オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない   作:画面の向こうに行きたい

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三連休はもちろん仕事!

社畜の画面です。

仕方ないので、霞ちゃんとイチャイチャしている話を書きました。


「うるさい!アンタがさっさともらってくれないからでしょうが!」

今日の講義が終わった後、

 

「ちょっと、買い物してから行くから先に帰ってなさい」

 

霞ちゃんに言われたが、

 

「なら買い物に付き合うよ」

 

「そう?ならさっさと行くわよ。このクズ」

 

今日は部室に行かないでスーパーに行くことにした。

 

 

よく行く近所のスーパー。

 

「それで、今日の夕食は何にしようかしら?」

 

「何でもいいよ」

 

「それが一番困るのよ。このクズ」

 

 

カートを押しながら、

 

「お鍋にしようかしら?でも、この前もお鍋だったのよね。ハンバーグは一昨日作ったし、あっ!サバが安いわね。今夜はサバにするわよ。塩焼きでいいわよね?」

 

「味噌煮じゃあダメ?」

 

「あれ、面倒なのよ。また今度ね」

 

「わかった」

 

そんな会話をしていると、

 

「おーい。そこの若夫婦。公共の場でイチャイチャしてんじゃあねーよ」

 

聞き慣れた声に振り返ると、響ちゃんと綾波がいた。

 

「こんにちは。お兄ちゃん。霞さん」

 

「よぉ綾波。というか、響ちゃん。さっきの若夫婦って何だよ?」

 

「若い男女が同じカートを押しながら、『今日は何にしようかしら?』『あっ!サバが安いから、塩焼きでいい?』『味噌煮が食べたいな』『それはまた今度』って会話。若夫婦以外の何なのさ?」

 

「まだ、結婚していないわよ!」

 

「霞ちゃん、落ち着いて」

 

怒りすぎてヘンな事を口走っているよ?

 

「あはは」

 

綾波も苦笑いしている。

 

 

「ほら、1人ひとつまでのティッシュを持って、さっさとレジに行くわよ!」

 

「そんなに沢山ティッシュを買って、何する気なの?」

 

「こ、これから花粉症の季節になるからでしょう?他に何があるのよ!このクズ!」

 

「オレは何も言ってないよ。霞ちゃん」

 

「綾波は?何か買う物ない?」

 

「あ、私もティッシュ買って帰ります。人数の多い家なので、こういった消耗品はすぐ無くなっちゃうんですよね」

 

うん。そうだね。

 

 

会計を済ませて綾波と別れて家に帰ってきた。

買ってきた物を冷蔵庫に入れながら、

 

「何か手伝おうか?霞ちゃん」

 

霞ちゃんは手を洗いながら、

 

「はぁ?アンタに手伝ってもらわなくても1人で出来るわよ!アンタはテレビでも見てなさいこのクズ!」

 

手伝わないでクズならまだしも、手伝おうとしてクズなのか。見かねた響ちゃんが、

 

「それじゃあ、亭主関白かカカァ天下かわからないよ霞」

 

「誰が恐妻よ!どう見ても尽くす系じゃない!」

 

「落ち着いて。霞ちゃん」

 

また霞ちゃんがヘンな事を口走ってしまっている。

 

「うるさい!アンタがさっさともらってくれないからでしょうが!」

 

何を?

 

 

「ってことが昨日あってさ」

 

スナバで鈴谷とお茶しながら昨日の騒ぎの話をした。

鈴谷はなぜかむくれながら、

 

「むぅ。やっぱり、ライバルは霞センパイかぁー」

 

 

あぁ。鈴谷って今、料理を勉強してるって言ってたな!霞ちゃんの料理は美味しいしな!

 

「霞ちゃんの料理は美味しいぞ?でも、鳳翔の女将さんが1番料理上手かな?やっぱりプロだし」

 

「そういう意味じゃないんだけど。いや、あの人はあの人で要注意っていうか」

 

???

 

その日、鈴谷はずっとなんとも言えない表情をしていた。

 

 

 




なんで今年は1日多く働かないといかんのだ!

絶望しかありませんが、来月もよろしくお願いします。
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