七罪の能力でショタ化した士道を見て( ゚∀ ゚)ハッ!と思いついたので書きました。
全員『おねーちゃんスキル』発動するのでご注意を!
「一度ならず二度までも……私の秘密を見たな……ッ! ゆ、ゆゆ許さない。 絶対に許さない。 全員、タダじゃ済まさないィィィィッ!!」
七罪は絶叫を上げると、手に握っていた《
「《
「な……っ!?」
七罪が叫んだ瞬間、《
「くーーー」
思わず目を閉じ、顔をしかめる。
とはいえ、その光は数秒程度で収まった。すぐに目も慣れ、薄暗い室内が戻ってくる。
だが。
「シドー! シドー!?」
十香の心配と驚愕の声が聞こえる。
士道が振り返ると目線の高い十香がいた。
「ーーーは? うわぁ!?」
士道は立ち上がっても十香の目線が高いことに気づいた。
周りを見ても、自分より大きな琴里たちがいるだけだった。
着ていた服はだぼだぼでとても動きにくい。
「これは……一体……」
「ふふ、ふふふふふふ……」
士道が足をばたばたさせていると、部屋の中央で《
「いいザマだわ……っ! あんたはずっとちびすけのままでいればいいのよ……っ!」
七罪は高らかに笑うと、《
「まッ、待て! 七罪!七罪ぃぃぃぃ!!」
叫ぶも、その甲高い声は、部屋の中に虚しく反響するだけだった。
十○月二十九日、日曜日。
五河家の中は今、騒然としていた。
「シドー! お腹がすいたのなら言ってくれ! 私が食べさせてやろう!」
「士道、トイレはひとりで行ける?」
「だーりん! こっち向いてください!おお!この角度なら可愛い素足がバッチリ撮れます!」
「士道さん、、、なでなでして、、いいですか?」
「士道! いい機会よ!おねーちゃんって呼んでみなさい!」
「子どもの肌ってこんなにぷにぷになんだ、、、」
「首肯、夕弦おねーちゃんで存分に甘えてください。」
『これは、小学○年生といったところかな?』
「うぅ……ぅぅぅぅ……」
頬に汗を垂らしながら、幼くなった五河士道は頭を抱え唸っていた。
ただでさえ寝不足で痛む頭を、ひっきりなしに響く声が容赦なく頭を叩いてくる。ついでに服の袖は先ほどから四方に引っ張られ、手が隠れるくらいに伸びていた。
数日前から彼女らの相手に追われている士道の疲労は推して知れようというものだった。
だが、それは仕方のないことではあった。
今まで世話になった人間が不自由な体になってしまったので、我先にと介抱したがっている。(もといショタコン魂が燃え上がる)
「みんな、おれはひとりでごはんもたべれるし、トイレもいける!なでなではしてもいいけど、、、あと、ことり! おれはおにーちゃんだぞ!かぐやはかおひっぱらないでくれ! ゆづるもごかいをまねきそうなはつげんはやめてくれ! みくはなにをとってるんだ!?」
七人の女性に囲まれている少年、五河士道は
通常ではありえない現象、それは数年分もの時を巻き戻されてしまったかのように、子供の姿になっていた。
否……正しく言うなら時間を巻き戻されたわけではなく、身体を子供に『変えられて』しまったのだ。
一人のーーーー凶悪な力を持つ精霊の手によって。
「うぅ……なつみ……いったい、なんでこんな……」
「そうか!シドーは偉いな!だが、遠慮はせんでよいのだぞ!」
「なら、お風呂は一緒に入ろう?」
「写真がダメなら動画で!」
「……士道さん、可愛いです。」ナデナデ
「今は私の方が大きいから、私がおねーちゃんよ!」
「おぉ! すまん我としたことがつい……」プニプニ
「紅潮、士道は先ほどの言葉をどう捉えたのですか?」
「わかった!わかったから、おちついて!」
否定するも、ぐいぐい迫ってくる十香たちから後ずさりながらも叫ぶ。
「……お邪魔するよ。」
おもちゃのようにされていた士道が困り果てていると、不意にリビングの扉が開き、一人の女性が入ってきた。
「れーねさん!」
「……大変そうだね、シン」
囲まれている士道にフラクシナスの解析官、村雨令音はぺたぺたと歩み寄る。
「……十香、シンは食べさせて欲しいのではなく一緒に食べたいのだよ。あとでシンときなこパンを買いに行ってはどうだい?……折紙、シンの年代だとレースゲームがやりたくなる時期だ。一緒にやるために特訓してはどうかね?……四糸乃は、そのままでいいか……美九、それは盗撮だ。君が捕まってしまったら、シンにあえなくなってしまうよ。……耶倶矢、子どもの肌を無闇にいじってはならない。後々肌が荒れてしまう可能性がある。……夕弦、いまのシンは前よりも筋力がないから、背中に乗るのはあまりよくないよ。」
などと、一人ずつ話しかけ、騒がしかったみんなをいとも簡単になだめてしまった。なんとも鮮やかな手管である。
「すみません……たすかりました。もうちょっとでてあしがもげるところでした……」
「……いや、小さくなってしまった上にみんなの相手を任せてしまってすまなく思っているよ」
「いえ、なつみのはんのうをさがしてくれてるのはわかってますから。 にしてもーー」
士道の方をちらちら見ながらも大人しくなったみんなを眺めながら苦笑した。
「すごいですね、れーねさん。 まるでおかーさんみたいだ」
「……」
何気なしに士道が言うと、令音は無言のまま小さく眉の端を動かした。
そこで、ハッとする。 別に他意はなかった……どころか、純粋なそんけいのねんがこもったことばだったのだが、冷静に考えてみると、未婚の女性に対して言うようなことではなかったかもしれない。 慌てて手を振り、訂正する。
「す、すみません。 ちがうんです。 そういういみじゃなくて……」
「……いや、構わないよ。それともシンは私がお母さんの方がいいのかい?」
「た、たしかにれーねさんがおかーさんだったらいいとおもったり、おもわなかったりしてしまったかもしれなきにしもあらずてきなかんじだったんですが……」
「……1番落ち着かなければならないのはシンのようだね」
「そういえば、士道は今日、どうするの?」
朝食を終え、すっかり調子を取り戻した琴里が士道に向かって問う。
因みに朝食は誰が士道に食べさせるかで揉めていた。その間に食べ終わってしまったが……
「きょうはとりあえず、がっこーにいこうとおもう。じゅぎょーもあるし、とのまちたちのこともしんぱいだし。」
先日の事件に巻き込まれた士道のクラスメイトの殿町宏人、山吹亜衣、葉桜麻衣、藤袴美衣、そして担任の岡峰珠恵教諭の五名が、精霊・七罪によって、一時的とはいえ天使の中に閉じ込められてしまっていたのである。
「なんとか、しおりのときみたいにいとこです。ってことでいけないかな?」
「それは、、、ちょっと無理があるような、、、」
士道の提案に難しい顔をしながら顎に手を当てて琴里は考えた。
「学校に行くのか、シドー!? なら一緒に行こう!」
「首肯、士道はみんなの心配をしているのですか?」
「ええー!だーりんったら優し〜!!」
「さすが我が小さき盟友。それでこそ士道だ!」
みんながいっせいに士道を好評した。
琴里は小さくため息をついて、頷いた。
「くれぐれも自分が士道ってバレないようにしなさいよ。そうね、『
「あぁ、わかったよ、ことり!」ニコッ
((はうぅ、、、可愛いぃぃぃぃ!!))
8月後半にはその二を描きたいです