プロローグ
「ふーむ。前責任者ロマニ・アーキマンを名乗る謎の人物からのメッセージによる呼び出し・・・大丈夫なのかね!?」
「青い顔をするな、ゴルドルフ所長。まぁ、現場に向かってないからどうなるか、何が待ち受けているかは不明だな」
キリトにメッセージを見せて貰った後、メッセージをコピーすると、キリトと別れゲームからログアウトする。その後カルデアに通信を繋げると早速ゴルドルフから帰還命令が出た為、カルデアに戻った終夜は管制室で会議に参加する。
「終夜君、向こうで会った仲間にこちらのことは?」
「何も伝えていない。カルデアが何であるか知ってるかとしか聞かれなかったから、歴史用語として誤魔化した」
「ああ、バビロン11王朝のことだね。確かにカルデア王朝やカルデア王国という呼称があるから嘘は言ってないね。それで、終夜君はこれからどうする気だい?」
「はいはーい。BBちゃんが来ましたよーっと」
ちょうどそこに、データの捜査を終えたBBが合流する。タイミングが良いのか悪いのか微妙なタイミングだったが、今後の話を後に回し、報告を聞くことに
「とりあえず解析は終わりました。送信元は例の特異点で間違いありません。ただ・・」
「ただ?」
「送信元が辿れただけで、その他はさっぱりです」
BBの報告は半ばわかっていたことで、各員の表情が暗くなることは無かった。そこからすぐに今後の対応の話が始まった。
「技術顧問。解決法の提案はあるかね?」
「うーん・・・終夜君、君が特異点に入り込もうとする場合、直接電脳空間へ渡ることは可能かい?」
「可能か不可能かで言えば可能・・・だとは思うが」
「確証は無い・・か。レイシフトも現状あまり使用できないし・・・」
「時計塔め・・・」
人理漂白から世界を救った後、カルデアと藤丸立香は時計塔の中で大きすぎる存在となっていた。数多くの英霊と契約したマスターとして今後の聖杯戦争の触媒として狙うもの。はたまた別の理由で狙うもの。さらには封印指定までも・・・またカルデアの存在もその気になれば自由に過去を変えられる力があることを危険視される
南極のカルデア基地に戻ったメンバーに対し、時計塔や個人からの刺客が何度も放たれるがその全てを終夜が自らの部下と殲滅。終いには時計塔に直接乗り込み、終夜と知己の魔法使い『キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ』が慌てて仲裁に出るほど色々と暴れまくり、時計塔とカルデアで不可侵の協定が半ば強制的に結ばれる。その際、カルデア側からもレイシフトの使用の制限を譲歩の形で出したため、微小特異点などでの使用が激減し、今回も使用できない状態。だが終夜は別の手段を考えていた
「BB。仮にマスターの歩みをそのまま辿るのなら始めにサーヴァントの召喚があるはずだ。その時に介入し、俺のアバターにサーヴァントの霊基パターンを付与してサーヴァント化させるのは可能か?」
「可能ではありますが・・ああ、そういうことですか。霊基を自らと別ける気ですね。今現在も在り続けているあなただと可能ですが、それなら直接あなたが召喚されるのが良いのでは?私の介入が必須なのは変わりませんし」
「なんだ、俺を直接召喚できるのか。ならそっちだな。悪いがBB、キリトたちに着いていてくれ。姿はそのときまで隠すように」
「言われなくても」
そう言い残すと、BBの姿は消える。特異点となる場所に挑もうとするキリトたちの元へと向かったのだろう。
「さて、俺は召喚待ちだな」
「あの時から色々と迷惑を掛ける。ただ、やりすぎるなよ!」
「やりすぎって、そんなことなぁ・・」
「よく言うわ!あの時計塔を半壊させて並みいるロードの半数他実力のある魔術師を何人も半殺しにしおって!」
ギャアギャア言い合う終夜とゴルドルフを見て、顔を見合わせて苦笑するダヴィンチとシオン。すぐに収まるだろうとほったらかしにされたが、収まる気配が無く、終夜をエルキドゥによる拘束からのステンノとエウリュアレのW宝具にて沈黙させることで痴話喧嘩を終結させた
FGO編RTAの為、既にプロットは決めてますが1話2話で終えるのとも思いプロローグを挟みましたが、逆にプロローグが一番悩みに悩み、これでも納得出来てません・・・
普通にあーでもないこーでもないと書き直しましたが、纏まりきらなかったのでこれはこれでという感じです。
さて、次回からチキチキ、人理焼却RTAの始まり始まり~