日本神話所属の赤龍帝   作:旭姫

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話し合い(物理)

サーゼクス=ルシファーが死んだ

 

それは、悪魔陣営だけでなく多くの神話形態に衝撃を与えた

 

特に、被害が大きかったのは悪魔陣営だった。

 

今の時刻は夜、駒王学園には教員も生徒もいない

 

ここ、駒王学園生徒会室では、駒王学園にて活動している悪魔達が集っていた

 

リアス「お兄様が死ぬなんて…」

 

ソーナ「サーゼクス様が死ぬ前に戦っていた男について教えてもらっても良いですか?」

 

朱乃「彼は日本神話の戦闘員ですわ。」

 

「日本神話って、あの天照大御神とかで有名なあれだろ?」

 

朱乃「その通りですわ。私と椿姫の実家は五大宗家という日本神話の分家的立場になります」

 

椿姫「まぁ、悪魔に転生してる時点で日本神話から離反していますが…」

 

学校に潜り込んでいる悪魔であるリアス=グレモリーとソーナ=シトリーとその眷属達が今後のこと等を情報交換していると、突然部屋に男の声がした

 

「その通り」

 

その声と共に部屋に霧が立ち込め、霧が消えると仮面を被った3人の部下と1人の男が出てきた

 

リアス「貴方は…!?」

 

朱乃「日本神話…〈英雄派〉首領兵藤一誠!!」

 

一誠「久し振りだな、リアス=グレモリー。そして、初めましてソーナ=シトリー。先程我等の裏切者から説明があった通り〈英雄派〉首領の兵藤一誠だ。」

 

そして、一誠は部屋を見回して一言呟いた

 

一誠「なるほど…姫島に真羅の娘か…まさか、裏切者2名が両方揃っているとはな。」

 

「どうするリーダー」

 

一誠「まぁ、正直こいつらには興味ないからな…ただ単に話をしに来ただけだ」

 

リアス「貴方がお兄様を…許さない!!」

 

一誠「ほぅ…俺と殺るか?」

 

リアス「いくら貴方がお兄様を倒そうが数では私たちの方が上。お兄様の仇!!」

 

「お下がりください…ここは私が」

 

一誠「ああ。頼んだぞジャンヌ」

 

ジャンヌ「おまかせを…さて、悪魔。一誠様の護衛が1人、ジャンヌ=ダルク、参る」

 

ジャンヌが虚空から聖剣を作り出した

 

佑斗「聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)!?皆さん下がってください、ここは僕が」

 

佑斗が同じように虚空から魔剣を作り出した

 

ジャンヌ「ほぅ…魔剣創造(ソード・バース)か。すまないアーサー、他の奴らを頼みます。」

 

アーサー「しょうがないな。ゲオルク、場所を変えよう」

 

ゲオルク「そうだな」

 

ゲオルクがそう呟くと生徒会室が霧に包まれる

 

霧が消えるとそこはどこかの開けた土地だった。

 

リアス「ここはどこよ!?あれ?ソーナ達がいない!?」

 

ゲオルク「ソーナ=シトリーやその眷族達は生徒会室の中だ。それにここはもともと俺達が対人戦をするのに使っている場所だ。さて、リーダーのことは俺に任せて、悪魔達を可愛がってやれ」

 

ジャンヌ「さて、リアス=グレモリーの騎士よ。似た神器持ち同士楽しもうじゃないか」

 

アーサー「他の奴らは僕が相手をしてあげましょう。このアーサー=ペンドラゴンがね。」

 

佑斗「ジャンヌ=ダルクにアーサー=ペンドラゴン…どちらも聖剣で名を馳せた英雄…。気を付けてください部長。」

 

ジャンヌ「よそ見をしてる暇があるのか?」

 

佑斗「くっ…」

 

リアス「佑斗!!リューヤ、佑斗のアシストを」

 

龍弥「はい、部長。佑斗!!俺の剣を受け取れ。」

 

龍弥が自身の神器から剣を作り出して佑斗に投げた

 

佑斗「ありがとう鷲崎君。さぁ、ジャンヌ=ダルク。ここからが闘いの始まりだ」

 

 

一誠「あの鷲崎ってやつの神器に宿ってる龍はなんだ?」

 

