転スラ世界に転生して砂になった話   作:黒千

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111話 お出掛け日和②

 

「レトラ、これ美味いぞ喰ってみろ」

「ん、肉美味しい……何となく、ウチの屋台のタレに似てない?」

「こういうのは、互いに味を真似て研究してくもんなんだろうなあ」

「リムル、こっちも食べてみる? 粗く潰したイモをまとめて焼いたやつ、結構好き」

「どれどれ……ああ、ハッシュドポテトみたいなもんか。イケるな」

 

 リムルと遊びにやって来た、ブルムンド王国の首都ロンドにて。

 口元に近付けられた焼き肉串から一口貰った代わりに、ハッシュドポテトもどきを差し出す。直接それにかぶり付いたリムルは、うんうんと懐かしげに頷いた。

 

 ここブルムンドは西側諸国の東端に位置し、辺境の田舎と呼ばれる立地だが、それは東に広がるジュラの大森林に踏み入ることが考えられなかった、以前までの話だ。

 今では森の中には立派な街道が整備され、魔国連邦へ向かう旅人達がひっきりなしに訪れる中継地点として、こんな冬場であってもブルムンドは賑わっているのだ。

 

 通りに並ぶ屋台で売られているのは、パンや軽食、温かいスープなど……気になったものは全部味見しようぜという意気込みで、俺達はあちらこちらと食べ歩きを楽しんでいる。

 

「あ、リムル、あれチュロスに似てる! 食べたいな」

「よしきた」

 

 リムルが零した限りでは、今日のこれはデートであるらしい。

 いや、何も兄弟で出掛けることをデートって言わなくても……後で虚しくならない? 

 

 ……とは思うが、リムルの気持ちも少しわかる。

 つまりリムルは、俺と遊びに来たことを、そのくらい楽しもうとしてくれているってことだ。

 俺に色々買ってくれようとするのは、兄の沽券とか年上の義務とか、そういう事情もあるんだろう……せっかくリムルがそう言ってくれているんだから、俺はお言葉に甘えて楽しめばいい。

 

「すみません! これ一本下さい」

「それとこっちのパンも」

「あらま、可愛いお嬢ちゃん達。姉妹かい?」

「えーと……はい、きょうだいです」

 

 屋台のふくよかなおばちゃんに、最低限の抵抗をしながら笑い返す。おばちゃんに罪はないのだ……俺達のこの顔を見て、兄弟だと思う人の方が少数派だろうから。

 リムルも慣れているようで特にコメントはなく、俺の分も勘定を済ませてくれる。

 

「仲良しだねぇ。そうだ、これも一緒に食べるといいよ」

 

 オマケを付けてくれたおばちゃんにお礼を言って、屋台を離れた。

 歩きながら、いただきますとチュロスを齧って──ヴッと呻き声を上げた俺を、どうした? とリムルが覗き込んでくる。

 

「……甘くなかった……」

 

 生地を棒状にして揚げたものが、カラメルっぽいソースに潜らせてあったのだが、しょっぱ系ソースだった。先に『解析鑑定』しておけばわかったことだが、旅先でそれもつまらないので無しにしている。あーでも、頭は完全に甘いやつを期待していたからギャップが……! 

 俺の手からチュロスを持って行ったリムルも、モグモグと味見。

 

「ここに砂糖をまぶしたら、良い感じに甘辛くなりそうだな……ほらレトラ、俺のパンやるからこっち喰えよ。ほんのり甘めだったぞ」

「やったー、ありがとう!」

 

 ふむふむ、これはドライフルーツ入りの蒸しパンか。美味しい。

 ここまで食べ歩いてきた感想としては、食事系はともかく、デザート系については魔国が圧勝していた。やはりまだまだ砂糖は貴重。当然、生クリームも目が飛び出るほど高価なので、クレープなんてもんは存在しなかった。いずれ魔国で新発売すれば良いか。

 

