NEON GENESIS EVANGELION RETROGRESSION   作:ASNE

13 / 23
シンエヴァ公開決定記念未来編予告

これまでのあらすじ。自分が引き金となってしまったサードインパクトによる惨状を修復するために渚カヲルと共にエヴァンゲリオン第13号機に乗り込み、ロンギヌスとカシウスの槍を用いて世界を修復しようとする少年、碇シンジ。

―しかし、それは碇ゲンドウが仕込んだ罠であった。搭乗者の制御を離れ、フォースインパクトを発動させて世界を終わりへと導こうとする第13号機。その発動を何としてでも阻止しようとするヴィレのヴンダーに襲い掛かる、アダムスの器の力を解放したMark.09。それに相対するのは本来コード777を発動した改2号機だが、この世界ではあるエヴァが出現し、世界を救うために動き出す……。

 

 

 

「うっわー……こりゃあ、しっちゃかめっちゃかな状況ね……」

先程まで戦闘を繰り広げていたセントラルドグマの奥深くから地上に這い出てきた改2号機:式波・アスカ・ラングレーと8号機:真希波・マリ・イラストリアス。式波アスカは心の中で舌打ちしつつ、マリに指示を飛ばそうとした。

(何やってんのよ、バカシンジ……!)

「コネメガネはガキのエヴァを!ヴンダーは改2で助け……!」

「どしたの姫……!」

アスカは指示の途中で言葉を詰まらせ、相方の異変に気付いたマリもアスカが見たものに気付いて言葉を詰まらせる。

赤く染まり、ガフの扉が幾重にも広がる空。そこに、十二枚のA.T.フィールドの長大な翼が広がる。

「A.T.フィールドの……」

「翼……?」

その根元に存在するのは、見知らぬ一機の赤紫色のエヴァンゲリオン。そのエヴァは式波アスカたちの方をちらりと見た後、翼をはためかせて猛スピードでヴンダーの前に躍り出ると、アダムスの器の光線攻撃を強力なA.T.フィールドで防ぐ。そして間髪入れずに謎のエヴァはアダムスの器に猛然と襲い掛かり、交戦を開始した。

「あのエヴァ、味方なの……?」

式波アスカには、正体不明のエヴァが敵とは思えなかった。それどころか、何故か懐かしさすら感じていた。

「姫、私たちはワンコ君を!あのエヴァが敵か味方か分からないけど、アダムスの器は任せてフォースを止めるよ!」

「りょ、了解!」

マリの言葉で現実に引き戻された式波アスカは、改2号機を操って未だガフの扉を開き続ける第13号機を止めるべくマリの乗る8号機と共にその場から移動していった。

 

 

「行った?」

「みたい。インパクトのトリガーになってるエヴァはあっちに任せて僕たちはこのエヴァを……!」

「オッケー、行くわよ!」

突如出現したエヴァのエントリープラグ。通常ならエヴァ一機につきパイロットは一人のはずだが、このエヴァにはエントリープラグが二本あり、パイロットは男女ペアであった。そのインテリア付近の空間は繋がり、パイロット二人はヘルメットを被ったまま顔を見合わせ、頷きあうと操縦桿をきつく握りしめる。そしてそのエヴァは、一刻も早くアダムスの器を止めるべく行動を開始した。




シン・エヴァンゲリオン劇場版、2021年1月23日公開決定!
ということで興奮冷めやらぬまま書いた次章予告。EOEまでやった後、二章の高校生編の前に新劇場版シリーズとのクロスオーバーを行います!時期はニアフォースインパクト発動時の決戦に介入し、犠牲者ゼロでフォースインパクトを阻止します!
登場した謎のエヴァは、今後の本編で登場します!お楽しみに。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。