日本神話所属の赤龍帝 作:旭姫
一誠「ここは俺の部下の力で作った特殊部屋だ。出るには俺を殺すしかない。」
サーゼクス「君はいいのかい?」
一誠「なんの話だ?」
サーゼクス「君の連れのことだよ。向こうに取り残した。」
一誠「フフフ…ハハハハハ。自分の心配はしなくていいのか?それに、白音のことなら心配しなくても、手は打ってある。」
一誠が指をならすと、2人の前に大きなスクリーンが出来た。
映っているのは一誠とサーゼクスがいなくなったオカ研の部室である。
そこには、うつ伏せに倒れたオカ研部員とそれをかばうように立つグレイフィア。そして白音を先頭に数名の元
サーゼクス「!?…なんだと…。」
一誠「俺が何も考えていないと思っているのか?…俺達が転移すると同時に俺の仲間を送り込んだ。…貴様の女王だろうと勝ち目はない。…それに、そこにいるやつの中には根っからの悪魔嫌いな元悪魔祓いもいる。」
サーゼクス「確かに、リアス達はまだ弱い。だが、グレイフィアは俺の女王だ。たかが悪魔払いなんかに負けるとは思えないな。」
一誠「おいおい、俺達のことは知ってたんだろ?…俺の部下達はみんな最低でも中級ごときなら余裕で倒せるぞ。それに、お前達は白音の実力を勘違いしてるんだよ。白音は俺よりは弱いがその辺の雑魚とは違う。」
サーゼクス「何が目的だ?…私を殺せば他のところが黙ってないぞ」
一誠「黙ってない?そんなことはないさ。…貴様は既に俺の…いや、
サーゼクス「どういう意味だ?」
一誠「お前の妹には驚いたが、計画には支障はない。それに、ここで死ぬなら教えてやってもいいな。」
一誠はとある映像をスクリーンに映した。
そこにあったのは、日本・北欧・ギリシャ・インド・中国等の聖書を除くほとんどの神話の主神の集まっている会合だった。
さらに、その会議には一誠も部下2人を連れて参加している。
一誠「この会議はお前達聖書の天使と悪魔に関しての取り決めだ。堕天使はお前達のような人間を勝手に眷族にしたりもしてないし、なんなら神器使いの保護をしてくれている点から俺達とは友好的だ。その証拠に、この会議にはアザゼルも来てたぜ。」
サーゼクス「!?」
一誠「対して、お前達はどうだ?…人間を自分達の玩具と考えて、彼らの被害を考えずに非人道的な実験・殺戮を繰り返し、挙句の果てには
サーゼクス「確かにそうだ…。…だが、俺達はそれを無くそうと…」
一誠「努力を続けてきたと……バカなのか?…既に被害は出ているのに、今からやめますだなんて、小学生でも言えるぜ?口だけならな。…それに、お前達が言ったところで貴族達はどうだ?やめるか?」
サーゼクス「ぐっ…。」
一誠「そんなわけで、会議で決まったことは、悪魔・天使の抹殺、主に、
サーゼクス「悪魔のなかには、非人道的な行為をしていない者もいる筈だ!!」
一誠「だから?」
一誠は話に飽きたのか魔力を一点に集めて杖を作った。
一誠「とにかく、お前にはここで死んでもらう。…覚悟しろ、【超越者】サーゼクス=ルシファー!!」
サーゼクス「ちっ…。面倒な。」
一誠の杖から出てくる魔法は風、火、水、土、氷、雷、闇、光、と全ての属性に加えて、風と水でハリケーン等の複合魔法を多く使ってきており、サーゼクスはなにもできずに避けるだけだった。
一誠「おいおい、これが【超越者】か?弱すぎないか?」
サーゼクス「君こそ、なかなかやるじゃないか。」
一誠「本気を出すなら今のうちだぞ?」
サーゼクス「なら、その期待に答えてあげなくては…ね!!」
その瞬間に、サーゼクスは一誠の目の前に一瞬で移動していた。
一誠「まぁ、そう来るよな。」
それを一誠は狙ったように、雷を落とす
サーゼクス「ちっ…。」
一誠「お前のことは色々と調べてる。ミリキャス…だったっけ?」
サーゼクス「…!?ミリキャスをどうするつもりだ!?」
一誠「なに、お前達が死んだら、誰がまとめるか考えててな。ミリキャス君を俺らで育てれば悪魔は俺達の掌の中に納められるだろう?」
サーゼクス「さっきから、僕が死ぬだの言うけど、全然致死性の攻撃してこないね。何が狙いだ?」
一誠「そんなこと言って…俺はまだ本気だしてないんだぞ。ドライグもやることなくて暇だろ?」
『確かに暇だが、問題ない。俺がでるまでもないだろ?』
一誠「だな。」
一誠は杖に魔力を集めた。
一誠「サーゼクス。残念だよ。もっと楽しめると…!?」
突如、一筋の魔力砲が一誠の頬を掠め、血を垂らせた
サーゼクス「はぁ…はぁ…。楽には死なない。相討ちにまで持っていかせてもらう…ぞ!!」
一誠「まさか、この俺に傷を負わせるとは。なるほど、見くびっていたか…。なら、俺も貴様の全力に敬意を払い、多少は本気を出してやろう。……さぁ、第二ラウンドのスタートだ。」
一誠とサーゼクスの一騎討ちは次回に持ち越します。
また、次回、サーゼクスの詳細な情報を一誠に流した裏切り者(悪魔)が登場します。
では、また次回。