「そういえば、さっきオマケで貰ったやつは?」

「干した木の実だな。甘いの喰いたいんだろ、これも喰って良いぞ」

「半分にすればいいじゃん。はいはいリムル、口開けてー」

「……あー」

 

 受け取った小ぶりの木の実を半分にして、開いたリムルの口にひょいと入れる。

 残りを自分の口に含むと、ドライフルーツとはまた別の、凝縮された甘酸っぱさが感じられた。貴重な甘味をオマケでくれるなんて、あのおばちゃん良い人すぎる……

 その甘みを堪能して飲み下した後、俺は背後に目をやりつつリムルに囁く。

 

「で、リムル……」

「ああ、そうだな──おーい、来てるんだろ? 出て来いよ」

 

 無人の路地裏へと入り、リムルが誰もいない空間に向かって呼び掛けた。

 すると、建物の影から飛び出した人影が、俺達の前に跪く。

 

「リムル陛下、レトラ殿下──この俺ゴブエモン、招集に応じ馳せ参じました!」

 

 人鬼族(ホブゴブリン)のゴブエモン。かつてゴブタと狼鬼兵部隊(ゴブリンライダー)の隊長の座を争っていた男だ。

 先ほどランガに伝言を頼んでおいた件で、警備部門の長リグルは早くもミョルマイルの護衛任務に就く人材を寄越してくれたのだ。

 

「御苦労さん。でもゴブエモン、いるんならもっと早く声掛けてくれても良かったんだぞ?」

 

 それな。さっきからチラチラと、人目を避けながら俺達の後をついてくる気配を見付けた時には、怪しい奴かと思ったよね。ゴブエモンだったので、手持ちのオヤツを片付けてから声を掛けたというわけである。

 

「いえその……御二方の御邪魔になっては、と思いやして……」

 

 何故か申し訳なさそうに、ゴブエモンはそう告げた。

 あっそうか、俺達が食べ歩きに夢中になっていたから、ゴブエモンは邪魔をしては悪いと思って声を掛け損ねていたのか……! すみません、気を付けます。

 律儀なゴブエモンに、リムルも苦笑いだ。

 

「悪かったな、気を遣わせて。それで、話は聞いてると思うが……」

「ハッ、ミョルマイルさんの護衛ですね。何度か町で見掛けて、存じておりやす」

「ミョルマイル君は俺が頼りとする人物なんだ。キッチリと、なるべくなら気付かれないように守ってやってくれ」

 

 ついでにミョルマイルを見て人の動かし方を学ぶといい、とリムルは言う。

 ベニマルによると、ゴブエモンは己の能力に頼りすぎるところがあり、仲間や部下との信頼関係が上手く築けていないのだとか。そこがゴブタとの違いであり、身体能力ではゴブタに勝っているゴブエモンが狼鬼兵部隊(ゴブリンライダー)の隊長になれなかった理由だ。

 

「任務を全うして何かを学び取れたなら、その時は俺に報告に来い。褒美として、俺が使っているこの打刀をやるから」

 

 今リムルが腰に差しているのは、リムル専用の刀が完成するまでの間にと用意されたもの。最近とうとうクロベエから刀が完成したと連絡があったそうで、これまで使っていたものはゴブエモンに託そうという話だな。

 リムルの刀を下賜されるという栄誉に、ゴブエモンの目が興奮で輝いている。

 

 それよりも──と、俺は頭を捻った。

 ゴブエモンは、この護衛任務で危険な目に遭うんだよな……

 "砂の加護"……俺の分身体を付けてやれば、『物理攻撃無効』や『状態異常無効』が完璧にゴブエモンを守る。ゴブエモンは一人で見事に刺客を蹴散らすだろう。

 だけどそれじゃ、ゴブエモンは仲間と協力することを覚えないままだ……俺の独りよがりが、ゴブエモンの成長の機会を奪うことだけは避けなくてはならない。

 

