東方儚夢想   作:ジン・フィリア

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はいどーも!
作者のジンっす!
古代スタートと、言いたいけれど!
今回は!
フツーのスタートだ!!!
ってことでちゃっちゃと始めてこー!


第一章 始まり。幻想郷の異変
第一話 闘え子よ。


永い微睡から覚め、瞼を開く。

永劫の時を過ごす自分には、世界の変わりようはとても耐えがたかった。

醜い人の争い、母上が作り出した神の争い。

妖怪と人間の弱肉強食。

そして、愛する者との出会いと...別れ。

それらすべて、仕方のないことと割り切っていた。

何故なら自分は妖怪でも人間でもなく...神の子なのだから。

母上の命に従い、地上を支えてきた。しかし、それも必要とされなくなって、友人に別れを告げて眠りへとついた。

でも...目の前に広がる世界は...

 

??「俺の愛した...世界....」

 

ハッと気づいて自分の体などを見ると、自分は椅子に座っていたようだ。

ご丁寧に結界で温度の一定化と防風などいろいろと効果のあるものが張られている。

これも、あいつの残したものなのだろう。

 

??「ちょっと、勝手に殺さないでくれる?」

 

不意に声を掛けられたと思い声のした方向を見やると金髪の紫色の簡素なドレスを着ているのがわかる。

 

??「なにも、変わってないんだな...紫。」

 

紫「...ええ。おかえりなさい...聖羅。そして、ようこそ。【幻想郷】に。」

 

聖羅「そうか、完成したのか。あの、お前の夢だった幻想郷が。」

 

紫「ええ。だから貴方を目覚めさせた。必ず、貴方の力が必要となる。だから...」

 

聖羅「みなまで言うな。分かってる。必要なら力を貸す、持ちつ持たれつの関係だと、言っただろう?」

 

紫「....ッ!覚えてくれたのね...?」

 

聖羅「お前の言葉を俺が忘れたことがあったか?...安心しろ、必ず、力になってやる。」

 

紫「...ありがとう。」

 

紫は聖羅の言葉を聞いて安心したように微笑む。

聖羅はその顔を見てうなずくと今思い浮かんだ疑問を質問する。

 

聖羅「...博麗の巫女は今で何代目だ?」

 

紫「............十八代目よ。名前は...」

 

聖羅「いや、本人から聴こう。そうか霊那の奴はもう死んでたか...最後にあいつは...霊那はなんて言っていた?」

 

紫「........あの子は最後に...」

 

霊那『最後の最後に会えなくて少し寂しいけれど...あ、あとね....最後まで言えなかったけど...紫、聖羅が目覚めたら伝えて...ずっと貴方を愛してる。生まれ変わっても...必ず..会いに...行くから.....って。』

 

聖羅「そうか....なんも変わっちゃいなかったんだな....あいつは......」

 

紫「......」

 

聖羅「しんみりした話は終いにして、このタイミングで俺を目覚めさせたのは...既に困った事態になってるんだな?」

 

紫「ええ。既に作戦会議は始まってる。貴方のために少し待ってもらってるから...」

 

聖羅「了解した。案内してもらおうか。」

 

紫「じゃあ行くわよ。」

 

紫が能力でスキマを開き中へ入っていくと聖羅も続いて中に入っていく。

スキマを抜けた先には、妖怪が集まっていた。

しかも、どの顔も自分の知り合いばかりだ。

 

??「へぇ....起きたのね。それともそこの賢者のお目覚めコールでかしら?」

 

??「いやいや、あまり彼を苛立たせるような真似はよしてくれんか?わしの命がいくつあっても足りんわ...」

 

??「遅いお目覚めね。まあ、今の状況ならちょうどいいタイミングかしら?」

 

??「........」

 

発言した順に...太陽の畑の風見幽香。妖怪の山の天魔。紫の式の藍。そして...人食い妖怪のルーミア。最後に何も言わなかった巫女装束の女性。

 

紫「茶化すのはやめなさい。貴女達、相手は聖羅よ。言葉を選んで発言して頂戴。」

 

三人は目を合わせて肩をすくめる。

確かに相手は全能神をも一瞬で滅ぼす相手。機嫌を損ねれば自分が滅ぼされかねない。

 

聖羅「御託はいい。俺は何をすればいいんだ?」

 

紫はそれを聞いてコホンと咳払いすると話をはじめる。

 

紫「現在幻想郷は異変に見舞われてるわ。」

 

聖羅「異変...か。」

 

紫「幻想郷における、異常事態のことを私たちは異変と、呼んでいるわ。今回の異変は幻想郷の在り方に不満を持つ妖怪たちと吸血鬼の反乱よ。」

 

聖羅「ほう...それで?」

 

紫「藍続きを。」

 

紫の指示で藍は続いて話す。

 

藍「はい。その吸血鬼たちなのですが、紅魔館と呼ばれる紅い館を中心に終結しつつあます。また、調査した結果。この館には塀のように壁が館の周りを囲んでおり、その壁には強力な結界が張られていることがわかりました。この結界は生半可な攻撃を無力化する効果が備わっており、数か月前から入念な準備をしていたと考えられます。」

 

聖羅「幽香やルーミアですら破れないとなると流石に知っている中では割れるやつがいないと?」

 

幽香「悔しいけれど、そういうことね。。何をどうすればあんな結界を張れるのか知りたいぐらいよ。まったく...」

 

聖羅はふむ。と顎に手を当てて少し考えるとまとめた考えを口に出す。

 

聖羅「天候を操って天気雨にするのが一番いいが....操れそうになやつがいないみたいだから俺がその役目も担おう。あと、門以外の場所にある結界をぶち破る。そこからなだれ込むように突撃、反乱分子を皆殺し、でどうだ?」

 

紫「天候を操る必要性は?」

 

聖羅「知らなくても無理はないか。吸血鬼は流水、日光、十字架、銀に弱い。ニンニクは....ま、眉唾だが。とにかく、吸血鬼を完全に殺すなら流水と日光にさらした状態で銀製の武器でとどめを刺すのが一番効率的で確実だ。というのが理由だ。ほかの妖怪どもは殺すなり生かすなりなんなりするがいいさ。」

 

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紅魔館side

 

??「咲夜、首尾はどう?」

 

咲夜「はい、お嬢様。結界は持って2週間長くて一か月ぐらいで、ほかの吸血鬼たちは門外をうろついています。」

 

レミリア「そう。この私が西洋の支配者をしていたお父様の娘、レミリア・スカーレットだからとおこぼれにあずかろうとしている吸血鬼には興味ないわ。私は私の身内が無事ならそれでいい。他はいらないわ。結界を張るために主に魔力を長くため込んでいたパチェの様子を見てきて頂戴?。」

 

咲夜「かしこまりました、お嬢様。もう一件ご報告があったのですが....」

 

レミリア「どうかしたの?」

 

咲夜「はい、それが....美鈴が遠くで強大な力が胎動するのを感じた。と申しておりまして...」

 

レミリア「ふむ....美鈴が言うなら確かね...わかったわ。それについても考えておくわ。」

 

咲夜「はい。では、失礼いたします。」

 

咲夜が一礼して出ていくとレミリアは、はぁとため息をついて呟く。

 

レミリア「強大な力ね....お父様が昔に言っていた奴じゃなきゃいいんだけど...」

 

 

レミリアはあまり気に留めずに決戦の日に向けて準備を進めていった。

その強大な力の正体が聖羅であることに気が付かず.....




はい、今回はここまでっす!!
2500字と少し短めのような気がするけど....まあいいか。
次回は紅魔館陣営VS幻想郷陣営っす!
次回も見てってくださいっす!
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