「それでは僭越ながら、私。クラインが乾杯の音頭を…」
「長い!では、かんぱ〜い!!!」
「始めたばっかなんだが!?」
ダイシーカフェで表世界クリア記念のパーティーをする終夜たち。乾杯の音頭をクライン自ら名乗り上げ、挨拶を始めるが乾杯の音頭は終夜に奪われ、乾杯後も皆、クラインに目もくれず、料理に夢中になっていたため、クラインは二重でショックを受けていた。そして、乾杯の音頭を奪った終夜は料理の元に向かわず、店の端で輪に加わっていないレインの元に移動していた
「店の隅で何してるんだ、レイン」
「あ、シュウ君。……みんなで和気あいあいとしてるのを邪魔したら悪いかなーって思ったのですよ」
「確かに、あんなことがあれば気にするのもわかるけど、レインの助力もあってシャムロックに勝ってるんだ。ほらほら、皆の所にいくぞ」
「ちょっ、ちょっとシュウくん!」
自分を下比するレインを見かねた終夜は強引にレインの手を引き、二人して輪に加わる。その後は、キリトがシルフ領の兵士として雇われないかとシルフ領、領主のサクヤに勧誘されたり、ケットシーの兵士として終夜がスカウトされ、依頼を受け行動する傭兵なら構わないと今後のやりとりを行う終夜の姿が。そしてセブンが表世界の攻略祝いと、シャムロックを負かしたことに一言言いに来たりと色々な出来事が起こった
そして、パーティーの翌日。裏世界の攻略が始まる
「裏世界、『ニーベルハイム』今までと雰囲気が全然違うな」
「スヴァルトエリア最後のフィールドだから難易度もこれまでより格段に高いだろう」
「うんうん。満足させてくれることを期待する」
「あんたは何様よ、全く」
「とりあえず、島を一周してみましょう」
最後の島に転移した終夜たちは、転移門から見える範囲での所感を思いのまま話し、今までと同じく島を一周することから始めることにした
「不思議な塔だね。信号機みたいに光ってるよ」
「転移門からも見えていた中央の巨大な塔の光と同じ色か。繋がりがありそうだな」
「けど、入口が見当たりませんよ」
飛びながら探索をしていた終夜たちは、フィールドにある一つの塔の前で色々と話し込んでいた。入口が見当たらないと、地上に降りてみると、突然渦のようなものが発生する
「これ、もしかして転移装置じゃないかな?」
「ワープホールってわけか。行ってみるか?」
「まだ探索を始めたばかりだけど、そうしよう」
ストレアの予想は正しく、終夜たちはダンジョンへと転移する。そして、入口には同じ転移装置らしきものが鎮座してあり、脱出する際はこの装置を調べればいいらしい
「さて、それでは攻略開始だ!」
最後の島ということもあり、新モンスターや今までの敵も強化されていたりとキリトの言うとおり、難易度は格段に上がっていた。危機的状況に陥ることなく進んでいく終夜たちは、ボスも強化された雑魚ということで無事にボスを打ち倒すことができた。だが、ボス部屋の奥の小部屋が解放されただけで、クエストクリアにはならなかった。そして、奥の小部屋にはレバーが一つあるだけだった
「これを操作すればいいのかな」
「多分、そうだと思う。ボスを倒したとき、クエストクリアにならなかったし、クリア条件がこれの操作で間違い無いと思う」
「それにしても、シャムロックと競ってると大変ね」
「うん。セブンちゃんがライブ中に協力を呼び掛けてるらしいから今ではシャムロックだけでなく、クラスタの人たちまで攻略に参加してるからね」
何のギミックか不明なレバーの前で色々と話し込む一行。いざ、レバーを操作しようとしたそのとき、背後から幾人ものプレイヤーが現れる
「最近、シャムロックと競いあってるスプリガン。キリト一行だな?君たちには悪いが、このクエストの勝利者はセブンに譲ってもらう」
「………ほう」
突然現れたプレイヤーはレイド人数MAXの48人。その全てがセブンのファンの証、プーカの羽飾りをつけ、クエストクリアを譲れと要求してくる。その際、誰一人終夜が笑みを浮かべたことに気づいてはいなかった
「お前たちはセブンのファンか?」
「俺たちはセブンの信奉者!七色博士の理論を信じ、そしてセブンの歌声とメッセージを愛するものだ!」
