P「今の時代にはバラエティーが必要なんです常務!!」   作:太臓P

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ここ数週間忙しかった為、投稿が出来なかったので、リハビリがてらに投稿しました。人気だったら続きます


P「今の時代にはバラエティーが必要なんです常務!!」

アイドル

 

それは人々に夢や希望そして笑顔を届ける者達のことである。

 

そしてそんな彼ら、彼女らを導く者をプロデューサーと人は呼ぶ。

 

これはそんなある一人のプロデューサーの情熱と熱血と気合いの物語である!!!!

 

「━━━━━という訳何です常務ゥゥ!!」バン

 

常務の座るデスクに手を叩きつけるこの男。346プロダクションで働くプロデューサーでございます。声が大きく、唾を飛ばしまくる暑苦しい男でございますが、この男仕事だけは出来るようで、たった一人で190人のアイドルをプロデュースする敏腕プロデューサーでございます。

 

「……何がという訳なのかね」フキフキ

 

プロデューサーの唾を高級そうなハンカチで拭くこの女性。346プロダクションで常務を勤めております。346プロの会長の娘であり、海外で多くの事を学んで帰国した彼女は効率を重視するその姿勢から、幾度となくプロデューサーと衝突してきた彼女でしたが、彼の敏腕振りには、最後は折れる形で譲る事を選んだのでした。(ちなみにポエムバトルはプロデューサー(作者)は理解できずいたため勝利を納めるのでした。)

 

「何がって常務、最初に言ったとおりじゃないですかぁぁぁ!!」バンバン

 

「……バラエティーが必要だという話かね?」フキフキ

 

「そうなんです。今のアイドル業界には、歌と踊りそしてバラエティー何です!!なのでウチでもバラエティー番組のレギュラーをやりたいんです!!!」バンバンバン

 

そう暑く語る彼の背中にはゴール◯セイント顔負けに小宇宙(コスモ)を燃えしているのであった。

 

その影響か部屋の体感温度が5度ほど高くなった気がするのはきっと夏の暑さのせいでしょう。

 

「私はかつての芸能界のようなスター性、別世界のような物語性を確立させたいと言うことは、君も理解しているはずだ」

 

オーブラートに包んでいますが、端的に言えば『バラエティー路線よりアーティスト路線をしろ』と常務は伝えているのですが……

 

「ええ、だからこそ多くのスターを生み出してきたバラエティーが必要なんですよ!!」

 

彼には残念ながら伝わっていないようです。なんてお可哀想なことでしょう

 

「それに、今の時代でバラエティー番組をしていない大手事務所はウチと961プロだけで、他の大手事務所は、バラエティー番組をレギュラーで持っていることで、ウチよりも遥かに高い場所にいるんですよ!!」

 

「315プロのアイドルが女装する『理由あって、大かま騒ぎ』876プロのアイドルたちで番組を作る『876どうでしょう』東豪寺プロの『魔王エンジェルのみなさんおかげでした』そして765プロの『天才・ふたみの元気が出るテレビ』そしてそんな彼女たちが事務所の垣根を越えて作る番組『ワタシたちアイドル族』」

 

「このバラエティー番組たちによって彼女たちは、アイドルや歌に興味ない若者や老人にまで知られ、そして真剣に歌に取り組む姿勢とバラエティーでの笑いの姿のギャップによって多くのファン獲得に繋がっているんです!!」

 

「常務だってこないだの『元気が出るテレビ』で、天海春香が、あの伝説的アイドルの日高舞に寝起きドッキリを仕掛けたの観ましたよね!!」

 

「あぁ、あれは天海春香が可哀想だったな。日高愛と聞かされていたのに日高舞だったんだからな。それも初絡みであれはな」

 

「ええ、あのあと収録した『ミキちゃんマン』のコントで『ブラックハルカ』が本当に顔色が黒かったですしね!!」

 

「うん……うん? なぜ『ミキちゃんマン』の収録の様子を君が知っている?」

 

「……すいませんでしたァァ!!!」ブン

 

あまり衝撃に耳を塞ぐ常務。

 

「訳を聞くから、少し声を落としてくれ」

 

そう言いながら彼を見る目はまさに獲物を狙う獣のように彼を睨み付けているのでした。

 

「分かりました!!……実はあの番組で『アイドルぴにゃこら太劇場』というミニコーナーでウチの島村がぴにゃの中に入ってジェスチャーをしてるんです!!」ペコリ

 

「今まで、隠していて本当に申し訳ありませんでした!!」

 

「ですが、あの番組に出ると言うことは、きっと彼女たちにとっても素晴らしい経験になると思ったんです!!」

 

「ですので、彼女たちは悪くありません!!悪いのはこの俺なんです!!だから……だから」

 

気持ち抑えなれないのか、次第に声が大きくなっていくプロデューサーの姿に慌てて耳を塞ぐ常務。

 

「分かった。分かったから、声を落としてくれ」

 

「本当ですか!? ありがとうございます常務!!!」ブン

 

「それで、バラエティー番組のレギュラーをやりたいと言ったが、どう言った企画を持ってきたんだね?」

 

そう聞く常務の姿はまさしく菩薩のように艱難辛苦全て受け止める包容力を感じさせる

 

「企画を決める前に常務にバラエティーをやる許可を取りたくて今日は来ましたのでまだ決まっていません。申し訳ありませんでしたァァ!!」

 

「なら、企画を決めてそれが気に入れば、バラエティー番組をやる許可をしよう。それでいいな?」

 

「はい!! 早速企画を考えて、資料にまとめて明日持ってきます!! それでは失礼します!!」ドカーン

 

まるで台風…いや暴風のように去っていった彼を見届けた常務は。

 

「耳栓を買ってこないとな」ハア

 

そう言い残して出ていくのであった。

 

 

 

ナレーション 千川ちひろ

 

 

 




Q このネタが分かった方が果たして何人いるのでしょうか?

A (多分すく)ないです

続きを見るなら

  • 天才・ふたみの元気の出るテレビ!!
  • 876どうでしょう
  • 理由あって、大かま騒ぎ
  • 魔王エンジェルのみなさんのおかげでした
  • ワタシたちアイドル族
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