妹はやり通す   作:パッパ

5 / 5
性癖をあげよう


ぬいぐるみ

 

母さんの誤解が解けてよかった。

もしも解けなかったら物理的にも社会的にも精神的にも死んでたな...

 

でさ、あの後パーティーして自分の部屋に戻って寝たんだよ。

そして朝が来ましてね?目を開けるとなんとそこには!

 

妹の顔があったんです!

 

俺は、ああなんだ夢かと頬を抓ったのですが...痛い。

 

あ...ありのまま今起こっている事を話すぜ!俺は自分の部屋で一人眠っていたと思ったら、いつのまにか妹と寝ていた。な...何を言っているのかわからねーと思うが、俺も妹と一緒に寝ている事しかわからなかった...頭がどうにかなりそうだった...催眠術だとか夢の中だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。

 

 

...何を言ってるんだ俺は。ちょっと前に見た漫画に影響されてるな。

まぁ、取り敢えず状況確認。

枕元の時計は...午前7時20分ジャスト。

俺と妹は布団の中。

妹は何故が猫耳フードをしており、首輪をつけて...ん?首に黒い紐が巻いてあるぞ?

まったく、首が絞まって危ないぞ...ってなんだこれ。

巻き付いていた紐の先に...ホワイトボード?

何か書いてあるぞ?

何々...

 

『ツリーの時に我儘言ってごめんなさい。

お詫びにぬいぐるみになります。

《強く》抱き締めたり抱き枕に使ってね。

抱かれるのも、お兄ちゃんにならいいよ?

by妹 』

 

 

うーむ、謝りたいのとお詫びをしたいのはよくわかるんだが...

何故お詫びにぬいぐるみになんだ?

そう言えばぬいぐるみに癒しを感じるとか前にテレビでやってたがそういう事なのか?

 

そして抱き締めると抱き枕とってほぼ同じ気がするんだが?

って言うか同じだろ!?

そして『お兄ちゃんならいいよ』って...信頼されているという事だろうか。

だったらお兄ちゃん嬉しいなぁ。

 

そしてもう一つ気になるんだが、何故か強くの部分だけ強調されてるんだよなぁ。

強く抱くってどういうことだ?...わかったぞ!暖めあうって事か!

確かに真冬だから寒いもんな!そうか出来る限り寄り添ってって事か!

 

やばっ、お兄ちゃん優しさで泣きそう。

 

よし、お兄ちゃんはこの優しさに応えないとな!流石に抱き締めるのはハードル高いから、出来る限り寄り添って...今日はバイト無いし冬休みだから二度寝出来る!

このまま眠りへと...!?

 

今妹の身体が震えたぞ?

まさか寒いのか!?

もう少し近付いて...また震えた!?

あ、そういえばこいつ冷え症だった。

ええい!もう抱き付いて直接暖めてやるわ!

 

...めっちゃ震えてるよ。

ブルブルって言うかもうビクンビクンって感じで。

ってかここまで震えてるんだったら寒すぎてもう起きてるんじゃないか?

一応寝てるかも知れないけど小さ過ぎて聴こえないのも嫌だから耳元から小声で

 

「大丈夫k」「そ''れ''む''り''ぃ''ぃ''ぃ''ぃ''ぃ''!!」

「!?」

 

妹がいきなり奇声をあげて...更に震えてが大きく!?

いやいや大丈夫か!?

父さんと母さんはもう仕事に行ってるだろうし...

 

「おい!大丈夫か!?」

 

「う''っ....び、吃驚した...らけぇ......」

 

「お、おう...ならいいんだが...」

 

「ぢょっど、わだじのえ''や''もどり''ゅ...」

 

バタン

 

フラフラしながら行ってしまった。

あれか!自分の部屋じゃないから怖く感じちゃったのか!

それならあの動きも納得がいくな!冷え症でもあそこまで震えないもんな!

 

ん?なんか布団に違和感が...げぇ!濡れてる!!

ま、まさか俺はこんな年でお、お漏らしを?

恥ずかし...。

取り敢えず洗濯だな。

二度寝は...いいや、起きよう。

 

 

 

 

その後遅めの朝食に起きてきた妹に念の為風邪薬を飲ませました。

 

 




うむ、ひどい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。