参加していた夜、ルベリオスの聖神殿に侵入してきた道化は……魔王クレイマンと同じく、"中庸道化連"の一員だったということね?」

「ああ、特徴からするとラプラスって奴だろうな。そいつとは戦ったのか?」

「いいえ。すぐに逃げに回られたから、深追いはしなかったわ。ただ……」

 

 リムルの問いに首を振り、ヒナタは隣の席へと目を向ける。

 その視線を受けて、ルイが続きを引き継いだ。

 

「私の弟であるロイが賊に遭遇し、殺されてしまったのだよ」

「魔王ロイが……? 兄弟だったのか」

 

 この場にいる法皇ルイと、魔王ロイは兄弟だ。

 顔が同じなのでリムルはルイをロイだと思っていたようだが、彼らは兄弟で役割を分担し、ルミナス教のマッチポンプを成立させてきたわけだ。

 

「俺が見た限り、魔王ロイも相当の実力者だったのに……」

 

 ルミナスの代役ではあったが"鮮血の覇王(ブラッディーロード)"として十大魔王に名を連ねてきたロイが殺されたという事実に、リムルは驚きを滲ませながら呟く。それはベニマル達も同じで、未だ謎の多い"中庸道化連"が魔王級の力を持つ脅威だと知り、緊張感を漂わせていた。

 その中で俺は──ルイによって語られた結末に、少しだけ目を伏せる。

 

(……駄目、だったのか)

 

 原作通り、ロイはラプラスに殺されてしまっていた。

 ほんの僅かだけど、俺には、もしかしたらという期待があったのだ。

 ラプラスはルミナス教の調査に来ていて、ヒナタに見付かり逃走する途中だったはず……タイミングがズレさえすれば、ロイがラプラスに遭遇しない未来も起こり得るんじゃないかって。

 

 魔王達の宴(ワルプルギス)に俺の存在が差し挟まれたことで、宴の進行は原作よりも少しだけ遅れていたはずだ。その時間差が上手く作用してくれれば……と、俺は密かに願っていたのに。

 だが、結果は同じだった。原作知識を伝えられない俺には他に出来ることはなかったが、どうしても後味の悪さを感じてしまう。しかも──

 

「ロイは少し自信過剰な性格でね、慢心があったのだろう。吸血鬼族(ヴァンパイア)の力が弱まる新月の夜だったとは言え、不甲斐のない話だよ」

 

 ルイの口調は冷淡でさえあった。

 ……それが、もう帰って来ない弟に対する言葉だろうか。

 そんなもの個人差だとはわかっていても、胃にズシンと重い物を投げ込まれたような気分に襲われる。俺は……弟を亡くして悲しまない兄がいるなんて、知りたくなかったのに……

 

「そしてルミナス様が帰還され、ロイを蘇生して下さったというわけさ」

「……えあ?」

 

 マヌケな声が出た。

 慌てて手で口を塞いだが、とっくに手遅れ。

 静かな空気を割った俺の声は異様に目立ってしまい……ルイや聖騎士達が、当然の反応で俺を向く。リムルも不思議そうな顔をして、ああ、と頷いた。

 

「そうかレトラ、お前は昨日、スリープモードだったから知らないよな? ルミナスは死者蘇生(リザレクション)が使えるんだ。一時は危なかったヒナタを治癒したのも、ルミナスなんだよ」

「……そ、そうなんだ?」

 

 リムル! ナイスフォロー! そうそう、俺は死者蘇生(リザレクション)を知らなかったのでメチャクチャ驚いた! ここはそういう雰囲気でやって行こう……! 

 それより、一体何が起こったんだ? ロイの蘇生に成功したって……何で? ルミナスが帰ってからでも間に合うなら、原作でも間に合ってたはずだろ……!? 

 

「いかにルミナス様の御業と言えど、魂が消滅していては手遅れだったよ。確かにロイは危険な状態ではあったが……偶然にも、私が近くに居合わせてね。私達は双子のようなものだから、魂を同調させることで消滅を防いだのさ」

 

 あと少し遅ければ危なかった、とルイは付け足す。

 あの夜、ルイがルベリオスに残っていたのは自然な話で、ロイが消滅する前に駆け付けた……そのお陰で、ロイは生き返ることが出来たと……タ、タイミングのズレはそこに作用したのか! 

