オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない 作:画面の向こうに行きたい
後者は年中なかったかも。
愛宕さんの愛宕山をご堪能ください。
「もう就活やだー」
部室に入ってきた愛宕さんがいつも通り?の一言。オレもゆくゆくはああなるのか。
「就活やめてKチューバーになるぅ」
今日の愛宕さんは疲れているみたいだ。
「バカなこと言わないの」
やはり高雄さんも呆れている。
「Kチューバーになって100万円チャレンジとかするの」
「小学生みたいなこと言わない」
「愛宕さんは容姿に優れていますし、ネタが面白かったらヒットする可能性があるのでは?」
横で見ていた榛名が口を挟んできた。
「なら、オレにいい考えがありますよ!愛宕さん!」
何故か山田がヤル気まんまんだ。
翌日
「山田くんに言われた通りTシャツを着たけど」
今日の愛宕さんはTシャツにジャージのズボンだった。
「では!早速動画を撮影しましょう!タイトルは『現役女子大生は縄跳び30回跳べるのかチャレンジ』です!」
「なら、ゴトが30回数えますね」
「では、愛宕、抜錨しまーす」
「1、2、3・・・」
バルン!バルン!バルン!
愛宕さんの愛宕山が大暴れしている。
これは発禁モノだ!
「26、27、28」
バチン
「あーん後ちょっとだったのにー」
「ハァ、ハァ。結構、しんどいわね」
荒い息。赤くなった顔。僅かに汗ばむうなじ。
エロい。
「何見てるのよこのクズ!」
霞ちゃんに怒られてしまった。
「いくら先輩でも愛宕先輩は高望みし過ぎかと。揉めないFカップよりも揉めるCカップの方が価値があると思いませんか?もちろん、榛名で良ければお相手します」
榛名は何を言っているんだ?
「こんなお下品な動画、お姉ちゃん認めません!」
「ただ縄跳びしていただけのどこがお下品なのよー」
「そーだそーだ」
「山田君は黙ってて!」
「お口にチャック」
「コレを見てみなさい」
高雄さんが愛宕さんに撮影した動画を見せる。
弾む愛宕山。乱れる息。上気した頬。暴れる愛宕山。
「エロいですね」
「こここ、コレはダメですよ!愛宕さん!」
「コレはAV」
散々な言われようだ。
「うーん。たしかにコレは、ちょっと恥ずかしいわね」
よかった愛宕さんが正常で。
「いえ!そんなことありませんよ愛宕さん!!」
「山田君は少し黙っていようね?」
「お口にチャック・○リス」
美人が怒ると怖い
「レージ。チャック・○リスって何?」
「ゴトは知らなくていいことだよ」
ゴトの頭には?が浮かんでいた。
「Kチューバーになったらあんな恥ずかしい姿を世界中に晒すことになるのよ」
「それは流石にイヤかも」
「わかったら真面目に就活しなさい。来週提出の履歴書まだ書いてないでしょう?」
「はーい」
どうやら愛宕さんはKチューバーになるのを諦めてくれたみたいだ。
「山田君もありがとうね。愛宕を諦めさせるためにわざわざ恥ずかしい動画を撮ってくれて」
「いや、俺は愛宕さんがデビューしてくれてもよかった・・・」
「ありがとうね?」
「はい」
「ところで」
高雄さんは笑顔で、
「さっきの動画、消してくれる?」
「はい?」
「消してくれる?」
「いや、でもせっかく撮ったのに」
「消してくれる?」
「・・・はい」
少しもったいないような。
「何考えているのよ!このクズ!」
「別に何も」
もちろんウソである。
こうして、愛宕さんKチューバー計画はなかったことになったのである。
後日、
「私、キックコッカーになる!」
「いい加減にしなさい!」
懲りない愛宕さんであった。
愛宕山、大暴れ!
これからもよろしくお願いします