オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない 作:画面の向こうに行きたい
最近、暑いのか涼しいのかわからなくなって服装に困ります。
今回は響とのほのぼの回です。
「今日は兄さんとパスタを作るよ」
今日は霞ちゃんがいないので、兄妹で夕食を作るのだ。
「まず、フライパンにオリーブオイルを垂らして温めるよ」
タラー
「温まったら刻んだニンニクを入れるよ。チューブは邪道。ちゃんと生のニンニクを刻まないと美味しくないからね」
フライパンにニンニクを投入する。
「香りが出てきたらトマトピューレとトマト缶を入れて焦げないようによく混ぜるよ」
グツグツ
「トマトが煮えたらあらかじめ作っておいたミートボールとソーセージを入れるよ」
メインが入って美味しそうだ。
「ここでワインを少々」
我が家にワインがないのでこの過程は省略
「そして砂糖をひとつまみ。塩コショウで味を整えるよ」
パラパラ
「ここで兄さん。このメモを読んで?」
「何々?『呑気にメシなんか作っている場合か?他にやることがあるだろう?ヤツはどうした?』」
「消えてもらったよ」
「・・・何これ?」
「ソースの隠し味さ」
「はぁ」
「このソースを茹で上がったパスタに絡めて完成だよ」
某映画風、ボリュームたっぷりのミートボールとソーセージのトマトパスタの完成。
「美味しそうねレージ!」
ダイニングでフォークを持って今か今かと待っているゴトランド。
「ゴトランドさん。ウチで夕飯を食べるなとは言わないからせめて手伝ってよ」
今日はゴトが遊びに来てそのまま夕食を食べていくことになったのだ。
「言っておくけど、ゴトは一切料理はできないわ!」
「そこでドヤられても」
「まあまあ。冷める前に食べよう。響ちゃん」
ゴトはお嬢様だからな。料理ができなくても仕方ない。
「「「いただきます」」」
「んー!美味しいわレージ。やっぱりお料理の出来る旦那様ってステキね」
「作ったのはほとんど響ちゃんだけどね」
一時期、料理の出来る男はモテるって風潮があったよな。もっとも、某料理研究家が「料理の腕前を披露出来るくらい仲の良い異性に余計にモテるようになるだけ」って言ってたけど。
「いいかい、ゴトランドさん。世の中の男性は自分のために料理を作ってくれる女性を好きになるんだよ?」
「レージはゴトのお婿さんだから問題ないわ。それに、料理ならカスミに作ってもらえばいいのよ!」
「兄さん。霞に愛想を尽かされないようにね」
何じゃそりゃ?
こうして、ゴトランドは夕飯を食べて相変わらず黒塗りの高級車のお迎えで帰りましたとさ。
「今度は刑務所風トマトソース煮込みを作ろうね。兄さん?」
響ちゃんは最近、一体何にハマっているんだろうか?
某マフィア映画の料理シーンはやはり気になりますよね?
トイレにあらかじめピストルを隠しておいて、ボディチェックを受けたあと取り出して相手を射殺するシーンは何回見ても面白いですね。
来月もよろしくお願いします。