-ドサッ-
-ハハハハハハ!-
周りから笑い声が聞こえる。
「大丈夫?!」「大丈夫か?!」
二人の声がする。
「う、うん。大丈夫…」
僕はそう答える。
~昼休み~
「無理すんなよ、雷斗。お前はお前は体が弱いんだから。気を付けろ?」
「うん。わかった。ありがとう、響鬼」
「おう!」
彼は金剛 響鬼。僕の幼馴染みで大親友。能力者で能力は音を操る。
「僕も響鬼みたいに運動出来ればな~…」
「それを言ったら俺もお前にみたいに頭が良ければ良いなって思うぞ?」
「何言ってんの?響鬼は頭も良いし運動も出来るから良いじゃん。」
そんな話をしていると、屋上へ着いた。
ドアを開けると…
「遅い!!」
「ごめん、愛奈」「スマン、スマン」
「もう、早く食べよ?」
彼女は竜童地 愛奈。僕のもう一人の幼馴染みで大親友。能力者で能力は龍を操る。
「それじゃあ、いただきます。」
「いただきます」「いただきやーす」
僕らはいつも三人でお昼を食べる。これは幼稚園の頃からのお決まり。
「そう言えば最近、近所にカフェ出来たらしいぜ?今日行かね?」
「良いわねカフェ!!響鬼にしては良い考えじゃないの?」
「してはとはなんだしてはとは!!ひでぇ~よな?雷斗?」
「ハハハ…」
昔から二人は僕といつも一緒にいてくれる。前に、「どうして他の友達と遊ばないで、僕と一緒にいるの?」と聞いたら…
「そんなの俺らが雷斗一緒にいたいからに決まってんだろ?」と言ってくれた。そのときは凄く嬉しくて、泣いてしまった。
昔から僕は体が弱い。推測としては2つ。一つは昔、家族と旅行に行って事故によるもの。その事故によって家族は死んだ。その後は母の姉、霧越 香苗に引き取られた、香苗さんの長男として過ごしている。(因みに霧越は香苗さんの名字で、夫の鉄人さんが花婿として霧越家に来た。)そしてもう一つが-
-ドカーン-
「「「!?」」」
爆発音がした。
「おい、これって…」
「『無能力者委員会』!?」
『無能力者委員会』とは1993年に起きた無能力者による事件を起こさせた犯罪グループの名前である。ここで能力者について話そう。能力者の歴史は100年前にも及ぶ。突如として現れた能力を持った赤子が発見され、そこから能力を持った赤子が生まれ、今では能力を持っているのが〈当たり前〉となっている。そんな中、能力を持たず産まれる赤子が発見された。その者らを『無能力者』と呼ぶ。しかし能力を持つのが当たり前な世の中では、無能力者は生きづらい。能力者による無能力者へのいじめが発生。そしてそれから数年後の1992年〈10月14日〉、ついに無能力者へのいじめにより追い詰められ、自殺する者が現れた。早急に国連は無能力者へのいじめを無くすために対策をしたがいじめが消えるわけもなく、逆に増えたのだ。しかし、そんな中奇妙な事件が起きた。それは無能力者だと思われていた人物が能力を持ち、暴れると言った事件だ。そしてこれを警察庁は何者かが裏で手を引いてると判断。数ヵ月後、その推測を公表。そしてその数ヵ月後の1994年の〈10月14日〉、その犯行グループがネット上に姿を現した。その犯行グループは自分等のことを『無能力者委員会』と名乗った。
「早く避難するぞ!」「雷斗!早く避難しよう!」
響鬼と愛奈はそう叫んだ。しかし僕は動けなかった。いや、動かなかった。
「どうした雷斗!早く…!?」
響鬼も動きを止めた。
「どうしたの二人とも!早く避難するわよ!」
「あれって…」
「?どうしたの!何がある…の…」
そう事件が起きたらすぐに避難する。それは何故か。それは近くで自分とは関係の無いところで起きているからだ。そう関係の無いところで…だ。
事件が起きているのは…
「なぁ、あそこって…香苗さんの…花屋…だよな…?」
そう、母さんが営んでいる花屋で事件が起きている。
「…母さん!!」僕は無我夢中で走った。
僕が体が弱い理由…それは…
《-交代するか?…兄貴?-》
「うん、交代する」
僕は、〈多重人格者〉だ。
つづく…
最後までご拝読誠にありがとうございました。こんにちはそして初めまして。作者の斬水MK1です。読み方は「キスイマークワン」です。MK1にしたのはログインの都合上と、もしかしたら一度このアカウントを消してまた別のアカウントで書くかも知れないからです。斬水は今でも使ってるプレイヤーネームをいじったものです。因みに僕は某VRMMORPGを舞台にした作品のオタクです。恐らくガチオタクの方には負けますが、多少の知識はあります。(誰も聞いてないって話ですが…)おっと、長々と身の上話をしてしまい、誠に申し訳ありません。さて、前書きでも話しましたが舞台は今より5年後の10月14日の東京。僕は現在高校一年生なので大学二年生ですね。世界観は能力を持っているのが当たり前な世界となっております。そのせいで増えるいじめ。対策するも効果なし。国連も大変ですね。今現在の世界と似せたいと思って取り入れたは良いものの、形にするのって難しいですね。(^_^;)しかし書き終えたあとの爽快感はたまりません。小説家の方々もこんな気持ちなのでしょうか。あと、後書きって何を書けば良いのか分からないので某VRMMORPGを舞台にした小説の、後書きを見ながら書いてます。それではここで暫しのお別れです。こんな駄作を読んでくださった皆様。ご拝読ありがとうございました。それでは第二話で会いましょう。それでは失礼します。