東方最高神[零ZERO]【鋼歯車編(メタルギア編)】(完結) 作:神森リョウカ
OPBGM:作品名【メタルギアソリッドシリーズ】曲名【Sneaks Eater(OPver)】
ザ・ペインを撃破したリョウカ達一行は…間も無く洞窟を抜けようとしていた…そんな時…
キュルルルル…
全員『………。』
……この場静かな場に腹の鳴る音が聞こえて来た…
リュウカ(幻想)「はぁ…まさかスネーク…腹が減ったのか?」
ネイギット「いや?俺の音じゃないぞ?俺のはもっとデカいと思うが?」
リュウカ(幻想)「聞きたくねぇ情報…。」
リョウカ(幻想)「〜〜……。」
リュウカ(幻想)「ん?おいリョウカ?さっきから何故そっぽ向いてる?」
キュルルルル…
全員(リョウカ除く)『………。』
そう明らかにリョウカからその音が出ていた…
リュウカ(幻想)「やれやれ…あのさぁ…腹減ったんだったら我慢しなくていいんだぞ?」
リョウカ(幻想)「……ごめんなさい…。」
リュウカ(幻想)「……ったく…えーっと…仕方ない…ん?あそこに丁度良い広さの空間が有るな…そこでちょっと休む…、」
リョウカ(幻想)「…!!!待って…!!!その空間には…【クレイモア地雷が…!!!】」
リュウカ(幻想)「……!!危ねぇ…危うく地雷原に入りかけていた…たしかにそこは地雷原だな……ならば……。」
キュィィィィィィン…!ポォォピィィ…!
ピキィィン…!チュドォォォォン…!!
リュウカは、気弾を放ち…その空間に罠として設置されていた地雷原諸共消しとばした…
リュウカ(幻想)「良し、これで休めれそうだな…。」
ネイギット「やっぱり凄いな…。」
リュウカ(幻想)「あまり多用は出来ん…無論こんな超現象じみた能力を公表すれば更に厄介事になる…これはもしもの時だ…まあ誰も敵が居ない所なら良いがな。」
ネイギット「なるほど…。」
リュウカ(幻想)「取り敢えず、休もう…飯だ飯…。」
リョウカ(幻想)「うん。」
それでリョウカ達は…此処で一時休憩を挟む事にした…
4時間後…
リュウカ(幻想)「ぐぉ〜…すぴ〜………んあ?あ〜…良く寝た…。」
リョウカ(幻想)「すぅ…う〜ん……すぅ…すぅ…。」
リュウカ(幻想)「……仕方ねぇか…。」
ネイギット「起きたか?」
リュウカ(幻想)「ああ…他は?」
兵士元帥1「は、我々も問題有りません。」
リュウカ(幻想)「そうか……さてと、慎重に…っと……これで良しっと…。」
リュウカは、リョウカを再び背中に背負って…更に落ちない様にゴットピットで固定した…
リョウカ(幻想)「……すぅ……すぅ…。」
ネイギット「…良く寝れるな…。」
リュウカ(幻想)「仕方なかろう?この世界線に来てからずっと緊張状態…更にこの世界線に対するトラウマもまだ克服出来た訳じゃないから極度に疲労が溜まりやすい……だから少しでもリョウカには体力を回復させないとな……。」
ネイギット「分かった。」
それでリュウカ達は慎重に先に進んで行き…洞窟を抜けた…が…
リュウカ(幻想)「……やっぱ水路だな…リョウカにとって最悪のエリアだな…。」
ネイギット「どうする?」
リュウカ(幻想)「上には敵兵が警戒してる…んで普通なら水路を潜って突破するが…何度も言うがリョウカは泳げれない…更に下手にリョウカを起こすのは出来ん……仕方ないからあの敵兵共に悪いが消えてもらうしかない……こう言う上空の敵は……狙撃に限るな…。」
ガサゴソ…ガチャリ…!
