ようこそ2人の最高傑作がいる学校へ   作:クリッピー

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すごく文がおかしくなった気がするので読みにくいかも......


第15話 王と生徒会長に会う

 須藤から停学になるかもしれないと聞かされた翌朝、

 

「今日はお前たちに報告がある。先日学校でちょっとしたトラブルが起きた。そこに座っている須藤とCクラスの生徒との間でトラブルがあったようだ。端的に言えば喧嘩だな」

 

 茶柱先生がホームルームでそう連絡した。

 須藤とCクラスが揉めたこと、責任の度合いによっては須藤が停学、そしてクラスポイントが減ること。

 それを聞いたクラスメイトはざわつき始める。

 

「その・・・・・・結論が出ていないのはどうしてなんですか?」

 

「訴えはCクラスからだ。一方的に殴られたらしい。ところが真相を確認したところ、須藤はそれは事実ではないと言った。彼が言うには自分から仕掛けたのではなく、Cクラスの生徒たちから呼び出され、喧嘩を売られたとな」

 

「俺は悪くねえ、正当防衛だ正当防衛」

 

 須藤のそんな態度にクラスメイトは、冷ややかな視線を向ける。

 

「だが証拠がない。違うか?」

 

「証拠って何だよ。そんなもんあるわけないだろ」

 

「つまり今のところ真実が分からない。だから結論が保留になっている。どちらが悪かったのかでその待遇も対応も大きく変わるからな」

 

「無実以外納得いかねーけどな。つかこっちが慰謝料貰いたいくらいだぜ」

 

(さすがに人を殴っといて無実はないだろ)

 

「本人はこう言っているが、今現在信憑性が高いとは言えない。須藤がいた気がするという目撃者が本当にいれば少しは話も変わってくるんだけどな。どうだ、喧嘩を目撃した生徒がいるなら挙手をしてもらえないかなか」

 

(案の定誰も挙手しないよな。向こう側が殴られたことを証明することができるんだから圧倒的にこちらが不利。

 虚偽の申告としてこちら側が訴えたとしても、結局Dクラスにダメージが入ることは明白。

 訴えそのものを向こうが無くせば、どちらもダメージが出ずに済むんだがな。

 何かあの時を思い出すな)

 

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 俺が『あの施設』にいる時にある事件が起きた。

 その事件は、沸点の低い俺から1歳下の新入りが2歳上の3人組を殴り重傷を負わせたものだった。

 その事件の場所は、監視カメラがなく監視者(施設の子供たちを監視する人)があまり来ない場所だった。

 訴えたのは3人組で、「呼び出されてそこで一方的に殴られた」と主張。

 新入りは「呼び出したのは向こうで俺は一切殴ってない」と言い続けてなかなか決まらなかったのだ。

 なかなか決まらなかったことに痺れを切らした上の人が、

 

「今回の件について、嘘をついた方には黒ペナルティを課す」

 

 と言った。

 

 ペナルティには2種類あり、それには赤と黒がある。

 赤は施設の隣にあるコロシアムに行って、タイマンで相手に勝つことが出来ればペナルティが消えるというものである。

 その相手は、世界中にいる死刑待ちの人、いわいる死刑囚だ。

 武器は、相手側は色んな武器の使用を認められ、こちら側はナイフとピストルのみで戦う。

 片方が無力化、もしくは殺されるまで勝ち負けが決まらないもので、ペナルティを受けていないものは、それを生放送で勝者が退場するまで見るというもの。

 

 黒は、全員が見てる中で自害するというのだ。

 

 赤は生存出来る可能性はまだあるが、黒は確実に死ぬというのだ。

 まあ、黒ペナルティなんて俺がいた時に1度っきりしか見たことないけど。

 そして上の人は去り際に、

 

「あの場所には監視カメラが実はあるんだよ。この意味が分かるよね?」

 

 と付け加えた。

 俺はそれが嘘であることを知っていたが、嘘をついた方には本当だと思ってしまっただろう。

 

 その後、3人組が監視者に「訴えを取り下げてほしい」と言ったのだ。

 普通ならそれで終わりだが、あそこはそんなに甘くない。

 

 俺は次の日にその3組を生放送で見た。

 つまり、赤ペナルティを課せられたのだ。

 3人組が殺された生放送が終わった後、俺たちにはことの真実が伝えられた。

 どうやら、3人組が新入りを呼び出したが、少し話しただけ帰らせ、その後に3人で殴り合ったらしい。

 動機は、新入りがうざくて赤ペナルティを課したかったらしく、今回の事件を起こしたとさ。

 

-----------------------------

 

(あの時のが今回に活かせそうだな。

 監視カメラがもしなければ、以前買った監視カメラを設置して脅す。

 てか俺が動かなくても、綾小路とか堀北とか櫛田とか平田が頑張って須藤を停学させずに出来るだろう。

 今だって櫛田が頑張ってるし。

 俺がやるのは特別棟に監視カメラがあるのか確認して、設置するだけかな?)