 俺がどんな顔でそれを聞いていたのかはわからないが、未だに俺に注目したままのルイやヒナタに、何か言わなければと焦りが募る。

 

「よ……良かった、です」

「そうかね? まあ一般的には、兄弟を失って何も思わぬ者はいないと聞くからね」

「ロイは最近少し弛んでいたみたいだし、ちょうど良かったわ」

「お前達は手厳しいのう。まあ良い、死ぬのならば妾の傍にしておくのじゃぞ」

 

 全員すごい言い草である。ドライすぎるよルベリオス。

 下手に蘇生手段があると死生観が軽くなるのかな……そういえば昔、ヒナタはルイとロイを倒していて、その時もルミナスが生き返らせたんだっけ? それで今は一緒に働いてるんだから、殺したとか殺されたとかはノーカウントになってるんだろうなあ……

 

 

 

 状況確認を進める中で、道化連の他にも怪しい者がいた。

 ダームと名乗り、ヒナタにリムルの存在を密告した東の帝国の商人。要するにダムラダのことだけど……ヒナタはその商人から、恩師の仇がイングラシアに滞在しているという情報を得て、リムル討伐に動いたのだそうだ。

 そこには、リムルとヒナタを争わせようとした意図が読み取れる。

 

「……あれは最悪のタイミングだった。今思い返しても腹が立つ──」

 

 リムルの怒りが『魔王覇気』となって溢れ出す。

 ヒナタとの戦いで足止めされ、同時作戦で行われた首都リムルへの侵攻を喰い止められなかったという後悔と憤怒は、隣に座る俺にも圧力となって届いた。

 

 リムルの帰還のタイミングのズレが、町で起きてしまったあの悲劇が、繰り返される魔国滅亡の未来を変えることになったのは、本当に皮肉な話だ。

 俺はそれを知っていたから、悩んで、悩んで、他にも道があるはずだと行動することを決めたのに……それは、俺が引き金となって生まれた別の悪意に潰された。

 

 失敗した原因は、俺が世界に与える影響を全く考慮していなかったことにある。

 元々いなかった余計なものが増えてるんだから、俺の意思とは関係なく、世界に何かしらの変化が起こることは止められない……その変化も読み切って対応しなければ、望んだ未来は手に入らないのだ。

 ロイが生き返ったことや、レイヒムが生き残ったことは、変化による結果の一つなんだろうけど。それはそれで、良いことだとは思うけど。俺としては、俺がいることで魔国にとって何か良いことがあればなぁ……と思わずにはいられなかった。

 

 

 ルミナスに諌められ、リムルは冷静さを取り戻して話を続ける。

 クレイマンが東の帝国と貿易を行っていたことは間違いなく、件の商人と繋がっていた可能性は高い。そして、クレイマンの言っていた依頼人……"あの方"こそが、中庸道化連や東の商人に指示を出していた黒幕ではないか、というのがリムルの見解だった。

 

「その正体ってさ……"七曜"なんじゃないか?」

「何じゃと? "七曜"が妾に内緒で動いていたと申すのか?」

 

 ルミナスがリムルを睨み付ける。自ら処刑した者達ではあっても、長年の部下だった七曜に更なる疑いを掛けられては、面白くないのも当然だろう。

 だがルイは、否定は出来ないとリムルに賛同した。

 

「ルイ、貴様までそのような戯言を!」

「お聞きください。七曜はルミナス様の寵愛を……つまり"愛の接吻(ラブエナジー)"を欲していました」

 

 ああ、"愛の接吻(ラブエナジー)"ね……原作ではサラッと出て来ただけなので詳しくないが、ルミナスの生気を分け与える儀式で、七曜はそれによって寿命を延ばしていたんだとか? 

 日本人だった俺には抵抗あるけど、唯一神ルミナスから授けられる祝福のキスと考えれば七曜にとってはこの上ない栄誉だろうし、命が掛かっているなら尚更、他の誰にも奪われたくない特別なものだったんだろう。

 

「ルミナス様が、最後に"愛の接吻(ラブエナジー)"を行ったのは──」

 

 ルイが言葉を切った。その視線がチラリと……ん? 俺を見た? 