リュウカは、懐から神森製改造重狙撃砲(スナイパーキャノン)を取り出して…
リュウカ(幻想)「無駄かもしれんがサプレッサーを付けてっと…。」
ネイギット「おいおい…どうやって出した?」
リュウカ(幻想)「スネーク、世の中には気にしてはいけない事も有る…さてと…スネーク、一応聞くが目は良い方か?」
ネイギット「ああ、問題無い。」
リュウカ(幻想)「良し…じゃあ観測やってくれ…狙うは…敵本体…数は二体だな…。」
ネイギット「了解だ…しかし一体撃破すればその後…。」
リュウカ(幻想)「ああ、確実に警戒される…更に一応サプレッサーを付けたとは言え…銃声も響く…バレる可能性も高い…だからこそ…出来る限り…スネーク、お前の目で敵が俺の目に敵が二体を捉える様に指示してくれ。」
ネイギット「了解だ…任せろ。」
兵士元帥1「我々ももしもの時に備えます…全兵士…対空装備。」
全兵士『了解。』
リュウカ(幻想)「流石だ…良しやるぞ…。」
ネイギット「ああ…。」
そして二人のダックによる敵兵の撃墜作戦を開始した…
VS【フライングプラットフォーム兵士×2】
勝利条件【全ての敵の撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破又は危険フェイズに移行される】
【戦闘開始】
リュウカ(幻想)「すぅ〜…はぁ〜…………。」
ネイギット「……目標…距離200…角度…右25度…風速…3…。」
リュウカ(幻想)「………。」
ガチャリ…
ネイギット「…待て…目標動いた…距離250…いや…270…角度…12度…。」
リュウカ(幻想)「………。」
ガチャリ…チャキ…
リュウカは、スネークから静かに指示を受け…精密に調整を行い…
ネイギット「……!!捉えた…!今だ…!ファイア…!!」
リュウカ(幻想)「……!!」
バァァァァン…!!!!!
チュドォォォォン…!!!
ヒュゥゥゥ…!!
ボォォォン…!!
ネイギット「一体撃破!続けて第2射実施…!目標接近…!てぇぇ…!!」
リュウカ(幻想)「これでチェックメイトだ…!」
バァァァァン…!!
チュドォォォォン…!!!
ヒュゥゥゥ…!!
ボォォォン…!!
リュウカとスネークの活躍により…敵にバレる前に全ての敵を狙撃に成功した…
【戦闘終了】
リョウカ(幻想)「う〜ん……ん?なんか……冷たい……え?何処ですか?」
リュウカ(幻想)「起きたか?リョウカ?」
リョウカ(幻想)「うん…すみません…私が寝過ぎてしまいました…。」
リュウカ(幻想)「気にするな…さてだが、俺達は今洞窟抜けて水路に居る…んでさっき煩い蝿を落とした。」
リョウカ(幻想)「そうですか………。」
リュウカ(幻想)「……さてだが…どうする?」
リョウカ(幻想)「え?」
リュウカ(幻想)「確か、この先分かれてたよな?」
リョウカ(幻想)「うん、片方は武器庫で…片方は先に進む方です。」
リュウカ(幻想)「…でだ…スネークにとっては少し寄り道して…武器庫で武器漁って…先に進むって言う手もあるが…どうする?」
リョウカ(幻想)「因みに、武器庫コースには狙撃銃が有ります…まあどっちにしろ必ずスネークさんには狙撃銃系を持たせないといけないのですがね…後々に…。」
ネイギット「分かった、なら武器庫コースに行こう。」
リュウカ(幻想)「だな。」
更に1時間後…リョウカ達一行はポニゾヴィエの西部…武器庫を襲撃し…スネークの武器を新調した…更に戻って、ポニゾヴィエの北…倉庫外部に辿り着いた…
リュウカ(幻想)「さて着いたな…ん?…隠れろ…どうやら大物揃いだ…。」
ネイギット「…奴等か?」
リュウカ(幻想)「そうだ…ヴォルギンやジョイ…コブラ部隊の二人…んでオセロットも居る…。」
ネイギット「なら君達の能力で一網打尽には?」
リュウカ(幻想)「馬鹿もん…そんな事すればジョイも死んで任務失敗…挙句…ほら彼処にソコロフやタチアナ…いや…EVAも巻き添えになるがな…。」
ネイギット「ではどうする?」
リュウカ(幻想)「このまま見守るしかない…。」
リョウカ(幻想)「そうです…」
ザーッ…!
リョウカ(幻想)「……?」
ザーッ…!
ビシャァァン…!
『ガッハッハッハ…!!さぁ!吐け!!』
『ぐぅぅ…!!?あぁぁ…!!?』
ビシャァァン…!グシャァ…!!
『あぁぁぁ…!!?』
ザーッ…!