 

 だが今すぐにやることが出来ないので、次の授業の準備をする。

 

(あ、弁当作るの忘れてた)

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 昼休みのチャイムが鳴り、俺はすぐさま特別棟に向かい、現在特別棟の中にいる。

 弁当を持ってくるのを忘れたことは、綾小路に1時限目の後に伝えてある。

 

(しょんぼりした顔を見さされた気がするので、今度夕飯を作ると言ったら嬉しそうな顔になったので大丈夫だと思いたい)

 

 そんなことより、

 

「暑い。エアコン無いのかよ・・・・・・」

 

 特別棟には人があまり来ないせいで、エアコンが一切効いていない。

 

(まじで暑い。蒸し焼きにされそう...さっさと用事を済ませよう)

 

「えーっと、監視カメラはないな。コンセントはあるけど」

 

(監視カメラを設置できそうだが、どうなのか分からないし今度チェックしておくか)

 

「もう用事は無いし帰るか」

 

 教室に戻ろうと思って踵を返したら、2人の男がそこにいた。

 

(あの時のCクラスの野郎やん)

 

「コソコソと動いてるやつがいると思ったらお前か。ククク、丁度いい。お前の名前を教えろ」

 

 前に気を失わせたロン毛のボスが、一歩前に出てそう言う。

 今回は黒人の男と一緒だが、体格的にロン毛の方が弱そうなのにボスという。

 

(俺でもムキムキお兄さんボコボコに出来るし、有り得ることか。

 それより名前言いたくないけど、言わなかったら面倒だろうなー。ここは仕方なく言っておくか)

 

「黒瀬神威だ。お前の名前は知らないが、Cクラスでもだいぶ上の方のやつだろ?」

 

「そうだ。俺はCクラスの王の龍園(りゅうえん)だ。お前はDクラスの中でも1番潰しがいがあるだろうからな、覚悟しとけ」

 

 ロン毛の男は龍園という名前で、Cクラスのボスのようだ。

 そして、勝手に潰されることが決まってしまった。

 

(龍園か。Cクラスの王を自称しているから、それ相応の実力はあるはず。

 それに暴君っぽいから、繋がりがあれば、今後損はしないはずだ。

 ここは繋がりを作っておくべきか)

 

「Cクラスの王、か。その王とやらに1つ提案してもいいか?」

 

「今の俺は気分がいいからな。聞いてはやる」

 

「俺と連絡先を交換してくれないか?」

 

 繋がり、連絡先を交換をしとくだけで、Cクラスと協力体制を取って葛城派を潰すことができると思い、俺はこれを提案したのだ。

 それを聞いた龍園は高笑いをする。

 

「クハハハ!自分の保身に走るかと思ったが、おもしれえことを言うじゃねえか!いいぜ。お前とごっこ遊びってのも面白そうだしな」

 

 龍園はポケットから携帯を取り出しこちらに投げてくる。

 それをしっかりとキャッチして、連絡先を交換しておく。

 携帯を手渡しで返そうと思って近づくと、いきなり顔を狙った右ストレートが飛んできたが、片手でそれを受け止める。

 

(危ない野郎だな)

 

「全く隙がねえな」

 

「そうやって育ってきたからな」

 

 龍園は右手を戻して、自分の携帯を取る。

 

「今回の事件、どんな結果になるか楽しみにしとくぜ。いくぞ、アルベルト」

 

 龍園はアルベルトと一緒に帰って行った。

 

(話すのが初めてのやつにここまで話せたとは...俺のコミュ力上がってなくね?)

