「支出が一気に増えたな。全く……」
「それは困り者だな。資金繰りは問題ないのか?」
「原因の一人が言う言葉かよ、エミヤ。全くもって問題ないよ。悪いことにな」
カルデアからサーヴァントが援軍(という名の居候)として来たため、必要な日用品が増えたことにより現在終夜はあの中で一番現代に馴染みのあるエミヤを連れ、買い出しに出ていた。必要な食器などの購入を済ませ、コインパーキングに停めてある終夜の車に積み終えた二人が向かったのはオタク文化でよく知られているが、電化製品でも大体のものが揃っている秋葉原であった
「秋葉原……何を買うつもりなんだ?」
「おっきー要望のゲーム機。あと他にも少々あるが」
「マスターからあまり買い与えるなと言われてなかったか?」
「ジャックを出汁に使われたら何も出来ねぇよ」
「………ロリコンめ」
「せめてシスコンと言え」
少々棘のある言葉の応酬を交わしながら歩く二人……ふと歌を歌っているメイド服の少女の路上ライブに終夜が足を止めたためエミヤも同様に足を止めた
「……どうした?」
「あそこで歌を歌ってる娘、俺が知ってる娘と似てるなと」
「ふむ……本人の歌唱力は良いがスピーカーの音割れが酷いな」
「そりゃ一個人では限界があるだろうよ」
『はぁ……はぁ……あ、ありがとうございましたー!私、ここで働いてるのでもしよければ来てみてくださいね!』
歌い終えた少女はまばらにだが終夜たちと同じく足を止めて聞いてくれていた人に感謝と自分が働くメイドカフェの宣伝をするとスピーカーなどの機材を片付け始めた
「さて、なら俺たちもいこうか」
「メイドカフェには一人でいってくれ」
「何でそうなる!?」
周りにいた人々が動き始めるのと同じタイミングに終夜たちも目的地へと軽口を叩き合いながら足を進める
「あの人、もしかして……………」
その際、メイド服の少女含め数人から見られていたことには気づいていなかった
「おう、キリト。前もいきなり消えて悪かったな」
「何かあったのか?」
「こっちの用で突然な。まぁ問題ないからキリトが心配する必要はねぇよ。それより、砂漠の島はもうクリアしたんだって?」
次に終夜がログインしたときには、既にキリトたちは砂漠の島ヴェルグンデをクリアし、氷の島、環状氷山フロスヒルデを解放したようだ。進行度はまだヴェルグンデと同じく島を一週しただけで本格的な攻略は今からエギルの店で話し合うとのことなのでキリトと二人でエギルの店に向かう
「さてと、揃ったな。それじゃあ新しいフィールドの攻略会議、始めるぜ」
「周りには高い氷山がたくさんありましたね」
「高度制限が低いから飛んでの攻略は難しいね」
「そう言えば、島の中央にあった謎の装置も気になるねー」
「確実に攻略の鍵になるだろうね」
初探索の際にいなかった終夜は黙って会議の内容を聞くことに徹していた。方針が、ヴェルグンデと同じく転移門近くのダンジョンから攻略していくことに決まり、各々準備のため一度解散することになったが、エギルにキリトが呼ばれ店に残ることに。特に準備することのない終夜はキリトとともに店に残ることにした
「で、エギル。要件ってなんだ?」
「店の前からお前のことを見ているらしき少女がいてよ。あの子だよ」
「あれは………セブン?」
三人だけの喫茶店に入ってきた少女は、今話題のアイドル兼科学者のセブンだった
「あっ、やっと見つけた!あなたのこと、探してたのよ」
「探してたって一人でか!?こんなところにきて大丈夫なのか?シャムロックのお付きは」
「おいエギル。今さらっとキリトに酷いこと言われたな。それと、キリト。いつセブンと顔見知りになったんだ?」
「この間、街で偶然知り合ったんだ。二人とも、このことは他の皆には……」
「ああ、わかってる。黙っておくよ。騒ぎを大きくしたら不味いからな」
「俺も黙っておくさ。特にクラインにはな。さて、お二人さんとも話したいことがあるだろうし俺も聞きたいことがあるんだが、表が騒がしくなってるぞ」
セブンの姿を見たという情報が流れたからか話を中断せざる終えなくなったことにより、セブンは再び来ることを約束して先に店から出ていく
「人気者は大変だな……それじゃあ俺たちもいくか」
セブンと同じく店を出た三人は店先で準備を終え、三人を待っていた皆と共にフロスヒルデの攻略へと向かっていく
次回から本格的な攻略に入ります
けど、なんなんでしょうか。あっさりとしすぎている気がしなくもないのは………
あと皆さんboxイベの調子はいかかでしょうか。私は今回目標が150〜200箱だったのですが100箱もいかなさそうです……
やる気がちょっと………
ゲームでのキャライベントの投稿タイミング、間幕としてだすんですがどちらがいいですか?
-
出来上がり次第
-
SAO編完結後纏めて