リョウカ(幻想)「……っ…!!!」
リュウカ(幻想)「どうした…?」
リョウカ(幻想)「……なん…でも無いです…。」
リュウカ(幻想)「……リョウカ、正直に言え…何が見えた?」
リョウカ(幻想)「……ごめんなさい……少し大昔の事を思い出して……丁度この作戦な時…私はみなさんを逃す為に身代わりとして捕まってしまって……私は……ヴォルギンさんに……。」
リュウカ(幻想)「………。」
リュウカは、リョウカの話を聞き…おもむろに動きだそうとした…が…
リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…!待って…!!」
リュウカ(幻想)「何をする?今からあの糞電気男野郎をブチ殺しに行く…。」
リョウカ(幻想)「だからって…今見つかったら元も子も無い……っ…!!うぅ…!!」
リュウカ(幻想)「どうした…!?って…!やべ…!隠れろ…!」
リョウカが何故か突然苦しみ出して…リュウカ達は一瞬敵にバレそうになったが間一髪隠れた…
リョウカ(幻想)「ぐぅぅ…!?あぐぅぅ…!!あぁぁ…!?」
リュウカ(幻想)「落ち着け…!落ち着けって………大丈夫……大丈夫だから…ね?」
リョウカ(幻想)「ぐぅぅぅ…!!……っ…うぅ……!……っ…はぁ…はぁ………本当に……ごめんなさい……。」
ドサ…
リョウカは暴走しかけたエネルギーを無理矢理抑えた事や過去のトラウマの事も有ってか…精神的に参って気を失ってしまった…
リュウカ(幻想)「………リョウカ……。」
ネイギット「何故突然苦しみ出した?」
リュウカ(幻想)「……あの野郎…どうやらリョウカに大昔にとんでもねぇ拷問をしやがったな…!!リョウカに壮絶なトラウマ物を与える位にな…!」
ネイギット「……!」
全兵士『……!!』
リュウカ(幻想)「……がだ…どっちにしろあの野郎のは死んでもらうがな…お前も確かヴォルギンを始末する様な依頼も有ったろ?」
ネイギット「そうだな。」
リュウカ(幻想)「なら丁度良い…丁度俺達も…そいつをブチ殺さんと…腹の虫が収まらん。」
ネイギット「……なあ前々から思ったんだが…君達って結構根に持つ方なんだな?」
リュウカ(幻想)「まあな…いや正確には俺みたいな性格の奴だがな…。」
ネイギット「そうか…。」
リョウカ(幻想)「……っ…う〜ん……。」
リュウカ(幻想)「リョウカ…?」
リョウカ(幻想)「…ん……しまった……私気を失っちゃったんだった……ごめんなさい…みなさん。」
全員『……。」
リョウカは目が覚めたが…この場に居る全員が何とも言えない物凄く重い雰囲気になっていた…
リュウカ(幻想)「…はぁ…まあ良い…さてどうなってるか……ん?どうやらもう居ないな…。」
ネイギット「行ったのか?」
リュウカ(幻想)「ああ…さてと、今の内に行くぞ。」
それでリョウカ達は移動を再開して…倉庫内に侵入した…
リュウカ(幻想)「さて…どうするか。」
ネイギット「どうした?」
リュウカ(幻想)「ああ、確かお前が聞いたのは…ソコロフは元の研究施設に戻された…って話だな?」
ネイギット「ああ、そうだが?」
リュウカ(幻想)「しかし残念ながら…もうそこには居ない…あのヴォルギンの根城…【グロズニィグラード要塞】に居る。」
ネイギット「何?本当か?」
リュウカ(幻想)「ああ、…良くある戦術だな…敵に救出目標がそこに連れ戻された…って思わせて…実は既に別の場所に移すと言う戦術も有り…まんまと釣られた敵は…待ち伏せに遭いやられる…って言う感じだ…。」
ネイギット「なるほど…。」
リュウカ(幻想)「しかしだ…そこに行くにしてもその道に進む為の鍵が無ければ通れないから結局は遠回りだ…つまりは連れ戻されたと言う研究施設に行かないといけない訳だ…罠だと分かっていてな…。」
ネイギット「何故鍵がそこに有ると思った?」
リュウカ(幻想)「ああ、史実ではなそこの研究施設に居る【グラーニン】と言う奴からあの要塞に続く道の鍵を受け取る事になってる…んでその研究施設から出て元来た道を戻ろうとして…この倉庫の外のジャングルにて…コブラ部隊の一人が待ち伏せていた……って言う訳だ。」
ネイギット「なるほど…ではどうする?」
リュウカ(幻想)「ああ、まあやろうと思えば俺達の能力でハッキングも出来て開ける事は容易いが…それだとコブラ部隊の一人がどう動くか分からん…因みに史実で交戦したのは…【蝶蜘蛛の兵士:ザ・フィアー】だ…抱く感情は…【至純の恐怖】だ。」
ネイギット「分かった。」
リュウカ(幻想)「まあどっちにしろ全コブラ部隊を倒さんといけないから遠回りの罠ルートしかないがな…。」
ネイギット「やっぱりか……。」
リュウカ(幻想)「んじゃあ行くぞ。」
リョウカ(幻想)「うん。」
…リョウカ達は罠だと知った上で例の研究施設に向かう事にした…そして…
時は一気に飛び…3時間後の…朝…
結果的に史実通りにリョウカ達一行は研究施設に侵入しグラーニンと出会い…そこで鍵を入手した…それで現在リョウカ達は…倉庫前のジャングル【グラーニニ・ゴルキー南部】地点に居た…
リュウカ(幻想)「今の所順調だな…。」
ネイギット「そうだな…。」
ガサ…!ピシュ…!
