SAO×FGO 再演の人理焼却   作:アルバロス

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第九話

「………ということなの。だからレインって子が来たら仲良くしてあげてね」

 

レインと一騒動あった翌日、攻略再開のためエギルの店に集まったシノンたちにアスナが代表して昨日のやりとりとレインについて説明していた

 

「いやー、キリトよ。相変わらずの女の子プレイヤーホイホイだなぁ」

「どういうことだ?」

「シュウは知らないよな。アスナちゃん始め、ユウキちゃん除いたここにいる全員、キリトにホイホイされたやつしかいないからよ」

「ちょっと、クライン!私たちのイメージが悪くなるでしょ!」

 

クラインのからかいに怒り狂うリズ。そのリズを宥めるアスナやシリカを横目に終夜はキリトを引いた目で見ていた

 

 

「おい、シュウ。その顔はなんだよ」

「いや、優しいお前の本性が女誑しのナンパ野郎だとは思わなくてな………」

「いや、なんでそうなる!?」

 

収集がつかなくなりそうな雰囲気だったが、キリトへのからかいを済ませた終夜とエギルの二人が収めて、改めて今後について話し合う

 

 

「あの鍵だが、それを使うであろう鍵のかかったダンジョンがあったから十中八九そこだろう。案内するよ」

「それと、攻略とは関係ないんだけど、レインさんが私たちのパーソナルデータを入手したって話、嘘だと思う」

「そうなのか?」

「はい。ママの言うとおり、レクトの運営はその辺りのセキュリティ管理はしっかりしていますから。例えばクラインさんがいかがわしいサイトにてウイルスに引っ掛かり、フレンド情報などを流出させたとしても即座に発見、出所に注意喚起した上で抹消することが可能です」

「なんだよ、その例えは!」

「ほー、優秀なんだな」

「ならそのレインって子はどうやって俺たちのデータを入手したんだ?」

「わからない。けど大丈夫だろう」

「俺は無視かよ!」

 

まだ謎の多いレインだが、キリトは特に問題視しないようで、エギルが大丈夫なのかと心配する。キリトはエギルの心配に理解はしながらも、ゲームにおける策略もプレイヤーの楽しむ一つの要素だとの考えで深く追及するつもりはないらしい。それとクラインに関しては誰も触れずにいた

 

「まぁ、キリトの方針に口を挟むつもりはないぞ。それで、ダンジョンにはもういくのか」

「ああ。シャムロックに負けるわけにはいかないからな!」

 

 

早速フィールドへと繰り出し、終夜が先頭でダンジョンへと向かう。そんな時、ポツリとリーファが以前から思っていたことを漏らす

 

「シュウさんって、本当に何者なんだろう」

「唐突にどうしたのよ、リーファ」

「VRMMOは初めてなのに、あれだけの戦闘技術を持って、ヴォーグリンデの時には、普通の人なら読めるはずのないルーン文字を当たり前のように読んでいた。こんな謎だらけの人に疑問を持たない方がおかしいですよ」

「確かにそうですね。普通の人なら出来ないことばかりですもん」

 

 

今までの終夜の異常と取れる行動の数々に当然の反応を見せる女性陣。そんなことは露知らず、終夜はそのまま鍵のかかったダンジョンまで、全員を案内した。そして、早速鍵を使用しようと、アスナたち数人が扉の前に向かったとき、終夜にメッセージが届く

 

「メッセージ?……………はっ?」

 

レインとの会話でも言った通り、終夜にはキリトたち以外に行動する相手はおらず、またメッセージを相互に送り会う相手など皆無である。が、送信者の名前を見ると終夜は目の色を変える。キリトがその様子に気付き、終夜に声をかけると、終夜はキリトに急用のため抜けることを伝え、ダンジョンを飛び出す。そのメッセージにはこう綴られていた

 

 

『万能の天才より!