「ゴブエモン、これあげるから持ってって」

「レトラ殿下? これは……」

 

 ゴブエモンに手渡したのは、瞬間造形した完全回復薬(フルポーション)

 これくらいなら、お節介をしてもいいだろうか。

 

「敵がどんな連中かはまだわかってないんだ。ミョルマイルさんを守って欲しいのは勿論だけど、ちゃんと自分のことも守ってくれよ。ゴブエモンに何かあったら、俺は泣くからな?」

「そ、そんな! 俺なんぞのために勿体の無い……!」

「俺のためにも、充分気を付けてくれってことだよ」

 

 リムルはモノで釣るそうなので、じゃあ俺は泣き落としで行く。

 俺が配下を心配しまくる奴だってことは知れ渡っているようだし(情報源はフォビオ)、これなら無理なくゴブエモンに注意を促せるはずだ。

 

「このゴブエモン、御二方のお言葉を胸に、お役目を果たす所存です……!」

 

 ゴブエモンは気合いを込めて深く頭を下げ、ミョルマイルの護衛へと向かって行った。

 静かになった路地裏で、リムルが微妙な音量でボソリと呟く。

 

「お前って、部下にはそう言う癖に、何で自分のことになると……」

「え? 何?」

「いや、今日はいい……」

 

 充分に食べ歩いたし、そろそろギルドへ寄ろうかという話になった。

 今度はリムルも反対しない。フューズにも開国祭の招待状を渡す予定なので、何にせよ行かなければならないことではあったのだ。

 

「そういえばレトラ、お前はフューズに何の用なんだ?」

「フューズさんが俺に冒険者資格をくれるって言ってたんだろ? これで俺も冒険者!」

 

 ──ガッ、と伸びてきた手に肩を掴まれた。

 身体を押されてリムルと向き合う形になり、俺の両肩に手を置いて項垂れたリムルがゆっくり顔を上げると、余裕の無い金色の視線とぶつかる。

 

「……旅にでも出るつもりか?」

「出ないよ……?」

 

 まだ言えることじゃないけど、そんな大それた話ではない。

 考えてるのはちょっとした小遣い稼ぎ……ホントに大したことじゃないなコレ。

 

 

 

   ◇

 

 

 ああビックリした。俺が冒険者となった時、魔法通話でレトラとそんな話をしたのは覚えているが……まさか、未だにレトラが冒険者資格を欲しがっていたとは。

 レトラの瞳には嘘や誤魔化しは感じられず、旅に出る気はなさそうだった。冒険者の肩書きにロマンを感じているということなら、わからんでもない。

 ま、まあ俺だってB+ランクの冒険者だ。もしレトラが旅に出たいと言い出したら、俺も付いて行くことは不可能ではないわけで…………

 

「自由組合ブルムンド支部へようこそ──あ、リムルさん、お久しぶりです! はい、支部長(ギルマス)への面会ですね、それではこちらで少々お待ち下さい……ところでリムルさん、先日新しく誕生したっていう魔王リムルの話、聞きました? 魔王と同じ名前で困ってませんか?」

 

 オウフ。

 そういえばそうだった。俺、魔王になって本名をそのまま公表しちゃってるよ……

 八星魔王(オクタグラム)一柱(ヒトリ)、"新星(ニュービー)"のリムル=テンペストの名が世間に知られている今、冒険者のリムルとして活動していては問題かもしれない……俺は冒険者を引退するしかないのか? 

 

 受付のお姉さんは、お困りなら登録名を変えることが出来ますよ、と言ってくれたが、顔が知られてしまったこの近辺では活動出来ないだろうし……

 いや、それを言うならレトラも同じじゃないか? 魔王の弟が冒険者になるのは無理があるんじゃ……上手くすれば、レトラを諦めさせることが出来るかもしれないぞ? 