リョウカ(幻想)「……!!みなさん!伏せ…、
ドス…!
正に奇襲だった…一瞬の出来事に対応したリョウカは全員に警告を飛ばそうとしたがまさかの飛んで来た毒矢はリョウカの腹部に命中した…
リョウカ(幻想)「……っ…!!!?!ごはぁ…!!」
全員『……!!?』
?「しまった!?小娘の方に当たったか!?」
リョウカ(幻想)「その……声は……フィアー……さんですか…流石の奇襲……ですね…げほ…!げほ…!毒矢ですか……しかも猛毒…流石に効き……ましたよ……っ…げほ…!ごは……。」
リュウカ(幻想)「リョウカ…!おい…!フィアー…!姿を見せろ!!」
ガサゴソ…!
フィアー「……なるほど…流石はこの大集団を指揮するだけの能力を持っている訳か…しかし小娘に命中するのは想定外だったがな…。」
リュウカ(幻想)「ふん……今すげぇ機嫌が悪い……テメェのお陰で……ブチ切れそうでな?」
リョウカ(幻想)「……おねえ…ちゃん……落ち着いて……げほ…!げほ…!」
リュウカ(幻想)「分かっている……んでだ…どうせお前の目的はスネークと俺らって訳か?」
フィアー「ははははは…!そう言う訳だ!さぁ!見せてもらおうか!!お前らの実力を!!貴様らに本当の恐怖を教えてやろう!!」
リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!…フィアーさん……何を勘違いしてる…のですか?」
フィアー「…何?」
リョウカ(幻想)「…げほ…!げほ…!…本当の恐怖を知るのは…貴方ですよ…フィアーさん…。」
フィアー「どう言う意味だ?」
リョウカ(幻想)「……残念ですよ……本当に……まさか貴方が……【直ぐに死ぬ…なんてね……。】」
フィアー「……何!?」
リュウカ(幻想)「お前…まさか…!?」
リョウカ(幻想)「……【死囮[デスデコイ]】……こんな事もあろうかと……矢が刺さる瞬間にデスデコイを発動させて……正解でしたよ………何せ……猛毒…更に私自身の血で更に強力な毒と合わさり………これから貴方が受ける矢は……致死級の猛毒……本当の……恐怖を……知り……なさい……!ごはぁ…!!」
ドサ…!ピキィィン…!!ピシュン…!!
ピシュ…!ドス…!
フィアー「ごは…!!!?……何…だと…!?」
ピキィィン…!ピシュン…!
リョウカ(幻想)「ふぅ…痛かったです…。」
リュウカ(幻想)「お前……?」
リョウカ(幻想)「死ぬ程痛かったけど……大丈夫です。」
フィアー「何故……生きて…!?ごは…!!」
リョウカ(幻想)「さっきの私はダミーです…まあそのダミーに私自身の魂が入ってましたから死ぬほど痛かったですし…毒も喰らいました…。」
フィアー「ふふふ…!ハーッハッハッハッハッハ…!!!そうか……やはり貴様らは強い…!!あぁ…!感じるぞ…!!恐怖が…!!見えるぞ…!!恐怖がぁぁ…!!!!」
リュウカ(幻想)「………まさか…!あの感じは…!!」
フィアー『フィアァァァァァァ…!!!!!』(ドォォォォォン…!!)
ヒュゥゥゥ…!!
