これで少しはマシになったかな?
後参考になると思って犬夜叉全話観直してきたので用語的には改善できるといいなぁ。
なお、鉄の輪はワイヤードランスとなっているので注意。
〜平原〜
この平原にはそれぞれ異なる風貌の四人がいた
一人は怪獣であり、ゴジラを殺したオキシジェン・デストイヤーの影響から誕生した化身・デストロイア
一人は妖怪であり、デストロイアの通訳及び付き人紛いな事をしている悟り・小野目妖子
そして残りの二人は神であり、勝負を挑んだ赤い派手な衣装をその身に包み背中に御柱を装備する軍神・八坂神奈子と勝負を挑まれた頭の蛙帽子がトレードマークである祟り神・守矢諏訪子が向かい合っていた
その光景は中々に異質であった
「1つ……聞いて良いか守矢よ、そこにいる妖怪と得体の知れない者はなんだ?我々の戦いに水を差す存在ではなかろうな」
神奈子は二人を指さしながら疑問を諏訪子にぶつけた
「心配は無用だよ、そこにいるのは私の客人だ。どうしても見物したいと言ってきてね」
「そうか……そこの者達よ!!一度戦闘になってしまっては巻き込みかねん。そうなれば命の保証は出来ないぞ。それでも良いのだな?」
二人の方を向かず放たれた神奈子の問に対して二人は首を縦に振った
「ね?言ったでしょ心配無用だって。でも八坂って手紙の時とは随分と印象が違うんだね」
「あぁあれか、あの時は家来に書かせたからな。だがそんなことはどうでも良い……始めようか」
「私と戦ったことを絶対後悔させてやる!! 来い八坂ぁ!!!」
場が緊張感に包まれる中全然緊張していない者がいた
デストロイアと妖子である
(いよいよ始まりますね~諏訪大戦が!)
「ですね、泊まったのはいいタイミングでしたね」
(あっそうだ、妖子って普通のカメラにも擬態出来る?)
「それは勿論です……あー私撮影役ですか」
(そういう事。どうせだし歴史上の大事件を遭遇したやつだけでいいから記録に収めていきたの)
「フィルム自体は妖力でなんとかなりますけど現像は設備ないと出来ませんよ?」
(それは後で考えるよ。でも諏訪子大丈夫かな……武器の性能を過信しすぎてないよね?)
デストロイア完全体の手でカメラが持てているのが不思議である
「行け、御柱!!」
その声と共に背中の御柱2本が諏訪子に向かって飛翔する
「!?」
諏訪子は驚きはしたものの御柱を後ろに跳んで回避する
「あっぶなー、それ飛ぶんだ」
「この程度で驚いていては私には勝てないぞ」
「そんな事わからなっ!!?」
言いかけた所で気付いた
地面に刺さってた御柱がいつの間にかに上空に存在してることに
「沈めっ!!!」
御柱から太い光線が放たれ諏訪子を直撃した
直撃地点からは大きい爆煙が上がった
「……こんなものなのか……大口叩いていた割には呆気ない……」
神奈子は未だ爆煙を注意深く見ていた
その時煙の中から鉄の輪が神奈子目掛けて飛んできた
飛翔する速度は遅く、神奈子は回避する必要はないと判断し御柱で壁を作った
だが
「なにっ!?」
鉄の輪は御柱を易々と切断した
まさか自慢の御柱が切られるとは思ってもみなかった神奈子は回避に遅れ、鉄の輪は右肩を切り裂いた
鉄の輪が戻っていった先には爆風で少し汚れた程度の諏訪子がいた
「咄嗟に硬い部位で防御出来た…」
「御柱の一撃をほぼ無傷で耐えた……だと。ふふふ…面白いじゃないか!!」
傷を負った神奈子は更に戦意を高ぶらせ、切られた御柱をその場に捨て新たに4本創造した
その内3本を諏訪子に投擲しつつ自身も続くように走った
諏訪子は片方の鉄の輪を振り、ワイヤー部分で御柱を絡め取って何処かに鉄の輪ごと投げた
そして思い切り振りかざされた御柱をもう片方の鉄の輪で受け止めた
「さっきよりかは硬いけど早速亀裂が入ってるじゃん」
「壊れる前に倒してしまえば問題…ない!!」
だが何度か打ち合ううちに御柱は限界を迎えようとしていた
「後一撃ってとこかな?」
「そうだな、だが受け止めれば私の勝利とも言える」
「そんなハッタリっ!!!」
諏訪子はブラフだと思い突っ込んでいった
その時突然神奈子がよろけた
足元を見ると土に埋まっていた
諏訪子が能力で足を埋めたのである
鉄の輪を大きく振りかざした
「もらった!!」
「……私の勝ちだ守矢」
勝利を確信した諏訪子の背中に何かが刺さった
「ぐぅっ」
うめき声を上げながら倒れる諏訪子
刺さっていたのはなんと先端が尖った御柱だった
それは貫通こそしていないものの深々と刺さっていた
「な……どう…し……て」
「この御柱は最初に切られ、そして捨てた物だ」
「新しい御柱のみで戦うことにより、捨てた御柱を操れるのでは?という疑念を捨てさせた」
「そして打ち合う過程で捨てた御柱が死角になる位置まで誘導した」
「安心しろ、急所は外した」
「……油断…したなぁ……勝てると…思ったんだけど……な…」
「もし……この戦法が見破られていたら負けたのは私の方だったかもな」
「そ……頑張ったん…だけど……………」
「守矢諏訪子、お前は臆せずよく戦ったよ」
目を閉じる諏訪子
そして諏訪子に駆け寄るデストロイアと妖子
(諏訪子は…生きているのでしょうか……?)「諏訪子さんは…生きているのでしょうか……?」
「よく生きていたな!? まあ急所は外したからな、何日かすれば目を覚ますだろう。そういえばお前達名前を聞いていなかったがなんというのだ」
「ガァオン(デストロイアです)」「私は小野目妖子でこっちは怪獣のデストロイアです」
「カイジュウ?いまいちわからんが守矢を運ぶんで社まで案内してほしい」
(了解です)「わかりました」
こうして諏訪大戦は歴史通り八坂神奈子の勝利で幕を閉じた
[次回予告]
戦いは終わったがこれは一つの出来事にすぎない
次なる出来事を見る為
再び旅路は続く
次回、新たなるフロンティア