オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない   作:画面の向こうに行きたい

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今年もこの季節がやってきました。

暑くて溶けそうな画面です。

皆さまはもうラウワンに行きましたか?


「年貢の納め時・・・」

「おはよう」

 

朝、着替えて階段を下りると、霞ちゃんが朝食の支度をしていて、響ちゃんはもう起きていた。

 

「ちょっと、アンタ!く、首」

 

「クビ?」

 

鏡で見ると首筋が赤くなっていた。虫に刺されたみたいだ。

 

「霞、とうとう兄さんに夜這いしたの?」

 

「するわけないでしょう?」

 

昨日は霞ちゃんが来なかったのだ。

 

「響が今朝も布団に潜り込んで付けたんじゃないの?」

 

「それもいいね。今度しようかな?」

 

「やめてね」

 

響ちゃんは相変わらずの表情で冗談か本気かわからなかった。

 

ポリポリ

 

「ほら、掻き毟らないの!」

 

霞ちゃんが薬を塗って絆創膏を貼ってくれた。

 

 

霞ちゃんと午前の講義を終えて部室へ。

 

「れーじくーん?その首の絆創膏は一体なーにかなー?」

 

部室に入るなり、山田に絡まれた。

 

「あぁ。コレは霞ちゃんが・・・」

 

貼ってくれた。と言おうとしたら、

 

「霞ちゃんとキスマークつけるようなことしたのか?とうとう?」

 

「違うわよ!」

 

愛宕さんと高雄さんがヒソヒソ話している

 

「とうとう・・・」

 

「年貢の納め時・・・」

 

「違います」

 

 

部室のみんなに事情を説明した。

 

「まぁ」

 

「そんなことだと思いました」

 

「本当に1人で大人の階段を上った訳じゃないのか?」

 

「当たり前だ」

 

「では、榛名が反対側にキスマークを付けてもいいですか?」

 

「ダメに決まっているでしょ!」

 

「よくわからないけど、レージが無事ならいいわ。それよりもこの後、デートしましょう?」

 

「ゴメン。鈴谷とスナバ行く約束しててさ」

 

「もう。仕方ないわね」

 

 

みんなと別れてスナバに行く途中、

 

「あ、お兄ちゃん」

 

「兄貴!」

 

綾波と鈴木さんとすれ違った。

 

「お兄ちゃん。その首はどうしたんですか?」

 

「え?あぁ。虫に刺されて」

 

「兄貴、お嬢の教育に悪いので『そういう事』はお嬢にバレないようにお願いしやす」

 

「違います。本当に虫に刺されたんですよ」

 

「ですよね!そんなことだと思いましたよ」

 

めっちゃ疑ってたじゃん

 

 

「ホントーにヘンなコトしてないんだよね?センパイ?」

 

「当たり前だろ?」

 

鈴谷にまで疑われた。

 

 

その夜、

 

「それで、みんなから霞にキスマークつけられたと思われたんだ」

 

響ちゃんが心底呆れた様子だった。

 

「もうここまで誤解されたら、本当に付けても変わらないよ霞?」

 

「そんな訳ないでしょう!」

 

夕食を食べながら、響ちゃんと霞ちゃんがケンカしている。

 

「とにかく。今夜は網戸をちゃんと閉めて、蚊取り線香つけて寝るのよ」

 

「「はーい」」

 

 

翌朝、

 

「霞?」

 

「いや、違うのよ!虫に刺されただけなんだからね!」

 

霞ちゃんの首には絆創膏が貼られていた。

 

やっぱり部室でみんなにイジられるのだった。

 

 

 

 

 




虫刺されを信じてもらえない主人公の日頃の行い(笑)

2ゲームどころか3ゲームで255点出せるか怪しいド下手の画面です。

夕立のパンケーキは食べに行こうと思います。

潮ちゃんのホイップクリーム・・・

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