妹はやり通す   作:パッパ

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現実世界ものを書いてみたかった。

そして性癖ブッパ


廊下

階段を上がった先の廊下。

その廊下で妹が仰向けに寝っ転がっていた。

 

「こんな所で寝たら風邪ひくぞー」

 

と言って横に避けて通ろうとしたら足を掴まれた。

そして妹が一言

 

「お兄ちゃん!私は廊下だよ!」

 

とても良い笑顔。

こいつは高校生にもなってごっこあそびをしているのか?

あれか?廊下ごっこか?何処が楽しいんだよ!

 

「お兄ちゃん!私は廊下なんだよ?」

 

「お、おう」

 

いや、それはわかったからどうすればいいんだよ。ってか足放せよ。

 

「廊下は通るものだよね!」

 

いや、わかってるぞ?

むしろそれ以外になんかあるのか?

ピカピカにして滑るとか?

 

「ほら、私は廊下だから通らないと!」

 

いや、そこまでリアリティー求めなくても...

そういえば妹は何が何でもやり通す人間だもんな。つまり頑固。

仕方ない、かわゆい妹の為だもんな。

俺はまた元の位置に戻りできるだけ優しく踏んであげた。そう、ふんわりと。

 

「お兄ちゃん!きちんと本気で踏んでよ!」

 

怒られてしまった。

でもな?お兄ちゃんはお前を踏みたくはないんだよ。

廊下ごっこにそこまで頑張る理由が分からん。

しかも本気で、ってお兄ちゃん60kgあるからな?

マジで痛いぞ?

 

「は〜や〜く〜」

 

「はぁ、分かったよ」

 

よし、行くぞ?

 

「ぐっ...う''っ.....あ''あ''.....い''っ」

 

ざ、罪悪感が.....

しかし、妹の要望に応えられず何が兄か!

俺はお前の為になら悪魔にでもなるぞ。

俺はゆっくりと進む。

足....太もも.....腹......胸.....

 

「なぁ、顔は流石に踏まなくていいよな?」

 

そう、女の子のお顔は大事ですよ?

そしてお兄ちゃんも踏みたくないんだけど?

 

「ふん''....でぇ...」

 

嘘だろ....

フッ、流石俺の妹だ。

お前は何時も最後までやり遂げようとする。

良いだろう、付き合おうじゃないか!

そして俺は顔に足を伸ばした。

 

「ふぎゅ!...ん''お''....い''....い''く''っ''!」

 

 

俺は廊下を渡った。

そう、俺は廊下を渡っただけなのだ。

後ろを振り向くと満足そうな顔をした妹が震える声で

 

「き....気持ち良ぃ」

 

 

妹はどうやらやり遂げた時の達成感を得ているようだ。

わかるぞ、その気持ち。

俺も今、やりきった気持ちでいっぱいだ!あと罪悪感。

本当にうちの妹は最後までやり通す。

でも何故二階でやるのだろうか。

父と母は二階になんて上がってこないのに。

流石に80kgの父は無理だと判断したのだろうか。

まぁ、良いかと俺は自分の部屋に戻り、それから妹の部屋へと入った。

 

そしてそっと風邪薬を妹の部屋に置いておいた。

 

「風邪、引かないと良いけどな」

 




これは酷いね。
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