暴力事件について、あまり進展せずに迎えた日曜日。
今日は朝から南雲先輩に言われてサッカー部の試合に付き合うことになったので、動きやすい服装でグラウンドへと向かった。
ちなみに午後からは、櫛田からの指名を受けてケヤキモールに行かなければならない。
どうやら櫛田が佐倉のカメラを壊した責任を取りたいらしく、カメラの修理に行くのについていくことになったようで。
それに何故か俺と綾小路がついて行くことになったのだ。
折角の休日を無駄に消費してしまうが、まだ交流のない佐倉と交流する機会が得られたと考えれば無駄とは言い切れないだろう。多分。
グラウンドに着くと、平田を含んだサッカー部が練習をしていた。
俺が来たことに気付いたサッカー部のキャプテンがこっちへ向かって来る。
「よお、黒瀬。今日も南雲に言われて来たのか?」
「そうですね」
「嫌なら断ってもいいんだぞ?」
「断るなんてことはしないですよ。勝負して勝ったらポイントが貰えるんですから」
俺がそう言うと先輩が笑う。
「ハハハ!そういえばお前はそういうやつだったな」
「それで試合っていつもみたいに1年から3年の混合ですよね?」
「そうだ。試合は10時から始めるからな。それまでに体を動かしとけよ?」
「分かりました」
俺は時計で時間を確認する。時刻は9時45分。
(ウォーミングアップでもするか)
グラウンドの端で準備体操をして、グラウンドの周りをゆっくりと走る。
だいたい4周したぐらいで南雲先輩がやって来たので、走るのを切り上げて南雲先輩の元に向かう。
「おはようございます。南雲先輩」
「なんだ?もうウォーミングアップをしてるのか?」
「そうですね。今回は真面目にやりたいと思ってるので」
いつもなら南雲先輩が来てから一緒に体を動かしているが、今回はそうしていない。
それは夏休みまでに2000万ポイントを貯めるという目標があり、それを達成するには賭けるポイントの多い南雲先輩に勝つのが1番効率的にいいと思ったからだ。
だから負けるわけにはいかず、いつもよりも念入りに体を動かしている。
「そんなにポイントが欲しいのか?」
「2000万ポイントを夏休みまでに貯めておきたいので」
「そうか。なら今回の試合でその不足分を賭けてやるよ」
思いもよらない額を賭けてくる南雲先輩は笑みを浮かべる。
「それなら俺は全財産を賭けますよ。それぐらいしないと面白くないので」
「楽しみにしてるぜ」
そう言ってサッカー部の練習に混ざる南雲先輩。
そして10時になり、試合のためのチーム分けを行った。
俺のチームには1年Bクラスの
特別ルールとして俺と南雲先輩は後半20分からしか参加できないようになっている。
もしそうしないと、部活動の模擬試合というよりも部外者同士の試合になると聞いたことがある。
今回の試合は前半後半共に45分、ハーフタイム15分の計105分だ。
ホイッスルが鳴り、試合が開始する。
前半はこちらボールで、パスを上手く繋げながら相手のゴールへと向かう。
相手は敵の進路を塞ぎつつ、こちらのボールを取ろうとしている。
それを避けようとするも、相手にボールを取られてしまい攻防が一転する。
サッカー部でのエースがボールを受け取り華麗なドリブルで一気に駆け抜け、平田にパスをする。
平田はそれを受け取りそのままゴールを決める。
その後はどちらもゴールを決めず、前半が終わるホイッスルが鳴る。
結果は0-1でこちらが劣勢である。
ハーフタイムが終わり、後半戦が始まる。
やはり45分をフルで動いていた人には疲れが見える。
だがそんな疲れを見せないプレーをしていて凄いと俺は感心する。
後半約17分、キャプテンの放ったコーナーキックを柴田がヘディングをしたが、ゴールポストに当たり外してしまう。
そしてこちらが劣勢のまま後半20分となり、3年の先輩がゴールを外したタイミングで俺と南雲先輩が試合に参加する。
(いつの間にか南雲先輩を見に来たギャラリー、2年生の先輩方がいるな...。
いつものことだが、やはり黄色い声援が凄い...)
