ポケモンlet's go……イワーク!?(連載版) 作:kaenn
マサラタウンにさよならバイバイ……です……
ではどうぞ。
「……はぁ…はぁ……はぁ……げほっ!げほっげほっ!……っ…着いたぁぁ……」
汗だくでシャツは肌に貼りつき、喉もカラカラで咳き込む……どこか色っぽい少女が自宅の前で力尽き、顔から倒れ込み全身泥だらけになる。
「ご……ゴウセキは戻したし……気配からお母さんが戻ってないのは確実……お父さん……気がついて………」
うつ伏せに倒れ込んだレーラは首だけを動かして玄関を視界に入れると、いつも超常的な察知力を発揮する父親のアキラに念を送る。
「……お願いです……お母さんが帰って来る前に……気がついて……お願いだから……」
……キィッ……
扉の開く音が聞こえて意識を玄関に向けるとわずかに扉が開いた。
やった!助かった!……と、思った瞬間……
「……ホウ……レーラァ?アタシはアンタの門限……何時だって言ったかなぁ?」
背後で閃光が瞬いたと同時にレーラが首だけを誰も居なかった玄関の反対側へ向けると、怒りマークが顔に浮いたイイ笑顔のレミアが仁王立ちをしていた。
「……ぁ……お帰り……2人とも…」
タッチの差で玄関から顔を出したアキラがぼろぼろで倒れ伏す娘と、その背後で激おこしている奥さんを見て……あっ死んだ……と、娘に心で合掌した。
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とりあえずお風呂に押し込まれたレーラは泥だらけの髪と身体を洗う為、スポンジでボディーソープを泡だてる。
「あーーーー……やばい……やばいなぁ……お母さんキレてたよね……どうしよう……謝ったら"ゴッドバード"の刑か…マサラ〜グレン間遠泳で許してくれるかなぁ……」
以前くま、アリス、しのぶ達と遊んで門限を過ぎた時の罰を思い出して、シロガネ山ハイキング(ポケモン無し)よりは軽い刑だと良いなぁ……と、期待するレーラはシャワーで石鹸と汚れを流すと湯船に浸かる。
ザパァッ〜〜と、溢れ出るお湯をぼーっと眺めていると、誰が入って来る。
気配からお母さんだと分かるがそんなに怒気は感じない…むしろ心配されている?……
何故だろう?……いつもなら先ず…"メガトンパンチ"か"おうふくびんた"が飛んでくるはず……
……ハッ!まさか!新しい技に私が耐えられるか心配されている!?
……物理なら何とか耐えられるかもしれないが"あの"お母さんである……もしかしたら気とかで物理を超越した"はかいこうせん"とか会得してるかも……
そんな恐怖にかられながら刑の執行を待つ犯罪者の心境でいるとお風呂の扉が開く
「レーラ?大丈夫?のぼせてない?」
「へ!?だ……大丈夫!」
「ならいいわ…急で悪いけどレーラ、明日からちょっと行って欲しい所があるの…理由はお風呂出てからご飯の時に言うから…温まったら上がって来なさい?」
そう優しく声を掛けて出て行くお母さんに、レーラはヤドンのような顔でポカンとした。
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「えっ!?ちょうろうが居なくなった?!」
食事が終わり、アキラが洗い物を終えて食後のお茶を持ってきた頃、レミアが唐突に話したのは、
シロガネ山のレミアの実家のある村のちょうろうが居なくなった……
との事だった。
「でもお母さん?ちょうろうって、この間までハナダの洞窟でアイツの師匠やってなかったっけ?先月おにぎり持ってった時は両方居たよ?」
「うーん…それがね?あのこに聞いたら先週から見てないって言うのよ…何か…強いヤツに逢いに行く…とか言ってたらしいんだけど…正直言って、私はちょうろうがどこで何しようがどうでもいいんだけど…協会がねー、生態系が狂うとかうるさいのよ。」
「……それなら……やたら強い〇〇〇がガラル地方のヨロイ島って所で見つかったとかで学会の人が調査に行くって言ってたなぁ…もしかして……ちょうろうさんかな?」
レーラが先週の始めにレミアから頼まれたちょうろうの好物を差し入れした時の事を話すと、レミアは洞窟のヤツには確認した、と言う。
協会が…の辺りからレミアの機嫌が悪くなり、艶々サラサラの茶髪をがしがしと掻きながらため息を吐く…ボルテージが上がっている気がする……
アキラがお茶を置きながら、うーん…と、頭を悩ませている家族を見て、今日の学会で聞いた話をすると、2人とも電球がついた様にパッと、同時に顔を上げ指をさし合い…
「「それだ!!」」
と碧眼を見合わせてにっこりと微笑む。
「おぉ……天使が2人……」
学会で一目置かれるクールなイケメンで天才が、家族以外には見せられないくらいデレっと気持ち悪い顔をしていた。
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「 …………ハッ!……寒っ!……此処どこ?……」
明日"ちょっと"行ってみようか?……となり、支度はしておくからもう寝なさい?と言われたレーラは素直に布団に入り就寝した……筈である……
間違っても…今雲が…景色がビュンビュン切り替わる様な空の上には居なかった筈である。
「あ、やっと起きたわね?もうっ!レーラの寝坊助さん!」
自分の布団でぐるぐる巻きにされたレーラは手も足も動かず辛うじて動く首と視線で声の方を確認すると晴れやかな笑顔のレミア……その笑顔を見てレーラは察した…
「お……おか…」
「あたしが門限破りを許すとでも?……あめーんだよっ!あたしの娘なら…………反省してこいっ!」
「……あさ、…………ぎゃぁーーーーーーっ!」
ちょうろう見つけるまで帰れねーかんなーー!…との有り難いお言葉と共にレミアから物理的に"そらをとぶ"……というか、投げられるレーラ
布団にしめつけられているせいで動けない…
地面が近づく…近づく…
……ズザーーーーーーっ!!!
布団に包まれたレーラがガラルの大地を削る……
レーラは目の前がまっくらになった。
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少し前……
「じゃあエンジンシティまで競争だからな?俺は先に行くぞ!」
浅黒い肌の少年が元気いっぱいに駆け出し、それを見送る茶色い髪の少女
「もう、ポップはいつも、わたしもそろそろ行かなく………え?……」
大きめの帽子をかぶった少女がふと空を見上げると何かが自宅の方に落下して行くのが見えた。
叫び声の様なものが聴こえた気がした少女=ユウリは、正体を確認するために自宅の方へ駆け出した。
不定期更新しておりますが、実はこれは1時間ほどで書き上げたものでして……
ちょくちょく書くので気が向いたら確認してみて下さい
m(_ _)m
レーラの相棒となるポケモンは?
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黒岩さん一択
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ダンバル
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色違いポニータ