 

既にBBから聞いていると思うけれど私達は特異点解決から手を引き、全てを君へと託した。その謝罪という訳ではないが、君の拠点へ数人サーヴァントを送らせて貰ったよ。メンバーが誰なのかは君がゲームからログアウトしてからのお楽しみだよ♪また進展があれば伝えてくれると嬉しいよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ!お目覚めですなぁ!」

「邂逅一番がなんでてめぇだぁ!」

「ぐぶふぉあ!」

 

ゲームからログアウトした終夜の視界に映ったのはライダークラスのエドワード・ティーチ。初邂逅がむさいお前かとの理不尽な一撃を食らったくろひーはそのままの勢いで床に倒れる。フルダイブの性質上、基本寝室においてあるためリビングに出ると……

 

「あ、やっほー」

「お兄ちゃん、私達が来たよー」

 

テレビの前にて自前のゲーム機で遊ぶ刑部姫とジャック。テーブルには探しだした和菓子を広げ、食べながら読書するえっちゃんに紅茶を飲みながら同じく読書するメドゥーサとアナ。そして台所にはクラス『バトラー』の赤い弓兵が。この光景にエミヤへ説明を求めるとエミヤは自分の呼び方に怒りながら答えてくれた

 

「………援軍というより、ただの居候じゃねぇか!なんでこの人選なんだよ、オカン!」

「誰がオカンだ!……全く。ダヴィンチ曰く、特異点解決にはお前一人でも充分だから行きたい人でと立候補を募った結果だ」

「あ、立候補なんだ………じゃねぇよ!」

 

メッセージを受け取ってすぐに戻ってきたことを後悔していると、エミヤからは事件についての詳細を尋ねられた

 

「して、解決の進歩は?」

「あのなぁ、昨日の今日で進んでるわけないだろう。影すら掴めてねぇよ。だから今はメインのストーリーをこっちでであったやつらと進めてる」

「ふむ。BBですら見つけれない……オフラインか?」

「なら今まで感知出来ていたのがおかしいだろ。何が目的にしろ、わざわざ知られやすいオンライン上にあったんだから」

「なら何が目的と考える?」

 

エミヤからの難しい問いに終夜は悩んだ顔を見せず、さっと自分の考えを返答してみせた

 

「人理焼却における何らかの達成……だろうがその何らかは不明だな」

「何故そう思う?」

「一つの事象を繰り返すということは、何か得たい結果があるから繰り返すんだ。実験しかり練習しかりな。あの聖杯大戦の特異点だってそうだ。だが今回は絶対この人物が行ったと言える確証がないから人物から推測できる目的も不明というわけだ」

「そうか。だが魔神柱が行っている可能性は?」

 

カルデアにとって最初の強大な敵、魔神柱。可能性として一番大きいそれをエミヤは提示したが可能性は少ないだろうと終夜は予想していた

 

「確かに普通は可能性としては大きいが、俺はほぼ無いと思っている。ソロモン72柱から個々の魔神になったやつらにもう一度人理焼却をやろうとするやつはいなかった。他に逃れた魔神がいたら話は別だがな」

「ふむ……」

「今は考えても仕方ないさ。」

 

難しい顔をするエミヤと違いあっけらかんとした終夜はALOに戻らず、ジャックとゲームをしたり、人数分の食器類を買い揃えるため買い物に出掛けたりして一日を過ごした

 

 

 

 

 




色々と申し訳ありません!

BOXイベ中の執筆に、イベント開催前は思い出すためゲームのやり直しをしていたら時間がかなりたっていました………

魔法科高校もとうとう終わったため、そちらの小説も進めながらこっちもやっていこうと思います

また、ゲームの進行上仕方ないとはいえ、レインとシノンたちの初邂逅の個別を一纏めにするのに辻褄合わせや場面展開が上手く出来ず、スキップせざる終えないこととなってしまいました……

実力不足で申し訳ないです

ゲームでのキャライベントの投稿タイミング、間幕としてだすんですがどちらがいいですか?

  • 出来上がり次第
  • SAO編完結後纏めて
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