リュウカ(幻想)「もうこれ以上リョウカに傷付けてたまるか…!!間に合え…!!リョウカ…!!」
リョウカ(幻想)「…っ…!!?」
ガバ…!ドサ…!
兵士元帥1「お嬢様達はやらせん…!!全兵士…!!撃ち落とせぇぇ…!!!」
ドドドドドドドドド…!!
シャキン…!ザシュザシュザシュ…!!!
ボト…!ボト…!
兵士1「落ちろォォォ…!!」
兵士2「うぉぉぉぉ…!!!」
バババババババババ…!!
ボト…!ボト…!
…ザ・フィアーの最後の足掻きの自爆による矢嵐の攻撃を行ったが…辛うじて撃ち落とした…
リュウカ(幻想)「……どうやら助かったみたいだな…。」
兵士元帥1「お嬢様!?ご無事でしょうか!?」
リュウカ(幻想)「ああ…大丈夫だ…お前らも全員無事か?」
兵士元帥2「は、全員無事です!」
ネイギット「危なかった…。」
リュウカ(幻想)「そうか…おーい、リョウカ…大丈夫……って…!!」
リョウカ(幻想)「……っ…ぅぅ…!」
リュウカ(幻想)「リョウカ…!?くそ…ほんのちょっとの差で…!間に合わなかったか…!!!」
そう…あの足掻きの矢は…本当に一瞬の差で…一本だけだが…リョウカに再度命中した…更に言えば完全に不意打ち気味で…デスデコイやデコイ…などの身代わり技を発動する暇はなかった……それでだが…命中した部位はあろう事か…心臓部をギリギリの横に刺さっていた…
兵士元帥1「お嬢様…!!!」
リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!…大丈夫……です……これくらい……自分で……。」
リュウカ(幻想)「止めろ…!!動くんじゃない…!!……クソ……かなり不味い位置に刺さってやがる…!が…幸い毒じゃないが……一刻も猶予がない……この場でやる……無論麻酔も無しだ……あの骨の脱臼よりも壮絶に痛いと思うが…我慢出来そうないなら前にも言ったが俺に何したって構わん……が…我慢しろ…。」
リョウカ(幻想)「……うん……げほ…!げほ…!……本当に……ごめんなさい……。」
リュウカ(幻想)「取り敢えず始める…おい、手伝ってくれ。」
兵士元帥1「は!」
兵士元帥2「勿論です…!」
ネイギット「俺も手伝おう。」
それでリュウカ達は、リョウカに受けた致命傷の傷を治す作業を実施し始めた…
ガチ…グググググ…!!
リョウカ(幻想)「……っ…!!!?!」
リュウカ(幻想)「慎重に…もうちょっと…!!」
ギチギチ…!ブシャァ…!
リョウカ(幻想)「……っぁぁあ……!!!?!?ぐぅぁぁ…!!?!」
リュウカ(幻想)「もうちょっとだけ…頑張ってくれ…!!リョウカ…!!」
ギチギチ…!!ズチャァ…!!
リョウカ(幻想)「ごっはぁぁ…!!!あぁぁ…!はぁ…!はぁ…!」
リュウカ(幻想)「……良し…後は応急処置だが……かなり厚めに包帯を巻いて……はい完了だ…。」
リョウカ(幻想)「……っ……ぁぁ……はぁ……はぁ………ふぅ……ふぅ…。」
リュウカ(幻想)「……お疲れ様……リョウカ……。」
ネイギット「取り敢えず何とかなったな……。」
リュウカ(幻想)「……ああ……だがあくまでも応急処置だ……それにまだ完全に止血されたわけじゃない……更に…今のでリョウカは…一時的に完全に作戦続行不能レベルの重傷だ……だが撤退も出来んし…放置も出来ない……だから何時も通り背負うか…抱き抱えるか…まあどっちでも良いが連れて行く…。」
ネイギット「……そうか…。」
それでリュウカは、リョウカを抱き抱えた…
リュウカ(幻想)「……また守れなくて……ごめんな……。」
リョウカ(幻想)「…………。」
リュウカ(幻想)「……んじゃあ行こう…。」
