マギアレコードRTA ワルプルギス撃破ルート すずね☆マギカチャート(マギウスの翼チャート) 作:鰯のすり身太郎
すでに再走の危機のRTA、はぁじまぁるよー。
前回のみふゆさんが魔女にとどめを刺される寸前からスタートです。戦闘向け固有魔法の力、見たけりゃ見せてやるよ。
『瞬間移動』を発動! みふゆさんと魔女の間に跳んで、そのまま抱えて再使用! 魔女から離脱! Foo↑気持ちぃ~。このスピード感、癖になります。
「ぅ…何で…?」
ってソウルジェムがすごいことになってる! どれくらいかと言うと、あと少し遅れてたら間違いなく魔女化してたくらいです。ほとんど真っ黒ですね。この様子だと意識もだいぶ危ういです。もし気絶したらそのまま魔女化するでしょうね、えぇ。
…あああああああもおやだあああああああっ! 間に合ったかと思ったけど全然じゃねえか! アカンこれじゃみふゆさんが氏ぬぅ! ここでみふゆさん魔女化したらさっそく再走ですよ再走! お姉さん許して、メンタルこわれちゃぁ~う! もうすでに今日2回目の走りなんですよ! 上げて落とすのやめちくり~(懇願) 生きろ!(レ)
こうなったものはもう仕方ありません。みふゆさんが魔女化する前に今の結界の魔女を仕留めましょう。そのための固有魔法、あとそのための高ステです。
『瞬間移動』は文字通り遠くへ瞬間的に移動する固有魔法です。保澄雫ちゃんの『空間結合』とは近い感じがしますが、実際は結構違う能力です。『瞬間移動』はその時自分が認識している空間にしか跳べないうえ、跳ぶ地点が遠くになるほど、加速度的に魔力消費が跳ね上がります。その上移動できる対象も自分とそれに触れているものに基本、限定されるため、汎用性では大きく劣ると言わざるを得ません。しかしその分、クールタイムや消費魔力が短く、少ないため、戦闘で大暴れしてくれます。見とけよ見とけよ~。
みふゆさんを置いて『瞬間移動』発動! 魔女の死角をとりました。そのまま攻撃、再発動! 頭上へ跳んでそのまま落下しつつ突撃!
工事完了です…。だいぶみふゆさんが弱らせてたみたいですね。あっさり倒せました。ですがまだ安心できません。たまにグリーフシードをドロップしない魔女の屑がいます。今回のがそうだった場合、言うまでもなく再走です。祈りましょう。
(グリーフシード)落ちろ! …落ちたな(安堵)急いでみふゆさんのところへ行きましょう。
着きました。といっても、もともとそんな遠く離れては無いですが。新しく結界が張られてはいないので、どうやら間に合ったみたいです。
…無事浄化できました。ぬわあああん疲れたもおおおん…こんな序盤から再走寸前とか、やめたくなりますよ~ハード~。
「あの、あなたは…?」
みふゆさんも無事復活したみたいです。そういえばこの子の名前分かんないですね。なんていうの?
…朝倉蛍、ですか。似た名前の魔法少女は…いないな! ヨシ! 名前をランダム設定にしても普通は誰かに近い名前にはならないですが、それでもひっかかることはないとは言い切れません。とりあえず一安心、といったところでしょうか。
そしてここまで早くみふゆさんと交友が持てたのは豪運オブ豪運です。おい! 名前なんて―の!
「ワタシ、ですか? …あぁ、すみません。申し遅れました。ワタシ、梓みふゆと申します。」
よし、オッケーです。これでみふゆさんとつながりが持てました。このとき、きっちり連絡先も聞いておきます。行動を行うとき、そのキャラの性格とかけ離れたことをするともろもろの判定にマイナス補正が掛かりますが、ホタルちゃん自体、お人好しな性格なので気にかけても変じゃないでしょう。
そしてここでオリチャー発動! だいぶみふゆさんも弱っているようなので、家まで送っていくことを申し出ます。いつもならここまでボロボロにはならないし、この時期だとかなり距離を取ろうとするんですが、今回は弱っているのに付け込んでガンガン攻めます。お、大丈夫か大丈夫か。暴れんな…暴れんなよ…お前の信頼度が欲しかったんだよ!