コートへと入り、キーパーのゴールキックで試合が再開する。
ゴールキックによって前に高く飛んだボールを、俺はワンバウンドをする前にジャンプしヘディングで味方へと渡す。
着地とともに地面を蹴り、ゴールから30mほどの地点で味方からのパスがまわってくる。
俺はボールを取ろうとする相手を抜きながら、守りが手薄かつボールを放ってもゴールへと入るところに行き、シュートを放つ。
ボールはゴールまで一直線に飛び、そのままキーパーに止められることなくゴールに入る。
まずは1点。
こちらがゴールを決めたことによって相手のキックオフから始まり、パスによって南雲先輩にボールが渡る。
先輩も味方を抜いていき、ゴールを決める勢いなので守りに入る。
そして南雲先輩との一騎打ちになり、自然と空間が作られる。
先輩との一騎打ちは実に心踊る。
先輩はフェイントを入れつつ俺を抜こうとするが、しっかり阻止することでゴールへと近づけない。
そして先輩の次の行動を先読みし、
「何!?」
ボールを奪うことに成功する。
ボールを奪った俺は守備があまりいないところにいた味方へとパスをし、ゴールを決めてもらう。
これで2点目。
そのあとも南雲先輩と何度か一騎打ちをしつつ、もう1点を決めて試合が終わった。
試合が終わり、キャプテンがこちらへやって来る。
「やっぱりお前ってすげえ上手いよな。まじでサッカー部に欲しいぐらいだ」
「それは嬉しいですが、部活を立ち上げたのでお断りします」
「あの黒瀬が部活を作ったのか・・・・・・ちなみにどんな部活何だ?」
(あのって言われたのめっちゃ傷つくんだが...)
「ゲーム部っすよ」
こちらに来た南雲先輩が俺よりも先に答える。
「おぉ!これまた面白い部活を立ち上げたな。俺も色んなゲームしてるから一緒にやろうぜ。ここのCPUまじで強いからさ」
「そうなんすか?俺、あんまりゲームしてないので分からないっすけど」
南雲先輩はゲームをあまりやらないようで、ここのCPUが強いことを知らないようだ。
「めちゃくちゃ強いぞ。例えるなら、南雲が11人のサッカーチームでも負けるぐらいの強さだ」
(めちゃくちゃすごい例え方...。まあ合ってるけど)
「へー。それは面白そうっすね。今度やってみるんで混ぜてくださいよ」
「みんなでやるゲームは楽しいからな。俺は歓迎するぞ」
そう言って笑うキャプテン。
(時間的にそろそろだし帰るか)
「そろそろ用事があるので帰りますね。南雲先輩。今日の夜に今のポイントを教えるので、明後日までに送ってくださいね」
「はぁ・・・・・・なんであんな約束したのかちょっと後悔するな・・・・・・だが、男に二言はないからな。しっかり払わせてもらう」
さすがは南雲先輩と言ったところだろうか。
懐が深い。
「ありがとうございます。それではまた今度」
「じゃあな、黒瀬」
俺はグラウンドを後にし急いで寮へ戻る。
(この後、ケヤキモールなので急いで支度するぞ)
先ほどかいた汗をシャワーで流し、外出用の服に着替えて集合場所へと赴く。
集合場所に着くと、既に櫛田と佐倉と綾小路がいた。
「遅れてすまない」
「全然大丈夫だよ。それじゃあ行こっか」
櫛田の言葉と共に、俺たちは目的の場所である家電量販店へと向かう。
その間、俺は隣に並んで歩いている櫛田から質問を受ける。
「こうして黒瀬くんと歩いて話すのは初めてだね」
「そうだな」
この学校に来て櫛田と話した回数なんて片手で数えられる程度。
ましてや、一緒に行動したり私服でどこかへ遊びに行くなどあるわけがない。
(櫛田に限らず、俺自体が誰かと一緒に行動したり遊んだりしないからな。普段から自室に籠っているせいで)
そのせいでこういう場合のQ&Aをあまり知らない。
櫛田の隣を歩くというのは誰もが羨むかもしれないが、正直綾小路と交代して雰囲気が似ている佐倉と歩く方が気持ち的には楽である。
そんなことを知らない櫛田は俺を離さんとでも言うように話を振ってくる。
「いつも避けられてる気がするから、こうして話す機会が出来て私は嬉しいよ」
「1人で居たいっていう気持ちを優先しているだけで、避けてるつもりはないんだがな」
「そうだったんだね。私はてっきり避けられてるのかと思ってたよ」
「避けているなら今回の誘いにそもそも乗っていないと思うがな。まあ、そう思われるような行動をしているから仕方がないんだが」
そうだねと相槌を打ちながら返す櫛田。
もし俺が本当に人を避けるなら、積極的に関わろうとはしないし、その人から誘いがあれば断るはずである。
それに連絡先を交換するなんてことは絶対にしないだろう。
「それにしても、黒瀬くんって名前通りの格好というか何というか・・・・・・」
「黒瀬くんって名前通りで全身黒色だね、とでも言いたいのか?」
俺の服装は確かに黒のパーカーに黒パンツ、そこに黒のショルダーバッグという全身黒尽くめ。