「セブンクラスタか。人のプレイスタイルは様々だし、俺は否定したりしない。けど、こういうやり方をスメラギは嫌っていた筈。お前たちは誰の指示で動いている」
セブンクラスタに対し、険しい顔でキリトは対応をとる。セブンクラスタたちは、終夜たちに自分たちのようにセブンにスヴァルトエリア攻略の成果を捧げるように要求する。そうすれば、セブンの歌の通り、争い・衝突のない世界で平等に生きていけるのだと。清々しいほどにハッキリとしたハイエナプレイに潔いと感じるキリトは仕方ないと譲ろうとする。
が、そのクラスタの言葉を、終夜は一太刀にて切り捨てた
「シュウ!?」
「ッ…クク……クハハハハハ。一人の
「貴様っ!カハッ」
終夜に斬られたパーティーのリーダー格の男は怒りのまま終夜に近づこうとするが、顔面への容赦ない一撃でHPが無くなり、リメインライトへと変わる。ゲーム内であるため、設定により痛覚などはある程度遮断されているが完全に無いわけでなく衝撃などはあるため、この終夜の一撃に怯むクラスタたち。だが、目の前の男は止まらない
「反抗されることをわかっての要求だろう?何故怯む?さぁ、貴様らの敵は目の前だ。武器を手にとれ。さぁ、
終夜の突然の変わりように驚愕に染まるキリトたち。それらを放って、1対47の戦いが始まる。驚きはしつつも、数的有利から余裕だ。終夜がバカだとの雰囲気を出すが、それが間違いであったとすぐに思い知ることになる。
「はぁ……この程度ならハッキリ言って興ざめなんだが?」
「このっ!」
「敵の前で大振りをするな。斬れといってるものだ」
「はあっ!」
「考え無しに突っ込むな。こうなる」
戦闘開始から10分も経たずに、クラスタたちはその人数を約半分まで減らすことになった。しかも、終夜が腕を斬り落とし、また弾き飛ばすことで奪った剣、槍、メイス、アックス、ナイフ、レイピア等を常人以上の腕前で扱うため対応しきれず、倒される者がとても多かった。そうして、全てのクラスタをリメインライトに変えた終夜の顔は、不満足で期待外れだと物語っており、その顔でリメインライトのまま残っているプレイヤーに向けて、挑発のような宣言をする
「どうせ、掲示板にでも書くだろうから言っといてやる。クラスタ共、俺は貴様らのソレを真っ向から否定する。文句があるなら今以上の人数でも集め、挑むがいい。それで貴様らがどうなるかは知らんがな。あと、貴様らの武器は有効に使わせて貰おう。ああ、最後に。挑むのは俺だけにしろ。後ろのやつらを攻撃したら……覚悟しておけ」
宣言を終えた終夜は呆然と見つめるキリトたちの元へ、少々の困り顔でゆっくりと戻っていく
「いきなり悪いな。あんなことをして」
「ていうか、あんた!さっきの宣言」
「ああ。クラスタに喧嘩売ったが、何か?」
「何か?じゃないわよ!どうして……」
「個人的に気に入らん。以上!あ、あと張り合いが欲しかった。それじゃあレバーを操作して、早く次へいこうぜ」
「誰のせいでこうなってるのかわかってるのかしら」
「俺だろ?よくわかってる」
この一連の終夜の行動に嫌悪感を抱くものはいなかったが、複雑な思いを抱えるものは少なくなかった。複雑な思いといっても、心配だが心配する必要があるのか?やもうちょっとやり方が……といったものだけだった
終夜のこの行動はセブンクラスタの中であっという間に広がり、1レイドをたった一人で潰した男として話題に上がり、掲示板ではクラスタによる非難やどんな戦いなのか興味を示すもので炎上したり盛り上がったりしていた
ふう。一応、武器の鹵獲は可能だということですので相手プレイヤーの武器も使用し、戦ってます
間違いであれば修正するかもしれません
またアンケートの件は数日待ってからの投票数で決めたいと思っています
そして、またまた露骨ですが感想give me!
感想があればあるほどやる気が起きます。
よろしくお願いします
ゲームでのキャライベントの投稿タイミング、間幕としてだすんですがどちらがいいですか?
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出来上がり次第
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SAO編完結後纏めて