そしてリュウカ達一行は…リョウカが瀕死の重傷を負うと言う被害を出しながら何とかザ・フィアーを倒して…先に進んで行った…
……20分後…
ポタ…ポタ……
リョウカ(幻想)「……っ……ぅ……ぅ…。」
リュウカ(幻想)「不味い…出血が酷くなって来た…何処かで休めれそうな所は……有った…!」
ネイギット「…いや…待て…あそこの建物に敵兵が居る…。」
リュウカ(幻想)「先客か……なら先客に悪いが…入院患者が優先だ…さっさと御退場させてもらおうか…全兵士!強襲せよ!」
全兵士『は!』
……10分後…全兵士からの一斉に奇襲攻撃により…スヴィヤトゴルニの東部建物は制圧…リュウカ達は一時的に休憩地となった…
リョウカ(幻想)「はぁ……はぁ……。」
リュウカ(幻想)「………リョウカ……。」
ネイギット「…なあ前々から思ったのだが…良いか?」
リュウカ(幻想)「何だ?」
ネイギット「ああ…この作戦で…何故か全ての被害がゼロに向かうのは何故だ?」
リュウカ(幻想)「はぁ……そこに来るか……良いか?リョウカは、戦闘に関しては物凄く不運及び災難体質だ…ほんのちょっとだけでも関わるだけでもこの有り様になる…んで更に元々の貧弱体質も合わさって…重傷化又は瀕死に非常になりやすい…が…戦闘においてリョウカ無しで勝てる訳が無く……無論今でも…昔でも…リョウカ無しで今は存在しない……ある意味でリョウカは絶大な功績を挙げて来てる…ジョイ以上にな…。」
ネイギット「……なるほど…だから放って置けないっと?」
リュウカ(幻想)「違う…そんなんだったらそもそも連れて来ない……安全の為にな……んでだ……そもそも俺達の最終目標は…このクソみたいな最高神能力をとっととおさらばさせて…今度こそ幸せな生活を手に入れる事だ…無論だが、最優先なのはリョウカに…絶対の幸せな生活を送ってもらいたい…ただそれだけだ……。」
ネイギット「……そうか…。」
リュウカ(幻想)「……さてと…今効くかどうか知らんが……リョウカ、これ飲んでろ…少し楽になる。」
ネイギット「何だそれは?」
リュウカ(幻想)「ん?俺の血だが?」
ネイギット「はぁ!?血だと!?」
リュウカ(幻想)「ああ、俺達の血は特別でな…ある意味で万能薬で…時に敵にとっては死の毒となる…万能アイテムだな…ただし…万能薬って言っても…家族同士で投与の場合は少々条件が違う…同じ血の繋がってる者同士でしか効果は示さず…他の姉妹や親に投与しても何も効果を示さない…。」
ネイギット「ほぅ…。」
リュウカ(幻想)「言っとくがあげれんぞ?もし下手に赤の他人にやれば…場合によっては死ぬし…更に新たな神が誕生する可能性があるからな…無論だが、好き好んで神を誕生させる訳には行かない…そこは分かってくれ。」
ネイギット「そうか…分かった…。」
それでリュウカは、リョウカに自身の血を投与した…すると、あれだけの深い傷を負ったのに物凄い勢いで傷が塞がって行った…
リョウカ(幻想)「……すぅ………すぅ……。」
リュウカ(幻想)「…やっぱり万能だな……まあ取り敢えず休憩は終わりだ…一応聞くが…後期限はどれ位だ?」
ゼロ『ああ…後【5日と18時間だ。』
リュウカ(幻想)「なるほど…少し急いだ方が良いな…行くぞ。」
ネイギット「分かった。」
リュウカ(幻想)「よいしょっと………リョウカ……辛いと思うけど…頑張ってくれよ…。」
リョウカ(幻想)「……すぅ……すぅ……。」
それでリュウカ達は再び移動を再開して…
更に20分後…
リュウカ達は現在…スヴィヤトゴルニの南部地点を突き進み…ソクロヴィエノ
リュウカ(幻想)「……!伏せろ…!」
バァァァン…!チュン…!