変わった服装なのは認めるが、わざわざ名前との関係性を見出さなくてもいいとは思う。
「えぇ・・・・・・」
櫛田の心の声を櫛田の声真似をして言ってみたが、結構引かれてしまった。
俺の声真似は男女を問わずほとんど本人そっくりの声であると評価されており、先ほどの櫛田の声真似は個人的に似ていると思っている。
だから引かれてしまったのだと思うが。
声真似によって俺と櫛田の空気は悪くなり、その後家電量販店に着くまで無言だった。
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「えっと、確か修理の受け付けは向こうのカウンターでやってたよね」
櫛田はここに何度か来たことがあるのか、思い出しながら店内の奥に向かう。
「あったよ、修理受け付けてくれるところ」
櫛田の案内してくれた店の1番奥に修理の受付場所があった。
「あ・・・・・・」
その言葉が後ろから聞こえそちらを見ると、何故か佐倉の足が止まっていた。
視線や顔の角度から、受付場所にいる店員を見て足を止めたようだ。
「どうしたの?佐倉さん」
「あ、えっと・・・・・・その・・・・・・」
何か言いたげな様子だが、首を左右に振り深呼吸する。
「なんでもないから・・・・・・」
そう言って、佐倉は修理受付の場所へ向かった。
俺はその佐倉の後ろを櫛田と綾小路と一緒についていく。
率先して店員に話しかけ修理の依頼をする櫛田を横目に、店員の顔を観察する。
(可愛い奴でも見て気持ちが高ぶってるのか、このおっさん。
おっさんを見て佐倉が足を止めた理由が俺でも分かるわ)
店員が櫛田をデートに誘っているせいで、なかなかやり取りが進まない。
さすがにまずいと感じた櫛田が、佐倉にカメラを出すのように促した。
店員がカメラを確認したころ、落ちた衝撃で一部のパーツが破損したから電源が入らなくなっているらしい。
保証書をしっかり保管していたようで、無償で修理を受けられるとのこと。
保証書の用紙を書いていた佐倉の手が必要事項の部分で止まった。
「佐倉さん?」
櫛田が佐倉に声をかけている間、俺は店員の方を見続ける。
(何か企んでるのか?必要事項のところは確か名前とか必要だったはず...。
ああ、そういうことか)
持って来ているバックからペンを取り出し、手を止めている佐倉の横から必要事項の部分である名前と部屋番号を記入していく。
「ちょ、ちょっと君?このカメラの所有者────」
(黙れこの変態野郎が)
言葉を声に出さず、店員にだけ見えるように睨めつける。
「ひっ!い、いえ。何もありません!」
記入が終わり、用紙とデジカメが預けられる。
どうやらカメラが戻ってくるのが2週間ほどかかるようだ。
「凄い店員さんだったね・・・・・・物凄い勢いでまくしたてられたから焦っちゃった」
「・・・・・・ちょっと、気持ち悪いよね・・・・・・」
「き、気持ち悪くはないけど。もしかして知ってたの?店員さんのこと」
どうやら佐倉は店員のことを知っていたらしく小さく頷く。
「綾小路くんと黒瀬くんはどう思う?」
「まあちょっと、近寄りがたい雰囲気はあるかもな。特に女子には」
「あいつに一瞬さつ────いや、綾小路と同じ意見だ」
(危なかったー...。一瞬殺意が湧いて殺しそうになったって言いかけたわ)
「・・・・・・前に話しかけられたことがあって・・・・・・。それで、1人で修理に行くのが怖くて・・・・・・」
それで何かに気付いた櫛田が俺の方に目を向ける。
「もしかして、それで黒瀬くんが?」
「あんな奴に女子の部屋番号を渡したら、何が起こるか分からないからな」
(ほんとにああいう奴に個人情報を渡したら駄目だよ)
「あ、ありがとう・・・・・・黒瀬くん。凄く、助かった・・・・・・」
「大したことはやってないがな」
(大したことはやってない。俺がもし佐倉の立場になれば、簡単に出来るようなことだ。
それにしても、あの店員は面白そうだな。気持ち悪いけど)
おそらくあの店員はストーカーなどのことを平気で行うような変人。
もしこちらでそれを助長させるようなことを準備すれば、店員は行動へと移し結果的に警察のお世話になるだろう。
(あの店員は1つの要因で犯罪者へと成り下がるか否か。須藤の件は順調に進みそうだし、それの実験でもしてみるか)
「よく見てるんだね。さ────」
「少し用事があるから先に帰らせてもらうよ。修理の連絡が来たら佐倉に連絡はする」
櫛田の言葉を遮り、先ほど思い付いたことを行動に移すべく、ここで3人と別れることにした。
「うん、またね。黒瀬くん」
「また明日」
3人と別れて、ケヤキモール内のカフェに入り、席を確保してから神室と橋本、本城にここへ来てもらうよう連絡をする。
程なくして、3人が来たので話を始める。
「いきなり呼んでどうしたんだ、黒瀬」
「せっかくの休日なんだから早くしてよね」