「だ、大丈夫です! さすがにおぶられるのは恥ずかしいですから、降ろしてください!」
ん? 攻めすぎたかな…(AMB)まあいいです。送っていくのは承諾してくれましたし、たぶん大丈夫でしょう。少なくとも下がったということは無いハズです。
そのままみふゆさんを家へ送ったら魔女退治再開。日が暮れてきたので、そろそろ多くの魔法少女たちとエンカウントする時間に突入します。
あまりネームド魔法少女と交友を持ちたくはないのですが、以前お話ししたように、いくつかRTA自体が崩壊する恐れのあるイベントがあるため、どうしても少しは交友を持たざるを得ません。
とりあえず、すぐに発生する可能性があるのは、『そしてアザレアの花咲く』か、『バイバイ、また明日』です。この二つが発生する順序はまちまちなのですが、どちらも成功しないと、後々のストーリーが崩壊するリスクを抱えています。
これらのため、この先しばらく、参京区に顔を出すようにします。どちらのイベントにしても、そのために関わりを持っておきたい人物が現れる可能性が高いからですね。
ではセーブして、イクゾー!
…ダメでした。魔女の結界もなく、ネームドどころかモブの魔法少女にも出会えませんでした。さすがにいいことばかりは続かないということなんでしょうか。仕方ないね。(レ)
もうすっかり日も暮れたので、狙っている魔法少女と遭遇できる可能性はかなり低いです。今日は撤退して、また明日以降探索することにしましょう。
オッハー! 拠点にしている廃墟からスタートです。いまさらですが、廃墟を拠点にしていると当然ながら、健康状態が下がります。そうなると体力回復の効率が悪くなるので、戦闘では被弾を極力避けて行きましょう。
ではさっそく散策開始。
水名区ののちのちお世話になる魔法少女として、ピーヒョロ姉妹のグラマラスな方、明槻月夜がいますが、彼女に関してはマギウスの翼加入後に交友を持つくらいでかまいません。彼女とその妹の天音月咲は、白羽根の中でもかなり積極的に動いてくれる、協力をとりつけやすい、いざマギウスの翼を裏切るという時にも高確率でついてきてくれる、というマギウスルートの良心ともいえる存在なのですが、ぶっちゃけマギウス発足前に交友を持っていても、イベントで役に立つ、ということは少ないからですね。
彼女らが前述の危険なイベント群に関わることはほとんどないし、彼女らの切り札である『笛花共鳴』にしても、『ひとりぼっちの最果て』が発生するか、ふたりの信頼度をある程度まで上げるかしないと習得しません。いちおう、みふゆさん経由で知り合うことは容易なのですが、そこまで早期から交友を持たなくても、この先必要なだけの信頼度は十分稼げます。
そんなわけで、しばらくの間、活動の中心は参京院区になります。といっても、積極的に他魔法少女と絡みに行くわけではなく、あくまで路地裏などを中心に魔女を探すにとどめます。下手に表だって交友を持とうとすると、連鎖的に交友が増えていきますからね。魔法少女としてはコソコソと活動しているくらいが、このチャートだとちょうどいいです。
ところで、ずっと倍速で散策の様子を流してましたが、絵面が全く変わり映えしませんね…。まあチャート上こういう退屈な絵面になりやすいからね、しょうがないね。
そうこうしている間にだいぶ時間が経ちました。特に収穫は無かったですが、マイナスイベントが発生しなかっただけ御の字といえるでしょう。このとき探索前にセーブしてなかったので、テリトリー関係などで他魔法少女と衝突するイベントがあったら面倒なことになってましたからね。(ガバ)結果的に何も起きなかったから、まあ多少はね?
ではもう拠点へ帰宅…お、最後の最後にソウルジェムに反応がありました。付近に魔女の結界があるみたいです。よし、じゃあブッこんでやるぜ!