リュウカ(幻想)「やはり来たか…【狙撃術の祖】で…抱く感情は…【真実の終焉】……【ジ・エンド】…!」
ネイギット「狙撃術の祖…どうする?」
リュウカ(幻想)「奴はこの森全てを味方にして…んで光合成によってスタミナを回復する…だから100歳越えようとピンピンしてる…が、奴の寿命はもう僅か…最後のターゲットは俺達だって事だ……そうだろ!!ジ・エンド!!」
エンド『そうだ…!!よく分かったなぁ…!!…儂の名は…ジ・エンド!!この世で本当の終焉を見せてやろう!!』
リュウカ(幻想)「……行くぞ…!」
そして、第3のコブラ部隊…ジ・エンドとの対決が始まった…
【コブラ部隊戦:第3の守護者】
VS【狙撃術の祖:真実の終焉:ジ・エンド】
勝利条件【ジ・エンドの撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】
【戦闘開始】
リュウカ(幻想)「……全員…少し待て…作戦を専用の体内無線無線で伝える…全員専用の体内無線を開け。」
全員『了解。』
プルルルル…
リュウカ(幻想)『全員聞こえるな?これより作戦を伝える…奴は一人…だが、この森自体を味方だ…ならばそれを逆手に取る…俺達の能力でこの森の自然系を少し操作し…奴の自然会話能力及び索敵能力を一時的に奪う…その間に、【4人1チームの狙撃チーム】をそれぞれのこの森…ソクロヴィエノ全域に数チームを配備…それで狙撃チームについてだが…3人で索敵…1人が狙撃…っと言った具合だ…んで索敵に関しては…二人は、【サーマルゴーグルと指向性マイク】もう一人が【双眼鏡と無線】…それが索敵だ…無論この戦闘では索敵戦…そして頭脳戦だ……無論だが、狙撃に関しても気を付けないといけない…相手はこちらのスコープの僅かな光の反射でさえも発見出来る視力だ…が…相手は幸いにも殺傷系の武器は持ってない……そこを狙え…更に言えば幾らコブラ部隊と言う人外じみた存在だとしても…残弾数にも限度が有る……それも狙い目だ……分かったな?』
全員『了解。』
リュウカ(幻想)『そして俺達…神森一家全員は…陽動及び狙撃を行う…狙撃は最低一人…まあ多くて二人だけ居れば充分だ…良いな?基本的にメインはお前らに掛かっている…しくじれば…俺達の意識はジ・エンドだ……頼んだぞ。』
全員『了解。』
リュウカ(幻想)『……作戦開始…ジ・エンドを倒すぞ!』
全員『了解!!!』
ブツ…!
全員は、無線を閉じると即座に行動を開始した…先ずリュウカ達の能力で自然系統を混乱させた…
エンド『…何と…!?』
リュウカ(幻想)「行け…!武運を祈る…!」
兵士元帥1「了解!全兵士…!散開…!チームを組め…!」
全兵士『了解…!』
ッダ…ッダ…ッダ…!
リュウカ(幻想)「さてと…俺達も動くぞ!!リュウキ!リュウコ!」
リュウキ(幻想)「出番だぜ!!行くぞ…!」
リュウコ(幻想)「おう!!」
エンド『む…!!眠るが良い…!』
バァァン…!
リュウキ(幻想)「喰らうか!」
ガキィィン…!ボト…!
エンド『なるほど…やりおるな…!』
リュウコ(幻想)「貰った…!!」
バァァァン…!チュン…!!
リュウコ(幻想)「っち!…外したか…!」
エンド『中々の腕じゃな…!だが…まだまだだな…。』
リュウコ(幻想)「……っと思うだろ?」
エンド『何?」
バァァァン…!
プス…!
エンド『あぁぁ…!!』
兵士元帥1『目標に麻酔弾命中…!』
エンド『ぐぅ…!そう来たか…!はぁ…!』
ッサ…!ゴロゴロ…!
ピキィィン…!!パァァァン…!
全員『……!!』
ジ・エンドはスタングレネードを使い…この場の全員の目を眩まし…別エリアに逃走した…が…
バァァァン…!バァァァン…!バァァァン…!
…そう…もう既に逃げた先のエリアで逆に待ち伏せに遭い…狙撃されまくっていた…それで逃げて…逃げての繰り返しだった……無論防戦一方で…幾ら光合成の能力が有っても…度々に複数回も麻酔弾の命中が致命傷となり…
…狙撃合戦から…20分後…
エンド「はぁ…はぁ…はぁ…。」
ドサ…
リュウカ(幻想)「……終わりだ…ジ・エンド…これが実力の差だ…。」
エンド「はっはっは…あ〜……そうか……そうだったのか……なるほど……これが君達の戦い方じゃな……。」
リュウカ(幻想)「…まあな……だが……お前も見事な物だ……もしもっと若ければ互角以上に渡り合えた物を……残念だ……。」
エンド「はっは…まさかお主達は……猛者だな…?」
リュウカ(幻想)「ああ……だがな…俺達自身猛者と名乗るつもりはない……しかしだ……これだけは言わせてくれ……上には上が居る……お前が狙撃術の祖なら……俺達は……狙撃神の祖だ……しかしその俺達を唸らせた……敵ながら天晴れなり……ジ・エンド……安らかに眠ってくれ……。」
エンド「はっは………そうか……あ〜…良い人生…だった……1世紀を渡ったが……この人生に悔いはない……これで儂は森に還れる……お主達よ………達者で………どうか……生きるんじゃよ………。」
リュウカ(幻想)「…………ああ………。」
エンド『ジ・エンド…!!!!!』(ボォォォン…!!!!!)
