オレの周りの女の子達がフルネームを教えてくれない 作:画面の向こうに行きたい
今回はタイトル通り、霞ちゃんイチャイチャ回です。
霞side
今日は日曜日で、響は綾波と遊びに行ったと言っていたから、ウチにいるのはあのクズだけ。
ガチャ!
いつものように、合鍵でクズの家に入る。
シーンと静まり返る家。
おかしいわね。いつもなら何かしらの物音がするんだけど。
「ちょっと!クズ!いないの?」
声をかけながらリビングに入ると、クズがソファに倒れていた。
一瞬、血の気が引いたが、よく見たら寝ているだけ。
まったく、驚かせないでよ!
冷静さを取り戻し、買ってきた夕飯の材料を冷蔵庫にしまう。今日は鶏もも肉の照り焼きにする予定。
最近、お肉ばっかりだけど、お魚も高いし、サンマかイワシが安くなったら考えましょう。
食材を片付けたら、リビングの掃除をしないと。
そう思ってリビングの方を見ると、ソファで眠るあのクズの顔が目に入った。
だらしない顔で眠るクズ。その寝顔を見ていると少しだけイタズラをしたくなった。
クズを起こさないように、そっと頭を持ち上げてその下に自分の足を滑り込ませる。
頭を戻すと膝枕の形になった。
「本当にクズなんだから」
少しボサボサの髪を撫でながら、呟く。
「みんな、こんなクズのどこがいいんだか」
このクズが色んな女の子にモテる事実は認めざるを得ない。
まったく。このクズったら、家事はできないし、女の子を片っ端からナンパするし、デリカシーがないし、本当にクズなんだから!
なんか、だんだんイライラしてきたわ。
腹いせにクズのほっぺたをつつく。
「むにゅ」
寝顔を見ていると少しだけ、子供の頃を思い出すわね。幼稚園のときに『れーくんのお嫁さんになるー』って言ったこと、もう覚えていないのでしょうね。も、もちろんあんなの子供の他愛無い言葉なんだけど!
気づいたら、つついていたほっぺたを優しく撫でていた。すぐ目の前にクズの寝顔がある。もう少し近くで見たいな。
上体を倒してクズの顔に近づける。
「このクズ」
その時、
「何してるの?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
声の方を振り向くと、響と綾波がリビングの入り口に立っている。
主人公side
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
女性の悲鳴で目が覚めた。
「霞ちゃん?」
何故か霞ちゃんが上にいる。
「いや、これは、その、違うの」
「家のリビングでいやらしいことしないで」
「はわわ」
声のする方をみたら、響ちゃんと綾波がいた。綾波は顔を真っ赤にして、両手で顔を隠しているけど、指の隙間からこっちを覗いている。だから、昭和か!
てゆうか、オレ、霞ちゃんに膝枕されてる?なんで?
霞ちゃんは真っ赤な顔で、
「こっち見るな!このクズ!!!」
ゴスッ!
「グフ!」
オレは腹部に強い衝撃を感じて意識を失った。
気温が三寒四温なので、皆様、体調を崩さないようにお気をつけて。
ネタが浮かばない・・・