 今度は俺、変な反応してないけど……あれ? なんか、ルイだけじゃなくて……

 

『リムル……何で皆、俺のことチラチラ見てるんだろ……?』

『いや全然わからないな。別に気にしなくていいんじゃないか』

 

 今度はリムルもフォローしてはくれなかった。

 まあ、うん、今は俺の話をするような場面じゃないしな……

 コホンと咳払いをしたルイが、発言を続ける。

 

「ルミナス様が、最後に七曜に"愛の接吻(ラブエナジー)"を行ったのは、百年以上も前でした。初めは週に一度の儀式だったのに、徐々にその間隔が延びていったのです」

「……なるほどな。我等は不老不死故に忘れがちだが、あの者共は元人間。妾が生気を与えてやらねば老いてしまうのは必然か」

 

 七曜は、普通にルミナスに儀式を頼めば良かったと思うんだよ……それすら不敬だったのかな? そんな機会は全然なかった? 百年以上も? 上下関係の風通しの悪さが今回の事態を引き起こした原因の一つなら、俺達の国ではそういうことがないように気を付けよう。

 

 と、そういう事情から、七曜はルミナスの寵愛を得ようと必死で、ルミナスのお気に入りであるヒナタを邪魔に思っていたはずだとルイは言った。

 クレイマンの依頼主が七曜だとすると、ファルムスとテンペストの間で戦争が起こるよう誘導したのは、大量の魂でクレイマンを覚醒させてヒナタを討たせるためであり……

 また、ルミナス教の教えに反する魔物の国は元々滅ぼしてしまうつもりだったので、ヒナタにリムルを殺させようとしたが失敗。クレイマンは死に、魔王リムルが誕生した。ならばと再びリムルとヒナタを戦わせ、どちらも始末しようとした……という話だ。

 

「それなら、納得の行く点は他にもあるわ。神殿騎士団(テンプルナイツ)の用いた魔法装置には"聖浄化結界(ホーリーフィールド)"が込められていたという話だけど……それを行うには、より高度な神聖魔法の知識と技術が必要よ。賢人と呼ばれた七曜になら、容易いことだったでしょうね」

 

 考えをまとめるように顎に手を当てながら、ヒナタは語る。

 状況はどこまでも七曜黒幕説を推していた。

 

「そして昨日、町の上空に感じた霊子の気配も、間違いなく"聖浄化結界(ホーリーフィールド)"だったわね。あれだけの規模の結界を張るなら、聖騎士団の隊長格でも総出の任務になるわ。でもあの時、貴方達と交戦していた私達にそんな余裕はなかったのよ」

 

 ヒナタが言うには、神聖魔法の使い手である聖騎士団や近衛師団の者達は、あの時ほとんど出払っていた。それならあの結界は、西方聖教会の最高指導者である"七曜の老師"が差し向けた魔法部隊と考えるのが順当、とのことだ。

 

「実際、あれは何者だったのかしら? 共有出来る情報があるなら、是非聞かせて欲しいところね。結界に対応したのは──レトラ、貴方だったと聞いているけれど」

「わかった。じゃあ次は、俺から話すよ」

 

 今朝、リムルとの打ち合わせにより、俺のしたことは全てヒナタ達に告げると決まった。今更隠し事をして不信感を持たれるより、正確に情報を伝えた方がお互いのためになる。

 それにあれは罪のない民に対する一方的な侵略行為であり、反撃は正当な権利として認められるだろう、と判断してのことでもあった。

 

「昨日、俺は町に結界が張られると予想して、上空に砂を撒いて待ち構えてたんだ」

「あの輝く粒子……あれは貴方の砂だったの? あの全てが?」

「そうだよ。輝いてたのは光の反射だと思うけど」

 

 俺の砂に光る機能はないが、砂が大量すぎて『万象衰滅』を使う度に一部不可視化が途切れ、夕日を浴びて輝いていたようだ。ん……ウィズ? 何? 発光する性質を付与することも出来るって? いや、何のためにだよ。

 

「結界は何度も張られようとしていたけど、貴方はその全てを防ぎ……術者達を見付けたのね?」

「でも結局、連中の正体まではわからなかった。全員、俺が砂にしたから」

「そう……それ自体を非難するつもりはないわ。あのまま放置していたら町に甚大な被害が出ていたでしょうし、貴方には民を守る義務があるものね」

 

 落ち着いた視線も口調も、俺を責め立てようとするものではなかったが──ヒナタはその公正にして冷徹な瞳に俺を映しながら、言葉を重ねる。

 

「でも、残念ね。七曜のうち昨日の三名と、ファルムス王国で貴方達の部下が討ち取ったという三名……残る一人も聖教会の枢機卿ニコラウスが粛清しているわ。七曜と繋がりのあった者を一人くらい捕虜に出来ていれば、事実を探り出せたかもしれないのに」

