神獄塔メアリスケルター AnotherFinale   作:謎のコーラX

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(´・ω・`) ピースはめてその後は進んでいくな感じ


幕間⑨ 処刑

――ここに、書き記した日記の郊外は、禁じる。

○○○○ねん○月○日

私はある者のもとで暮らしていた。

そいつは人を球根に人を近づけて寄生させて増やしていた、私はその者に拾われ、そいつの言うとおりに動くことを強いられていた、裏切ればやつのジェノサイド・ピンクにより、死に至るだろう、死ぬわけにはいかない、私にはまだやるべきことが残されているのだから。

○○○年○月○日

あれから6年が過ぎた、私には隠し事があった、3人のジェノサイド・ピンクをやつに隠れて育てていた、名は処刑人の剣、スコッチ・メイデン、ハリファックス断頭台、スコッチ・メイデンとハリファックスは同じ腹から生まれており、双子の姉妹なのだろう、もう一人の処刑人の剣、とは呼んでいるが、本人はサンソンと呼んでほしいらしい、男の名前だがれっきとした女の子だ。

○○○○年○月○日

やつがあの子達の存在に感づいた、このままでは私は確実に死ぬことだろう、だが、このまま彼女達をやつに渡すわけにはいかない、やつは狂っている、そんなやつの元で育てば、人間に牙をむく存在になり果てるだろう、そんなことは許せない、彼女達は良い子だ、殺人衝動こそ強いがちゃんとした親のもとで育てば、あの衝動にも打ち勝ち、人間として暮らせるはずだ、信頼できる場所がある、黎明、今では血式少年少女戦線というのだろう、そこにいる私の友人に彼女達を預けることにする。

我が娘たちよ、もしまた会えたなら、その時は

 

優しく抱いてあげたい

(血で読みにくいがそう書いてある)

 

 

『お、おい!、何処なんだここは!?』

 

ある一件で強盗を行おうとした集団は、ある場所に連れてこられた、気絶させられていた男達は目を覚まし、辺りを見渡す、ところどころに赤黒く汚れたその場所は、男達は嫌でも理解できてしまうだろう。

 

「処刑場だよ、貴様らのね」

 

目の前の鉄の扉が開き、一人の男装をした少女が入ってくる、その手には剣が握られ、優しい笑みを浮かべている。

 

『なんだよあんた!』

 

「そうだね、自己紹介しよう、サンソン、処刑人の剣とも呼ばれる者だ、所属は血戦第0戦線、処刑道具のジェノサイド・ピンク、まぁ貴様らのような悪人を殺すゴミ処理担当の戦線かな」

 

『じょ、ジェノサイド・ピンクだと!?なんでそんな大悪人どもが血戦にいるんだ!』

 

「丁寧に全て答えてあげよう、最期だしね、僕()は公表されてないから当然だよ、いや、あの二人は違うかな……さて、痛みはない、一瞬で死ぬことができるよ、()()()()ね」

 

『ほ、本当か?』

 

男達の一人が前に出る、その表情には恐怖はないが絶望が滲んでいる。

 

『おらぁ、もうこんな生活こりごりだったんだ、母も父もいねぇ、あぁ、お願いしたい』

 

「……では」

 

サンソンが人振り、剣を横に。男は(ありがとう)と、口だけ動かすと、首は一人でに、落ちてった。血は流れず、ただ静かに身体は倒れた。

 

「……来世では、きっと良い人生が待ってますよ」

 

サンソンは男の開いていた目を閉じ、残りの男達のほうを向くが、そこには既に男達はいなかった。

 

「……後悔は先にたちませんのに」

 

男達は必死に走っていた、死ぬわけにはいかない、俺達はまだ稼ぎ、豪遊したいんだと……それが血戦に暗黙に許された、刑までのキップだと知らずに。

 

『はぁ、はぁ、ひ、光だ!、やったぞ!外に』

 

男達がそこまで精いっぱい走った、そして、出口だと思っていた場所は……もう一つの処刑場だった。

 

空は開き、鳥が数匹入ってくる、日の光が処刑場を照らし、鳥たちはそこにいる処刑人の二人の肩や頭に乗っている。

 

「……空は良いよね、青くなったり赤くなったり……黒くなったり、僕は好きだな、サリー」

 

「そうねリリー、私も好きよ……さて、悪人の皆様、楽な死は既に消えています、では、それを捨てた皆様には、苦しみの果ての死を、行きましょう、()()()()

 

「はい、()()()

 

先程まで普通の肌だった色が、青黒くなり、角も生え、目も青くなる。二人は服を脱ぎ捨てると、その下から白い戦闘用の服が姿を見せる。

 

『ひ、ひぃぃぃ!!』

 

男の一人が逃げようと、先程の道を戻ろうとするが、既に閉まっている。

 

「では、まずは一人、右手を」

 

「えぇ、一人、左手を」

 

スコッチとハリーはどこからともなく斧を取り出し、一瞬で、逃げようとした男の右手を、左手を切り落とした。

 

「ぁ、あぁァァァァ!!」

 

男は苦悶を声を上げる、その様をスコッチとハリーは苦々しげに見つめている。

 

『ま、待ってくれ!、もう強盗はしない!、それに俺には家族が』

 

「何か言ってるね、スコッチ」

 

「うん、言ってるよハリー、いったい何回言ったんだろ、いったい何回同じ罪を重ねたんだろ、一回なら反省させて許す、2回は罰を持って許す……3回以降は刑によってその罪を許すよ」

 

『ま、待て!、待ってくれ!、まだ死にたく』

 

その後は凄惨であった、急所を外し、できる限りの最大の苦しみが、苦悶が、後悔が彼らに襲いかかる。

一時間に及ぶ刑は終了する、辺りには血が、肉が散乱している。

 

「……サンソンに……姉のところでおとなしく殺されてれば良かったのにね、リリー」

 

「えぇ、サリー、さて、血で濡れちゃったね」

 

「……ご苦労さまでした」

 

閉じた扉が開かれ、サンソンが入ってくる。

 

「辛い役回りをさせてすまないね、二人とも」

 

サンソンは悲しそうな顔をする、二人はそれに笑顔で返した。

 

「いえ、わたし達がやるべきことなので、サンソン姉もお疲れさまです」

 

「うん、僕からもお疲れさまです、さて、身体を洗ったら、マリアチャイルドの命令が無いかタワーにいって、無かったらスイーツ食べいこうか」

 

「「わーーい!」」

 

3人にはある約束があった、大切な親からの約束。

 

「君たちが殺すことを強いられている、だから止めはしない、けど、悪人だけだ、許されない悪人のみを、わたしのわがままかもしれない、けど……約束だ、守ってくれたらなら……わたしは嬉しいな」

 

その言葉を守り、いつか親と再開できることを願って、彼女達は今日を生きていく。

 

 




偽物の羽も、いつか飛べるようになる、そう信じている子供心
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