フィギュアヘッズ世界に来たので2footとフィギュアヘッズを愛でたいと思う 作:明田川
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追記
挿絵を追加しました。
また作品自体も全部書き直しますので、気長にお待ちください。
前回の戦闘でどうにか引き分けに持っていった御射鹿防衛隊は、残骸の回収と基地の復旧に勤しんでいた。
今回のことで危機感を持った御射鹿は、三分隊からなる小隊を試験的に編成することを決めた。
「小隊長は俺で、あと2分隊の指名権もあるのか」
小隊の任務は遊撃、突出する敵ソルジャーの撃破を主任務とするとのこと。
前回で痛い目を見た御射鹿は、防衛隊の組織を見直して傭兵の分隊を主戦力に置いた戦略から脱退するらしい。
「…ならば選ぶべきは、あの二人か」
前回の防衛戦の終盤、臨時小隊として敵ソルジャーの撃滅に動いた際に協力してくれたスナイパーと重量級が有力と見ている。
双方共に傭兵ではなく御射鹿の者という調べはついているので、是非巻き込みたい。
「そして企業側からの要望も受け、新型装甲の優先的な供給も約束と至れり尽くせりだな」
他にも小隊は編成されるらしく、選りすぐられたランクスが集められているそうだ。
ー
「小隊?」
「それって、最近編成されてるってヤツだよね」
「ああ、是非自分の小隊に来て欲しいんだが」
コロニーにて集合した三人でテーブルを囲み、資料を手に小隊に関しての話を始める。
二人も話は聞いているようだが、不思議そうな顔をしていた。
スナイパーは細身の長身、重量級乗りの身長は小さく童顔だ。
「指名権が与えられるなんて話は聞いてなかったが、まあアンタの所なら上手くやれそうだ」
「そうだねぇ、前も連携は上手く行ってたし…」
「じゃあ決まりか、ガレージに行くぞ」
「うん?」
小隊には分隊用のガレージでは小さいとして、新たな大型のガレージが割り当てられている。
企業側も大規模な組織的実践テストが行える部隊の新設と聞いて力を入れているらしく、作りはしっかりとしたものだ。
「いやぁ企業のガレージはスゲェな」
「で、見せたいものって?」
「乗る2footだ、この小隊はZ&Sが支援してくれる」
備え付けのロボットアームで、被さっていた布を外せばそこにはZ&Sが誇る最新鋭機が並んでいた。オスクリダットは勿論、軽量級のヴォルンタオリス、重量級のアルマドゥーラもある。
「BOTgameで見たことないぞ、この機体…」
「まだ実践テストが終わってないからな、BOTgame用に調整出来ないんだそうだ」
「す、凄いや」
その後すぐに機体のカスタマイズが始まり、各々が自分好みの武装を載せ始めた。
流石は経験者達というべきか、Z&Sの癖のありすぎる武器を避けて装備しているように見える。
「…射撃場は?」
「地上へのエレベーターを使え、使いたい武器は僚機に持たせるといい」
「僕も一度試してみるよ、武器の特性は把握したいし」
機体の遠隔操作に入り、黙々と武器を取っ替え引っ替えしつつ的を射抜く。
新しい機体を得た浮かれなどは全く感じられず、真面目な雰囲気に包まれている。
「…本当に当たりを引いたみたいだな」
『みなさん真面目なのです!』
送られてきたオスクリダットの調整を行なっている間に回収された薬莢は山となり、今では清掃と整備を機械に任せて機体へ装備を積み込んでいる。
その切れない集中力は戦闘においても役立つだろう。
ー
地上が真っ暗になるころ、三人はガレージの休憩室に集合していた。
三人が口に運ぶコーヒーとチョコレートはZ&Sの主力製品の一つで、コーヒーカップにはご丁寧にメーカー名がプリントされている。
「どうだ?」
「良い武器と機体だったよ、コイツがBOTgameに投入されると思うとワクワクするさ!」
「だが習熟が必要だな、次の出撃までにモノにしないと不味そうだ」
「上層部からは一ヶ月の準備期間をもらってる、そこは問題ない」
三人とも新たな機体に慣れるべく奮闘しており、スナイパーは昔から使っていたグローブに穴が開いてしまった。それを見たレティシアから企業に報告が行き、Z&S社製のグローブが予備も併せて送られてきたりしている。
「ここまで特別扱いだと、なんかこう…」
「BOTgameの選手みたい?」
「そうそれだ、嬉しいんだがちょいと恥ずかしいな」
「諦めろ、俺みたく直ぐにラブコールが来てフィギュアヘッズが送られてくるよ」
『それは失礼なのです!』
ハハハと笑いながら携帯端末を取り出して二人の端末にも情報を送る。
それを見た二人が端末を見れば、何かの単語が映し出されていた。
「使うことになるコードネームだ、俺はバリエンテ01になる」
「じゃあ俺は…ベンチュラ02か」
「僕はウラカーン03ってこれ、武器の名前じゃない?」
「それも広告ってことだろう、コードネームならよく聞くことになるからな」
「…流石企業様だな」
次は何と戦ってもらうか考え中
PvE戦の中から選びたいですね、これがいいなって人は感想にてお願いしまーす。
それと奴隷との生活始めちゃったので遅れます。