 

 やって来た係の者が、俺達を支部長室へと案内する。

 レトラと二人で中へ入ると、デスクの奥に腰掛けていたフューズが俺達を見るなり頭を抱えた。相変わらず苦労の絶えない様子なので、少しからかってやることにする。

 

「いよっす、どうしたフューズ? 何かあったか? 難しい顔して」

「ついさっきまでは平和だったんですが、突然魔王が現れましてねぇ……」

「え、そうなの!? ヤバイじゃん、お茶とか出した方がいいんじゃない? その魔王、もしかして弟連れかもしれないから、ケーキもあれば喜ぶかもよ?」

「あんな贅沢な食べ物が、そう簡単に手に入るわけないでしょうが!」

「お構いなくー、お久しぶりですフューズさん」

「ええはいご無沙汰しておりますレトラ殿、どうぞ御二人ともお掛け下さい!」

 

 ヤケクソ気味だが、フューズには俺達をもてなそうという気はあるようだ。

 お茶とビスケットも用意してくれた。マメな男である。

 

 フューズは、聖教会への働き掛けが上手く行かなかったことを気に病んでいたそうだ。

 心配を掛けてしまったし、人魔会談からこれまでの出来事を軽く説明する。魔王達の宴(ワルプルギス)、"八星魔王(オクタグラム)"襲名、聖騎士団(クルセイダーズ)との戦い、"七曜"の陰謀と最期。

 

 それから、開国祭の招待状。何で俺が、とフューズには慌てた顔をされたが気にせずに押し付ける。ブルムンド王とユウキの分もあるので、届けてくれるよう頼んでおいた。

 ユウキやロッゾ一族への疑惑については伏せておく。自由組合や評議会の大物が敵かもしれないと知ったらフューズが卒倒するだろうし、迂闊に話せる内容じゃないからな。

 これで俺の用事は終わったので、レトラの番だ。

 

「フューズさん、俺にも冒険者の資格を頂けると聞きましたので、そのお願いに来ました!」

「え、ええ、準備はしてありますがね……本当にいいんですか?」

「何がですか?」

「もうじき、リムル殿の魔王就任を広く周知するんでしょう? レトラ殿も魔王の弟君として知られることになるでしょうから、冒険者の活動は難しいのでは?」

 

 流石はフューズ、的確な分析力だ。もっと言ってやれ。

 俺があんまりうるさく言ってもウザイだけだろうけど、フューズに指摘されたらレトラも耳を傾けるんじゃないだろうか……と思ったが、レトラは一筋縄では行かなかった。

 

「受付で聞いたんですが、名前変更権(リネームシステム)ってものがあるんですよね?」

「已むを得ない事情がある場合、ギルドでの承認を得て、名前の登録をやり直す制度ですね……それが何か?」

「じゃあ、最初から別の名前で冒険者登録をすることも出来ますか?」

 

 な、何だと!? そんな抜け道が……そういやエレンも、本名とは別名で冒険者をやっている。細かな規定はあるかもしれないが、違反ではないということなのだろう。

 

「問題は他にもあるかと……何と言いますか、レトラ殿の容姿は人目を引きますので」

「冒険者やる時は、顔は隠そうかなって思ってます」

「……わかりました、それで行きましょう。後の手続きを考えると、先に済ませてしまった方が面倒がありませんからね。では、登録名はどのように?」

「ありがとうございます! トウマ、でお願いします」

 

 トウマ。

 レトラの前世の名が"藤馬泉"であることは知っていた。偽名としては妥当だろう。

 そしてレトラは登録用紙に必要事項を記入し、フューズに手渡す。それをチェックしていたフューズが、不意にこんなことを尋ねた。

 

「ところで、レトラ殿は魔法がお得意で?」

 

 一瞬キョトンとした表情を見せたレトラが、苦笑いを浮かべる。

 

「あ、俺は……魔法は苦手なんです」

「そうですか。はは、これは失礼しました──この後は、担当の者から冒険者資格についての説明があります。それが終わる頃には、Bランクの身分証をお渡し出来ますよ」

 