リュウカ(幻想)「………………生きろ……か……真実の終焉が……俺達の生を願うか………ありがとうな………そしてさようなら………この世界の……ジ・エンド………この俺……ううん……【私から…】……安らかな…祝福を……どうか安らかに成仏して下さいね……。」
………リュウカは、今まで見せた事が無い優しい声と思いで…ジ・エンドに…冥府を祈った……
【戦闘終了】
リュウカ(幻想)「…………。」
アヤカ(幻想)「どうしたんだい?」
リュウカ(幻想)「……なぁ…少し聞くが…良いか?」
アヤカ(幻想)「え?ああ…良いよ?」
リュウカ(幻想)「…もし俺が…さっきみたいな感じだったら…リョウカはどんな反応を示す?」
アヤカ(幻想)「そうだねぇ……多分喜ぶには喜ぶけど……いきなりそんな優しくされたら困るだろうね。」
リュウカ(幻想)「だろうな…。」
アヤカ(幻想)「どうしてそんな事聞くんだい?」
リュウカ(幻想)「別に……まあ少しは俺も変わらないと…って思っただけだ……。」
アヤカ(幻想)「……そうなんだ…。」
リュウカ(幻想)「さてと…時間喰ったし…全員集めて先に進もうか…。」
アヤカ(幻想)「そうだね。」
リュウカ(幻想)「………リョウカ……早く元気に目を覚ましてね……今度こそ……絶対に……【私達】が守る…。」
アヤカ(幻想)「………。(……やっぱり時が経つと変わる物だねぇ……まあ私達も変わらないと……ね。)」
その後全員が集まり…再び先に進んで行き…クラスノゴリエ坑道に着き…
リュウカ(幻想)「うわ〜…出た……クソ長い梯子……。」
ネイギット「どうする?先に進むには此処しか無いぞ?」
リュウカ(幻想)「分かってる…どうするか……。」
ネイギット「どうした?何を悩んでる?」
リュウカ(幻想)「いやな…梯子登る事は問題じゃないが……俺はリョウカを抱えてる…んで最大級の問題が……そもそも俺達は女性で…服装的にも大問題だ…。」
ネイギット「……まさか?」
リュウカ(幻想)「ああ、お前男だろ?まさか…俺達が登ってる時に下から覗く馬鹿な真似はしないだろうな?」
ネイギット「ははは…まさかぁ?」
リュウカ(幻想)「はぁ……見え見えだ……仕方ない…おい、悪いが俺達は一番最後に登る…お前らは先に登れ。」
全兵士『は。』
リュウカ(幻想)「何をしてる?お前も登るんだ…先にな。」
ネイギット「分かった。」
そして1時間後…男性陣全員は梯子を登り切った…
リュウカ(幻想)「さてと…俺達は一気に登るぞ。」
リョクヨウ(幻想)「うん。」
ッダ…!キィィィィィン…!!
それで5分足らずで…女性陣全員は登り切った…
ネイギット「早いな…俺達が1時間もかかったあの長い梯子を5分足らずで…。」
リュウカ(幻想)「ああ、飛んだからな…だからお前らを先に行かせた訳だ…。」
ネイギット「……そうか…。」
リュウカ(幻想)「さてと…此処からが中盤だ……もうこの先は敵の要塞の領域の一部に過ぎないと思った方が良い…気を引き締めろ。」
全員『了解。』
リュウカ(幻想)「良し…んじゃあ、行くぞ…!」
リュウカ達は再び歩を進めて…先に進んで行った…リュウカ達はいよいよ中盤戦に入った…此処からが正念場だ……果たして無事にリョウカ達一行は目標を期限までに達成出来るだろうか?リョウカ達の潜入任務は続く…
【続く】
EDBGM:作品名【メタルギアソリッドシリーズ】曲名【恋の抑止力(龍華姉妹ver)】