神獄塔メアリスケルター AnotherFinale 作:謎のコーラX
「はぁ……」
私は親指姫……今は血戦の町中をウロウロしてる、それで道すがら子供子供と言われてちょっと心が疲弊してる、ジェノサイドするほどじゃないけどね。
ネムも白雪も今はいないし、はぁ……。
「ねぇ、そこの、お人」
私はそう呼ばれ振り返ると、そこには大きな鉢を被った女の子がいた。
「あんたって、確か血戦の」
「はい、第2戦線所属の、鉢かづき姫と、いいます」
「ふーん、その鉢かづき姫さんが私に何のようで?」
「はい、単刀直入に言いますとですね――そんなヨワヨワな力で、あの子達を守れますか?」
……うん、キレたわ、なにこいつ、急に悪態ついてきたわね。
「喧嘩なら買うわよ」
「買えるほど強くありませんでしょ?」
こいつ……、私はカードを取り出して、そこから火球を放つ。
「うーむ、弱いですね、マチという人の下位互換ですかあなたは」
鉢かづきは中指を弾くと、私の火球を消し飛ばした、ちぃ、もっと魔力込めないと、でも……。
「いや、あの
「お前……」
「あぁそれにしても、こんなに無駄に虚勢を、いやツンツンと言うのかな、こんな娘を慕っているなんてあの二人も弱いんだろうなぁ」
「――わかったわ、やってやるわよ、私の全力で!」
私は魔力をさっきの倍をカードに込める、巨大な火球を作り出し、放つ、通る人のことなんて知るもんか、私はこいつを……!。
「……ま、こんなものか」
鉢かづきは両手を合わせた後、両手を広げる、すると透明な壁が現れて、火球を防いだ、更に火球が爆発する瞬間、箱のように透明な壁が他に4つ現れて爆発を抑えた。
その後、攻撃が来るのかと身構えたけど、一向に来る気配がない。
「……どうしたの、攻撃しないの?」
「……ふっ、自慢じゃないけど私には攻撃と呼べる魔法は持ちわせてないもので」
「はぁ!?、そんなんで楯突いてきたの!?」
「うん、でも事実でしょ、そんなんじゃししょ……ドロシーには遠く及ばない」
「ドロシー……」
監獄塔の頂上で現れた魔法使い、推定ジャバウォックの首領……私なんかには遠く及ばない魔力量……、私はあのときのことの恐怖を思い出して、怒りの血の気が引いていく。
「少しは冷静になったかな、私が煽ったのもあるけど、ごめんね、本気の魔法を見たかったの、今のあなたのね」
「……私をどうしたいの」
「簡単な話、私には戦う力が無い、できるのは守ることと、瞬間移動くらい、だけど私にはあなた程度では知らない魔法の知恵がある、一つ提案、あなた、私の弟子になりません?」
「――はぁ!?」
私は驚きの声を上げる、いや、でも地上に出たときお荷物だったわけだし、どうなの?。
「妹達を、守りたいんでしょ、事実そんなヨワヨワな火力じゃその辺のメルヒェンなら一人でいける、
普通のナイトメア?……核のないナイトメアのことかしら。
「だがジャバウォック、こちらでの、言い方なら
「でも今まで普通にやれていたわよ」
「浦島太郎や酒呑童子のことでしょうけど、それはメルヘン・スケルターやマチの手助けあってのこと、どちらもあなた達はお荷物だったんじゃないかしら」
「ぬぅ……」
事実ね、何時も戦っていたのはつうやマチ、ジバルのときも戦えて無かった……。
「――わかったわよ、けど!、強くならなかったら承知しないわよ!」
「いいわね、やる気はじゅうぶんって感じ、辛いわよ?」
「上等よ!」
つうやマチ姉には頼らない、強くならないと、私も妹達を守る力を。
おまけ
「そういえば最初会ったときのはあんたキャラ違いすぎない?」
「マリアチャイルド様の前だとああなるの、他の娘にはあなたみたいな対応してる」