死神は絶唱の中で   作:色彩

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お待たせしました。
回想シーンをどう言う風にするか
結構悩みました
後仕事が忙しかったので。


回想「死神が生まれた日」

これは、1人の少年の数奇な運命の物語

 

ごく普通の家庭に生まれた少年は、優しい母親と仕事熱心な父親

その2人の間に生まれた少年はスクスクと育っていきました。

ある日両親に連れられて病院に行った。

そこには母親の妹が入院しているのでお見舞いかと思い

 

「どこかわるいところがあるの?」って聞いたら

「ふふ。違うわよ、行けば分かるわ」

「???」

「はっはは、そうだな、行けば分かるさ」

「そればっかりだね」

 

そんなやり取りをしながら病室の前に来た。

母親がドアをノックし「どうぞ」母親がドアを開けて中に入って行ったから父親と一緒に入ったら、どこか母親と似た女の人がベットに寝ていてその横に男の人が1人いた。

父親に「だれ?」って聞いたら

ベットにいるのが母親の妹で横にいるのが妹の旦那さんだって教えてくれた。

そうなんだって思ってたら母親に手招きされたので前に行くと

母親から教えてくれた

「今日来たのはね、妹に赤ちゃんが産まれたからなんだ」

「赤ちゃん?」

「そうだよ、ほら」

ベットの横ある小さな籠みたいなベットに寝ている小さな命

思わず「可愛い」って呟いてた。

 

それが、初めての出会いだった。

それから数年後、少年の人生は最悪の方に三度も崩れた。

 

一度目は、家族で出かけてる時に、信号無視の対向車との事故で両親を失い、母親の妹さんに引き取られた。

それからは、小さな妹の為に頼れる兄になると決めて家の家事も勉強も一生懸命やった。新しい家族を守る為に。

そして二度目

妹が誘拐された。

誘拐される時一緒にいた少年は必死に妹を守ろうとした、でも相手は大人でこっちは子供、力の差は歴然でも守ると決めていた少年は立ち向かった。でも最後は・・・妹に・・・・守られた。

大人は少年に向かって銃を撃った。

血塗れの少年を見た妹に

大人は「一緒に来るのなら、お兄ちゃんに酷いことはもうしないよ」

まさに悪魔の囁きだった。

妹は何度も、何度も何度も何度も何度も大人と少年を見て

ゆっくり大人の方に歩いていき

「いっしょにいくから、きずつけないで」

「もちろんですよ」

「ま・・・・・まて・・・いくんじゃない」

「おにいちゃん」

「い・・・いくな・・・〇〇」

「いつも、おにいちゃんが、たすけてくれた、だから、こんどは、わたしのばん」

「だめだ・・・〇〇」

「ごめんね。おにいちゃん」

「〇〇」

「やくそくして、かならず、むかえにきてね」

車に乗って去っていく妹を見て叫んだ。

「〇〇!!!!!!!!!」

 

目が覚めたら病院のベットの上で

泣いてる両親と医者がいた

 

数日後、

警察が来て話をしたけど警察の捜査は僅か3ヶ月で打ち切られた。

少年も退院し日常生活にも問題は無かった。

「かならず、むかえにきてね」

妹との約束を守る為に

それから数年後少年も高校生となりバイトしながら両親と妹を探してたある日、三度目の悲劇が少年を襲った。

両親が倒れた

過度な疲労と精神的無理が祟って身体を壊した。

医者は、持って数ヶ月と少年に告げた

少年は学業とバイト、両親の面倒で友達と遊ぶ事をしなくなった。

そして遂に

少年は、家族を失った。

母の最後の言葉は「生きている限り諦めないでね。あの子は必ず生きてるから、だから、諦めないで、お兄ちゃんなんだから」

 

「わかってる」

 

父は「お前には苦労かけたな、こんなんじゃ父親失格だな」

 

「そんな事ない、あの日からずっと」

 

「そうか、お前は、ずっとそう思ってくれて居たのか」

 

「当たり前だ!アイツにとって換えが効かない両親で!俺にとって・・・俺に・・・とってかけがえの無い家族だ。親父」

 

「俺を、そう呼んでくれんだな、ずっとおやっさんだったからな。そう呼んでいいのはアイツだけだろうと思っていたんだがな」

 

「俺は恵まれてた、父親と母親が2人もいたんだ、

妹まで出来た、幸せだったんだ。もう何もいらないからさ、元気になってくれ、親孝行させてくれよ。」

細くなった手を握りながらそう言った。

 

「それは、頑張らないといけないなぁ、ならこれは俺とお前男同士の約束だ、俺たちに出来なかった分、あの子にやってくれ。娘を頼むぞ、息子よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「それが少年と2人と交わした最後の会話だった」

 

NEVREとして出る際主人公たちが歌う曲は?

  • ノーザンクロス
  • 乱舞のメロディ
  • ロキ
  • うっせえわ
  • ライオン
  • インヴォーク
  • 一輪の花
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