 

 リムルにも言われていた。情報が欲しいから一人くらいは、って。

 可能なら、俺もそうしようとは思っていたのだ。

 だけど、あの想定外の状況では…………

 

「出来なかったんだ。"聖浄化結界(ホーリーフィールド)"の術者達は、魔国の領内にはいなかったから」

「……何ですって?」

「"聖浄化結界(ホーリーフィールド)"は霊子を触媒にした"術式転送"を使って、国外から発動されてた。転送経路を捕捉して反撃することは出来たけど、他国から攫って来るのは流石に無茶だし……でもその代わり、転送元の座標を解析したら──」

「ちょっと待てちょっと待てレトラ」

 

 横からリムルに止められた。

 

「いきなり話がぶっ飛び過ぎなんだよ……っていうかお前、昨日そんな話してたか?」

「続きは明日でいいって言ったの、リムルだろ」

 

 昨夜の宴会の前に、リムルには軽く報告してあった。

 結界の術者達を見付けて全員砂にした、捕虜には出来なかったと。

 リムルはそうかと答えて、今日のところは美味いもの喰ってゆっくり休めと俺に言った。生存者が一人もいないなら、急いで聞き取りをすることもないと思ったんだろう。

 俺も会議で情報共有すればいいかと考えて、そこで話を切り上げていたのだ。

 

「で……何だって? 術者がいなかった?」

「うん、だから、結界がどこから来てるのかを頑張って探したんだ」

「それは頑張ってどうにかなるやつなのか……?」

 

 リムルが引き攣った顔で言う。

 長机の向こうでは、アルノー達が囁き声を交わしているのが聞こえた。

 

「なあ、"聖浄化結界(ホーリーフィールド)"を国外から発動って何だよ……俺達でもそんなの無理だぞ」

「術式転送って言ったよな? 俺そういうの、本部の資料庫で読んだことあるような……?」

「ええ、古の儀式魔法のはずよ……まだこの世に存在していたなんて」

「私達にさえ未知の転送魔法を、レトラ殿は読み解いたと……?」

「全く想像が付かん……一体どうすればそんなことが出来るのだ?」

 

 フリッツやリティスも加わったヒソヒソ話からして、"術式転送"は現代では失われた魔法のようだな……レナードもバッカスも、理解不能な顔をして唸っている。

 フフッと小さな声を上げたのは、ルミナスだ。

 

「"術式転送(スペルトランス)"か……仕組みは霊子間での情報転写であったはずだが、あれを捉えて追跡するには、霊子の性質と空間の法則を深く理解し、完璧に制御出来ねば始まらぬ。レトラよ、見事なものじゃな」

「ありがとうございます、ルミナス様」

 

 俺が仕組みをわかっていなくても、『先見之王(プロメテウス)』の演算能力と、『旱魃之王(ヴリトラ)』の空間能力があったから出来たことだった。本当、俺のスキル達には足向けて寝られない……だが、今重要なのはそこじゃないので、話を進めさせて貰うとしよう。

 

「それで……"術式転送"を辿って位置座標を割り出したから、そいつらがどこの国の連中かは判明したんだ。"聖浄化結界(ホーリーフィールド)"の起動地点は──シルトロッゾ王国だったよ」

 

 突然、俺の口から告げられた第三国の名。

 これまで一切の関わりが示唆されていなかった存在に、会議室には困惑の気配が満ちた。

 

「シルトロッゾ、ですって……?」

「おいおい……ようやく一段落と思ったのに、まだ敵がいるのかよ……」

 

 まさかとヒナタが表情を強張らせ、リムルもウンザリとした態度を隠さない。

 その反応は、俺にとっては別の意味を持っていた。

 

 つまり、俺の言葉が──今度こそ、リムル達に届いたということだ。

 

 やっと、やっとだ。ようやく話せた。伝わった。

 これは原作知識だけじゃなく、俺がこの世界で手に入れた情報だから。

 今までにも伝えようとしては失敗してきた、まだ誰も知らない敵の存在。ここでロッゾの関与が明るみに出たことで……俺達は、奴らの悪意を警戒することが出来るのだ。

 

 

 

 

 




※更新再開です、よろしくお願いします
※今回は開国祭の準備期間の途中まで進めようと思います



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