SAO×FGO 再演の人理焼却   作:アルバロス

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第十六話

「あら〜困ったな」

 

「こんな状況で呑気すぎですよ!」

 

「こんなボスなんて聞いてないよー!!」

 

 

 

ダンジョン攻略中の終夜たち。何事もなくボス部屋へまで進んだはいいもの、ボスに問題があった。氷の島でユウキと攻略した時は二つのダンジョン両方とも強化されただけの雑魚キャラだったが、終夜たちが戦うことになったボスは、最初の島の大ボス、ファフニールと瓜二つの黒いドラゴンだった。このクラスのボスだと思っていなかったシリカたちは当然パニックになるなか、終夜は一人、ゆる〜く現状をどう変えるか考えていた

 

 

 

「うーん、メインアタッカーは俺として……」

 

「ちょちょ、シュウ!?」

 

「目の前!ボスの攻撃が来ますよ!?」

 

 

 

ボスが終夜をターゲットに12個ほどの光弾を発射する大技を構えているが、気にする素振りを見せない終夜にシリカとフィリアの二人が終夜に慌てて攻撃が来ることを伝えるが時既に遅し。12発の光弾が終夜へ放たれる。

 

…………が

 

 

 

「もう200発程あれば手応え有りなんだがな〜。物足りないのは変わり無いけ……どっ!」

 

 

 

放たれた光弾は全て叩き落とされ、終夜にダメージが入ることはなかった

 

 

 

「うっそぉ………」

 

「考えるのが面倒になったから俺は突っ込む!適当にフォローよろしく!」

 

「そ、そんないきなり言われても!」

 

 

 

終夜の無茶振りに困り果てるレインたち。終夜本人は既にボスの懐に入り込んでおり、どんどんボスのHPを削っていく。もちろん、懐にいるためボスの攻撃も激しいが的確に弾き、かわし、武器を振るい続ける終夜の姿に本当にフォローがいるのかと、疑問を持ちつつもフォローをこなすレインたち。戦闘開始から10分ほど経ち、ボスを討伐することができた

 

 

 

 

 

「………ねぇ。これから、もうシュウ一人でもいいんじゃないかな」

 

「そんなこといっちゃダメですよ、フィリアさん。気持ちはわかりますけど……」

 

「ボスの体力、ほとんどシュウくんが削ったもんね」

 

 

 

サポートに徹していたレインたちは、半ば投げ槍な会話をしていたが、その内容は終夜に伝わることがなく、終夜自身は頭に疑問符を浮かべながらレインたちの元へと戻っていった

 

 

 

「何を話してたか知らないが、三人とも。無事宝石はゲットしたぞ」

 

「そ、それじゃあ!早く集合場所のダンジョンまで急ぎましょう」

 

「そうね、遅れると皆に悪いし!」

 

 

 

バレるとマズイと思ったフィリアたちは終夜との会話を最小限に抑えて、何でもないように転移門へと移動を始めた。三人の反応を不審がる終夜だが、あまり深く考えることなく、三人の後についていくのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、シュウ!あんなボスが出るなんて聞いてないぜ」

 

「クラインのダンジョンも島の大ボスのバージョン違いだったのか」

 

「だったって、シュウもなのか?」

 

 

 

終夜たちが集合場所のダンジョンに到着すると、終夜と同じく大ボスクラスのボスを相手にすることになったクラインが文句を言ってきたが、終夜はやっぱりかと一人納得して、クラインの文句はスルーしていた

 

 

 

「ああ。この島のダンジョンはそうじゃなかったから他も同じだと思ったんだがな」

 

「あ、私たちが最後だね。遅くなってごめん」

 

「気にしなくてもいいよ、アスナ」

 

 

 

到着が最後になったアスナのグループが到着し、先に到着していたキリトが見つけていたくぼみに6個の宝石をはめ込むと扉がゆっくりと開きダンジョンに挑むことができるようになった

 

 

 

「早速いこう!」

 

 

 

キリトの号令とともにダンジョンに挑戦する一行。スイッチの探索に手こずったりや突然ポップするモンスターに驚かされたりしながらも順調にボス部屋まで進むことができた

 

