死神は絶唱の中で   作:色彩

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伊達や酔狂でやってなんだよ

モニターで彼の戦い方を見てるみんなは文字通り目を見開いた。

「何、、、これ」

「何もんだ、、アイツ」

「まさか、ここまでとは」

「、、、、、、」

「ここまで彼は、、、」

「凄い、、デス」

「うん、言葉が出ない」

 

戦場を駆け巡る彼を見て誰もが言葉を失った

短刀で縦横無尽に駆け敵を切り裂き、体勢を崩し喉元に刺す

敵を背後から、側面から突き、刺し、切るの連続で見る見る数を減らしていった。

 

「彼の動きはまさに一気呵成の武将そのものだな」

「師匠?」

「響君、彼は普段何をしているんだ」

「え?」

「俺も体を鍛える為に色んな映画を観てきたが。彼の動きは俺より凄まじい修練をやらねば到底出来ん、まさに武の極致へと至らしめる動きだ」

「えーと、詳しくは知らないんですけど、

昔、大怪我をして入院してた時期があるみたいで、

体力づくりの一環でジムに行ったり道場に通ってたって言ってました。ね?未来」

「そうだね。彼はああ見えて結構頑張り屋だから、

それに人一倍家族や大切な人、友達を大事にするんです。

もし自分の大切な誰を傷つけられたら、倍で返してましたから」

「倍返しか、、」

「それはどれくらいなんだ?」

「えっと、確か、、」

『腕を折られたら、同じ腕を切り落とす』

「「「「!!!!!!」」」」

「神影君」

 

ーーー シュミレーター室 ーーー

 

「足を折られたら、切り飛ばす」

「顔を殴られれば、腫れるまで殴る」

「やったらやり返すのが俺の流儀だ。っで?それがどうした」

『どうしたって、、それ本気で言ってんのか!』

「奏さん」

『折られただけで切り落とすのはやり過ぎだろが!』

「それはあんたの感覚なだけだろ?俺には俺の考えがある。

お前みたいな、戦えない奴の遠吠えなんて聞く気はないし、どうでもいい」

『あんだと!!』

「それに二年前にあんたの言う“やり過ぎ”が多発したんだが?」

『、、、、、っ!!』

「自分のこと棚に上げていちゃもんなんて、、、、ええ度胸や」

 

薬研についた返り血(擬似)を払い納刀

(さてお次は、、、、っと)

うーんどれにするか迷うなぁ、、、、

これにしよう。

 

「なぁー未来〜」

『はいはい何ですか』

「あちらさんの様子どない〜?」

『翼さんは、結構苦戦してる感じかな?』

「はぁ?これで苦戦???一対多なんて奏者のオハコやんけ」

『そうなんだけど、何でか苦戦してるだよね』

「いや、何で?真面目な話どこに手こずる要素ある?向かってくる敵を斬る。それだけやん。わかる人教えてくれんか?」

『、、、、、、、』

「そこで無言は酷いやろうが!仲間やろ!?アドバイスぐらいすればええやん!、、、、って、、え?いや、まさか、そんなことあるか?」

 

考えついた事に俺は唖然とした。

そんなことでこのザマならある意味納得できるが、

それでも時と場合があるやろ!?

 

『どうしたの神影君』

「一旦シュミレーター止めれ」

『えっと、友里さんシュミレーター停止させてください』

『え?ええわかったわ』

 

シュミレーターの景色が元の空間に戻ってきた

そこで見たのは、汗だくで膝をついてる防人の姿だった。

 

「何でこんなんでそこまで疲労困憊なんだよ。あんた防人だろうが」

「黙れ、貴様には関係ない」

「粋がってんじゃねぇーよ。

あんたが手こずる様子お仲間が見てたにも関わらずだーれも、

その理由が分かってないときた。

まぁ司令官は気づいているかもしれんがな?」

「黙れ」

「まぁ、予想が正しい場合なんだけど、良くそんなので俺に挑んだな?」

「、、、黙れ」

 

俺は一歩一歩近づきながら更に自分の解釈を説明した。

そして、1メートルくらいまで近づき、、、

 

「シンフォギア奏者の相手はいつもノイズだった。

つまり、あんたも、他の奏者もみんな、“あるコト”をしてないんだよな?それが敗因やな?」

「黙れぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

刀を上段から振り下ろされたそれを太刀で受け流して逸らす。

そのまま倒れる翼にトドメの一言を俺は言った。

 

「逆上して突っ込んでそのザマか、“人間を殺した事がない“から無様な姿を晒すんだよ」

「貴様は、あると言うのか」

「あ?何が?人斬りか?」

「、、、そうだ。貴様とて人斬りがある訳でも「あるぞ」っ!?」

「人斬りくらいあるぞ。てか既に何人か殺したこともあるぞ?」

「何!?」

「向こうが殺す気でくるんだ。やらなきゃやられる。

簡単な理屈だろ?何を驚いている?

それとも何か?化け物(ノイズ)は倒せても人間は殺せねぇってか?、笑わせんじゃねぇ!」

「っ!」

「今の世の中化け物より人間の方がよっぽど化け物だぜ?

それをしらねぇーってか?あ゛あ゛!?」

「そんなこと、貴様に関係あるか!?」

「大いにあるぜ?、俺は響の幼馴染だからな、二年前の出来事引っ張り出せば関係大有りだぜ?」

「それは、、、、!」

「まぁ、今となっては過ぎた事だし?

そいつらにはそれ相応の代償を払って貰ったからなぁ?」

「貴様!どこまで!」

「さぁ?どこまでやろな?、、、、ふむ」

 

俺は顎に手を置き少し考えてから

 

「少し、昔話をしようか。

1人の少年に起きた、理不尽極まり無い絶望の話を」

NEVREとして出る際主人公たちが歌う曲は?

  • ノーザンクロス
  • 乱舞のメロディ
  • ロキ
  • うっせえわ
  • ライオン
  • インヴォーク
  • 一輪の花
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