日本神話所属の赤龍帝   作:旭姫

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話し合い(対話)

一誠達がリアス=グレモリー達と消えてから生徒会室に残ったソーナ=シトリー達は一誠の部下と会っていた

 

「初めまして、ソーナ=シトリー。私は曹操と申す。〈英雄派〉のサブリーダーをやっている。名前の通り中国三国志の国の1つである魏の英雄、曹操の生まれ変わり。」

 

「何しに来たんだ!!」

 

ソーナ「やめなさい、匙。何でも噛みつこうとしない。」

 

匙「も、申し訳ありません」

 

ソーナ「さて、改めて私がソーナ=シトリーですが。匙が言った言葉をそのまま返すようで悪いですが、一体どのような御用件でしょうか?」

 

曹操「そうですね。我々の元にとある情報が届きましてね。…何でも、聖書の堕天使コカビエルが天界陣営の教会からエクスカリバーを2本盗んだそうなのですよ。」

 

「あの、会長。エクスカリバーってあの?」

 

曹操「エクスカリバーはそもそも聖書のものではありませんが、それは今はどうでもいいでしょう。先の聖書三大勢力による大戦でエクスカリバーは破損しそれを何とかしようとした結果エクスカリバーに宿る7つの力をそれぞれ1つずつに分離して錬金術で計7本の聖剣に変えたのです。その後1本紛失したため6本ですが、それを2本ずつカトリック、プロテスタント、ギリシア正教の3つの教会が管理することになりました。盗まれたのはその内のカトリックとプロテスタントから1本ずつのようですね。」

 

ソーナ「それで私達に何を望むのですか」

 

曹操「特に我々からああしろこうしろとか指定するつもりもありませんが、強いてあげるならばコカビエルはこの街に入り込んでいますので、人間に対する被害だけは避けていただきたい。無論、その点に関しては我々も協力いたします。」

 

ソーナ「そうですか。…いいでしょう。ただし、1つだけ聞かせてください。」

 

曹操「何なりと」

 

ソーナ「魔王様を殺した経緯はなんですか?」

 

曹操「なるほど…そう来ましたか。まぁ、もともとリアス=グレモリーが実力差もわきまえずにリーダーに噛み付いたのが原因ですからね。まぁ、帰ってきたリーダーが意外と傷だらけだったことにはさすが超越者とも呼ばれた男だなとは思いましたが…。あ、それましたね。元々彼処でリアス=グレモリーがやらかさなければ殺すことはなかったんですよ。」

 

匙「それでも殺したことには変わり無いだろうが!!」

 

曹操「元々は悪徳貴族だけを殺す予定でしたが。…あ、最後に1つだけ。我々〈英雄派〉はリーダーのワンマンチームではありません。もちろん、私もサブとはいえトップを張る程の実力はありますので、リアス=グレモリーのように噛み付かないことをおすすめします」

 

ソーナ「そうですね。私は戦闘をするよりかは話し合いで解決を望みますからね。知りたいことも知ることは出来ましたし、我々は教会からの使者を待ちましょうか」

 

曹操「では、私はこれで」

 

そういって曹操は部屋から出た

 

それからリアス=グレモリー達が戻ってきたのは約1時間後のことだった

 

―――――――――――――――――――

 

一方部屋から出た曹操は高台に立っていた

 

横に2人を伴って

 

曹操「監視お疲れ様、ルフェイ。ジークも護衛お疲れ様」

 

ジーク「別に、危険もないし大丈夫だ。」

 

ルフェイ「ソーナ=シトリー達との話は終わったんですか?」

 

曹操「ああ。リアス=グレモリーとは違って冷静で頭が良い。話しやすくて助かったよ」

 

ルフェイ「お兄様の言ってた通り、話のわかる人なんですね。まぁ、悪魔ですけど」

 

曹操「そうだね。さて、何か変化はあったか?」

 

ルフェイ「コカビエルと思われる気配は動いていません。」

 

曹操「なる程ね。教会の方はどうなっている」

 

ジーク「聖剣使いが2人。それぞれエクスカリバーを持ってる。…しかし、2人だけか。天界は聖剣が要らないのか?」

 

曹操「さぁね。もしかして聖剣の統合が狙いかな?」

 

ルフェイ「聖剣の統合?」

 

曹操「一誠から聞いた話も含めて話すが、聖剣は元々1つだったんだが、先の大戦で破損、それを天界陣営が権能ごとに7つの剣にした。それが今のエクスカリバーだ。」

 

ジーク「その7振りのエクスカリバーを聖書の陣営カトリック、プロテスタント、正教会の三勢力で分けて管理していた。ある日、支配の聖剣(エクスカリバー・ルーラー)は紛失したことで天界はいろんな場所を探したが、結局見つからなかった。よって天界は支配の聖剣を除く6振りの聖剣を管理することになった」

 

ルフェイ「その紛失した支配の聖剣をお兄様が所持しているということですね。」

 

一誠「その通りさ」

 

ルフェイ「い、一誠様!!」

 

曹操「お疲れ一誠。どうだったか?リアス=グレモリーは?」

 

一誠「彼女の部下にはまともなやつはいるんだがな…やっぱトップがあれなら駄目だ…よく偽物とはいえ不死身のフェニックスに勝てたな」

 

曹操「運が良かったというだけだろう。それよりも、コカビエルは動く気配が無い。教会の聖剣使いが先ほど駒王町に入った」

 

一誠「分かった。なら、作戦通りに。」

 

アーサー「にしても、堕天使相手に聖剣使いって、何でなんでしょうか」

 

一誠「何でなんだろうな…。聖剣使いはおそらくこの学校に来るだろう。盗聴器の準備は?」

 

曹操「生徒会室と旧校舎、オカルト研究部室内に設置できている」

 

一誠「わかった。さぁ、悪魔達はどう出るかな?」

 

 





今回は一誠とリアス=グレモリーの対立の裏での回です

交渉役は曹操で、残っていたソーナ=シトリーがそれを受けました

知らないとはいえ、姉が英雄派に入っているので、ソーナが狙われることは無いです。

ソーナの夢を一誠がセラフォルーから聞いているので

あくまでも英雄派の狙いは非合法なことをする純血の重鎮悪魔と熾天使達であり、平和的な夢を持つソーナは一誠にとっては嬉しい誤算というわけです。

そして、その間にルフェイとジークが駒王町の監視をして、コカビエルの位置が変わっていないこと、聖剣使いが駒王町に入ってくるのを感じました

さて、次回は聖剣使いと悪魔の会合です。

原作一誠ポジはあくまでもオリキャラですので、イリナの幼馴染みは一誠ではなく龍弥です。

では、また次回
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