ポケモンlet's go……イワーク!?(連載版) 作:kaenn
ではどうぞ。
「そう言えば、ミュウってミュウツーに似てるね?もっと可愛いけど。」
…その言葉をレーラが言うと、ミュウは恐怖で硬直していた身体をビクッと動かしてレーラの顔をまじまじと観察した。
この人間は何でミュウツーのことを知っている?
この人間はなぜいあいぎりを使える?
まさか……この人間はあの組織の?……と、思考を巡らせていたが、
「あんな無愛想なポケモンの知り合いのわけないよね?だってミュウツーのやつ、わたしの作ったおにぎり不味い不味い言いながら全部食べちゃったんだよ?"ちょうろう"の前じゃなかったらお母さんからサンダー借りて全力バトルだよ!」
「今だったらゴウセキなら勝てるかな?」と、この人間はミュウツーとご飯を食べ合う仲だと言っている…あの子がどこにいるのか知っているのか?
やはり組織の……
「だけどミュウツーって"ちょうろう"に手も足も出ずに何度も何度も完敗してるのに挑み続けてるんだよね?"ちょうろう"も歳だからあんまり連戦しないで欲しいんだけどなぁ……」
ミュウの警戒を他所に、レーラは脇に抱えたままのダンバルを頭の上に載せ直すと遠くを見ながらそんなことを呟く。
話の中に出て来たミュウツーは恐らくわたしの子じゃない…そう言う名前を別のポケモンなのだろう…"ちょうろう"なる人間がミュウツーに勝てるわけが無い、ミュウはそう思うことにした。
レーラが鬱蒼とした森の奥深くまで頭に載せたダンバルと戯れながら歩いて立ち止まる。
ミュウの前を歩いていたレーラが急に立ち止まったので、その後ろをふわふわ浮いていたミュウはレーラの背中にぽふっ…とぶつかる。
「この辺りなら人目につかないかな?それじゃあミュウ、バイバイ、元気でね?短い間だったけどポケモンと会話出来て楽しかったよ。」
背中にぶつかったミュウにレーラは優しくそう言うと……
…………バキッ……バキバキッ……ボンっ!!……
なんと……ミュウが入っていたボールを、笑顔のまま素手で握り潰し壊してしまった。
ミュウはボールの拘束が解除されたのを感じたと同時に、目の前がまっくらになった。
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『じゃあレーラ、ありがとうミュウ!なにかお礼をしたいけど……そうだ!レーラのダンバルにミュウの技を教えるミュウ!』
気を失ったミュウを手当てしてご飯まで作ってくれたレーラの優しさに心を許したミュウが最後にお礼として何が出来るか考えた結果、エスパー系の技をレーラのダンバルに教えてくれる事になった。
レーラのダンバルは、主人に似たのか僅か一回の実演だけでミュウのサイコキネシスを覚え、ミュウを困惑させた。
「コレでお別れかな?……本当に短かったけど楽しかったよ。」
『ミュウも楽しかったミュウ、レーラは友だち!また会いに来るミュウ!』
そうして時間が過ぎ、日が落ち始め空が薄暗くなった頃レーラとミュウ、そしてレーラの頭の上で寝てしまったのかズシッとした重さをレーラに与えるダンバル、その背後で巨大な動く黒い壁…もといゴウセキ
ミュウは楽しそうにそう言うと、テレポートを使い身体が一瞬で光の中に消えた。
「…………行っちゃったね…………さぁそろそろ帰ろうか?お父さん心配してるだろうし、お母さんは……ヤバっ!電話しなきゃ!……あっ!圏外!?」
そしてレーラが冷静になると家に帰ると言っていたのに電話をしていない事に気がつきロトム電話を取り出して家に電話しようとした、が…生憎此処は大木に囲まれた森の奥地…………当然圏外
「マズい……もし、お母さんが帰ってたら…………ゴウセキ‼️あなをほる‼️全力で!全開で!星がブレイクしてもいいから‼️」
レーラの青ざめて焦った様子を見たゴウセキは、未だかつて経験したことのない速さで地面を掘り進め、徒歩で3時間以上かかる道のりを10分程で進みニビシティに帰って行った。
……ガラルに飛ばしてしまおうか?……
ではまた次回に。
レーラの相棒となるポケモンは?
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黒岩さん一択
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ダンバル
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色違いポニータ