オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない 作:画面の向こうに行きたい
もちろん仕事に勤しむ社畜の画面でございます。
今日はこどもの日なので、メスガキ対馬回です。
ポカポカと暖かい春の日曜日。
今日は対馬ちゃんと公園で遊ぶ約束をしていた。
「お兄さん。対馬、逆上がりが出来るんですよ」
「そうなんだ。すごいね」
「お兄さんにも見せてあげます」
そう言って近くの鉄棒に駆け寄ると、
「えい!えい!」
対馬ちゃんは必死に足を振り上げるが、鉄棒の反対側まで届いておらず、空中でバタバタするだけだ。今日は暖かいからミニスカートを穿いている対馬ちゃんのパンツが見えてしまっていた。
最近の子供は子供パンツじゃなくて、ちゃんとしたパンツ穿いているんだな。
じゃなくて、
「えっと、今日は調子が悪いみたいだから、前まわりを見せてもらえるかな?」
「前まわりですか?わかりました」
対馬ちゃんは鉄棒を掴んだままジャンプして、鉄棒の上で腕を伸ばす。そのまま前に体重をかけたらクルンと一回転するのだが、対馬ちゃんは鉄棒を足で挟むようにして、
「ん?あれ?やん。上手く回れない。んん。カタい棒がお股に、あん」
回転しようと腰を動かすが当然、回らない。
「鉄棒を足で挟んだら回れないよ対馬ちゃん」
「そうなんですか?なら、対馬に教えてくださいお兄さん」
とりあえず、対馬ちゃんを下ろす。
さっきまで晴れてポカポカしていたのだが、曇ってきたのか少し冷えてきた。
「今日は寒くなってきたからまた今度にしようか?」
「なら今度、対馬にイケナイ個人授業をしてくださいね」
「行けなくはないかな?」
屋外では寒いので、対馬ちゃんをウチに連れてきた。
「お兄さんのお家に連れ込まれてしまいました。対馬はこのままお兄さんのペットにされてしまうんですね」
しないからね
「兄さん。幼女誘拐は犯罪だよ」
響が白い目で見てくる。
「対馬ちゃんは何回もウチに来たことあるじゃないか」
「そうして油断した所をある日突然パクリと」
「食べないからね」
「お兄さんは光源氏さんなんですよね」
「昔のアイドルグループだっけ?」
「ねぇお兄さん」
対馬ちゃんは幼女とは思えない表情をしながら、
「お兄さんのズボンの中の硬いモノが対馬に当たってますよ?コレ、何ですか?」
「スマホかな?」
気を取り直して、
「それじゃあ、何しようか?」
対馬ちゃんをリビングに連れてきてソファーに座りながら聞いてみる。
「対馬、お医者さんごっこがしたいです」
「ダメだよ」
響ちゃんが即答した。
3人で超乱闘スマッシャーズをしていたら、気づいたら夕方になっていた。
「対馬ちゃん。そろそろ帰らないといけない時間じゃないかな?」
「そうですね。そろそろ帰ります」
対馬ちゃんの家のマンションの前まで来た。
「ここまでで大丈夫です。送ってくれてありがとうございました。お兄さん」
暗くなってきた時間に対馬ちゃんを1人で帰せないからな。
「お兄さん」
対馬ちゃんは小首を傾げたおしゃまなポーズで、
「また、対馬で遊んでくださいね」
うん。対馬ちゃん『と』だね。
主人公をロリコンにしようと日々努力する対馬。
残念ながら、エルとオー的な展開にはなりません。
来月は「孤島鎮守府の奮闘」を更新予定なので、よろしくお願いします。