 何やら微笑ましげな空気で笑ったフューズは、ベテラン風の職員を呼んだ。

 俺達がどういう客かはフューズからよく言い付けられているらしく、その職員は無駄を省いた物静かな態度で、レトラを隣の部屋へと案内する。

 少し時間が掛かるようだったので、俺は手持ち無沙汰にお茶の残りに手を付けた。

 

「魔法がどうのってのは、何だったんだ?」

「ああ、いえ……レトラ殿の決めた名前が、昔話の英雄と似ていたので、つい思い出してしまったんですよ」

「ってことは、その英雄は魔法使いなのか?」

「ええ。魔道士トーマと言うんですがね」

 

 トウマと、トーマか。

 似てるっちゃ似てるけど、レトラの方は前世の名前から取ったんだから、関係ないよな。

 

 

 

 出来上がったレトラの身分証を受け取って、ギルドを後にする。

 散策を再開し、途中で立ち食いラーメン屋にも寄った。店舗展開をミョルマイルに任せているだけあって指導が行き届き、前世の味がしっかり再現されていて満足だ。

 

 食べ物ばかりではなく、レトラに何か……アウターの一着でも買ってやりたかったが、商店に並ぶ上等な衣類は我が国から仕入れた物なので、テンペストの方が品揃えは豊富だった。

 一応、気に入ったものがあれば買ってやるぞとは言ったが、レトラは今着ている俺の青いコートを摘まんで、「これがいい」と笑う始末だ。クソ、可愛い。死ぬ。帰ったらシュナに頼んで、レトラの冬用コートを仕立てて貰おう……ダッフルコートとか絶対に似合うぞこいつ。

 

 そうしているうちに、魔国へ帰る時間となった。

 古い町並みに敷かれた石畳の上を、レトラと並んで歩く。

 

「時間が取れなくて悪いな。もっと色々回れたら良かったんだが」

 

 当日いきなりじゃなくて前もって誘ってくれていたら、何としてでも時間を作ってやったのに。

 これでデート(のようなもの)も終わりか。屋台巡りと、ほぼオッサンの顔しか見てない気もするが……たったそれだけの出来事でも、レトラはご機嫌だった。

 

「俺は楽しかったよ。ほら、その……久しぶりにリムルと遊びたいなって思ってたから」

 

 照れたように笑うレトラが可愛すぎて、真顔にならざるを得ない。

 こいつは一体どうなってんだ……兄から見た弟ってのは全員こんなに可愛いもんなのか? 何で前世の俺には弟がいなかったんだ? そうか、今世でレトラを弟にするためか……それなら納得するしかないな。

 

「あの約束、魔王達の宴(ワルプルギス)に使わなくて良かった! いつ使おうかなって取っといたんだ」

 

 そしてこういうことを平気で言うレトラは、約束をしていなければ遊びに行こうと言い出す権利がないとでも思ってるんじゃないだろうな……? 

 コイツなら有り得る。毎日忙しいからと遠慮して、我侭を言わない控えめな奴で。あの約束がなかったら、今日だって俺を誘うことはなかったのかも……

 本当に難儀な性格だが、レトラが我侭を言いやすくなるんだったら──

 

「じゃあ、次の約束しとくか」

 

 ぱちくりとレトラが瞬く。

 でも、とか面倒臭いことを言われる前に、俺は続けた。

 

「またどこかに遊びに行こうな」

「リムル……」

 

 やっぱりフラグみたいなんだよなぁ……とぼやくレトラを窘める。

 そういうこと言うからフラグになるんだ、黙っとけ。

 

「で?」

「何?」

「返事は?」

 

 チラリと横目でレトラを見る。

 同じ歩幅で隣を歩くレトラは、うん、と嬉しそうに頷いたのだった。

 

 

 

 




※今回の更新はこれにて終了。小ネタ集がないのでいきなり終わります。
※ここまでありがとうございました!



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