オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない   作:画面の向こうに行きたい

51 / 64
気温が不整脈みたいに乱高下する中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

体調不良とスランプを食らった画面です。

今回は響とイチャイチャしてもらいます。


「たまには構え」

「兄さん朝だよ」

 

今日も今日とて、響ちゃんがオレの上に乗って起こしに来る。

 

「おはよう響ちゃん。響ももう中学生なんだからオレの上に乗るのはやめようか」

 

「別にいいでしょ?」

 

まったく響ちゃんは。

 

 

今日は霞ちゃんが来ない日なので、適当に朝食を作った。トーストと目玉焼きだけど。

 

片付けは響ちゃんがしてくれるので、オレはゲームをしている。

 

「とぅ」

 

片付けが終わった響ちゃんがオレのヒザに乗ってきた。

 

「響ちゃん?」

 

「たまには構え」

 

響ちゃんは頭をグリグリとオレの胸に押し付けてくる。

 

「まったく響ちゃんったら」

 

その綺麗な銀髪を撫でる。

 

「むふー」

 

「よしよし」

 

ホント、どうしてこうもブラコンになっちゃったんだろ?

 

 

ピンポーン

 

やれやれ。誰だろ?立ち上がって出ようとすると、響ちゃんに止められる。

 

「霞なら合鍵で入ってくるし、今日は宅配便も来ないから、きっとセールスだよ」

 

「それもそうだな」

 

しかし、

 

ヴヴヴ

 

スマホが鳴った。相手は霞ちゃんだ。それを確認すると響ちゃんが勝手に電話に出た。

 

「ちょっとクズ。今日は家にいるの?悪いけど、合鍵忘れちゃったのよ」

 

「本日の営業は終了いたしました。また明日以降におかけ直しください」

 

と言ってやっぱり勝手に電話を切った。

 

ドンドン!ピンポンピンポンピンポン!

 

「ちょっといるんでしょ!このクズ!」

 

「放っておこうよ」

 

「そうはいかないでしょ」

 

響ちゃんを降ろして玄関のドアを開けた。

 

「まったく!いるなら最初から開けなさいよね!このクズ!」

 

「ゴメンゴメン。合鍵で入るから霞ちゃんとは思わなかったよ」

 

「響も!さっきのは一体何よ!」

 

「留守電になってたかな?」

 

「そんなわけないでしょ!」

 

「それで、今日は何しに来たのさ?今日は来ない日のはずだよね?」

 

「洗剤を切らしていたから持って来たのよ」

 

「なら、洗剤を置いてさっさと帰ってよ」

 

「まあまあ」

 

相変わらず響ちゃんと霞ちゃんがケンカしそうなのを止める。

 

「それよりも兄さん、続きをしよ?」

 

「何の続きよ?」

 

響ちゃんは霞ちゃんの疑問に答えることなく、そのままオレをソファーに座らせるとオレのヒザの上に座った。

 

「な!」

 

「ほらほら、兄さん。さっきみたいに頭撫でてよ」

 

「はいはい」

 

ナデナデ

 

「ムフフー」

 

「ちょっと!何してんの!このクズ!!」

 

「あれ?霞、まだいたの?今、兄さんに甘えてるんだから、邪魔しないで」

 

「むぐぐ!」

 

ボスッ!

 

「霞ちゃん?」

 

霞ちゃんがオレの隣に座って空いている左手を抱きしめてきたのだ。

 

「ちょっと疲れたから休憩しているだけよ!」

 

左手に幼馴染。ヒザの上に妹。

 

どういうシチュエーションだよ?

 

その日は2人が満足するまでそうしていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




気温の乱高下とスランプ、そこに花粉まで襲いかかる!

画面は無事に生き残れるのか?

次回も絶対に見てくれよな!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。