 

 

「ここがボス部屋だな。ほかの扉に部屋は全部調べたし」

 

「どうやらまだ攻略されてないみたいだ」

 

「大組織ゆえにやはり速度は遅いな」

 

「早速行こう!」

 

 

 

まだシャムロックが攻略していないのを確認した一行は、さっそくボスに挑むため扉を開ける。いつも通り、強制転移させられる。転移した先にはイカのような全身をもち頭部が花のように開くと、ヒト型の上半身があるという不気味なボスが待ち構えていた

 

 

 

「ほう、なかなか楽しそうなボスだ」

 

 

 

終夜の機嫌が良くなったことには誰も触れず、全員でボスに挑むが、ボスの多彩な攻撃に苦しめられる。ボスは接近してきた終夜やキリトに向かって息を吐きだし、リーファやシノンなど遠距離組にはイカの姿に戻り、体当たりを繰り出し、終夜たちが近づき直すとの繰り返しにより、戦闘は長時間に及ぶが、だれも欠けることなくボスに勝利することができた

 

 

 

 

 

「貴様ら・・・・・」

 

「悪いな、スメラギ。この島は俺たちが先にクリアさせてもらったぜ」

 

 

 

ボス戦が終わった終夜たちは元のボス部屋へと戻されていた。そこにメンバーを引き連れたスメラギが現れる。キリトがスメラギに勝利宣言をするが、スメラギはそこまで悔しがる素振りを見せない

 

 

 

「ふん。確かにこの島では遅れをとったが、ここはまだ通過点。スヴァルトエリアの攻略はまだ途中、ここから裏世界の攻略が始まる。最後は俺たちシャムロックが先に制覇させてもらう」

 

「俺たちも負けないぜ」

 

 

 

互いに負けないと宣言し合い、ライバルとしてか互いに笑みを浮かべるが、そのあとのキリトのセブンを心配する問いかけにスメラギはその笑みを消す

 

 

 

「キリト。貴様にセブンについて心を許した覚えはないぞ。それに貴様に心配されるようなことはない」

 

「そうそう。キリトが会ってないだけだ。セブンは元気そうだったぞ」

 

「なぜ貴様がセブンの様子を知っている」

 

 

 

半ば、スメラギのフォローをするような終夜の発言にいち早く反応したスメラギは終夜を問いただす。終夜は地雷を踏んだか?と思いつつも別に隠すようなことでもないとスメラギの問いに答えた

 

 

 

「セブンがキリトに会うためダイシーカフェに顔を出したときに話した。それだけだ」

 

「・・そうか。セブンが言っていた新しい発見や別視点での貴重な意見をくれたと言っていたのは貴様のことか」

 

「そうか。俺の言葉が役立ったのなら、嬉しい限りだ。それと、言わなかったのは聞かれなかったからだ。先に言っておくぞ、リズ」

 

「なんであたしよ!聞こうとしたのは事実だけど」

 

 

 

最後に一言キリトに言ったスメラギはそのまま他のメンバーを連れて去っていく。キリトはセブンをここまで持ち上げて何がしたいんだと去っていくスメラギの背中を見ていた

 

 

 

 

 

「あっ!解放されたみたいだよ。スヴァルトエリアの裏世界!」

 

「ああ。本当の闘いはここからだな」

 

「打ち切り漫画みたいなセリフはやめてくれ、キリト」

 

「なんでそう言われるんだ!」

 

 

 

解放された裏世界たる島を視界に入れつつ思い思いに話し込む一行。そのなか、クラインが表世界クリアのパーティーをすることを提案し、全員が賛成。エギルが自身の店を貸し切りにしてくれるとのことで全員で街へと戻ることになった

 

 

 

 

 




ちょっと筆が進むのが遅くなりましたが、乗っているため、今日中にもう一話投稿します。多分

ゲームでのキャライベントの投稿タイミング、間幕としてだすんですがどちらがいいですか?

  • 出来上がり次第
  • SAO編完結後纏めて
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