さすがに余裕ですね。魔法少女歴5年なだけあって、使い魔程度には苦戦することもありません。ホラホラホラホラ、もっとやる気出してホラ。
最深部に着きました。このくらいの魔女くらいなら正直楽勝なのですが、あえて攻撃を控えめにして、長期戦に持ち込みます。というのも、他魔法少女の乱入イベントを発生させるためですね。
戦闘中、近くの魔法少女が参戦してくれるこのイベントは、初期信頼度が他の魔法少女からの紹介といった、他の方法で知り合うより控えめになります。もちろん、知り合ってから信頼度をあげることも可能なので、参戦してくれたのが、交友を持っておきたい魔法少女ならば知り合ったのちに信頼度を上げ、そうでない魔法少女はそこから踏み込まないよう動きます。そうすることで、後の信頼度ガバを抑制できるんですね。
…すみませ~ん、走者ですけど、ま~だ時間かかりそうですかね~? ダメみたいですね。(諦め) さすがにそろそろ切り上げた方がよさそうです。これ以上引き延ばしても魔力の無駄な消費に…おや。
「…あの、魔法少女の方、ですよね。私もお手伝いします!」
やったぜ。知り合っておきたかった魔法少女のひとり、『夏目かこ』ちゃんです。彼女は参京区にある老舗の古書店、夏目書房の一人娘で、巷で13歳キラーの名で親しまれる魔法少女です。が、今最も重要なのは、『そしてアザレアの花咲く』に大きく関わる、『常盤ななか』のチームの一員であるということです。
参京区はアザレアイベントに関係する人物の多くが集まっており、ななか組四人のうち二人が参京区住み、そうでない二人のうちの一人のかこちゃんも、お店が参京区にあるので出現率が高く、またアザレアイベントで参戦する三人の魔法少女も、参京区を拠点にする、というアザレア密集地帯になっています。
ここに張り込むことで、そのいずれかの魔法少女と知り合うことが参京区散策の目的でした。二日続けて目標となる魔法少女に会えたって、これって…勲章ですよ…。一門にあるまじき幸運、恥ずかしくないのかよ? (全く思わ)ないです。運もRTAの一要素、はっきりわかんだね。
じゃあとっとと倒しちゃいましょう。長々と付き合ってくれてありがとう! 君もう帰っていいよ!
終わりました。立場としてはこっちがよそ者なので、ドロップしたグリーフシードを譲ることを申し出ます。すると…
「…えっ! そんな、私こそ少しお手伝いしただけで、ほとんどあなたが倒したようなものですから…! その、お気になさらず!」
こうなります。この時点だとかこちゃん自体、魔法少女になってからすぐであることもあって、他の魔法少女よりテリトリー意識などが緩いです。といっても、ネームドの子は結構外様にでも友好的な子が多いんですが。なので高確率で、このように遠慮してこちらに渡してくれるんですね。や゛さ゛し゛い゛な゛ぁ゛か゛こ゛ち゛ゃ゛ん゛。ありがたくもらっておきましょう。
…あれ、なんか思ってたよりソウルジェムが濁ってますね。魔法使いすぎたかな? ままええわ。そんなことより今はかこちゃんです。アザレアイベントが終わるまではだいぶお世話になるので、ちゃーんと連絡先など交換しておきましょう。
後は少しだけ会話して今日のところは引きあげます。これからしばらく、イベントが発生してないか確認するために定期的にかこちゃんのところに通いますからね。今のうちから信頼度をあげすぎてはいけません。
ちゃんとチームに入っているかと、最近他に魔法少女と会わなかったかだけ確認しておきます。
「…魔法少女の知りあい…ですか? ええと、私と一緒にチームを組んで戦って下さってる方が三人いて…あっ! それとお花屋さんのアルバイトをしている魔法少女の友達がいて、もう一人魔法少女の子とたまにですけど一緒に、私もお手伝いしてるんですっ!」
ヨシ! ちゃんとななか組は結成されているみたいです。それと、アザレアイベントもまだみたいですね。とりあえず一安心、といったところでしょうか。
では今日のところは引きあげます。じゃあなかこちゃん! がんばってあやめを攻略してね!
