オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない 作:画面の向こうに行きたい
ラングリー買いにローソンに行ったら店長さんから、
「ご苦労さまです。イントレピッド売れちゃったんですよね」
と言われた画面です。
GW。こどもの日。お馴染みの対馬回です。
「パパー」
「お兄さん」
ゴールデンウィークの中、オレは山風ちゃんと対馬ちゃんを連れて、近くの大きな公園に来ていた。
今日は5月にしては気温が高いので、水場もあるこの公園に遊びに来たのだ。同じことを考える親子は多いのか、公園は多くの子どもたちで賑わっていた。
2人共、着替えを持っているので、遠慮なく全身水に浸かって遊んでいる。山風ちゃんは黒いTシャツだから大丈夫だけども、対馬ちゃんは白いTシャツたから、下が透けて見える。まぁ気にしなくていいけど。
「お兄さん、写真撮ってください」
「パパ、ピース」
「はいはい」
2人に頼まれて写真を撮ろうとスマホを向けると、
「おい!」
若い警察官に声をかけられる。
「お前、今子供を盗撮しただろう」
「え?」
「ここ最近、子どもを盗撮する男がいると警察に通報があったんだ!」
もちろん、オレじゃない
「はぁはぁ。やっと追いついた」
「あ、お巡りさん。助けてください」
いつかのお巡りさんがいたので助けを求める。
「あ、この前のパパさん。こんにちは。おい、この人はこの子のパパさんだから盗撮じゃないぞ」
「いや先輩、どう見てもこんな子どもがいる年齢じゃないでしょ?」
「我々は個々のご家庭の事情に口を出さない」
「いやでも」
「デュフフ」
「先輩、デュフフって」
「え?」
声がする方を見ると、バンダナをした男がバズーカ砲みたいなカメラを構えて子どもを撮影している。
「ボクの可愛い天使ちゃん達。今日も可愛く撮ってあげるね〜」
「おい!」
「デュフ!」
「待てー!」
男が逃げ出した!追いかける警察官!
「すみません!私もこれで!」
はぁ。助かった。
「パパ」
「お兄さん」
2人が心配そうに近寄ってきた。
「パパお写真は?」
「大丈夫ですか?お兄さん」
「大丈夫だよ。よーし、2人の可愛い写真を撮ってあげるからね」
その後しばらくして、
「遅くなりました」
「あ、お母さん」
山風ちゃんのお母さんが来た。
「すみませんウチの子の面倒見ていただいて」
「いえ」
さっき盗撮犯と間違えられたことはおくびにも出さない。
「さぁ、お着替えして帰りましょうか?」
「はーい」
「すみませんが対馬ちゃんもお願いします」
「えー対馬、お兄さんとお着替えしたいです」
「お兄さん、本当に捕まってしまうからね」
山風ちゃんのお母さんに後の事をお願いして今日は解散になった。
その夜、響ちゃんとテレビを見ていると、
「次のニュースです。今日、市内の公園で子どもを盗撮していた男が現行犯逮捕されました」
テレビに映っていたのは昼間の男だった。
前書きのローソンって遠くて少し不便な場所にあるので、前に訪れたのは前のコラボの時だったのです。
来月は、孤島鎮守府の奮闘をお送りします。