神獄塔メアリスケルター AnotherFinale   作:謎のコーラX

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5話 橋立小女郎 前編

その頃、血戦都市、寮にて、赤ずきんは一人、廊下を歩いていた、訓練で流れた汗を拭くために。

 

「ふぅ、まさか自分で取りに行くはめになるとはね、用意してないとか思わないでしょ、何時もはあるのに」

 

赤ずきんはシンデレラと共に、メルヘン・スケルターの会得の訓練を行っていた、実戦もしてるが、メインはブラッドスケルター化を制御するために、精神負荷に耐えられる心を得るために、特殊な薬で夢の中で、自身が一番嫌なモノを見せられる、それに耐えるのがマリアチャイルドが提示した訓練の1つだった、未だに2〜3回やればブラッドスケルター化し、その都度マリアチャイルドによって制圧、血式少年の血液によって沈静化されている。

 

「はぁ……後もう少しって感じなのにね」

 

自室の前までたどり着き、そこにあるタオルを取りに扉を開こうとした時、聞き覚えのある声が聞こえる。

 

「おーい、赤ずきん」

 

マチだ、手を振ってこっちに笑みを浮かべ、近づいてくる、赤ずきんもそれに応えるように手を振る。

 

「探したぞ、今までどこ行っていたんだ?」

 

「あぁうん、ちょっと訓練をね」

 

「ふむ、まぁいいか、ところで聞きたいんだがハーメルンは今どこにいるんだ?、会って確かめたいことがあるんだが」

 

「確かめたいこと?、それって何?」

 

「あぁ、それは本人に会ってからだな、で、何処にいるんだ?」

 

「……そうね、ついてきて案内するから」

 

「おぉ!、ありがたいな」

 

赤ずきんはそう言って歩きだす、その後ろをマチは続いていく。

 

「ところでさ」

 

「ん?、なに」

 

赤ずきんは振り向きざまに、マチの首を片手で締め上げる。

 

「がっ!――な、なにを!」

 

「――化けるなら相手を選んで、マチに化けるなんて、あたしは心底怒り心頭ってやつよ!」

 

そのまま飛び上がり、思いっきり床にヒビが入るほどの勢いで、大きな音をたてて、マチを叩きつけた。

 

「ぐはっ!――」

 

「目的はハーメルンかしら、何が目的?」

 

「……はっ、そんなことしていいのかな、こんなに大きな音をだせば」

 

「赤ずきんさん?」

 

そこに、シンデレラが現れる、シンデレラも汗を流すために、自室にあるシャワーを浴びに来ていた。

 

「そら――し、シンデレラ!、赤ずきんが急に」

 

「あら……随分と良く出来てますわね、この偽物」

 

「は?」

 

なぜだ?、何故すぐにバレたのか、完璧なまでに再現したはずなのに、マチの偽物は予想外の事態に混乱していた。

 

「何故バレたのかわからない様子ですわね、赤ずきんも同じ意見ですわよね」

 

「えぇ、簡単な理由よ」

 

「な、何だいったい」

 

「「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()」」

 

「それだけよ」

 

「えぇ、わたくしはそれだけですわ、でも赤ずきんさんはもう一つある様子ですが」

 

「な、なんだよ」

 

「……ハーメルンは既に地上に出たすぐにいなくなったわ、マチはそれを知ってるはずよ」

 

「なに?」

 

初めて知ることだった、影法師め、盗聴をしくじったな、そう思い、苦々しげに、マチの偽物は印を結ぶ。

 

「撤退だな」

 

その瞬間、マチの偽物の身体は人形の紙となり、窓から外にひらひらと飛んでいった。

 

「あっ!、くそ、汗を拭くのは後ね、追いかけるわ」

 

「でも、場所がわからないですわよね?」

 

「なに、あたしに少し考えがあるわ、たぶん合ってるとは思うけど、とりあえず武器を取りに行くわ」

 

「わたくしもそうしますわ、では後で、それともう一人連れて行こうかと」

 

「もう一人?」

 

「えぇ、暇してるでしょうから、それじゃあ後で」

 

「暇?、あぁあの娘ね、えぇ、後でね」

 

二人は自室に入り、武器を取りにいく。

 

 

「――くそ!、他も駄目だ!」

 

血戦都市で二番目に高い、ビルの上、そこである和服を着た狐の耳と尻尾を生やした少女は座禅を組んで、偽物達を操っていた、しかし、その全てが看破されて、今人形の紙が全て少女の元に集まった。

 

「なんでなんでなんで!、うちの式神が完璧に化けていたのに!なんでバレるん?、くそ、影法師がもう少し情報を集めていれば」

 

「へー、影法師と知り合いなんだ、お前」

 

そこに術で固定されていた扉を蹴りで壊し、マチと後ろからメアリーが姿を見せる。

 

「なぁ、なんでわかったんだ?」

 

メアリーは疑問を言う

 

「んー?、なに、高い場所かなって思ったのと、不意に空に紙ッペらが集まっているのが見えて気まぐれに」

 

「ほぼ勘だな、俺には無理なことだな」

 

「ちぃ……まさか特記戦力の一人と相対することになるなんて、うちも運が悪い」

 

「あぁ、だが今回はマチは戦わないぞ?」

 

「?、それはどういう」

 

少女は、3つ、ビルを駆け上がってくるのを感じた、普通の人間にはありえない芸当、なら、血式少女!。

 

「よっと……意外と一発でわれたわね」

 

「やっぱり勘でしたのね」

 

「あのー、なんでわらわはよばれたのですかー」

 

赤ずきん シンデレラ そしてかぐや姫の3人だ。

 

「来たか、じゃ、頑張れ、3人とも」

 

マチはメアリーと共に、端っこに座り込んだ。

 

「えぇ、あたし達に任せてね」

 

「あ、わらわはやりませんよー、面倒ですし」

 

「あら、そう、じゃあシンデレラと二人でかしら」

 

かぐや姫もマチの隣にバンブー1号*1で移動し、見物することにした。

 

「さて、名前は聞こうかしら」

 

「……うちは橋立小女郎、悪夢少女(ナイトメア・ガール)の一人や」

 

「ふーん、橋立小女郎、確かマリアチャイルドから聞いた名前ね、裏切り者の血式少女」

 

「ふん、裏切ったんやない、うちは何時だってうちの味方や」

 

「自尊心高そうですわねぇ、ま、良いですわ」

 

「えぇ、じゃあ」

 

赤ずきんとシンデレラは一瞬で橋立小女郎との間合いにを詰めて、左右から赤ずきんは鋏、シンデレラはピンヒールのような具足での蹴りを、橋立小女郎に攻撃をするが、それらをどちらも右手と左手を使い、防いでみせた。

 

「ここはいっちょ、強くなったあたし達の力、見せてあげるかしら!、シンデレラ!」

 

「えぇ……行きましょうか!赤ずきんさん!」

 

更に二人は連続で攻撃を加える、橋立小女郎は後退する、が、表情は楽しげだった。

 

「良いわ、力の差を教えてあげましょ、来なはれ!」

 

赤ずきん&シンデレラVS橋立小女郎の戦いが幕が開けた。

 

 

 

 

 

 

*1
かぐや姫の何時も乗っている浮遊する乗り物




NARUTOとかバキの戦闘すこ
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