拠点へ着きました。寝る前にみふゆさんに電話します。こうしてちまちまと心配する連絡を定期的にすることで、少しずつですが信頼度をあげていけます。
本当ならウォールナッツで一緒にご飯を食べたり、一緒に何かしらのイベントに参加、クリアしたりといったことのほうが効率が良くていいのですが、いかんせん今の病み状態のみふゆさんとはそういったことができないので、こうするしかありませんでした。電話は毎日かけると、気味悪がられるのかかえって信頼度が下がることもあるので、たまににとどめるのがコツですね。
みふゆさんと話し終えたところで今回はここまでです。
御視聴ありがとうございました。
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私の名前は夏目かこ。13歳です。家は、神浜市内で『夏目書房』という古書店を経営しています。
お店の店主のお父さんと、中学校の国語教師をしているお母さんの影響もあって、私も自然と本が好きになっていきました。ふたりから好きな本をすすめてもらったり、はたまた自分で面白そうな本を探してみたり。そうして本を読んでいくと、本の中の様々な世界へ旅に出ているみたいで、それはとっても新鮮で、楽しくて…!
…あっ、すみません…! すこし脱線しちゃいましたね。とにかく、私はお父さんとお母さんと、そしてたくさんの本と一緒に、充実した毎日を送っていました。
ですが、そんな日々は突然めちゃくちゃになってしまいました。夏目書房が、お店一帯ごと強引に買収されそうになったんです。お父さんはそれに対して反対運動を行いましたが、それへの嫌がらせも起きるようになって…そして、ついに大変な事件が起きてしまいました。誰かが私の家に火を放ったんです…。
それによる火事で、夏目書房は全焼。ショックでお父さんはすっかりふさぎこんでしまいました。たまたま、私はその火を放った犯人を見ていたのですが、怖くて、何もできなくて…。そのことをとても後悔していました。
…そして、私にも転機が訪れます。焼け跡で『常盤ななか』さんとキュウべえさんに出会って、魔法少女のことなどを教わったんです。契約すればなんでもひとつ願いがかなうこと、その代わりに魔女という災厄と戦わなければいけないこと、そして、お店の火事に魔女が絡んでいるかもしれないこと…。魔法少女になって、魔女と戦うようになれば、それで死んでしまうということもある。そのことは私を悩ませましたが、それでも、自分の意志で、家族の笑顔を、夏目書房を取り戻したいって決めて、契約したんです!
それから、私には『夏目書房』の娘というほかに、魔法少女、という新たな顔ができました。紆余曲折の末、私はななかさんと、『志伸あきら』さん、『純美雨』さんと協力して、『飛蝗』と呼んでいる、私たちみんなを襲い、魔法少女にする原因を作った魔女を追うことになりました。私の家みたいなことが、他の人にも起こらないように…
…あ、でもでも、魔法少女になって、ずっと大変なことばかりだったわけじゃないんですよ! 魔女退治でたまたま出会った、『秋野かえで』ちゃんとは友達になれたし、そのかえでちゃんと一緒にお花屋さんに行ったら、そこのアルバイトの『春名このみ』ちゃんも私たちと同じ魔法少女だったりして、そのことでより一層仲良くなれたんです!
(…ふふ、やっぱり面白いなあ、古家敷大八郎先生…!)
そんなある日のことでした。お店で本を読んでいると、ソウルジェムに反応があったんです。
(このあたりに魔女が…!? 被害が出る前に、早く倒さないと…!)