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 放課後、俺は櫛田に目撃者探しを手伝ってほしいと言われ、1番聞き込みやすい他学年の人に目撃者について聞くことにした。

 そして訪れたのは生徒会室。

 ここには2年の中でも情報通こと南雲(なぐも)先輩に聞いた方がだいぶ早いと思ったので、1番居そうな生徒会室に来たのである。

 俺は生徒会室のドアをノックしてこう言う。

 

「1年D組の黒瀬神威です。入ってもよろしいでしょうか?」

 

「構わない」

 

 返事をしてきたのは南雲先輩とは違う人で、どこかで聞いたことのある声だ。

 

(何故か思い出せない。入ったら分かるしいいや)

 

「失礼します」

 

 生徒会室に入ると、明らかに生徒会長と分かる場所に座る堀北兄とその隣に女子がいた。

 南雲先輩は違う場所で書類整理を行っていた。

 どうやら、見た感じだとこの3人以外はいないようだ。

 

「生徒会室に何の用だ?」

 

 初めての生徒会室に目移りしていると、堀北兄にそう聞かれる。

 

「南雲先輩に用があったので来ました」

 

「うん?黒瀬か。何の用だ?」

 

 南雲先輩は書類からこちらに目を向ける。

 

「先輩って確か、2年生のほとんどの人と繋がりがありますよね?」

 

「そうだが。それがどうかしたか?」

 

「今回の暴力事件の目撃者をDクラスで探していまして。それで2年生の人に聞いてほしいんですよ」

 

「目撃者探しか・・・・・・貸しを1つ無くしてくれるなら聞いてやろう」

 

 先輩が言っている貸しは、俺が勝負で勝ち、「貸しにしとくのでいつか返してください」と言って残っていたものである。

 現在貸しは1なので、無くしてしまえば0になるが、その程度なら構わない。

 

「いいですよ」

 

「なら聞いといてやる。・・・・・・ああ、そうだ。今度サッカー部で試合があるから来いよ。お前がいないと面白みが欠けるからな。もちろん、ポイントも賭けろよ」

 

 南雲先輩はサッカーが上手く、頑張れば推薦がもらえそうなほどである。

 だからといって、負ける気はしないが。

 

「分かりました。もう用事はないので帰ります」

 

「じゃあな」

 

「堀北先輩方もお邪魔しました」

 

 俺はそう言って、生徒会室を後にした。

 

-----------------------------

 

 寮に帰って、俺はすぐにパソコンを起動させる。

 最近、「ハイウェイファイターズV」の世界大会のために準備をしている。

 

 「ハイウェイファイターズV」とは、世界的にも有名な格闘ゲームで世界大会があるほどである。通称「ハイファイ」。

 その世界大会だが、優勝賞金がなんと4500万円だったので学校側に聞いたところ、「全てポイントとして扱う」と言われたのでこうやって毎日練習している。

 CPU戦だけだが無敗で今までやっている。

 先ほど世界大会の準備をしていると言ったが、世界大会の前に日本予選があってそれが7月26、27日にある。

 大会については世界大会もそうだが、最悪現地に行けなくてもオンラインで参加することが認められており、優勝した場合は、テレビ中継を繋がないといけないようになっている。

 

 「ハイファイ」の他にもゲームをやっていて、「大乱闘ストライクブラザーズ」とか「POBG」など、ジャンルは少し偏っているがほとんどのゲームは出来る。

 そして、やっているゲームの大半が大会で現地に行かなくてもいいものばかりである。

 アーケードゲームもかなりいいんだが、やはり現地に行かないといけないのが厳しいところである。

 

(え?外部と接触できないからどうせ弱いだろとか思った君。

 この学校は恐ろしくてね。何でも、この学校の卒業生がゲーム会社に入って、「この学校だけオンラインが出来ないのはおかしい」ってことで、この場所だけ色んなゲームのCPUが恐ろしく強いのだよ)

 

 そのせいでバトルロワイヤル系はやってる人が少なくほとんどがCPUになるが、それが動画で見るような上位勢の動きをしたりして、色々とおかしいのだ。

 プロレベルの先輩(中学時代に全国で優勝したお方)がいて、その人も言ってるのだから間違いない。

 

(そういうのがあって多分上手いです。はい)

 

 「ハイファイ」をやっている先輩と対戦しながら、夜中までやり込んだ。




ゲームの世界大会とかあんまり知らなくて賞金と年齢の部分だけ見てあとは勝手につくりました。
あとは、外部と接触出来ない部分があったので、オンラインとかほとんど出来ないかなと思い、卒業生がゲーム会社に入って学校に入った生徒のためを思ってCPUを強くしたという設定にしました。

過去の話は、なんか入れたかった。

3章(よう実3巻目)でオリ主のクラスをどうするか悩んでいるのでアンケートをとります(4つともの場合、A,B,Cクラスのは外伝みたいなので出すと思います)

  • このままDクラスで
  • Cクラスで
  • Bクラスで
  • Aクラスで
  • 4つともで
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