オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない   作:画面の向こうに行きたい

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メリークリスマス!

下書きデータが飛んで本当に筆を折ろうか考えたザコメンタル画面です。

みんな大好きクリスマス回です!

前半は榛名視点。後半は主人公視点でお送りします。


榛名は今日、オトナになります。

榛名は今日、オトナになります。

 

今日はクリスマス。愛しの先輩からクリスマスにお家デートに誘われました。いくら鈍感な先輩でもクリスマスにお家に誘うなんて、は、榛名を誘っているのですね!

このまま家でゲームだけしてさようなら。ということはないでしょうから、やはり、告白してからの性なる夜へと突入するのでしょう。榛名はもちろん、シャワーを浴びて下着の替えも用意してあります!それではいざ!

 

ピンポーン

 

先輩の家のインターホンを鳴らすと、出てきたのは愛しの先輩・・・ではなく未来の義妹、響さんでした。

 

「はぁ。榛名さんも兄さんに騙されたんだね」

 

「どういうことでしょうか?それよりも先輩は?」

 

「兄さんならゴトランドさん連れて買い物に行ったよ」

 

はい?先輩は榛名と性夜をともにするはずでは?

 

「ほら鈴谷。口だけじゃなくて手を動かしなさい」

 

「はーい。鈴谷にお任せ。霞センパイ」

 

奥から声が聞こえるのは霞先輩と鈴谷さんでしょうか?

響さんに連れられてキッチンに行くと、霞先輩と鈴谷さんがお料理をしています。奥のダイニングでは綾波さんと対馬さんが折り紙で鎖を作っていますね。

 

「ほら、榛名!アンタ料理できるんだからこっち手伝いなさい」

 

霞先輩に言われてきゅうりをひたすら薄切りにしていきます。向こうでは鈴谷さんがジャガイモを潰していました。

 

どのくらいの時間がたったのでしょう。ドアの開く音がして愛しの先輩が帰ってきました。

 

 

 

〜主人公SIDE〜

 

約束の時間より早めに来たゴトと一緒にフライドチキンとケーキを買いに行った。クリスマスだけにどっちも混んでいて思ったよりも遅くなってしまった。

 

ドアを開けて入ると先に来ていたみんなに詰め寄られる。

 

「センパイ!これって一体どういう事!」

 

「他に女の子がいるなんて聞いてません」

 

「あれ?みんなでクリスマスパーティーしようって言わなかったっけ?」

 

 

「「「言ってない(ません)」」」

 

全員からツッコまれてしまった。まるでみんなオレと2人でクリスマスを過ごしたいみたいじゃないか?

その時、テーブルに置いてあるみんなの手土産らしきお菓子の箱を見つけた。

あぁ!なるほど。参加する人数がわからないと持ってくるお菓子の数がわからないもんな!

 

「ゴメンゴメン。人数がわからないと困るもんな」

 

お菓子が余るならともかく、足りないとめっちゃ気まずいからな!

 

何だろ?『コイツ絶対わかってねー』みたいな目で全員が見てくる。

 

「ほら、お料理が冷めちゃうでしょう!本当にクズなんだから」

 

霞ちゃんが空気を変えてくれた。

 

 

「「「メリークリスマス!」」」

 

乾杯をして、みんなが料理を食べ始める。

 

ローストビーフ、ポテトサラダ、カボチャのキッシュ、トマトのパスタ、ハンバーグ、そして山盛りのフライドチキン。

 

「お兄さん、あーん」

 

対馬ちゃんから言われて反射的に口を開けると、ポテトサラダのニンジンだった。

 

「こら、対馬ちゃん。ニンジンは自分で食べなきゃだめだぞ?」

 

「えへへ。ゴメンなさいお兄さん。なら、お兄さんが食べさせてください。あーん」

 

仕方ない。オレは自分のポテトサラダからニンジンをとって対馬ちゃんに食べさせてあげた。

 

「もぐもぐ。美味しいです。お兄さんのニンジン」

 

ペロリと唇を舐める対馬ちゃん。

 

「レージ、ゴトにも!ゴトにも、『あーん』して?」

 

「榛名もお願いします」

 

流石に恥ずかしかったので、

 

「大きいお姉さんは自分で食べてください」

 

と誤魔化すと、

 

「中学生はまだ子供だよね?兄さん?」

 

「響ちゃんも自分で食べなさい」

 

これが噂に聞く『子供返り』だろうか?

 

「そうよ!まったくみんなはしたないんだから」

 

 

やがて、料理の残りも少なくなったころ、

 

「プレゼント交換の時間だよ」

 

響ちゃんが唐突に言い出した。

 

「まさか、みんなへのプレゼントを用意してないワケないよね?」

 

「一応、用意してあるけど」

 

「そのまま普通のプレゼント交換すると殺し合いが起こるからビンゴで決着をつけるよ」

 

「「「え?」」」

 

響ちゃんはテキパキとビンゴカードを配り、みんなのプレゼントに番号を付けた。何故かオレのプレゼントは数字ではなく、『当』だった。

 

「ビンゴになった人からくじ引きをして、その数字のプレゼントがもらえるよ。兄さんのプレゼントは当たりだから」

 

 

こうしてビンゴ大会が始まった。

 

 

「やりました!ビンゴです!」

 

高らかに宣言する榛名。

 

「では、賞品の先輩からのプレゼントを・・・」

 

「はいストップ」

 

「へ?」

 

「榛名さん、ビンゴになった人はくじ引きでプレゼントが決まるんだよ」

 

「むむむ。仕方ありません。先輩のプレゼントを榛名が引き当てればいいのです!」

 

クジの結果、

 

「ゴトのクッキーね。美味しいからレージにも食べて欲しくて」

 

「あぁ。ありがとうございます。ゴトランド先輩」

 

 

その後もビンゴ大会は続いていき、

 

「あ、オレもビンゴだ」

 

残っている景品は霞ちゃんの包みと対馬ちゃんの封筒。オレが用意したパズルだった。

 

クジを引くと対馬ちゃんの封筒だった。

 

中には『何でも言うことを聞く券』が入っていた

 

「ふふふ。対馬はお兄さんの言いなりです」

 

「対馬ちゃんはいい子だからなぁ」

 

無理に言うことを聞かせる必要がない。

 

「お兄さんに一体、何を命令されちゃうんでしょうか?」

 

 

結局、最後までオレのプレゼントは残ったままだった。

 

「最後に残ったプレゼントは私がもらうね」

 

司会でビンゴに参加していなかった響ちゃんが残ったプレゼントを持っていこうとした。

響ちゃんのプレゼントであるお菓子の詰め合わせは綾波がもらっている。

 

「ちょっと響っち!そのクジ見せて!」

 

鈴谷が残ったクジを調べたら、当たりのクジは入っていなかった。

 

「あれ?入れ忘れたかな?」

 

「やり直しを要求します!」

 

「プレゼントを開けちゃったし、仕方ないよね」

 

何故かオレが全員にプレゼントをあげることになった。

 

ちなみに、対馬ちゃんからもらったプレゼントを使って後片付けを手伝ってもらった。

 

何故か対馬ちゃんはガッカリした顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




下書きデータが飛ぶと本当に心が折れます。

幸いバックアップから復活しましたが、本当にメンタルやられるので皆様ご注意下さい。

今年も色々ありましたが、来年もどうかよろしくお願いします。
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