『あれは紫龍(ヴァイオレット・ドラゴン)。何もないところから剣を沢山取り出して雨のように降らすというまさに対聖書用のドラゴンみたいなやつだな。剣には聖剣や魔剣の効果があった。俺自身は戦ったことはないが面倒なやつだと結構聞くぞ』

 

一誠「なるほどな。じゃああの神器は紫龍の能力があるわけだな。便利だな、しかし彼は自身の力を使いこなせていないな。」

 

ゲオルク「リーダー、曹操から連絡が入りました。」

 

一誠「なんだ?」

 

ゲオルク「コカビエルが駒王町に入ったようです」

 

一誠「わかった。そのまま監視を続けるよう連絡を入れろ。それと、天界陣営の様子はどうだ?」

 

ゲオルク「そっちに関しては、聖剣使いが2名、エクスカリバーを所持して来たようです」

 

一誠「思ったより少ないな。天界からはエクスカリバーを取り戻そうと言う気を感じないな。何せ、奴らはコカビエルが盗んだことを知っている筈だ。」

 

ゲオルク「一体何を考えていることやら」

 

一誠「さぁな。どうせ潰すべき相手だ。考えても無駄だろ。」

 

―――――――――――――――――

 

一方、似た神器持ち同士で戦っていたジャンヌと佑斗はの方は…

 

ジャンヌ「あの兵士の神器には驚かされたが、やはり悪魔には私の能力の方が上手のようだな。」

 

佑斗「くっ…。騎士の速度だけでは足りないか…。」

 

ジャンヌ「まぁ、私には魔剣の効果は意味ありませんし、あなたの場合は悪魔なので聖剣には弱い。これでよくわかったでしょう?それに、今回は戦うために来たのではありませんから。もうやめにしません?」

 

佑斗「はぁ…はぁ…その理由は気になるけど、部長がいる手前、はいそうですかと頷けるような人じゃないんでね」

 

ジャンヌ「あくまでも剣での決着を望むと」

 

佑斗「その通り。」

 

ジャンヌ「いいでしょう。その敬意に応じて最後の一騎討ちといたしましょう。どんなにダメージを受けようとも回復しますので全力で当たりましょう」

 

佑斗「望むところさ。」

 

ジャンヌと佑斗がそれぞれ剣を構えて様子を見る

 

近くの木から鳥が飛び立ち木の葉が擦れ会う音がなる

 

その瞬間、2人は一斉に飛び出し、同じタイミングで剣を振った。

 

結果は、ジャンヌが吐血して膝を地面について、佑斗が倒れた

 

一誠「〈治癒(ヒール)〉」

 

一誠がいつの間にか取り出した魔力杖で魔法を発動すると、ジャンヌと佑斗の体が光に包まれて傷が癒えた。

 

ジャンヌ「ありがとうございます、一誠様。さて、私の勝ちだ、悪魔。」

 

佑斗「はぁ…負けちゃったか~。」

 

ジャンヌ「いい闘いだった。名前を聞いておこう」

 

佑斗「僕の名前は木場佑斗だ。ジャンヌ=ダルクさんのお陰で久し振りに楽しめたよ。」

 

一誠「お前は魔剣の力を意識した方がいいだろうな。」

 

佑斗「魔剣の力?」

 

一誠「お前の持つ魔剣創造はイメージが具体的であればあるほど効力を発揮する。例えば、ジャンヌにはよく言ってるが、俺は赤龍帝だ。そこで龍殺しの効果を着けた聖剣をイメージして出せと言っている。そうすれば俺に与えるダメージも上がるしな。」

 

佑斗「なるほど…。確かに鷲崎君相手なら効果的だろうね。」

 

一誠「イメージ力をつけるんだ。敵は必ず明確な殺意をもってやってくる。そんな奴ら相手に適当な武器じゃ勝てるものも勝てないだろ。」

 

ジャンヌ「私も駒王学園の生徒の1人ですし、また手合わせしてやっても構いませんよ。」

 

佑斗「え!?そ、そうなのかい?」

 

ジャンヌ「もちろん、名前は偽物ですが。改めて自己紹介を。私はジャンヌ=ダルクの生まれ変わりで名前は百瀬美鈴(ももせみすず)です。」

 