そうしてあわてて店を飛び出して、そのまま魔女の結界へとびこみました。
結界内の使い魔は普段よりも少なくて、最深部までも簡単にたどり着けましたが、そこには私より先に、もう一人魔法少女の方が戦っていました。
杖をもった、すらりとした女の人。魔女の攻撃を的確に対処していく様は、何というかプロの仕事のような、そんな慣れすらうかがわせるようでした。それでも、防戦一方なのか、彼女はあまり攻撃できていなくて。そんな人がてこずるほどの魔女相手に、私が入っていってもかえって迷惑じゃないか、とも思いましたが、それでも、きっとできることがある、と思ったんです。
「…あの、魔法少女の方、ですよね。私もお手伝いします!」
「…ん、あなたは……あぁ、このあたりの魔法少女!? ありがとう、助かるよ!」
彼女は、私に気づくと表情を笑顔にして、助かった、と喜んでくれました。
それからはもうあっという間です。私が助けに入ったのは思っていたよりも大きかったみたいで、そのまますぐ、魔女を倒せました。思っていたよりもあっさりと終わったことにも驚きましたが、私をさらに驚かせたのはその後の彼女の言葉でした。
「いやぁ、ごめんね? このあたりがテリトリーなんだよね、あなたの。さっきの魔女のグリーフシードは譲る。だから、見逃してくれると嬉しいんだけど…」
このとき私は、魔法少女同士のテリトリーとか、その中での魔女の奪い合いとかについて、いまいち実感がなくて…魔法少女仲間のかえでちゃんやこのみちゃんとは、そういった諍いもなく仲良くなれたこともあって、すっかり面食らってしまいました。
「…えっ! そんな、私こそ少しお手伝いしただけで、ほとんどあなたが倒したようなものですから…! その、お気になさらず!」
「いや、でも…ほんとにいいの?」
「はいっ! どうぞ、使ってください!」
「……そっか! ありがとう、いい人だね、あなた。私は朝倉ホタル。世界を旅する魔法少女! よろしくね、ええと…」
「あ! 私、夏目かこっていいます!…その、よろしくおねがいします!」
彼女は…ホタルさんは、うんよろしく、とにっこり笑いかけてくれました。なんだかほほえましいものを見るような感じだったので、ちょっと恥ずかしかったんですが、それでもなんとなく、彼女もきっといい人なんだって思いました。
少しの間でしたが、私たちは一緒にお話をしました。世界を旅する、なんて言っていたとおり、ホタルさんのお話はとってもユニークで面白くて、まるで本の中から出てきたみたい、なんて思っちゃうくらいでした。
「…そういえば、かこちゃんはさ、魔法少女の知りあいっていないの?」
「…魔法少女の知りあい…ですか? ええと、私と一緒にチームを組んで戦って下さってる方が三人いて…あっ! それとお花屋さんのアルバイトをしている魔法少女の友達がいて、もう一人魔法少女の子とたまにですけど一緒に、私もお手伝いしてるんですっ!」
「へえ、えぇと、5人? すごいね、そんなにいるんだ、魔法少女。」
「…? というと私、けっこう多いほうなんでしょうか…?」
「まあ、そうだねぇー…かこちゃんって魔法少女になってからそんな長く無かったよね? それで5人は多いほうだと思うよ、しかもみんなと仲いいみたいだし! いやぁ、それもかこちゃんの魅力のなせるわざってところかな~?」
「え、えぇ!? や、やめてください! そんな、恥ずかしいです…」
…こういう風にからかってくるところも、小説の登場人物みたいで。楽しい時間はあっという間、なんていうけれど、それでか気づけば、夕焼けの空はすっかり真っ暗になっていました。
「それじゃあね、かこちゃん。もう夜だし、気を付けて帰りなよ」
「…あ、はい! ホタルさんも、お気をつけて!」
そうして手をふりながら去っていく彼女を見ているうち、ふと、思ったことがあったんです。
…ホタルさんは5人の魔法少女の知りあいがいるのは多いなんて言っていたけれど、そういう彼女はどれだけの魔法少女と知り合ってきたんだろう。…そして、その人たちは今、どうしているんだろうって…。
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○『瞬間移動』
固有魔法の一つ。自分が認識できる、している地点へ瞬間的に移動する能力。
比較的必要な魔力は少ないものの、別のものの陰になってそこが見えない、などといった程度であっても対象の空間の認識が出来なければ発動できない。
また、カメラ越しに確認した空間などへの移動も不可能。あくまで十全に空間を認識する必要がある。