何かに期待を抱いている橋本に比べ、神室はやはり休日に呼んだから、機嫌が悪いようだ。
「せっかくの休日にすまない。この3人を呼んだのはある手伝いをしてほしいからだ」
「もったいぶらないで早く要件を言って」
「まあまあ。落ち着こうぜ、神室。それよりそっちの可愛いのは誰なんだ?彼女か?」
神室を宥めながら橋本は本城について聞いてくる。
今日の本城は女子の服装にかなり近いので、たしかに女子に見えるから間違えられても仕方がないだろう。
「こいつは同じクラスの本城悠だ。一応言っておくが、男だからな」
俺が紹介すると本城は軽くお辞儀をする。
「そりゃー失礼、あまりにも女子に見えてな。ちなみに俺はAクラスの橋本だ。こっちの機嫌の悪いやつが神室だ」
「普通、休日に呼ばれたら機嫌が悪くなるわよ。それより早くしてほしいのだけど」
まだ2回程度しか会ったことがないが、今日の神室はいつにも増して機嫌が悪いのが手に取るように分かる。
もしこのまま機嫌が悪い状態で話したとしても、いい加減なことをしてしまう可能性があり、こちらの計画を無に帰すかもしれない。
ならば、機嫌少しでも回復するような提案をするだけである。
「今日は俺の奢りだから自由に頼んでくれ」
それを聞いた神室の目が変わる。
「本当?」
「ああ。てかお前、前に俺の所持ポイント見てるだろ」
「それもそうね。じゃ、お言葉に甘えて」
「・・・・・・神室が納得するほどのポイントって・・・・・・。お前、どんだけポイントもってんだよ」
橋本がびっくりしながらも、興味本位でこちらに聞いてくる。
「1000万ポイント以上」
「やばすぎだろ・・・・・・」
動揺を隠せない橋本をよそに欲しいものを決め、店員を呼び注文をする。
それから20分ぐらいで注文したものが全て来たので本題へと入っていく。
「今日ここに呼んだ理由だが、それはとある仕事を3人にしてほしいからだ」
「その仕事って何なんだ?」
「それはな──────────やってくれるか?もちろん、やってくれるならここでポイントを払おう」
無償ならやってくれる確率は低いが、ポイントが絡めば別だ。
(正直、この仕事を無償でやれなんて言われたら、俺は絶対にやらないな。有償でも悩むぐらいだし)
「ポイントが貰えるなら私はやるわ」
「やらせてもらうぜ」
「僕もやるよ」
どうやら3人とも仕事を引き受けてくれるようだ。
「分かった。今からポイントを送るからしっかり頼んだぞ」
「分かった」
「おう」
「はい」
三者三葉の返事を聞き俺は3人に50万ポイントを送り、神室にメールを送る。
そして会計を済ませ、家電量販店に再び赴きあの店員のところに会う。
店員は俺を見た時、少し怯えた態度を取ったが、こちらはそれを気にすることなく話しかける。
「先ほどはすみませんでした。お詫びと言っては何ですが、あなたが彼女に何か思っているところがあるのが自分にはよく分かり、それを自分に協力させてほしいと思いまして」
「き、君も
この店員が言うには、佐倉もしくは櫛田のどちらかが何かで雫と名乗っているようだ。
だがそれを深く追及することなく話を続ける。
「あなたがどうするのかは知りませんが、そのサポートをするということですよ」
「そ、そうなんだ。ということは、僕が雫と結ばれるように手伝ってくれるってことだよね?」
「そうですね」
高校生とおっさんが結ばれるなんてあり得るかと思いつつ、それを顔には出さずにしておく。
「そうなると連絡先があれば事がスムーズに進むでしょう」
「これでいいかな?」
店員が差し出してきた携帯を受け取って、こちらで連絡先を交換する。
「これで僕と雫は・・・・・・やっぱり、僕と雫は運命の赤い糸で繋がってるんだ・・・・・・雫とあんなことやこんなことを・・・・・・」
(気持ち悪い言葉を言い始めたし。もうやりたいことは終わったから、さっさと帰るか)
「それでは俺はこれで失礼しますね」
家電量販店を後にし、俺は薄っすら笑う。
(面白く動いてくれよ、おっさん。)
3章(よう実3巻目)でオリ主のクラスをどうするか悩んでいるのでアンケートをとります(4つともの場合、A,B,Cクラスのは外伝みたいなので出すと思います)
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このままDクラスで
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Cクラスで
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Bクラスで
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Aクラスで
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4つともで