一誠「ちなみに俺とクラスメイトだ。」

 

佑斗「へぇ~。普段と剣を握る時の口調が若干違うんだね。それよりもよろしくね、百瀬さん。」

 

ジャンヌ「よろしくお願いしますね。木場さん」

 

一誠「さて、向こうはどうなって…はぁ…アーサーのやつ遊んでやがったな。って、ゲオルクも加わってるし…」

 

―――――――――――――――――

 

佑斗とジャンヌが打ち解けてるころ、残りの悪魔達とアーサー達は…

 

アーサー「ほらほら、このままじゃジリ損ですよ。」

 

リアス「ちっ、ちょこまかと」

 

アーサー「ちょっとちゃんとしてくださいよ~。聖剣使う必要も無くなっちゃいますよ~。せっかく向こうはいい感じに剣で戦ってたのに…いいな~。」

 

龍弥「余所見だぞ」

 

アーサー「違います。余所見ではありません。余裕と言うのですよ。」

 

龍弥が死角から剣で切り裂こうとするも楽々躱された。

 

アーサー「第一我々は戦うために来たわけでは無いんですけど…」

 

リアス「お兄様の仇をみすみす逃がすと思う?」

 

アーサー「元はと言えば貴女のせいでサーゼクス=ルシファーは死んだんですよ?それをお分かりで?」

 

――――――――――――――――――

 

一誠「ああ。アーサーもキレてるな。」

 

ジャンヌ「そろそろ我々も退散するべきでは?」

 

一誠「そうだな。アーサー、そろそろ帰るぞ。ゲオルク準備しろ。」

 

アーサー「ええ…。はぁ…しょうがないですね」

 

リアス「待ちなさい!!」

 

一誠「諦めろ、リアス=グレモリー。さて、ゲオルク。まずは彼女達を帰して差し上げなさい。ほら、佑斗も早く戻る」

 

佑斗「あ、ああ。ありがとう兵藤君、百瀬さん。」

 

ゲオルクの足元から霧が生まれて、リアス達を包み込む

 

霧が消えるとリアス達の姿は既に無かった

 

一誠「さて、アーサー。奴らはどうだった?」

 

アーサー「彼らは駄目ですね。まるで宝の持ち腐れです。特に裏切り者である姫島家の娘は雷を操る堕天使バラキエルの血が流れているのにその能力を使おうとしません。その点、兵士の彼は力は理解しているがうまく使いこなせていない。リアス=グレモリーは魔力だけの雑魚です」

 

一誠「面白い話があるんだが、どうやらバアル家の〈消滅〉の魔力がバアル家の次期ではなくグレモリーの次期に受け継がれたそうだ。俺としてはその受け継げなかったバアル家の次期が気になるがな」

 

ゲオルク「バアル家の次期は相当な努力家という話を聞いたことがあるぞ。」

 

一誠「俺と同じか。会ってみたいな~。楽しそうだ」

 

少し話をしてから霧が発生し、霧が消えるとそこには誰もいなくなっていた




取り残されたソーナ=シトリー達は次の回で

その後は、結構前に匂わせた聖剣事変です。

今回の話ですが、前回で魔王が一人死んで裏切者2名(ガブリエル、セラフォルー)が出ましたが、セラフォルーは一誠のところに行っていてガブリエルの方はグレイフィアは見てたけど他は気を失っていて見ていないのでほとんどばれておりません。

よって、悪魔陣営は裏切者セラフォルーが他の魔王と回しておりますが、サーゼクス=ルシファーの死による貴族の独裁政治が起こりかけております。

つまり、悪魔は終わりですね。

と、まぁそんなことはいいとして、今回で出しました、新たな設定ですが一誠の護衛役にジャンヌとアーサーが入っており、2人は学園に潜入しています

しかも、裏の人間であることが張れないように警戒しながら一誠や白音と違って最初から入学しています。

2人とも同学年で今年はクラスメイトです。

ジャンヌ→百瀬美鈴(ももせみすず)

アーサー→如月颯汰(きさらぎそうた)

名前はこんな感じで、ほぼ即興できめました。

なんかいい名前会ったら教えてほしいです

では、また次回。
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