P「今の時代にはバラエティーが必要なんです常務!!」 作:太臓P
偶像戦隊
ゴニンジャイ
「いやーーやめて下さい!」
「待ちなさい!!」ガシッ
「私の名前は、冬優子仮面。今日からあんたは、私のカキタレになるのよ~」
「助けて…真乃…めぐるっ!!」
待てーーー!!!
「アカレンジャイです!!」ビシッ
(勢いよく扉を開けポーズを取る小宮果穂)
「キレンジャイ☆」キラッ
(玄関から入ってきた和泉愛依)
「アカレンジャイ!!」ビシッ
(タンスから出てくる園田智代子)
「アカレンジャイよ!!」ビシッ
(キッチンから颯爽に出てくる有栖川夏葉)
「キレンジャイっす~」
(窓から入ってくる芹沢あさひ)
「五人揃って……」
「「「「「ゴニンジャイ!!!」」」」」ビシッ
「……」
「さあ、今のうちに逃げてください!!」
「ありがとうございます」スタスタ
「早くしてぇ!」
「っす!」
「……違うわよ」
「へぇっ?」
「あんたたち、おかしいわよ。」
「なんて言った? なに? あんたたち、なに?」
「ゴニンジャイっす」
「ゴニンジャイじゃないわよ」
「あんた何色よ」
「キレンジャイっす!」
「五人揃って……」
「「「「「ゴニンジャイ!!!」」」」」ビシッ
「待ちなさい!」
「ちょっと、待ちなさい。」
「な、何よ? 」
「あんた、何よ?」
「キレンジャイっす!」
「……あんたは?」
「キレンジャイ☆」
「おかしいでしょ!? 」
「何で黄色が二人いるのよ!!」
「アカレンジャイよ!!」
「うん、まぁ、赤ね。あなたは?」
「アカレンジャイ!!」
「……あなたは?」
「アカレンジャイです!!」
「五人揃って」
「「「「「ゴニンジャイ!!!」」」」」ビシッ
「違う、違う。ちがーーうわよ!」
「おかしいでしょが! 」
「なんで、赤が3人で、黄色が2人なのよ!」
「あのぅ、だからわたしらは、そのっすね。」
「色とかじゃないっす」
「いや、色じゃないって……」
「一人ひとりの個性を見て欲しいっす!」
「あのねぇ、そんなの分かんないわよ」
「そんなの、あんたね……」
「子供は見た目よ」
「ん~でもっす……それは」
「努力すればなんとかなると思うっす!!」
「だから……」
「まぁ、見た感じ、おんなじ赤に見えるかもっすけど」
「彼女は、凄くカトレア想いなとこ、あって……」
「1つ、すごい、いい話があるっすけど」
「いや、もう、そういうのいいから」
「そんな事、どうでもいいのよ!!」
「私は見た目のことを言ってんの!!」
「おかしいでしょ!あんたたち」
「自分、見ておかしいでしょ?」
「自分以外で、なんで、赤が2人いるのよ」
「樹里と同じこと言うのね……!」
「いや、それは樹里ちゃんが正しいわよ」
「それは、おかしいでしょ!自分とおなじ色がいるって」
「もうその段階で成立しないでしょ、あんたたち!」
「だから、中身で━━」
「その中身なんかじゃ分かんないって言ってるの」
「五人揃って……」
「「「「「ゴニンジャイ!!!」」」」」ビシッ
「ちょ、待て、待って」
「ちが、違う、違うのよ」
「それじゃあ、なってないの、成立してないのよ」
「私はチョコ!」
「いやいや、違うから、あんた、チョコかどうか知らないけど、そんなの分かんないって」
「じゃあ、もういいです!!」
「え?」
「あたし辞めます」
「いや、辞めるって、そんなこと言わないでよね」アセアセ
「いや、でも……」
「私が言ったから、言うのって、そんなの……」
「あー、ならわたしが、もう緑やるっすから」
「え、ホント?」
「なら、うちも緑」
「いや、なんでよ!」
「おんなじユニットっすから!」
「ち・が・う、言ってんのよ!コラァ!」
「あんたが、緑……ってなんで脱いでるのよ!」
(夏葉を指差す)
「あんたが、緑で、あんたは、黄色のままでいいの!」
「おかしいでしょ、どう考えても」
「あんたたちのために言ってるの」
「……て、ことは、アレっすか? 今日は、もう……戦ってくれないんすか……」
「当たり前でしょ、そんなの納得出来ないもの」
「なんでそんなあんたたちと戦わないといけないのよ」
「おかしいでしょ」
「……はいっす」しょんぼり
「もう一度、ちゃんと話し合いなさいよね」
「いつも一緒にいるんでしょ?」
「わたし……智代子ちゃんとかは、全然、知らないっす」
「……いやいやいや。仲間じゃないの?」
「いやいや、今日、初めて会ってね……」
「今日、紹介されたっす……」
「あ、そうなの?」
「うん」
「初対面なの?」
「うん」
「そんなの、駄目よ」
「そんなの、もっと、ちゃんと、レッスンしたりとかしなきゃいけないことも、あるでしょしね」
「早い、早いのよあんたたちは」
「わたしだって、もう14年目よ」
「やっとソロデビューよ。これもらって」スッ
(マイクを見せる冬優子)
「だから、おかしいわよ」
「分かったっす」
「ね?」
「しっかり、話をして」
「っす」
「……じゃあ、そうね……」
「来週くらい、会いましょ」
「来週、そうしたら、ここにするっす」
「ん。来週、もう一度会いましょ」
「はいっす」
「で、その答え、私に見せてね」
「ね?」
「はいっす」
本当は「おかんと円香」とか「世界一」とか「カッパの親子」とか「エキセントリック少女カホ」とかやりたいので続きます
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