モナドが断ち切るその先に   作:ミンナノキモチガツタワッテキタヨー

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続いた。

なんでさ(自問)


追記:タグ追加しました。タグ欄を見て不穏な雰囲気を感じた人は回れ右をお願いします。


機を断ち人を断たず

「ヤァッ!」

 

加速した勢いそのままにモナドを横薙ぎ。

耳の痛くなるような音がするけど機械いじりが趣味の僕にとっては屁でもない。そのままモナドを一気に振り切ってロボを破壊する。

まずは一体目だ。

 

開始早々に仲間を処理されたロボたちは今どきのヴィランでも言わないだろう罵詈雑言を撒き散らして僕に突貫してくる。その数三体。

 

ちょうど全部が一直線に重なったタイミングでモナドを前方へと突き出した。

だけど相手には届かない。躱されたとかじゃなくて、単純に相手までの距離が足りなかった。

 

ロボは思考回路の中で僕をあざ笑ったことだろう。

でもそれは見当違い、僕はニヤリとして──モナドの刀身をガパリと開いた。

割れた刀身の間に蒼光が迸る。そうしてモナドの全長と同じかそれ以上の光の刃が形成された。

 

図られたタイミングで放たれた一撃はロボの中枢を抉りとる。先ほどまでやかましかった彼らは物言わぬ鉄屑へと姿を変えた。

 

「うん、流れが見えてきた!」

 

拍子抜け、というわけではないが()()でロボが沈黙するのは想定内だった。

その根拠は今モナドのプレートに浮かび上がっている「機」の文字だ。

 

最初に使用した「疾」と「機」、その他にもいくつか発見した文字はあるけど、それらに共通する事項としてその文字に則したバフを与える力がある。

 

「疾」ならば行動の速さが高まり、「機」ならば機械類に対しての攻撃力が飛躍的に強化される。

そして、元々モナドは────。

 

これまでの振り返りをし始めた頭が背後から聞こえた音で中断される。

ガシャガシャとした音が風切り音に変わったタイミングで僕は身を逸らした。

 

ロボの振り下ろし攻撃は()()()()()()()()()地面へと突き刺さる。ロボが困惑したスキに僕は小さくジャンプして後方へとモナドを突き出した。

 

もう一度、次は大きく()()()()()ジャンプしロボと距離を置く。穿たれた穴からは背後の景色が見え、ほどなくしてロボの視覚カメラは光を失った。

 

 

モナドはおそらく──人を斬れないという性質がある。ソースは僕と知り合いのおじさん。

 

自分の個性のはずなのに光の刃が出ると気が付かなかった小さな頃の僕は急に飛び出たそれに運悪く接触してしまった。

だけどモナドの刃は僕の手を思いっきり弾くだけで済んだ。そのせいで脱臼したのは秘密だ。

 

その話を聞いて面白がったおじさんがあろうことかモナドで俺を弾き飛ばして見ろと言ってきたのだ。

 

好奇心旺盛でよく考えもしなかった僕はおじさんに向かって野球選手よろしくモナドをフルスイングしたら……うん、今思えばモナドにはノックバックのエンチャントがついてるのかもしれない。

地平線の彼方、とまでは言わないけどかなりの勢いでおじさんはぶっ飛ばされた。

 

ともかく、その後あれこれ試した結果モナドは人を斬れないことがわかった。他の生物も斬れないかはさすがに試したことはないけど……多分対象外なのは人だけだ。だからといって軽率に振るえば大惨事を引き起こすこと間違いなしだけどね。

 

モナドの光刃をしまってプレートの文字を「疾」に変更する。次なるロボのいる場所を目指して僕は走った。

 

 




当シュルクはスマブラとゼノブレイド本編の間の子です。OK?


今回描写したスマブラ要素としては……
・緊急回避(ロボの攻撃すり抜け)
・空後(4体目のロボトドメ)
・2段ジャンプ

そしてスマブラの「吹っ飛び」とモナドの「人を斬れない」要素を掛け合わせた結果「人斬れないけどノックバックする」という設定が生えました。
どのくらいの攻撃でどのくらい吹っ飛ぶのかはスマブラと同じ感じでよろしく。
体育祭無双しそうな剣だなお前()

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